お嬢さまとお呼び!
森奈津子(著)
,D.K(イラスト)
/ビーズログ文庫
作品情報
あたくし、綾小路麗花。私立花園学園中等部の2年生。トレードマークはたてロールのヘアにピンクのリボン。あたくしこそホンモノのお嬢さま。そんなあたくしがある日、万引きに間違われて岡野拓人っていう変な奴に会ったの。あいつに会ってからあたくしなにか変。だけどそんなこと言ってる暇はないのよ。もうすぐはじまる弥生祭の出し物の劇で、主役をねらってるんだから。でもそんな時、すごいライバルが現れて・・・・・・!?(お嬢さまとお呼び!)収録作:第1話・お嬢さまとお呼び!、第2話・お嬢さまの逆襲!、第3話・お嬢さま帝国、書き下ろし作品。
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商品情報
- シリーズ
- お嬢さま
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- ビーズログ文庫
- 書籍発売日
- 2008.03.12
- Reader Store発売日
- 2015.03.16
- ファイルサイズ
- 2.9MB
- シリーズ情報
- 全4巻
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この作品のレビュー
平均 4.5 (12件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
なぜ絵が飯坂友佳子じゃないのだ。お嬢様は飯坂友佳子の、トイレットペーパーの芯が連なったようなガッチガチの縦巻きロールでなくてはならない。作中で主人公の麗花が度々昭和時代の少女漫画に出てくるようなライバル型お嬢様(セーラのラビニアや、ガラスの仮面の亜弓みたいなイメージ)への憧憬をしつこく言及しているんだから、これを現代的なおしゃれロールの絵で描くのは間違ってるだろう・・・飯坂友佳子の絵って、ちょっと90年代の香りがするけど華があってかわいくてギャグっぽくてこの話にすごく合ってたと思うのになあ。新規客開拓を狙うにしても、イラストはそのままで十分だったんじゃないかなあ。とりあえずイラストに関して気に入らないので星は1つ減らした。事情はあとがきに書いてあるけど、担当は見る目がないなあ。
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小学校のころ読んでいて、その後も時々思い出しては森奈津子を調べたりして近況にびっくりしたりしていた。内容については、子供向けの文だけど今でもそれなりに楽しめる。主人公の性格に少しブレがある気がするけど、一人ひとりキャラがたってて。
ところで、森奈津子の同時期の作品(多分)『いつでもこの世は大霊界! 』とこのお嬢さまシリーズを私は混同してしまっていて、なんとなくこの話も読めると思い込んでこの本を手にとってしまったので入ってなくて残念。舞台は同じ(中等部と高等部だけど)なので、このシリーズのどこかに入ってないかなあ。大霊界の方も面白くて、お嬢さまシリーズより恋愛要素が多い感じ。物語序盤から出てくる健康的な美青年ではなく、暗くて女嫌いの副部長との恋愛物に発展するところがなんか好きだったなあ。森奈津子は初めからこういう嗜好(昭和的ベッタベタの展開を読者が知っていることを踏まえて、あえてそれをベタベタのまま踏襲したり正反対の展開で予想を裏切ったりする)があったんだなあと思う。
第一作目から書き進めるごとに文章がうまくなっているのもわかるし、今回読んだ総集編には巻の最後にお嬢さまシリーズの新作書き下ろしが入っているのだけど、最近書いたものはやはり読んでいて安心できるというか文章が確実にうまくなっている。初期のものは、勢いやアイデアはいいんだけど構成がまだ練れてなくて中だるみしたりしてるので(それを覆す魅力があると思うけども)。
それにしても全編通して、拓人よりも工藤くんよりもお杉くんがかっこいいよなあ。投稿日:2011.11.15
このレビューはネタバレを含みます
・「お嬢さまとお呼び!」
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麗花さまなら、「お呼びっ!」な気もしますが。家来の佐伯を従えて、ちょっとアレな言葉づかいの麗花を受け入れさせる導入はすごいものが。また、悪役を目標とするのも斬新というか。
P…119 佐伯が犯人という驚愕の事実
P130 麗花は改心?と思ったのですが、この先を読むとそうでもないのかも。
・「お嬢さまの逆襲」
おなじバレエまんがを目標に据えながらもいがみあう二人は、宗教で例えると……危険なのでやめておきます。
・「お嬢さま帝国」
最初はいい話だと思った自分は浅はかでした。任意といいつつ"ブランド"制服をばらまいてからの同調圧力で一気に締め上げるという掌握術。およそ、少女小説ではやらない流れかと。
・「工藤君の誕生日」
なんというか、無難な締めでした。毒が無いというか。
・あとがき
麗花はゴスロリではないかと。ロリではありますが。
麗花 155
佐伯 167
アクタガワ 154
タカりん 150
アケミ 152
幸子 164
※「工藤君」以外は1991年続きを読む投稿日:2019.02.16
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