極刑
小倉日向(著)
/双葉文庫
作品情報
愛娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。龍樹の陰の“制裁”を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。猛毒ミステリー『いっそこの手で殺せたら』で大注目の新進作家、衝撃のデビュー作。
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商品情報
- シリーズ
- 極刑
- 著者
- 小倉日向
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 双葉社
- 掲載誌・レーベル
- 双葉文庫
- 書籍発売日
- 2023.02.15
- Reader Store発売日
- 2023.02.15
- ファイルサイズ
- 0.5MB
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この作品のレビュー
平均 3.8 (7件のレビュー)
-
愛娘を殺された主人公が、陰で犯罪者たちに制裁を加えるミステリー。
被害者を自殺に追いやったレイプ犯。
車で多くの子どもたちの命を奪った暴走者。
女性たちを虐待しながら逆恨みを抱く男。
自身の不満と劣等…感を解消するためにネットに暴露を繰り返す男。
彼らを執拗に追い詰める主人公の行為と、彼が営む居酒屋での場面を、著者は見事に書き分けており、その落差が見事。
そうせざるを得ない主人公の思いに共感とまではいかないまでも、一定の評価を感じざるを得ない。最近のストーカー事件や虐待のニュースを見ると、なおさらの思いが。続きを読む投稿日:2023.06.30
犯罪被害遺族の男が、卑劣な悪人に制裁を加えるお話
以下、公式のあらすじ
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娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた…。
一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。
龍樹の陰の"制裁"を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。
黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。
人間のダークサイドを容赦なく抉り、読後はなぜか救われる衝撃のデビュー作。
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言葉巧みにドラッグレイプを繰り返す広告代理店の男、飲酒運転の末に子供たちを轢き逃げして出所後も懲りないボンボン息子、DV男、正義を気取ってネットでの加害者の情報を暴露する愉快犯、通り魔、児童ポルノ販売など
反省の色もなく、同情の余地のない輩達
娘をわいせつ事件で亡くし、犯人に極刑を求めなかったが故に妻とも別れることになった半田龍樹
彼は娘を殺して服役中の犯人に面会を繰り返す、その真意とは?
また、普段は居酒屋を営みながら、悪人達に制裁を加える目的とは?
龍樹が娘を殺した犯人に極刑を求めなず、ただ対話をする意味
娘が生きた、または殺された意義
犯人が死ねばゼロになるだけだが、犯人が更生したら、将来被害に遭う子たちを救った事になる
でも、ここで私刑になってればその被害は起きないわけで
理由としては論理性に欠ける気がする
でも、本人もそんな事はわかってる
よの中の悪人への制裁
自分が正義だとは思っていないし、その行いが罪であることも理解している
いくらそんな事をしても自分の心が救われる事はない
そんな事はわかっているのに、なぜ続けるのか?
ミステリと言うにはトリック要素がほぼない
悪人達の情報にしても、容易によく過去までよく調べられていて制裁を加える際にもご都合な展開
その辺、ご隠居が関係してるのかなと、序盤は思ったけど……
なので、必殺仕事人的なクライムサスペンスというジャンルかな
重きを置いているのは、龍樹の虚無感や徒労感
犯罪被害者家族のやるせなさでしょうか続きを読む投稿日:2023.11.15
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