感情はコントロールしなくていい 「ネガティブな気持ち」を味方にする方法
石原加受子(著)
/日本実業出版社
作品情報
すぐに怒ってしまう。
他人と比べて焦ってしまう。
「失敗したらどうしよう」と不安になる。
自分ばかり我慢させられている気がする。
怒り、焦り、不安、我慢といったネガティブな感情は、コントロールしなくてはならないと思っていませんか?
でも、感情はコントロールしなくていいのです。感情は、自分をより深く知るための「情報」だからです。
ネガティブな感情は、人生を好転させる“サイン”だと言えます。
そこで本書では、人気カウンセラーの著者が、怒り、焦り、不安、我慢といった「ネガティブな感情」を味方にして、自分をもっと好きになる方法を紹介します。
・多くの人が気づいていない「腹が立った本当の理由」
・「攻撃的な人」もじつは我慢している
・「見栄を張る」という行為には代償がある
・「曖昧な不安」から脱出する方法
・「一歩先」ではなく「いま」に焦点を当てる
感情をコントロールしようとしたけれど、うまくいかなかったという人に読んでいただきたい一冊です。
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商品情報
- シリーズ
- 感情はコントロールしなくていい
- 著者
- 石原加受子
- 出版社
- 日本実業出版社
- 書籍発売日
- 2020.06.10
- Reader Store発売日
- 2020.07.10
- ファイルサイズ
- 7.2MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 3.2 (6件のレビュー)
-
本質的には一貫して同じことを言っているので情報量はそこまでない
要するに"感情"や"五感"というものは人間の思考や行動の根底にあるものであり、それと向き合うことで自己理解が深まるとともに自分自身を大切…にできるということ
逆に言えば、感情を無視していると自分が納得できる人生を歩むことはできない
私は感情の振れ幅が人より大きいせいか自分の感情に気づかない状態というのがよくわからない
嬉しいときは嬉しいし、不快なときは不快だと思う
行動も感情に起因していると自覚しているから、この本に書いてあることは概ねご尤もという感じ
自己承認欲求と他社承認欲求についての解釈はなるほどと思った
自己承認欲求は、"自分自身"で自分を価値のある存在だと認めようとする。
他者承認欲求は自分の存在価値を"他者からの承認や評価"によって見出そうとする。
当然依拠するものが他者であれば自分の価値は不安定なものになるし、怒りという感情もそれに起因している。
インスタ文化における自己承認欲求についての議論をよく耳にするけど、あれは他者承認欲求ということかな
でも自己承認欲求が満たされたことを他者に共有したくなることもあるよね
どちらにせよインスタっていうのは怖いくらい人の本質が表れるものだなあとつくづく思う、ふと怖くなる
私はコロナ禍になってから自己肯定感があがったのだけど、それは他者との関わりが必要最低限になったことで、必然的に他者承認欲求が自己承認欲求へと変わり、その上で自己承認欲求が満たすことができたかもしれない
本を読んだり映画を見たり散歩をしたり好きなものを好きな時間に好きなだけ食べたり…(これは良くない)
自己承認欲求にスライドできれば意外と満たすことは難しくないのかも
ただ他者と関わっている限りどうしても他者承認欲求は生まれてしまう気がするなあ、私自身は塩梅が難しいところ
✏本物のプライドは「自己承認」から生まれる続きを読む投稿日:2022.03.08
見栄を張り合いたくなる気持ちが起こったとき、そんな自分の心の動きに気づくこと。
判断する時の決め方として、まず自分の感情に気づく。
そして、自分の気持ちや感情に沿った選択と行動をする。
今を生きている…人は、焦らない。焦りや不安をはじめとするネガティブな実感よりもポジティブな実感を増やしていく。
一歩先を見る癖をやめて、自分が取り組んでいる目の前のことを、ゆっくひとていねいに実感する。
損得勘定の思考は、他者中心的な思考パターン。この思考は損をすることが多い。続きを読む投稿日:2023.02.22
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