新九郎、奔る!(11)
ゆうきまさみ(著)
/ビッグスピリッツ
作品情報
母の野望と覚悟。歴史には残らない女の戦!
姉・伊都と甥・龍王丸らを連れて帰京した新九郎。
京で龍王の家督承認を目指し奔走するが、進展は無し。
そんな中、凶作が続く領地・荏原へと家族の反対を押し切り戻った新九郎は、困り果てた家臣達から、領地を東西で分ける、因縁の仲である伯父・盛景と話し合って欲しいと頼まれて!?
母となった初恋の人・つるとの再会。
そして彼女の息子との対面は新九郎の胸をざわめかせる。
つるの野望に伊都の覚悟。
歴史には残らない、乱世を生き抜く女の、妻の、そして母の戦がそこにはあった---
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商品情報
- シリーズ
- 新九郎、奔る!
- 著者
- ゆうきまさみ
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- ビッグスピリッツ
- 書籍発売日
- 2022.09.12
- Reader Store発売日
- 2022.09.12
- ファイルサイズ
- 63.3MB
- シリーズ情報
- 既刊16巻
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この作品のレビュー
平均 3.8 (5件のレビュー)
-
伊勢新九郎盛時(のちの北条早雲)。彼は戦国時代の鬨(とき)を告げたと言われる室町時代の風雲児ではあるが、まだこの時は、前回読んで来た10代から一段上がり20代の青年である。世に有名で内容は全く有名でな…い応仁の乱がやっと終結した。さらに新九郎の姉上の嫁ぎ先である駿河今川家龍王丸の家督騒動に首を突っ込む数年を描いた8-11巻を読んだ(情報が詰まっているために、一巻読むのにかなり時間を要する)。
かつてポリティカル・SF・コメディマンガをものにしたゆうきまさみ氏は、今やポリティカル・中世・コメディマンガをもものにし、一般的には知られていない複雑で成熟した「武士の世界」を、時にはコミカル、時にはシリアスに描いている。
連載時はほとんど「鎌倉殿の十三人」の撮影・放映と重なり、時にパロディさえ見せながら、「十三人」以上に悲喜劇を上手に展開していた。平安時代に生まれた武士は、鎌倉時代に主役に躍り出た。その300年後かように所領経営にも知恵と体力を注ぎ、家督相続さえ、無駄な命のやり取りを避けながら力の限りを尽くしている。やっていることは、会社経営に尽力をつくす現代の若き経営者に似ていなくもない。江戸城を作った太田道灌が、ベテランで強かな株主みたいな(違うか)役割で登場する。どう決着するか、まだ見えない。
今回、新九郎が今川家の「家督」を残すことに尽力する(野村萬斎が演じた今川義元は、姉上の息子の息子)。その後のフォローもあり、だから今川家はあそこまで大きくなり、結果「桶狭間の戦い」も成立して、歴史は前に動いたのである。歴史は見事に繋がっている。
NHKの大河プロデューサーが、何処かで「次の大河は北条早雲はどうか?」と三谷幸喜に打診したら「義時をやりたい」と返されて「鎌倉殿の十三人」が決まったと喋っていた(出所を確認できなかった。ごめんなさい)。そういう意味では、権力闘争と家族の物語に終始したあの名作が、北条早雲の話になっていた可能性はあったのだ。次の次の次の大河に、北条早雲は可能性があると、私は見ている。極めて男の世界の大河になるだろう。刮目して推移を見守りたい。
新九郎がまだまだ所領の岡山県井原市荏原のことを気にかけているのが嬉しい。荏原から京都まで7日。案外速く往来している。荏原の直ぐ東側に、かなり立派な建物の駅屋(馬の中継場所)が先日発掘されて(毎戸遺跡)、大みそかに見てきた。少しは馬を使ったかも。続きを読む投稿日:2023.02.06
八代の義政は有名なのは慈照寺(銀閣寺)だけだもんなぁ( ̄▽ ̄;)
政治家としては三流だよねぇ(^^;投稿日:2023.10.24
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