目玉焼きの黄身 いつつぶす? 8
おおひなたごう(著者)
/ビームコミックス
作品情報
NHKでTVアニメ化もされた大ヒットのフードギャグ、第8弾! 「コーヒーは“通”であればブラックなのか?」「シチューはごはんのおかずになるのか!?」など、全日本人が避けて通れぬ、食の難問が目白押し!!
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商品情報
- シリーズ
- 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
- 著者
- おおひなたごう
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- ビームコミックス
- 書籍発売日
- 2017.02.25
- Reader Store発売日
- 2017.02.25
- ファイルサイズ
- 41.7MB
- シリーズ情報
- 全12巻
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この作品のレビュー
平均 3.5 (4件のレビュー)
-
シリーズ、第8弾。
コーヒーに砂糖を入れるか?
最後の一個はいつ食べる?
枝豆の薄皮は食べる?
クリームシチューはおかずになる?
それぞれ、あるあるの細かいネタですね。
楽しめます。投稿日:2019.03.03
この『目玉焼きの黄身いつつぶす?』は、絵柄、ストーリー、キャラクター等で好き嫌いは分かれると思う
ただ、好きか嫌いかは別として、おおひなた先生の攻めの姿勢は高い評価を受けるべきだ、と感じる
基本的にギ…ャグなのに、人間ドラマとして実に深い
食べ方ってテーマは脇に置いて、ストーリーだけを純粋に楽しんでしまっている自分が確かにいるのだ
食べ方一つで、こうも男の人生に待ち構えている艱難辛苦を浮き彫りにし、ストーリーのテンションを維持する、おおひなた先生、思っていた以上にデキる漫画家なのだろう
にしても、こうも頻繁に壁にぶつかる主人公も珍しいな。大抵は、一つの壁を乗り越えるなり、ぶっ壊すなりして、一皮剥ければ、次のトラブルはすぐにやってこないもんだが・・・・・そん時は真剣に悩み、腸が捩れるほど答えを出すのに苦労してるけど、一回、楽になると気を抜き、成長するチャンスを逃してるな、二郎は。いわゆる、喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプなのか
まぁ、そんなしょうもねぇ男だからこそ、読み手は彼が悶える度に共感し、応援したくなるんだろうなァ
ともあれ、この(8)でも二郎は自分の蒔いた種から生えた大問題に直面し、自業自得で痛い目に遭い、それも何とか片付いたと思った矢先に、ある意味じゃ、人生で一番の決断を迫られる事に。さて、二郎は男を見せられるかね
この(8)で読み手に問われた食問に対する、私個人の答えは次の通り
「コーヒーに砂糖入れる?」
まず、珈琲は飲めない。ただ、紅茶はストレートなら、砂糖は入れる派。レモンティーはそのまま飲む。ちなみに、麦茶に砂糖は入れたことがない。しかし、近藤さん、良いパンチ持ってるなぁ。愛があるからだろうな・・・
「最後の一個、いつ食べる?」
率先して食べるようにしている。もちろん、「食べていいか」、周囲に確認を取ってから、それが礼儀だと思っている。遠慮の塊を集めるテク、これは取り入れられそうだ。しかし、それでも最後の一個は出るモンだ
「枝豆の薄皮、食べる?」
恥ずかしながら、枝豆に薄皮がある事を、この話で初めて知った。トウモロコシに関しちゃ、そのままガブッと食べる派である。トウモロコシの美味さを一気に味わうのなら、コレであろう。ついに、服部さんにも遅い春がやってくるのだろうか
「クリームシチューはおかずになる?」
これは、リアルに世間の物議を醸したよなぁ。クリームシチューが基本的に私はダメだけど、他の家族は米と一緒に食べてる、普通に。私もビーフシチューはパンより米で食べたい方である。しかし、さすがにオムライスと寿司は米のおかずにした事もないし、しようと考えた事もなかった。やはり、食べ方は千差万別、個性が出るんだなぁ。白飯愛、それは絶対の答えが出るものではないにしろ、仮にナンバー1を決めるのであれば、「ひとめぼれ」を「コシヒカリ」のおかずにする人であろう
この台詞を引用に選んだのは、魂からの叫びだなぁ、と感じたので。やっぱ、この作品、基盤はギャグで、おおひなた先生はギャグ漫画家なんだな、と再確認できる一コマと二郎の形相でもある。人間、いくら澄ましていても、信じがたい出来事を目の当りにしたら、誰でもこうなる続きを読む投稿日:2017.06.21
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