WEDGE(ウェッジ) (2023年1月号)
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あらすじ
『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。
WEDGE_SPECIAL_REPORT
農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち
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便利で安価な暮らしを求め続ける日本――。これは農業も例外ではない。
大量生産・大量消費モデルに支えられ、食べ物はまるで工業製品と化した。
このままでは食の均質化はますます進み、
価値あるものを生み出す人を“食べ支える”ことは困難になる。
しかし、農業が持つ新しい価値を生み出そうと奮闘する人は、企業は、確かに存在する。
日本の農業をさらに発展させるためには、農業の「多様性」が必要だ。
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文・出井康博、熊野孝文、笹井清範、編集部
INTRODUCTION
農業をもっとクリエーティブに もっとイノベーティブに
編集部
PART 1 農業の価値再考
前例がなければつくればいい ベトナム発“次の農業”
編集部
PART 2 有機農業
拡大し続ける世界市場 有機農業の黎明期に立つ日本
編集部
PART 3 都市農業
農業が都市にあることの価値 絶やさないためのヒント
出井康博 ジャーナリスト
PART 4 用途広がるコメ
「ごはん」だけじゃない コメが持つ無限大の可能性
熊野孝文 元米穀新聞記者
PART 5 小売業の役割
「売れればいい」から脱し 小売業は“価値伝達業”たれ
笹井清範 商い未来研究所 代表
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
世界は「動乱の時代」へ 2023年、日本外交の課題
PART 1
米国政治は荒れ模様 それでも日米同盟は揺るがない
ザック・クーパー アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上級研究員
PART 2
「多極世界」から「多極アジア」へ インド外交の鍵握る中国
溜 和敏 中京大学総合政策学部 准教授
PART 3
「大国なき時代」の中東 日本外交の自主性が試される
青木健太 中東調査会 研究員
■WEDGE_OPINION
原発の運転延長を前提に新増設への制度設計を急げ
遠藤典子 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 特任教授
佐々木経世 イーソリューションズ 代表取締役社長
■WEDGE_REPORT 1
「賢すぎるAI」の大競争時代 日本よ、取り残されるな
編集部
■WEDGE_REPORT 2
住民帰還で動き始めた双葉町 “空白の11年”をどう埋めるか
稲泉 連 ノンフィクション作家
社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作
休暇取得の日数を増やすには?
インテリジェンス・マインド by 小谷 賢
米国独立の裏側で暗躍した 3人のインテリジェンスの父
新しい原点回帰 by 磯山友幸
最先端のブランドづくりに挑む老舗洋菓子メーカー
MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人
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