福猫屋 お佐和のねこだすけ
三國青葉(著)
/講談社文庫
作品情報
錺職人の夫を若くして亡くしたお佐和は仕事場を兼ねた広い家にポツンと一人取り残された。夫を追いかけたいと思うほど落ち込んでいたが、そこへ腹の大きな野良猫が迷い込む。福と名づけたその猫の面倒を見るうちに心癒やされ、お佐和は立ち直りを見せる。すぐに子猫が5匹生まれ、また、甥っ子の亮太や夫の兄弟子だった繁蔵もお佐和の家に立ち寄るようになり、お佐和の家はすっかり明るさを取り戻していく。そんなある日、繁蔵の長屋の大家から福に「ネズミ捕り」の依頼が舞い込む。江戸時代のペットショップ「福猫屋」が始まるきっかけだった……。
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商品情報
- シリーズ
- 福猫屋
- 著者
- 三國青葉
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社文庫
- 書籍発売日
- 2022.11.15
- Reader Store発売日
- 2022.11.15
- ファイルサイズ
- 1.5MB
- ページ数
- 224ページ
- シリーズ情報
- 既刊3巻
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この作品のレビュー
平均 3.5 (8件のレビュー)
-
猫+江戸モノ=好物。
ということで、“我ながらチョロイ奴だなー・・(´▽`;)ゞ”と思いつつも手に取ってしまいました。
夫を亡くして、塞ぎ込んでいたお佐和の家に、お腹の大きい野良猫が迷い込んできます…。
“福”と名付けたその猫と、生まれた仔猫たちの面倒を見るうちに、心癒されて立ち直っていくお佐和。
福に“ネズミ捕り”の依頼が舞い込んだのをきっかけに、お佐和は猫がらみの商売をしようと、思い立ちますが・・・。
シリーズ第一弾となるこの巻は、お佐和がお江戸版・保護猫センター&保護猫カフェ(猫グッズも売ってるよ!)の「福猫屋」を始めていくまでお話。
とにかく猫がわんさか登場するので、その可愛らしさに癒されます。
てか、それ目当てで読んでいますw
で、お佐和の猫ビジネスの方は、最初のうちは猫グッズの売り上げがさっぱりだったり、猫の里親が見つかったはいいけれど貰われた先の思わぬ事情等で、幸せな生活を送れていない猫がいたりと、数々の課題が出てきますが、試行錯誤しながらも徐々にうまいこと軌道に乗っていく展開です。
猫を引き取った以上は、きちんと責任を持って最後まで家族として飼育できるか?といった問題は、現代のペット事情にも通ずるものがありますよね。
主人公のお佐和は、若干考えが甘いところはあるものの、猫の幸せを真摯に願っている優しい人なので、つい応援したくなりますね。
あとレギュラーメンバーとしては、お佐和の夫の兄弟子で、猫が苦手だけどお佐和の力になってあげている錺職人の繁蔵さんや、途中から「福猫屋」のスタッフになるクールでシャイなお縫ちゃんもええキャラです。
ただ、お佐和の甥っ子・亮太に関しては個人的にモヤついてしまうんですよね~。
登場当初は、やたらお佐和に執着していて繁蔵さんをライバル視(?)しているような言動が“え?この話は亮太と繁蔵さんがお佐和を取り合う話?”と困惑した程・・。
で、何かと理由をつけて錺職人の修業をサボリがちだし(猫関係の事には積極的に協力するので、皆騙されて?いますが、私は見逃しませんよ!)、繁蔵さんに師事するようになっても口答えばかりしてるし、“もう、何なん?コイツ!”とついプリプリしちゃいました。
まぁ、猫が可愛いので今回は許しますけどね(←?)。
という訳で、続編を読むかは、今後の亮太の心がけ次第だな・・って、それは読まきゃわからないんですけどね~ww。続きを読む投稿日:2024.03.13
猫好きにはたまらなくほっこりする本。
お佐和さんが、色々と苦労しながらも猫達や周りの人たちに助けられながら物語が進んでいく。
少し、上手くいきすぎな感じはあったけれど、話の中で、猫達に何かあったり…したら普通には読んでいられないだろうから、猫好きな私にとっては、良かったかなと(^^)
猫も人も、皆んながほっこりとした気持ちになれる本でした。続きを読む投稿日:2023.08.23
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