この作品のレビュー
平均 3.3 (3件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
苗字が今時っぽい。そのため、よむのにすごく苦労するかもしれない。
レビューの続きを読む
読むための最低条件がまずそこです。
名前を覚えるのが得意というのであれば大丈夫かもしれないですが、見慣れないものは覚えにくいような気もします。
次に登場人物が結構多い。
主人公、ヒロインっぽいの、親友、子ども、警官、女ガンマン、ヤンキー風、わけあり眼鏡っこ、監視者、みっふぃ。
これらが段落ごとに視点が切り替わります。
第3者視点であるため、状況の把握はしやすいとは思います。
それはもちろん同じ文章の書き方であるからです。
加えて段落ごとにわかれているため、変わりますよという認識で読むことができます。
ですが、頻度が多い場面になるとどんな性格だったか、どういう状況だったかがわかりにくくなります。
急に主人公から、ヤンキーに飛んだかと思ったら、誰だこいつに飛ぶ。そういう意味だとわかりにくさはあります。
そう思うと、ほぁ……主人公が誰なんだろうという感じです。
以上を念頭に置くと読みやすくなると思います。
ぶっちゃけ名前は読むにあたってはどうでもいいかもしれません。役を認識しておけば……ね。
あと場面によっては位置関係がすごくわかりにくいので、もう自分でこういう感じだろうという妄想をするとわかるかもしれないです。
例えば、Aが歩いてくるのですが、前からなのか後ろなのかわからない。
その状態でBという存在が急に飛び出してくるのですが、このBの位置がわからない。
で、最終的にはCが出てきてAとぶつかるわけです。
『ABC』というならびなのか『BAC』なのか不明。
キャラクターの動きについてはわかりやすいし、ものがどう動くかもわかると思います。
ただ位置関係だけは別です。
文章というか内容に関しては、
作者さんのコメントを読むとおり、ゲームシナリオっぽさがあります。
これは内容がホラーゲームであるーーおなじみの物語の進み方であるためです。
他に感じたことといえば、話が壮大な割に進みが早くてもったいない感じがしました。
確かにゲームであれば、プレイヤーがアイテムを探したり、場所を探したりで実際プレイ時間は伸びていきます。
ですがこれは小説のため、攻略情報を手に進むようなものです。
結果として主人公はほぼ最短の道を進んでいるということになります。
という印象でしたが展開が早いため、内容をすらすらと読むという利点もあるため、一概にいえないような……?
読み終えて思うのは、ゲームであればなんとでも挽回できた作品じゃないかなぁと。
その場合だと、楽しそうに思えてきます。
ですが、小説というか文単体ですと、あっけなすぎに思えます。
1つあげるならば、能力(呪い)についてです。
これに目覚めるのが、大体終盤残り40数ページぐらいです。
で、この力は早く動けて記憶を改ざんできるというものです。
能力自体は別になんでも構わないです。そういう能力者バトルも結構好きですので。
問題なのは、急に友人が悟りをひらくような感じで、敵を呼び寄せることです。
理由がよくわからない。
「チャンスは一度きり」とまぁ……倒すことが目的のようですが、
少なくともその能力で神様が殺せるとは誰も言ってない。
主人公についた神様ですら、そんなことはいってません。
彼らが言ってたことといえば、
祠を破壊すれば出てこなくなる。その代わりに呪われる。それで順番に祠から出てくる。
神様の呪いの力を使うといずれ死ぬ。
祠を破壊することに協力する。
そのくらいです。
友人にどこまで話したかはわかりません。
記憶を改ざんできる能力を話したのか否か。
まぁ……話したら嫌われるから、言わなかったんだろうとは思います。
とはいっても、釈然としないのはやはり能力で象のあれを倒せるのか、ということです。
呪いについては、一度だけしか表現されていません。
まぁ、人間の度合いを超えたものなので使うと動けなくなるから……というのはあります。
とはいっても、それだけだと『だから何なの?』に思えます。
だって、象(敵)は手をかざすだけで頭を吹き飛ばせるんですもの。
単純に象を、同じように依り代に降りた人間(呪い)状態だとしたら、
同じように加速できるはずです。
もちろん、象はみっふぃ、監視者によって動きをある程度コントロールされてはいます。
ですがどうでしょうか。
監視者はともかくとして、みっふぃはリア充爆発。
すべてを殺すぐらいの勢いで、祠やらを作ったりしてたわけですよ。
それなのに、何もなく倒されちゃうのは変。
呪いでどんぱちすればいいってものじゃないですが、解決方法が簡単?だったなぁと。
物語的にはまだ終わってない感じではありますが、残りの祠を破壊すればなんとかなっちゃうイメージがあります。
まぁ神様と、呪い状態の人間の違いがわかりにくいからなんだとは思います。
最後に
内容としては、悪く無いとは思いますが……料理方法がまずかったかなぁと。
この巻で終わりなら、へんな終わり方。
象の挿絵があればまた違ったかな?
最後の段落は、最初の方のみっふぃなのかなんなのかわかりづらい。
続くのであればもうちょっとやりかたはあったような感じがしました。投稿日:2015.04.06
1冊。吉祥寺の街が詳しく描かれている。こんな風になったらいいなという誰かも妄想。途中の名もない高校生のシーンが哀しくて美しい。ヒロイン可愛い。あ、いや。ほあ。 イラスト、奈津ナツナ 良い
投稿日:2022.12.09
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。