ZAITEN (2016年4月号)

作品情報

■特集　ＪＡＬ「稲盛イズム」の罪深き代償

政界工作も社長人事もいまだ解けない「稲盛和夫氏の洗脳」
ジャーナリスト大谷正
羽田空港の発着枠配分で煮え湯を呑まされ、再び与党・自民党に擦り寄るＪＡＬ。しかも、民主党政権の残滓、稲盛和夫名誉顧問公認の政権接近という。この企業の「不知の病」とは。

ＪＡＬ電力自由化参入の裏に「稲盛和夫」の影
ジャーナリスト小川匡則

「清原覚せい剤事件」を語る執行役員のコンプラ意識
本誌特集班

ＪＡＬ顧客軽視極まる「24時間案内」非対応

ジャニーズ「嵐」でファンを釣るゲスの極み
ジャーナリスト小林拓矢
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■特集　新聞「軽減税率適用」の断末魔

新聞業界「軽減税率」要求の陰に押し紙経営の恥部
ジャーナリスト黒薮哲哉
新聞業界が「社会の木鐸」の面子をかなぐり捨ててまで適用を求めた「軽減税率」。知識非課税などは建前に過ぎず、その背景にあるのは、救い難き新聞販売網の劣化だった。

受益者は公明党＝創価学会か
「軽減税率」で新聞は救われない
元毎日新聞社常務河内孝
「国民の知る権利を守る」といった大義名分のもと新聞にも適用されることになった軽減税率は、沈みゆく業界の救世主たりうるのか。販売の裏側まで熟知した元毎日新聞社常務がその深層を語った。

「軽減税率報道」で馬脚露わした大手新聞各社の姑息と欺瞞
食料品の適用範囲をめぐる議論ばかりを報じ、自らの問題では「報じない自由」を行使した新聞業界。とりわけ、朝日新聞は消極的姿勢に終始した。密室での「軽減税率適用」決定に読者の不信は高じるばかりだ。

出版「軽減税率要求」の低体温

新聞社は自ら「軽減税率適用」返上せよ
税理士・公認会計士・不動産鑑定士冨田建
軽減税率導入により納税の最前線ではどのような混乱が生じるのか。公平性なき悪法と新聞社を糾弾。
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■企業

首位陥落必至マツモトキヨシ
若社長と「二人の伯父貴」
ジャーナリスト　田中幾太郎
再編の波に乗り遅れ業界の雄の座が危うくなっているマツモトキヨシHD。創業者次男の松本南海雄会長の長男、清雄社長の能力を疑問視する声が上がっている。

ソフトバンク「英国に本社移転」に孫家の家庭事情
孫家の家庭事情ジャーナリスト古井戸桃

NEC 遠藤リストラ社長「会長昇格」に異議あり
ジャーナリスト　西海真吾
NEC遠藤信博社長が４月、代表取締役会長に昇格する。
果してリストラで追われた５万人社員が納得する人事なのか―。

NIPPO、前田道路・・・・・・
談合事件で見えた道路業界の「闇」
ジャーナリスト　幅耕平
高速道路の「震災復興」工事受注で起きた談合事件。自社利益を優先させた道路業界を許してはならない。

大本営と外圧に翻弄されたシャープ「買収報道」狂騒曲
迷走が続いたシャープの経営危機問題。その陰では、在阪メディアを中心に記者たちも右往左往・・・・・・報道の舞台裏とは。

会長・社長の相性学
キヤノン御手洗冨士夫会長＆眞榮田雅也社長

ホメ過ぎ御免　三菱地所杉山博孝社長

大阪弁経営批評「アホちゃうか」

あの人の肉筆　ブリヂストン津谷正明ＣＥＯ

没落の総業家
Ｊ．フロントリテイリング
下村・伊藤家

伏字でご容赦
経営トップの老害を訴える社員の告発文書
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■金融　
マイナス金利で露呈する亡国のアベノリスク
経済学者　植草一秀
追い詰められた安倍政権の走狗、黒田日銀が放った「マイナス金利」という自己矛盾。賞味期限切れのアベノミクスがこの国にもたらすものとは―。
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