- 最終巻
なれの果ての僕ら(8)
内海八重(著)
/週刊少年マガジン
作品情報
『骨が腐るまで』内海八重の最新禁断サスペンス!
同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。
少年少女を巻き込んだ52時間の監禁劇は、一発の銃弾を最後に、その幕を閉じた。──それから2年後。彼等は再び出会う。そして、何もかも失ったあの場所で、多くの犠牲と数え切れぬ罪を前に、一つの“誓い”を立てる。もう二度と何者にも流されぬように。再び、前を向いて生きていくために──。
現代の生き方を巡る禁断サスペンス、ついに完結──。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- なれの果ての僕ら
- 著者
- 内海八重
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 週刊少年マガジン
- 書籍発売日
- 2021.08.06
- Reader Store発売日
- 2021.08.06
- ファイルサイズ
- 107.7MB
- シリーズ情報
- 全8巻
※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
この作品のレビュー
平均 0 (2件のレビュー)
-
真相は夢崎みきおがクラスメイトの善性を図るための実験(小学生当時の担任とみきおの共謀が根本。そこにみきおの母親の興味が絡む。)だった。実験は「毒のリレー、学級裁判、監獄ロックでロックンロール、不人気投…票、みきおとの二者面談、はないちもんめ(改)、主人公はみきおを殺せるか?、王様ゲーム」の順で行われた。その中で数々の殺人が起きて結果的には4人の逮捕者が出ていた。
実験は特に2つが印象的。監獄ロックでロックンロールは暴行がポイント化(顔を殴れば10p、骨を折れば50p、爪を剥いだら70p、殺せば1000p)されて全チームが0ポイントのままだったら実験を終了し全チームを開放するルール付けがあるのも関わらずに暴行が起きた展開が良かった。はないちもんめ(改)が「二者面談(内容:みきおに嫌いな人と気になる人を1名ずつ伝える)を元にクラスメイトを罪人と天使でわけ、天使に誰が必要で誰が不必要かを選ぶ」シンプルながらも残虐な作りになっていた。
1巻で、みきおが言った“猟奇的な事件が起きるたびに思うんだ。マスコミやそれを見る人たちは意味のない理由探しをしすぎるってね。「ゲーム依存症だった」「引きこもりだった」「いじめられていた」「主人公が殺人を犯すマンガを読んでいた」「父親が官僚だった」「虐待を受けていた」「進路に悩んでいた」「オタクだった」馬鹿すぎる。どんな人にだって問題の一つや二つはあって当然だ。その問題を探し当てて、それが原因だって騒ぎ立てることになんの意味がある?”の後に、主人公が”安心したいからだろ?”と確信をつき、“犯人は引きこもりだったって聞くと人は安心するんだ。うちの子は引きこもりじゃないから大丈夫ってね。ただそれだけのためにバカなマスコミは犯人や被害者の周辺を嗅ぎ回り、愚かな人は「自分と違う点」を見つけようと躍起になる。そんなことを手に入れたって何の意味もないのにね”が好きだ。
ヒロインが殺されたことで2丁ある拳銃の内1丁が何者かに奪われ、激昂して犯人探しを始めた主人公がクラスメイトたちに「俺たちの敵は俺か?それとも銃を持った殺人鬼か?」と迫った1ページが鳥肌が立つほどに面白かった。
『なれの果ての僕ら』はデスゲームのルールがシンプルでわかりやすい分、ミステリーが重厚に仕上がっていたソリッドシチュエーションものだった。続きを読む投稿日:2022.07.18
何度も人物相関図を見直しながら読み終えた。
デスゲームものは最後まで序盤の勢いを保つのが難しいイメージ。
囚人のジレンマを扱うにしては
ゲームマスターが関与し過ぎというか
自分の意思で強制参加者を…操り過ぎか〜。続きを読む投稿日:2023.10.13
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。