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小説

辰之介虎殺剣

あらすじ

不忍池の出会い茶屋に入りびたる自堕落な侍──祝辰之介は、遊び人風の見かけとはことなり、隠密組織「十二支組」の一員である。十二支組は、将軍・吉宗直々の命によって動き、属する隠密たちには、ひとりひとりに干支の呼び名が与えられていた。数年前、ある商家が賊に襲われ、金品とともに、書き付けが盗まれる。探索を恐れた賊はそのまま行方をくらましたものの、その書き付けこそが、次期将軍候補の鍵となる重要な証「三日月」であった。賊がふたたび江戸に現れたという噂を聞きつけ、さっそく十二支組が動き出す。しかし一方で、先の政争に敗れた「尾張の虎」こと守屋甚八郎も、三日月奪還の機会を、虎視眈々と狙っていた……

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作品情報

著者
:
掲載誌・レーベル
:
Reader Store発売日
:
2017.07.28
書誌発売日
:
2007.07.03
ページ数
:
288ページ
ファイルサイズ
:
2MB