ニッポンの違和感
松尾貴史(著)
/毎日新聞出版
作品情報
コロナ政策、忖度するメディア、疑惑の権力者たち、上がらない投票率......
見過ごせない、この国の不都合な現実に
この国のあらゆる"しっくりこない" を提示する――。毎日新聞別刷『日曜くらぶ』に連載中の「松尾貴史のちょっと違和感」を書籍化! 巻末には、ジャーナリスト・池上彰氏との特別対談「『違和感』が世界を変える」を収録。
本書の内容(一部)
●なぜ「夜の街」ばかり標的に? ●「コロナ禍」か「アベ禍」か ●プロの仕事に敬意と補償を ●小池都知事の「頑張っている感」 ●「幸福な国」と政治家のレベル ●なぜか広がるカツラの噂 ●公衆電話を知らない子供たち ●人はなぜ「走る」のか ●「お前、粋じゃねぇよ」は無粋では? ●耳慣れない「反社」の不快な響き...etc.
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商品情報
- シリーズ
- ニッポンの違和感
- 著者
- 松尾貴史
- 出版社
- 毎日新聞出版
- 書籍発売日
- 2020.08.31
- Reader Store発売日
- 2021.01.08
- ファイルサイズ
- 10.4MB
- ページ数
- 239ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (5件のレビュー)
-
前作「違和感のススメ」から1年半程経ったら、違和感が増殖してしまったらしい。
「おかしいぞ」と思っても、「空気を読め」という「同調圧力」が蔓延していて淀んだ空気が晴らせない。
松尾貴史さんが 2018…年末~2020年7月 にため込んでしまった違和感の話です。
政治家の言動が違和感の元みたいですが、違和感と言うよりも怒りですね。
「責任を痛感する」「責任は私にある」でも「責任は取りません」。
国民の花見は自粛中だが、昭恵氏の個人的な「桜を見る会」は問題ない。
「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証として、東京オリンピックを完全な形で実現する」。
「この1~2週間が瀬戸際・山場」の繰り返し。なのに、ゴルフ場に行くのはいいらしい。
時間の関係で首相会見(原稿朗読会)を打ち切るも、大事な予定はなく自宅直帰。
「適切な時期に説明をする」と言って無視。今が適切な時期なのに。
証拠文書は破棄されて「問題ない」の一言でおしまい。
しつこく食い下がる記者には「あなたに答える場ではない」と言い放つ。
「捜査中なので回答を控える」→その疑惑が事実でなければ隠す必要ない。
「訴状が届いていないのでコメントできない」→届いたらコメントできると言っている。
「訴状をまだ見ていないのでコメントできない」→見たらコメントできると言っている。
「担当者が不在なのでお答えできない」→不在でない時に答えると言っている。
は、取材し記事を書く側の問題だと思う。
「ちゃんと訊きましたよ」という記者のやってる感と、答える側とマスコミとのお約束が見え見え。
「仮定の質問には答えられない」「その指摘はあたない」にも、なぜ記者がすぐに引き下がるのか。
「誤解を与えたのだとしたら撤回する」→誤解ではないことにも使える安易で便利な言い分け。
政権のめちゃくちゃに、自民党議員も官僚もマスコミも検察も、自分に火の粉がかかってこないように対応している。
「行政」「司法」「立法」は三権分立から3密になってしまった。
政権の話題以外では、違和感と言うより気になることイロイロ。
必要がなければ強要しないって、ハイヒールが必要な業務ってあるの?
なぜすぐ広まるのか、「あの人カツラ」の噂。
嘘っぽい記事に登場する「○○関係者」や「事情通」という証言者。
「ほぼほぼ」とよく聞くが、意味は、ほぼ「ほぼ」と同じ。
フィンランドの「女性」首相が… のように「女性」を強調する。「男性」首相が…とは言わない。
「すぎる」の使い過ぎ。「おいしすぎる」「楽しすぎる」や「美人すぎる」市議、「美しすぎる」歯科医、など。続きを読む投稿日:2022.05.05
コラムニストの松尾貴史の本。 雑誌のコラム(2019年から2020年)を政治、コロナ、文化、言葉のカテゴリーでまとめており、大変面白かった。著者は、現在の日本の出来事に色々と違和感を感じることが多いら…しい。 自分の中にある常識や考え方と乖離すると、何か変だなと思うことはよくある 。自分自身も著者の意見に納得できる部分もあるけれど、そこまで言わなくてもと思うことも多かった。 特に政治家へは辛辣な感じがしたけれど、政治家も人間で間違うことや失言はある。そういう人を選んでしまった国民にも違和感があるということだろう。 色々な違和感をこれでもかと書かれているけれど、少々気にし過ぎの印象もある。 言葉はニュアンスが伝わればそれでいいと考える人たちが増えており、言葉を厳密に定義しても使えない人が多いだろう。 あまり言い過ぎると、著者自身が違和感の対象になりかねないと思う。続きを読む
投稿日:2021.08.01
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