男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと3 百合の間に挟まる男として転生してしまいました【電子特典付き】
端桜了(著者)
,hai(イラスト)
/MF文庫J
作品情報
男子禁制のゲーム世界に、破滅確定の「百合の間に挟まる男」として転生してしまった俺、ヒイロ。豪華客船における合宿の最中、魔人アルスハリヤと共に爆死したはずの俺だったが、気づけばアルスハリヤと一体化して蘇っていた。決して相容れない仇敵(絶対百合壊すウーマン)が常に近くにいるなんて、百合好きの俺はどうしたらいいんだよ・・・・・・。そんな絶望を抱いていた俺は、学園の寮長ミュールが、天才魔法士である実姉クリスから理不尽に蔑まれる場面に出くわしてしまう。徹底的に人を見下し、傷つけることさえ躊躇しない“天才”に――姉妹百合の尊さを教えてやる!【電子限定!書き下ろし特典つき】
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
まるでラップバトルをしているかのように軽妙洒脱に繰り広げられる会話回しは面白さに満ちていて読んでいる最中は笑いを堪えるのが大変だったよ
一体どういうセンスをしていたらあれだけの大笑トークを思いつけるの…か……
さておき、燈色の中にアルスハリヤという燈色と主義が全く異なる存在が入り込んだ事で、燈色の行動がより無茶苦茶感が増すようになったね
燈色は百合を敬愛する者として命を懸けてヒロイン達の好感度を上げたくない。けれどもう充分高い好感度はちょっとやそっとじゃ下がらない。これまでの燈色は策を弄しては失敗を繰り返してきた
今巻では権謀術数に長けたアルスハリヤに頼り局面を変えようとしたわけだけど、いやはや上手く行かない。というよりむしろアルスハリヤこそ百合の間に男を挟みたがるものだから燈色を騙して失意のどん底に叩き落としてくる
特にラピスの一件は本当に酷いというか燈色の性質が上手く利用された形となったね
燈色は百合の為なら命を懸けられる男であり、自分がヒロイン達に好かれる状況は望んでいない。けれど百合に発展するかもしれない女の子の為なら後先考えず命懸けになれる
これは矛盾した考え方の筈が燈色の場合はそれが綺麗に嵌っているものだから、ヒロイン達に好かれる原因となるし、アルスハリヤに付け入れられる隙になる
最早月檻桜が百合ルートに入る余地はなさそうだし、今巻では燈色に想いを寄せる少女が更に増えてしまった事を考えるとそろそろ燈色も覚悟を決めなきゃならない時が来ているような気がするんだけどなぁ(笑)
今巻にてメインヒロインとなったのはミュールだね
燈色に積極的に絡んだわけでもなし、物語上重要な役目を負っているわけでも無さそうな彼女、これまでは言葉通りお飾りの存在といった印象が強かった
けれどクリスというミュールを押さえ付ける強者が登場した事で彼女の悲惨な境遇が露わになったね
無能と蔑まれ唯一与えられた居場所も檻そのもの。何も望まれず何も叶えられない彼女の有り様は虚無に近く、彼女の未来を信じてくれる者なんて誰も居ない
けれど燈色は元となったゲームをプレイしているが為に彼女が掴む栄光を知っているんだよね
それは何にも負けない優位性。燈色がミュールの味方をする当然の理由となる
ここで面白い点はミュール自身は一度も「助けて」と言わないどころか燈色を求めても居ない
その意味ではミュールに助けは不要で歓迎会開催という最低限の補助をするだけで良かったわけだ
助けを欲していたのはむしろミュールを虐める姉のクリスかな
昔こそミュールの良い庇護者で在ろうとした彼女は母の圧力に負けて心の有り様を間違えてしまった。間違えたならその状態は正しくないと言えるわけで
燈色の役目は声なき悲鳴を上げ続けるクリスを正しいミュールの姉に戻してやること。その為に弱者と侮られた燈色がその身一つで勝つ必要があったわけか
最終的に燈色は悪人としてミュールに敵対する構図となった。それはクリスに勝った燈色であってもミュールは怯まず立ち向かうことの出来る人間だという証左で
それでこそ、クリスが見失っていた妹の輝きを思い出せたと言えるのだろうね
一応、構図としてはミュールに嫌われるようなことしたわけだから、ここから彼女の好感度が上がったりとかしないよね……。戦後の反応が描かれず終わったものだからこの決闘の余波がどうなるのかイマイチ読めない
まさか、これで燈色に想いを寄せる少女が新たに誕生したりとか、流石にない筈だけど(笑)続きを読む投稿日:2023.11.15
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。