乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 10
三嶋与夢(小説)
,孟達(イラスト)
/GCノベルズ
作品情報
「何が問題ありません、だ!問題しかないじゃないか!!」
実家との板挟みでリオンの重荷になっていると感じたアンジェは、自ら身を退くことを考えていた。
リオンもまた自分の存在がアンジェを縛っていると考え、
いっそ婚約破棄をした方が彼女のためになるかもしれないと思い悩む。
ぎくしゃくとした空気が流れる中、リオンは宝探しを目的とした冒険の旅を計画する。
そこにマリエや王子、ジェイクたちまで乗っかり、
いつしか争奪戦へと発展していくのだが……。
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商品情報
- シリーズ
- 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
- 出版社
- マイクロマガジン社
- 掲載誌・レーベル
- GCノベルズ
- 書籍発売日
- 2022.05.30
- Reader Store発売日
- 2022.05.30
- ファイルサイズ
- 11.2MB
- ページ数
- 316ページ
- シリーズ情報
- 全13巻
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この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
3作目の舞台は1作目と同じで最大の懸念であった公国が既に無力化されている為に何処か緊張感の薄い展開が続くね
その代わりにピックアップされるのは恋愛展開。3作目の主要人物達の恋愛模様も然る事ながらリオン…の周囲も少々慌ただしく
そもそも一代で公爵まで昇り詰めた人物に対して、アプローチを取る人間がこれまで少なすぎたとも言えるんだけどさ
そうしてリオンの周囲に策謀の匂いが満ちてくるなら、それを最初に体現した形のアンジェリカが苦しい立場に追い込まれるのも自明の展開か
ただ、アンジェリカを追い詰めているのが実家との板挟みだけでなく、リオンとの価値観の違いも含まれるというのは難しい話。
転生者であると明かせないリオンはアンジェリカから見ればあの乙女ゲーム世界の常識を当然のように共有出来ていると思えてしまう。でも個人を尊重するリオンは家を尊重するアンジェリカの価値観をすぐには理解できない
また、鈍感なリオンはアンジェリカが自分をどれだけ好いているか理解しきれていないのは面倒な点でも有るんだけど
そういった面倒事が増えているという意味では転生事情含め同性として相談できるフィンに出逢えたのは好材料なのだろうな
事情を知っているという意味ではマリエやルクシオンも挙げられるけど、リオンが素直に相談できる相手ではないし、同性の五馬鹿相手はもっと素直になれない
同じように乙女ゲーム世界をゲーム通りに進行させようと悩むフィンが相手で、しかも戦場を経験した同士だからこそ忌憚なく話せる点が多いのだろうね
また、エリカの存在も大きいね。彼女はリオンのような経験をしてきたわけではないけれどリオンの身内としての意見や女性心理を踏まえたアドバイスも出来る
乙女ゲームだと悪役令嬢な彼女だけど、今のところはむしろ恋愛ゲームにおける親友ポジションに近い活躍をしているような
それだけに裏で粛々と進められていく彼女の婚姻事情がどうなっていくのか少々気になったり
周囲の助言を受けつつ近づいたり離れたりなリオンとアンジェリカ。そんな中で催されたのが財宝探しの冒険ですか
リオンもアンジェリカも財宝を見つけたからって身分的な事もあり今更どうという事はない。それでも見つけたくなるのは浪漫がそこにあるからで、この点についてはリオンとアンジェリカに価値観の違いは生じないし真剣勝負も可能となる
だからって婚約者相手に騙し討ちを行使するリオンは普通に酷いけども(笑) まあ、別の見方をすればリオンがいつも敵に遣っているような方法をアンジェリカとの勝負にも用いたとも言えるんだけどさ
それにしたって酷い(笑)
なら、相手を騙してばかりで本心を素直に出さないリオンの本心をアンジェリカに打ち明けさせるにはそれこそ騙し討ちしかなかったって事か
苦手な幽霊を前にしてすっかり弱気になったリオン。それはとても情けなくて一国を背負える人間には見えやしない。どう見てもリオンを支える人間が必要
正直、二人の和解シーンはリオンがあまりに情けなさ過ぎてどうかと思うのだけど、何処までも素直になれないリオンとすっかり心を固めていたアンジェリカが元鞘に収まるにはこういった展開の方が似合うんだろうなぁ……
そして終盤の決闘、リオン達の懸念を他所にアーレの正体を知っても純愛を失わないジェイクは果たして褒めるべきかどうか……(笑)
ていうか、攻略対象キャラ同士で三角関係が形成されるってどういう事なの(笑)
これ、マリエが言うようにミアとフィンが結ばれるくらいしかシナリオを軌道修正する道は無いように思うのだけど、このよく判らん状態をどうしたら真っ当な状態に戻せるのだろうね?続きを読む投稿日:2022.06.05
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