- 最新巻
わたし、定時で帰ります。3―仁義なき賃上げ闘争編―(新潮文庫)
朱野帰子(著)
/新潮文庫
作品情報
定時帰りをモットーとする会社員・東山結衣の前に現れた、手当目当てに残業したがる若手社員。その理由を知った結衣は、給料アップを目指し、人事評価制度の改革を提案するが、様々な思惑の絡み合う仁義なき社内政治に巻き込まれてしまう。二度目の婚約となった長期出張中の晃太郎との将来にも不安が募る中、結衣は自身の生き方を貫けるのか。新時代の働き方を問う、大人気シリーズ第三弾。(解説・三宅香帆)
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商品情報
- シリーズ
- わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
- 著者
- 朱野帰子
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮文庫
- 書籍発売日
- 2023.11.29
- Reader Store発売日
- 2023.11.29
- ファイルサイズ
- 1MB
- シリーズ情報
- 既刊3巻
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この作品のレビュー
平均 3.6 (10件のレビュー)
-
半分ほど読んで、
「この主人公、この前もキャンプ行ったよなあ。そして迎えに来てもらったんじゃ...」
なぜ先が分かる。この展開は、もしや再ど...。
本の最後を見たら、改題して刊行ですって!?
新年…そうそう騙された〜!!(いや人聞きの悪い)
最近改題して売ってる本が多いから、わーい、新刊だ♪って騙されて(絶対違う)買ったことが1回や2回や3回じゃないのよ〜。
...まあ、面白かったからいいか。続きを読む投稿日:2024.01.04
新社会人。仕事に慣れず、初任給もまだ。覚えること沢山で必死に上司の後をついていくだけで一日が終わる。そんな春に読んだこの一冊に労働の意義を教えてもらったような気がする。
早く帰りたい。プライベートも…充実させたい。でもお金がない。働かないと生活できない。お金を犠牲にするか時間を犠牲にするか。労働が人生の中心に据えられ、それが大きな部分を占めているのに、それに対してネガティブな感情が湧き出る社会って何かがおかしいような気がする。
生活残業。日本がこの数十年間成長が停滞し、給料が減り続け、加えて持っていかれる税金だけは右肩上がり。大人が綺麗事をいくら並べたってどうやって希望を持って働けばいいのか分からない。だから、せめて自分が評価されていると一目見てわかる指標、残業をする。別に本当はやりたいわけではない。生活があるし、評価されるし。その大きな2点が助長する。
最低賃金を上げようとする試みが最近活発になっている。トレンドを押さえた物語であり、励みにもなる。給料が上がれば、無駄に働かなくてもいい。効率を上げれば定時で帰ることができる自分を大切にできる。だから、一層仕事に集中でき、利益が上がる。どうしてこんなにも素晴らしいアイデアが転がっているのにうまくいかないのだろう。社内政治。政治がやはり足を引っ張っているとしか思えない。皆んな会社よりも自分、国よりも私欲。新しい価値観を創造しようとする人間を抑え付け自分が何者かであるように振る舞い思わせる。どうして悪い方向に進むのは簡単で良い方向に進むのは難しいのだろう。
八神のようにスキルを持ち仕事ができるようになりたい。結衣のように正義のために動けるようになりたい。そしてしっかり定時に帰りたい。
自分の給料が自分の価値。こんなにも寂しい言葉はない。そうだとしたら政治家たちの価値はなんなのか。でも、そのもらえる給料が自分の働きに見合っているのかをよく考えて、それに応じて変えるのはアリだと思う。
とりあえず、私は仕事を覚え、勉強して、効率をあげ、なんとしても定時で帰るぞ。時間は有限。会社に己を縛り付けることなんかせず、対等な労働者になろう。
なぜみんな仕事を楽にしようとしない
自分を守るためにする仕事は必ず他の誰かを追い込んでしまう
まずは上司との信頼関係、上司の性格を把握して行動、上司の不安をなくすように行動
人間は覚醒してから12時間から13時間しか作業できない。疲労した脳は酩酊状態となる。決断力の喪失、リスクの過小評価、モラルの低下もある。
仮眠をとる。午後は経験則を活かせる仕事。
仕事のためにメイクして帰ってきてご飯作って。日本の女性は疲れる。
メタ認知とは自分を客観的に認知する能力。高いとなんのために仕事をするか考えられ、自分を活かす方法もわかっている。しかし自己評価を低く見積りがち。
少子化やものが売れない理由を経営者は若者に求めがちだが、それ以前に企業は若者に正当な給料を払っていない。
ボンクラ上司が日本をどんどん貧しくする。
頑張っても他者に評価されない痛みに耐えられる人はなかなかいない。
誰だって不当に傷つけられたくない。続きを読む投稿日:2024.04.21
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