【電子特別版】みちづれの猫
唯川恵(著)
/集英社文庫
作品情報
帰省するのはいつぶりだろう。大学進学を機に上京して十四年、忙しさにかまけて実家から足が遠のいていた私は、新幹線で金沢に向かっていた。まもなく旅立つであろうミャアを見送るために(「ミャアの通り道」)。離婚以来、自暴自棄の生活を送っていた女性の家のベランダに現れた茶トラが、生活を思わぬ方向へ変えてゆき・・・・・・(「運河沿いの使わしめ」)――肉親を亡くした時、家庭のある男を愛した時、離婚して傷ついた時・・・・・・ ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた。人生の様々な場面で猫に救われてきた女性たちの心洗われる七つの物語。「犬を亡くした私を救ってくれたのは猫でした」――著者インタビューも収録!
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商品情報
- シリーズ
- 【電子特別版】みちづれの猫
- 著者
- 唯川恵
- 出版社
- 集英社
- 掲載誌・レーベル
- 集英社文庫
- 書籍発売日
- 2022.08.19
- Reader Store発売日
- 2022.10.06
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 248ページ
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この作品のレビュー
平均 4.1 (28件のレビュー)
-
あなたは、『猫好き』でしょうか?
犬のようには登録制度が存在しないため、実際に飼育されている数はわからないとされる『猫』ですが、一般社団法人ペットフード協会の調査によるとその数は2022年度で884…万頭と推測されているようです。犬と違って部屋の中で飼育される割合が高いこともあって街中で目にする機会は限られている『猫』。
しかし、ここ四年半ほど私には毎日そんな『猫』を見る日常が訪れました。それは、ブクログの場です。私は恩田陸さん「蜜蜂と遠雷」が今の”読書&レビュー”の日々のきっかけだったこともあって、それをモチーフにしたアイコンを作って使っています。一方でブクログの場で他の方が使われているアイコンを見て気づくのは、『猫』の写真を使われていらっしゃる方の多さです。そうです。私はブクログの場を訪れるようになって、『猫』を目にする機会が一気に増えたのです!
とはいえ、私は『猫』を飼育した経験がありません。餌をやったこともなければ、撫でたことさえないため『猫』といってもイメージでしかピンと来ません。しかし、これだけ『猫』を身近なものとされている方がいらっしゃる以上、そこには私がまだ知らぬ未知の感覚世界があるのだろうと思います。
さてここに、そんな『猫』を最前面に登場させる7つの短編から構成された物語があります。
『ただいま、と声を掛けると、目を細めてにゃあと鳴く。抱き上げると香ばしい匂いが鼻の奥に広がった』。
そんな風に『猫』との触れ合いがリアルに描かれていくこの作品。そんな『猫』との密接な日々の中に、『愚痴も弱音も涙もみんな知っていた』という『猫』を大切に思う主人公たちの人生が描かれるこの作品。そしてそれは、”いつもかたわらに猫がいた”という唯川恵さんが描く『猫好き』な方必読の物語です。
『はくたかに乗るの、きっとこれが最後ね』、『ああ、春には新幹線が繫がるからな』という『中年の夫婦連れ』の声を耳に『私の故郷である』金沢へと向かうのは主人公の『私』。『十四年前、進学のために十八歳で上京した時』のことを思い出す『私』は、『自分の前途もまた、金粉をまとったように輝けると信じてい』ました。『もちろん、実際のところはそうでもないと、すぐに気づ』いた『私』でしたが、『大学を卒業して、希望していたイベント企画会社に就職』、『三年後には念願の企画業務に就』くことができました。そんな『私』は、『そう言えば前に帰ったのはいつだったろう、と、ぼんやり思い返し』ます。『確か三年、いや四年前だ。あれは祖母の法事だった』と思う『私』は、日常の忙しさの中に『ついつい帰省』が後回しになってきた過去を思います。そして、それは『大阪に嫁』ぎ、『舅姑と共に家族で料理店を経営している』姉、『メーカーの営業』で『盆暮れなく全国の支社を飛び回っている』弟も同じことでした。『きょうだい三人が揃って帰省し、家族全員が顔を合わせたのはいつだっただろう』とも思う『私』。そんな『私』が、『急な休みを取ってまで帰省を決めたのは、昨夜、母からメールがあったから』でした。『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』という文面を見て『思わず、スマホを持つ手が冷たくなった』『私』は、『実家で飼っている雑種の雌猫』ミャアと出会った時のことを振り返ります。