この作品のレビュー
平均 4.0 (1件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
短編集です。
レビューの続きを読む
芦琉誕生から、芦琉がリュウに激突されたあと目覚めたところまで、割合古い順に話が並んでいて、ここまで一気読みしてる私としては、ああ、あの話のところねって、楽しめました。
久しぶりにこれだけ読むと、ちょっと分からないかも。
最初は芦琉誕生で、初めて芦琉のお母さんが出て来ました。
黒嶺王も若いです。
芦琉に「しるし」があることが分かりましたが、それとは別に、若い六騎将の方々が、芦琉の笑顔を見るために、ベッドに張り付いているところを想像すると、ちょっとおかしかったです。
<誓いの日>
光夜と塊斗の若かりし頃のお話で、芦琉が暗殺者に狙われたことで、絶対に守るって誓った日のお話です。
それにしても、塊斗は昔は無表情だったんですねぇ。しかもこの頃から女性には笑ってはいけないって、父の加檀将軍に言われていたって・・・、父は息子の未来が見えてたんでしょうか。
<烈風前夜>
1巻で朱根に攻め入る前に起こった、黒嶺王暗殺未遂事件から本編でたまに出て来ていた、6年前に芦琉と緋奈が出会ったときのお話と朱根に攻め入る前日のお話です。
芦琉が緋奈に会ったとき、芦琉の方も自分の運命を知って、もんもんとしていたんですね。でも、緋奈が自分の立場を理解し、逃げないと言ったことで、芦琉も自分に向き合うことができ、だから、あれだけずっと緋奈のことを思っていたんですね。納得。
ただ、本編の記述では、それほど遊んでないのかと思っていたら、意外としっかり遊んでいたようで、それなのに、再会したときに全くきっぱり忘れ去られていたら、そりゃ芦琉も荒れますよね。
<光の夢 影の想い>
こちらも1巻で、黒嶺が攻めて来て、黒嶺に連れて来られたちょっと後のお話で、朱根王を暗殺する直前です。深波の心情がメインです。深波が最初に緋奈にあったときの話もありますけど、最初は嫌っていたという設定には驚きました。
緋奈と瀬里がお菓子を焼いているんですが、そのお菓子について、緋奈が芦琉に向けた好意に深波が気付いたことで、早く緋奈を芦琉から離さないとって思ったんでしょうか。ちょっと考えがストーカーちっくって思うのは、私が深波を好意的に思ってないからかもしれません。。。
<恋文>
緋奈と瀬里が図書館で恋文を見つけて、その差出人と宛先を探すお話。相手を書いてない恋文に書かれた内容を、緋奈は芦琉、瀬里は塊斗を思い浮かべて、お互いに凹んでいるのはかわいいです。
その恋文を芦琉に見つかり、途中までは緋奈が自分に対して恋文を書いたと思っていたのが、途中に「身分違い」とあることで、誰かが緋奈に恋文を書いたと勘違いする芦琉。お約束ですが、芦琉らしいです。
最終的には光夜の姉が差出人だったみたいですが、このお姉様、本編では全く出て来てなかったんで、もしかして、これから出てくる人なんですかね?
<海上のゆりかご>
4巻と5巻の間のお話だと思います。
栄江の船で紫洞を脱出し、朱根に立ち寄る前の船上での話です。
いつものように緋奈と芦琉がやきもち焼いた上でケンカしますが、仲直りを考えた緋奈に澪良を思う颯琉が厩舎に閉じ込めます。その厩舎には、すでに芦琉がいたので、1晩芦琉の腕枕で寝ちゃった緋奈ですけど、確かに芦琉にとっては、ヘビの生殺し状態?だったかもしれないですね。
翌朝のみなの反応がなかなか楽しいです。
<はざまの光>
8巻でリュウに激突された芦琉が目覚めたあとの戦場でのお話。
戦場で周りは戦っている中、芦琉と濃厚なキスをしてた緋奈が、思い出してもだえている姿と、それをこっそり見ていた光夜に笑えます。あと、勇浬と塊斗が海の神様からもらった刀を持つシーンも、本人達だけは必死なんですよね。なんたって岩ですから。
このあと、またとんでもないことが起こりますが、そのはざまの息抜きみたいなお話でした。
で、最後は芦琉誕生の一報が入った朱根のお話で、こっちも緋奈の母が初登場です。
本編では、すでに亡くなっている方ですからね。
この話を読むと、朱根王と黒嶺王は確かに夫婦揃って親交があったみたいで、なんで、暗殺なんてしようと思ったんだろうという疑問が出て来ます。
まだまだ本編でも朱根、黒嶺、暁槻の秘密が解明されていませんが、次は紫洞がどうなったのか気になる10巻目ですね。楽しみ。投稿日:2011.01.08
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。