やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12(イラスト簡略版)
渡航(著)
,ぽんかん8(イラスト)
/ガガガ文庫
作品情報
たとえ、その選択を悔いるとしても。
バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。
そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。
その依頼に対して、今までとは違ったやり方で取り組むのは、三人にとっては自然な流れのはずだった。
それが、自分たちの求めていることなら――。
たとえ、その選択を悔いるとしても。
時間の流れがいつか自分たちを大人にするのかもしれない、出会いと別れを繰り返して人は成長するのかもしれない。でも、いつだって目の前には「今」しかなくて――。
雪乃、結衣、八幡。それぞれの想いを胸に抱えながら、各々が選択する「答え」とは。
新たなる青春群像小説、物語は最終章へ。シリーズ12巻。
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
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商品情報
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この作品のレビュー
平均 3.9 (14件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
約二年ぶりの刊行。なんだかどんどん文学的様相を帯びてきた俺ガイル。
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読み終わったあとどうしてもしっくりこない。なんでしっくりこないんだろうってずっと考えていたらそれはやっぱり、彼ら彼女らがみんな少しずつ間違ってるからだと気づいた。
もちろん何が正しいかなんて結果論で、誰にもわからないんですけれど。
さて私が思う今巻での一番大きな間違いは、雪ノ下雪乃がプロムの依頼をひとりで受けたことだと思います。八幡や由比ヶ浜がいると甘えてしまう。このままでは自分はダメになる。自分独りで出来ることを証明したい。という思いからひとりで依頼を受けた訳ですが、雪ノ下雪乃にあるまじき失策です。
まずもともと八幡も雪ノ下もベクトルは違えど基本的に人を頼らないタイプの人間でした。それが最近甘えてしまう自分に気づいての独り立ちのための行動だったのでしょうけれど、それは結局昔に戻ろうとする原点回帰の行動であり、成長の行動ではなかった。
例えばですよ。今回のプロム依頼が雪乃ママからのいちゃもんがなく何の問題もなくうまくいけたとします。そうだった場合、雪ノ下雪乃は八幡たちから自立したといえるでしょうか?共依存関係がなくなったと言えるでしょうか?いえないですよね。ただ単に八幡と由比ヶ浜を遠ざけて自分独りで仕事をしただけです。自立でもなんでもない。成長もなにもない。逆に昔に戻って退化したとすら言えるかも知れません。
私が思う理想的な選択としては、雪ノ下雪乃はここで八幡に甘えてしまうからといって逃げるのではなく、八幡をうまく使うやり方を学ぶべきなのです。基本的になんでも出来る雪ノ下さんですが考え方は正攻法。に比べて搦め手を得意とする八幡君。自分にはない思考法を持つ人をうまく使いこなすことが上を目指す雪ノ下さんが覚えるべきことなのではないだろうか。元々ひとりで出来る人間がひとりで行動したってそこには成長などないのだから。
その点一色いろはの成長ぶりは凄いですよね。立場が人を変えるというけれど、生徒会長という立場は間違いなく一色いろはを成長させた。
八幡くんは陽乃さんに惑わされすぎ。これを『共依存』なんて言ってしまったら家族関係以外の関係はほどんど『共依存』になっちゃうじゃない。
由比ヶ浜さんは忖度しすぎ。
とはいえ青春は間違えるものですから、間違えることがダメなことではないのでしょう。八幡の思う「本物」というのがどういうのかが未だわかりませんが、たどり着いていってもらいたいものです。投稿日:2018.03.08
会社の若い同僚からのいただき物です。
アニメも観ましたが、やはり原作の方がわかりやすいです。
ありがとうございました。投稿日:2023.03.26
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