まんが人物伝 津田梅子 女子高等教育にささげた生涯
高橋裕子(監修)
,吉元ますめ(カバー・表紙)
/角川まんが学習シリーズ
作品情報
明治時代、日本最初の女子留学生として6歳で渡米した津田梅子。アメリカで得た知見をいかそうと希望を胸に帰国した梅子は、日本女性を取り巻く環境に打ちのめされる。しかし梅子は希望を失わず、女性のための学校づくりと女性の地位向上に、その生涯をかけて尽力する。 『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『津田梅子 女子高等教育にささげた生涯』監修 高橋裕子先生のポイント紹介津田梅子は1871年、最初の国費女子留学生としてわずか6歳でアメリカに留学し、11年間アメリカ人の家庭で育ちました。帰国したときには日本語もすっかり忘れ、大きなカルチ ャーショックを受けます。24歳でもう一度アメリカに留学。3年間の学びの成果をもとに、1900年に自身の教育理念にそった学校「女子英学塾」(のちの津田塾大学)を創設します。「女子に学問は必要ない」と思われていた時代に、女性の地位向上を目指したパイオニアの足跡をたどってみましょう。 【目次】第1章 日本で最初の女子留学生第2章 日本の陽の光第3章 現実に打ちのめされて第4章 夢をあきらめない第5章 ほんものの教育第6章 受けつがれる夢
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商品情報
- シリーズ
- まんが人物伝
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川まんが学習シリーズ
- 書籍発売日
- 2022.06.29
- Reader Store発売日
- 2022.06.29
- ファイルサイズ
- 76.1MB
- シリーズ情報
- 既刊26巻
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この作品のレビュー
平均 4.0 (1件のレビュー)
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子供の夏休みに図書館で借り、本棚に置いたところ長男が読んでくれた。私も読んだが、津田梅子さんについて新しく知ることが多く、楽しめた。
梅子は、わずか6歳で留学。父、仙は黒船来航から英語を学び、外国奉行…の通訳に採用。29歳で外交使節に随行してアメリカを訪れ、自由と繁栄を目の当たりにする。
女子教育に力を入れるべきと黒田清隆が、女子留学生を派遣することになり、梅子を父が勧めた。期間は10年!びっくり!実際に外国を目にした父がいたからこそ、梅子の留学につながったのだと思う。
留学の際は、岩倉使節団の岩倉具視だけでなく、伊藤博文もいて驚いた。そんな有名な方とも出会いがあったとは。
留学先では、英語だけでなく、ラテン語、数学、物理学、天文学、フランス語で優秀な成績を収めたというのだから、本当に優秀だったのだと思う。
10年後、日本に帰国した梅子は、日本の男女差に愕然とする。アメリカのランマン夫人に手紙を送る。日本の女性には自由がない。男性に比べてあまりに地位が低い。だから、自分は男性より劣っていると感じ、向上しようと思わない。
仕事がなかった梅子は、なんと伊藤博文の家で住み込みで働くようになる。要人と出会う機会も多かったそうだ。その後、教師として学校で教えるようになる。
そして、また学びを得るために3年のアメリカ留学をする。リベラルアーツという教養教育という言葉をしる。
アナ・ハーツホンさんに出会ったきっかけは、父が持ち帰った医学書。アナの父が書いたものだったというから、びっくり!
女性を自由にしたい。生まれた家や結婚相手によって人生が決まってしまう。そのための学校を作りたい。政府の考える学校は、国を強くするため。だからこそ、政府の力を借りずに、いろんな方の力を得て成し遂げたのがすごい。
梅子はヘレン・ケラー、ナインチンゲールにもお会いする。こんな著名な方にも会えるなんて、ますます素晴らしいと思う。
体調を崩した梅子は、1年休みをとり、妹の余奈子とハワイで療養したという。そんなこともあったのか!余奈子もアメリカにいたそうだ。
梅子は、学校設立を見ることなく、亡くなった。けれど、その思いが受け継がれ、学校につながっているのだと思う。
父の影響が大きかった。子供によい環境を与えないなら、親が学ばないといけないと思った。
続きを読む投稿日:2022.08.04
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