- 最新巻
ロボット・イン・ザ・システム
デボラ・インストール(著)
,松原葉子(訳)
/小学館文庫
作品情報
大人気シリーズ、衝撃のクライマックスへ!
思春期突入で悩み多きロボット・タング、相変わらず我が道を行く長女ボニー、空回り気味ながらまだまだ父親として成長中のベン、仕事に忙しいなか家族を温かく見守る妻エイミー。ひょんなことから彼らの家に老婦人ミセス・カッカーが同居することになり、隣人のミスター・パークスは気が気でない。さらに人生休暇中のベンの姉ブライオニーの一家もそれぞれ悩みや問題を抱えている。
そんなこんなで今日もてんやわんやのチェンバーズ家に、東京に住むベンの親友カトウが家族を連れて突然やって来た。どこか様子のおかしいカトウ。やがて、チェンバーズ家の固い絆を壊しかねない衝撃の事実が発覚する。その背後には、あのタングの生みの親の影が・・・。
舞台化、映画化も大反響、ぽんこつロボット&ダメ男と一家の愛おしい日々を描くイギリス発人気シリーズ第6弾、衝撃のクライマックスへ!
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商品情報
- シリーズ
- ロボット・イン・ザ・シリーズ
- 著者
- デボラ・インストール, 松原葉子
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- 小学館文庫
- 書籍発売日
- 2023.10.06
- Reader Store発売日
- 2023.10.06
- ファイルサイズ
- 1.2MB
- シリーズ情報
- 既刊6巻
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この作品のレビュー
平均 3.0 (6件のレビュー)
-
チェンバーズ家に突然、東京に住むカトウ一家が
やってきた。やがて、チェンバーズ家の固い絆を
壊しかねない衝撃の事実が発覚する。背後には、
あのタングの生みの親が…。ぽんこつロボット&
ダメ男と一家の愛…おしい日々を描く。続きを読む投稿日:2023.10.10
図書館で。
シリーズ物最新刊を借りたら、一巻前を読んでなかったことが判明。そういえばこの頃舞台になったみたいですね。
個人的には人間の子供と同じように成長するロボット、という存在をどのように受け止め…て良いのかよくわからない。大分シリーズ読んでいるにも関わらず。
タングが人間と同じになりたいと思うという風に育てるのもなんだか違う気がする。だってタングはヒトじゃないし。それにしても反抗期のロボットとかやってられない。個人的には面倒見切れないな、という感想。ネコや犬なら面倒見れるけど口答えするティーンエイジャーなロボットとか悪夢にしか思えない。
作中、ベンがカトウに対して怒ってるけれども何を怒ってるのか理解できない。自分たちに黙って彼らを守っていたことが不満なのか?エイミーに対しての怒りも全然理解できない。正直ベンの怒りは自分の無知さと力不足に癇癪を起している拗ねた子供の態度にしか思えないし、それで自分が一番事態をわかっている・保護者で居ると思っている辺りがナンダカナーという感じ。
後は娘もわからない。あからさまに怪しい物を渡されて秘匿している意味も分からない。自分の手に負えない時点で誰かにもっと早く相談するべき。というか、自分で責任を負えない子供のプロジェクトを、娘が話してくれるまで待つ、という態度は放任だと思うし、親としてどうなの?と正直思う。
さらにその怪しい物体を特にきちんと調べもせず、当該者であるタングに装着させちゃうプロセスも理解不能だし、そのタングを怪しさ満点の黒幕の元に運んじゃうのも理解できない。というかプロジェクトに携わる人ってカトウしかいないのか?
まぁ正直言うと、シリーズ最初からタングを可愛いと思ったことが無いので、そこからしてこのシリーズを楽しむ層ではないのかもしれない。成長する人間の子供のようなロボット、でも人間ではない、は正直どういうカテゴリに入れて良いのかよくわからない。彼に人間と同じようなボディを作り知性を入れ替えるのが正解なのか。というかガワを変えたところでタングは人間になれるわけではないのだけれども。なんだかロボットの人権問題とかに段々発展しそうなので、そこは興味ないからそろそろこの辺りで読了しようかなぁ。続きを読む投稿日:2024.03.06
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