WEDGE(ウェッジ) (2022年1月号)
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あらすじ
WEDGE_SPECIAL_REPORT
破裂寸前の国家財政 それでもバラマキ続けるのか
文・インタビュー 佐藤主光、藤城 眞、土居丈朗、森信茂樹、小黒一正、櫻田謙悟、大村大次郎、編集部
・マンガでみる近未来
高騰する物価に安保にも悪影響 財政破綻後の日常とは?
漫画・芳乃ゆうり 編集協力・Whomor Inc. 原案/文・編集部
Part 1
現実味増す財政危機 求められる有事のシミュレーション
佐藤主光(一橋大学大学院経済学研究科 教授)
Part 2
「脆弱な資本主義」と「異形の社民主義」日本社会の不幸な融合
Column 飲み会と財政民主主義
藤城 眞(SOMPOホールディングス 顧問)
COLUMN 1
お金の歴史から見えてくる人間社会の本質とは?
大村大次郎(元国税調査官)
Part 3
平成の財政政策で残された課題 岸田政権はこう向き合え
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部 教授)
Part 4
“リアリティー”なきMMT論 負担の議論から目を背けるな
森信茂樹(東京財団政策研究所 研究主幹)
COLUMN 2
小さなことからコツコツと 自治体に学ぶ「歳出入」改革
編集部
Part 5
膨らみ続ける社会保障費 前例なき“再構築”へ決断のとき
小黒一正(法政大学経済学部 教授)
Part 6
今こそ企業の経営力高め日本経済繁栄への突破口を開け
櫻田謙悟(経済同友会 代表幹事・SOMPOホールディングスグループCEO取締役 代表執行役社長)
×
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部 教授)
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日本の借金膨張が止まらない。世界一の「債務大国」であるにもかかわらず、
新型コロナ対策を理由にした国債発行、予算増額はとどまるところを知らない。
だが、際限なく天から降ってくるお金は、日本企業や国民一人ひとりが本来持つ自立の精神を奪い、
思考停止へと誘(いざな)う。このまま突き進めば、将来どのような危機が起こりうるのか。
その未来を避ける方策とは。“打ち出の小槌”など、現実の世界には存在しない。
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■WEDGE_OPINION 1
基盤揺らぐバイデン政権 今こそ求められる日本の“主体性”
秋元諭宏(米国笹川平和財団 会長兼理事長)
■WEDGE_OPINION 2
中国と本気で戦うインド 日本はどれだけ理解しているか
長尾 賢(米ハドソン研究所 研究員)
■WEDGE_OPINION 3
国際化の時代 真に必要なのは英語力より国語力
松井孝典(千葉工業大学学長・理学博士)
■WEDGE_REPORT 1
電力は中国共産党の生命線 大規模停電にみる世論の「壁」
堀井伸浩(九州大学経済学研究院 准教授)
■WEDGE_REPORT 2
生活保護費に匹敵 コロナ禍「特例貸付」1.3兆円の矛盾
大山典宏(高千穂大学人間科学部 准教授)
■POINT_OF_VIEW
アフリカの「未来」を囲う中国 日本は独自色で存在感示せ
佐藤裕視(明治学院大学法学部政治学科 兼任講師)
ONCE UPON A TIME by 生津勝隆
歳
インテリジェンス・マインド by 小谷 賢
偽情報で世界を攪乱 ロシアの「積極工作」
1918-20XX 歴史は繰り返す by 田野大輔
ユダヤ人虐殺を容易にしたナチ体制の「上下間の責任転嫁」
イノベーションを阻む“法律たち” by一色奈保
フリーランスの活躍を促す「クラウドソーシング」・・・※各種権利等により、デジタル版には写真が非表示または記事そのものが収録されていない場合がございますのでご了承願います。