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人文・思想・歴史

動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか

あらすじ

進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか?心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、 動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とは――人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす。 驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。待望の最新作! ●チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう●カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ●アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見分けている●タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、怒りをあらわにする

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作品情報

Reader Store発売日
:
2020.04.21
書誌発売日
:
2017.09.07
ファイルサイズ
:
6.9MB