『あれはもう二十年も前、ちょうど今頃の時期だった。外には真綿のような雪が舞っていた』という中に、『庭先で何やら妙な声がする』と言う弟は、『縁側の戸を開けて』見に行くと、『すぐに慌てて戻って来て、「子猫がいる」と叫』びます。『次に飛び出した』『私』は、『植木の根元で、子猫が蹲ってい』るのを目にしました。『何かを訴えるかのように必死な形相で鳴』き、『弟と私を見上げ』、雪の中、『身体が小刻みに震えている』子猫を『思わず抱き上げ』た『私』。『縁側で』『すでにタオルを手にして』いた姉に渡すと、『焦げ茶と黒の雉模様が浮』かびあがります。『生まれて二、三か月』、『迷ったのか、捨てられたのか』と思いを巡らす『私』。そして、子猫は弟が持ったきた牛乳を『ぴちゃぴちゃと音をたててうまそうに飲』みます。『その愛らしい姿に』、『瞬く間に魅了された』私たちは、『飼いたい』、『飼わせて』、『ね、いいでしょう』と母親に懇願します。『おとうさんに聞いてみんと』と困惑する母親。『一時間ほどして』帰ってきた父親に訴える三人。『どうせ、おまえたちは面倒をみられんがやろう。かあさんに押し付けるに決まっとるさけな』と意志の固さを見せる父親でしたが、『泣きじゃくる三人の子を前にして』、『姉には食器洗いを、私には風呂掃除を、弟には玄関掃除を約束させ』ることで子どもたちの要望を受け入れます。そして、『鳴き声から名はミャアに決まった』という中、『たった一匹の猫』の『存在が、こんなに家の雰囲気を変えるとは思っても見なかった』と猫のいる暮らしがスタートしました。そして、そんな思い出残るミャアの旅立ちの場へと立ち会うために実家へと急ぐ『私』の姿が描かれていきます…という冒頭の短編〈ミャアの通り道〉。まさかの熱いものが込み上げる瞬間、ミャアに対する家族の想いに触れる好編でした。
“ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた。離婚して傷ついた時、肉親を亡くした時、家庭のある男を愛した時、人生の様々な場面で猫に救われてきた女性たちの心洗われる七つの物語”と内容紹介にうたわれるこの作品。それぞれに関連性を持たない7つの短編が収録された短編集です。ただし、関連性を持たないというのはあくまで連作短編の作りではないという意味であって、内容的にはすべての短編が同じ雰囲気感を持っていることに気づきます。それこそが『猫』の存在です。内容紹介にある通り、この短編集に収録された短編には何かしらの形で『猫』が登場することが共通しています。
小説に『猫』が何らかの形で登場する作品は数多あります。そして、その中でも、より『猫』という存在を物語の中心に引き上げた作品もたくさんあります。これは、一つには『猫』好きな方がそれだけ多いということの表れなのだと思いますが、それ以上にその作品を書かれた作家さん自身が無類の猫好きでいらっしゃる、それあってこその作品の誕生なのだと思います。
そして、ここブクログを見ても『猫』の写真をアイコンにされていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。そんな皆様のために、『猫』が登場する小説をここにまとめておきましょう。『猫』がちらりと登場する作品は数多ありますので、ここでは、『猫』に焦点がより強く当たる作品を集めてみました。作者五十音順でご紹介します。
● 『猫好き』なあなたにおすすめしたい作品一覧(永久保存版(笑))
・青山美智子さん「猫のお告げは樹の下で」: 樹の周りを竜巻みたいにぐるぐる何周もするとぴたっと止まり、樹の幹に肉球を当てるのは猫の”ミクジ”。ひらひらっと舞い落ちる葉っぱにはカタカナ四文字で”お告げ”が書かれているというファンタジーな物語が展開します。
・有川ひろさん「旅猫レポート」: “額には八の字にぶちの入った”、”7の形の黒いカギしっぽ”の猫である”ナナ”。そんな”ナナ”を連れて、”僕の猫をもらってくれませんか?”と旅する主人公の悟。”この本はヤバイやつや!電車の中で読んだらあかんやつや”の極みを見る物語が展開します。
・標野凪さん「伝言猫がカフェにいます」: “お客さんに伝えてあげたい言葉を相手から聞き出して、魂だけを連れてくる”という”伝言猫”のふー太が大活躍する物語。これでもか!というくらいにもう何でもありのファンタジーの極みを見るかっ飛んだ世界が展開していきます。
・名取佐和子さん「江の島ねこもり食堂」: “江の島は猫の島なんて一部で言われるほど、野良猫が多いのよ”という”江の島”を舞台に5代102年に渡って受け継がれていく”ねこもり”という役割に就く佐宗家の女性たちの生き様を『猫』と共に描いていきます。
・西加奈子さん「しずく」: 短編集ですが五編目に表題作の〈しずく〉が登場します。そこに展開するのは、”大体人間ってのは、肉球がないもんだから、足音がうるさくて、いけないわね”と会話する、まさかの『猫』視点のファンタジーな物語が展開します。
・姫野カオルコさん「よるねこ」: 短編集。“深夜の寄宿舎を徘徊し、出会った者のたましいを奪うという巨大な青い猫”という噂が残る学校。よくある”学校の怪談”だったはずが…という先にホラーな物語が展開します。『猫』のシルエットが短編タイトルを彩る仕掛けもあります。
・村山早紀さん「ルリユール」: “青い目が宝石のように光り、揺らめいた”というその声の先には、”わあ、猫がしゃべってる”という、門の周りにいたまさかの七匹の黒猫でした…と展開する絶品のファンタジーに魅せられる”風早の街”を舞台にした物語。
・群ようこさん「パンとスープとネコ日和」: “抱っこして体を撫でてやると、素直に体をあずけけ、「くぉぉぉ、くぉぉぉ」とうれしそうに小さな声で鳴く”という『猫』の”たろ”。そんな”たろ”と飼い主であるアキコのどこまでもほっこりとした日常が描かれていきます。
・望月麻衣さん「満月珈琲店の星詠み」: “顔はまんまるで、目は三日月のように微笑”みながら、”エプロンを着けた大きな三毛猫”が、まさかの”マスター”を務める”満月珈琲店”を舞台に”占星術”に光を当てるファンタジーな物語が展開します。
いかがでしょうか?西加奈子さんの「しずく」はあまり知られていないと思いますのでこのレビューを読んだ甲斐があったと思っていただけると幸いです(笑)。ということで、9つの作品を取り上げましたが、どちらかというとファンタジーが多いように思います。もしかすると、『猫』好きな方としては、そうではなくてもっと猫を身近にしたリアルな小説を欲せられるかもしれません。そういうあなたには、群さんの作品が兎にも角にもほっこりと『猫』と過ごす時間の素晴らしさを感じさせてくれます。そして、今回取り上げた唯川恵さんのこの作品もファンタジーではなく、リアルな日常にある『猫』の存在を描いていきます。
では、そんな『猫』の描写を見てみましょう。二編目〈運河沿いの使わしめ〉から『猫』の『茶太郎』を見る主人公・江美の表現を見てみましょう。
『身体は薄茶色の縞模様で、足はソックスを穿いたように白く、耳がピンと立ち、眼は深い琥珀色』。
ある日、ベランダに突然現れたことを起点に、そんな『猫』を飼育することにした江美。『日中外に出ているが、江美が部屋にいる間はいつもそばにいる』という『茶太郎』との暮らし。
『初めて膝に乗られた時、どう扱えばいいのかわからず緊張した。おずおずと背中を撫でると、気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らした』。
『猫を飼ったことは一度もない。飼おうという気になったこともない』という江美ですが、『江美の気持ちを見透かすような目に心惹かれ』ていきます。
『猫の毛がこんなにしなやかだなんて知らなかった。身体の温かさにも驚いた。毛の中にそっと顔を埋めると、香ばしい匂いが鼻の奥に広がった』。
初めて『猫』を飼う江美の戸惑いと驚き、そして喜びが鮮やかに伝わってきます。
『夜はベッドで一緒に眠り、週末は朝から晩まで共に過ごした』。
すっかり『茶太郎』との生活が板についた江美。物語は『茶太郎』が家に来たことによって大きく変化していく江美の日常を描いていきます。他の短編もそうですが、『猫』というものの存在が、単なるペット以上の大きさをもって物語に影響を及ぼしていく様がとても印象的です。私は『猫』を飼った経験なく今日まで生きてきましたが、もしかしたらこの短編の主人公・江美のような思いに包まれることもあるのかもしれない、この作品を読む中でそんな風に思いました。
「yomyom」、「家庭画報」、そして「小説すばる」に掲載された7つの短編が収録されているこの作品ですが、その密度の濃さとドラマティックさは特筆すべきレベルです。この世には数多の短編集がありますが、こんなにも心揺さぶられた短編集は記憶になく、何度もあたたかいものが込み上げる瞬間を味わいました。では、その中から三つの短編をご紹介しましょう。
・〈陽だまりの中〉: 『おかあさん、落ち着いて聞いてください』と群馬に暮らす富江の携帯に突然かかってきた息子・辰也の上司からの電話。『死因はくも膜下出血』という中に三十一歳の生涯を終えた辰也の突然の死に打ちひしがれる富江。ガンで夫を亡くし、今度は息子…という先の日々を生きることになった富江は毎日決まった時間にやってくる『番いの野良猫』に向き合います。そんなある日、『突然お訪ねして申し訳ありません』、『私、元村千佳と言います。辰也さんにお線香を上げさせていただきたく…』と『見知らぬ女性』が訪ねてきました。思い出話をする中に、トイレに立ち戻らない女性を見に行くと扉の『中から苦し気にえずく声が聞こえ』ます…。
・〈祭りのよるに〉: 『おじいちゃん』、『おう、よう来たな』と『母方の祖父、嘉男』に改札で迎えられたのは主人公の鞠子。『今年八十一歳になる』嘉男に、『おばあちゃんの具合はどう?』と訊くも『まあまあってとこだ』と返されます。『少し前に届いた母からのメールで、祖母、千代の認知症がずいぶん進んでしまったことを知らされた』鞠子。かつて『養蚕が盛んだった』『人口五百人ほどの小さな村』では、明日、『里山の麓にある猫神社』で恒例の祭りが行われます。そして、家へと着いた時、『最近のことはみんな忘れて、心はすっかり娘時代に戻ってしまった。千代は今、その中で生きている』という祖母と向き合う鞠子は…。
・〈約束の橋〉: 『北関東の田舎町』で生まれ育った主人公の幸乃。『いつものように川で遊んでいた時』、『木箱が流れて来』ます。『にゃあにゃあとか細い声が聞こえ』る箱の『中にはずぶ濡れの子猫』を『どうしても飼いたい』と強く懇願する先に『マル』と名付けて飼えることになった幸乃。中学、高校、そして『地元の信用金庫に勤める』ようになってもマルと寄り添う日々は続きます。『マルは幸乃の愚痴も弱音も涙もみんな知っていた』という日々。そして『十二年生きた』先に亡くなったマル。そんな日々を『人生でいちばん幸せだった』と振り返るのはマルを拾った時から『七十年以上』経つ幸乃。そんな幸乃が『猫』と共にあった人生を振り返ります。
三つの短編をご紹介しましたがいずれの作品にも『猫』が何かしらの形で登場するのがこの作品の特徴です。そして、そのいずれもがファンタジーではないリアルな『猫』の姿です。それぞれの短編は読めば読むほどに『猫』のある暮らしが当たり前の日常として描かれていることに気づきます。そして、それは『ペット』という短い言葉で言い表されるものでは決してなく、それぞれの主人公にとって、それぞれの主人公の人生にとって、一つの大切な存在になっていることにも気づきます。〈陽だまりの中〉に登場する『番いの野良猫』は、夫と息子を相次いで亡くした先の人生の中で一つの気づきの瞬間を富江に与えます。〈祭りのよるに〉では、養蚕の暮らしの中でネズミを退治してくれることから『猫』が神として祀られた村が舞台となりますが、そこで毎年行われる『猫のお面』をつける祭りがクライマックスを絶妙に演出します。そして、最後の短編〈約束の橋〉では、幼き日に拾った『猫』のマルの他、何匹もの『猫』と暮らして来た主人公・幸乃の『七十年以上』にもわたる人生が大河小説のように描かれていきます。いずれの物語の主人公たちの人生も『猫』なくしては語れないもの、『猫』があってこその物語が展開していきます。
『猫って気まぐれで何を考えているのかわからない生き物と思っていたんですけど、一緒に暮らすようになって、こんなに人の気持ちを読むんだってびっくりしました』。
『猫』が実際に『人の気持ち』を読んでいるのかどうかはわかりません。しかし、そこに『何だか守られているような気が』すると感じる主人公たちの思いは『猫好き』なみなさんには痛いほど伝わってくるものなのだと思います。そんな物語にはこんな言葉が記されています。『猫と暮らすようになってわかったことがある』という言葉の先に続くものです。
『猫好きは、すべての猫を好きになる…すべてが愛おしく、すべてに心躍る。もう、猫のいない人生なんて考えられない』。
いかがでしょうか?『猫好き』なあなたの心の内を代弁するかのようなこの言葉。そんな言葉が強い説得力をもってひしひしと伝わってくるこの作品。『猫好き』なあなたには、他のすべての小説を積ん読に回してでも、まず手にすべき一冊、『猫好き』な方必読な物語がこの作品には描かれていました。
『猫の匂いにはきっと魔力がある。身体の奥底の強張りがゆるゆる解けてゆくようだった』。
さまざまな形で『猫』が必ず登場する7つの短編が収録されたこの作品。そこには、『猫』と共にある暮らしがさまざまな視点から描かれていました。『猫』の飼育経験のない私にもそんな『猫』との暮らしの魅力が存分に伝わってくるこの作品。『猫』という生き物に対する見方が変化していくこの作品。
『猫好き』な方には必読と言い切ってよい、『猫』に始まり、『猫』に終わる、読み応え抜群な素晴らしい作品でした。続きを読む投稿日:2024.07.08
猫が出てくる7つの短編集
20代に唯川恵さんの本を読むことが多くて
久しぶりに図書館で借りて読んだ
唯川恵さんは男女の恋愛のイメージが強いが
家族 生と死 老い 温かみ
新しい面をたくさんみれて良…かった
『陽だまりの中』
『最期の伝言』
が良かった
他の唯川恵さんの小説も読みたくなった続きを読む投稿日:2024.06.05
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