こんな私がマンガ家に!?
青沼貴子(著)
/イースト・プレス
作品情報
デビュー30年の今も多忙を極める売れっ子漫画家・青沼貴子。彼女は専門学校卒業間近に漫画家になることを決意。漫画大賞応募作を描き始めた矢先に気がついた衝撃の真実は…「画力がない!!!」。そこからどうやってデビューにこぎつけ、アニメ化されるほどに人気を獲得していったのか!?漫画初心者へのエールも含んだその経緯と、努力と才能を援護する運の良さで大人気を博した漫画家半生を、笑い満載で描くコミックエッセイ。本作ではデビューから『ママはぽよぽよザウルスがお好き』を執筆する前の妊娠・子育て期までを描く。 出版社への持ち込み、アシスタント業、怒涛の週刊連載、『ペルシャがすき!』のアニメ化事情、漫画家業と子育ての両立の苦労などなど、今だから言える裏話も満載!
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商品情報
- シリーズ
- こんな私がマンガ家に!?
- 著者
- 青沼貴子
- 出版社
- イースト・プレス
- 書籍発売日
- 2013.08.29
- Reader Store発売日
- 2014.10.30
- ファイルサイズ
- 90.7MB
- ページ数
- 142ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (3件のレビュー)
-
育児マンガが大好きで絵柄も好きなマンガ家さんのデビューから連載までの道のり。
編集部の裏側が見えたし、自由業の孤独さもあるけど、
なんだか次々といい作品を生み出して、運に導かれる背景には、大変なことも…楽しむ青沼さんのチャレンジ精神もあるんじゃないかと。続きを読む投稿日:2014.01.25
授業で漫画やるんで読んでみた。
来年度、どうしようかなぁなんて、考える。
今も休日に強制的に学校に来ているこの現実。
非常勤に限ってありえないでしょ。
面倒くさいので来年度他に勤めよう…かとか思ってるのに
「辞めるんだったら次の人捜してから辞めて。」だって。
それがいかに常識はずれな発言をしているのかという自覚のない人間のもとで働く苦痛ったらないですわ。自分まで馬鹿になりそう。
でもなー。私、彼氏と別れたくさいので、来年度また一人暮らし始めたところで、先の見えない引越し(再来年引っ越す可能性のある引越し)は体力の消耗が激しすぎるので避けたい。
齢30。ほんと、別れてる場合?って感じよね。
喧嘩別れして、ひと月メールの連絡もなく(申し訳ないが向こうに非があるためにキレた。)その間悩みに悩みまくってノートに延々自分の考えてること書き綴って、もう疲れてしまった。
「終わりにしませんか。」とメールを出したのが2週間くらい前か。返事はない。
別れたければ、了承すればいいだけの話だし、
別れたくないのならば、それなりの意思を伝えなければただひたすら私の心が覚めていくだけ。
考えられるのは、
現実から逃げたいと思い、なかったことにして日常を過ごしているか、
わたしなどメールの返信にも値しない人間だったことを主張したいかの
どちらかではないかと。
今は、後者ではないかと考え、
メールの返事すらもらえない、しっかりとした終わりさえ迎えさせてくれない人間と
かれこれ6年以上の月日をともにしてきたのかという徒労と、
それでも好きだと思えるところがたくさんあったのだと自分に言い聞かせる作業で頭がいっぱいになり、
暫く疼きつづけるであろう、この始末の悪い傷跡が癒えるのを
ひたすら待ち続けるありさまであります。
一人は、楽で自由で、でも孤独です。
でも二人でいることは、孤独よりも辛い。
とかく、「二人」でとるべき責任を、
「あなたについていく」と言われ、片方に負わせることで生まれる重圧は
心身を大きく疲弊させる。
「私は自分勝手な人間だから。」と
「私についてきてくれる人なんて、きっとこの人くらいしかいないであろう。」と
感謝する気持ちにしなだれかかることをされると、
私の足は、二人分の重みに耐えられなくなる。
兄が結婚をした。
屈託のない笑い方をする女の人だった。
屈託の多い環境で育ってきた我々に、ないものを持っているのだと思った。
そしてそれは、私が誰かにあげたくてもあげられないものなのだと、自分の心に、痛切に突き刺さってくる思いがした。
わたしは、誰かを愛したり、誰かを幸せにしたり、
そういうのがうまくできない人間なのだということを、
受け入れなければ前に進めないと思った。
誰かを、好きになって、誰かを幸せにしてあげたいと、
それが私にもできるかもしれない人だと
思わせてくれたのが、彼でした。
でもやっぱりわたしには、
うまくできなかったみたいだ。
今後私は、誰かを好きになったり、まして誰かの子を産んだりなどをする可能性が、
がくんと減ってしまったわけだけれど、
それでも今は、
いつか誰かを好きになることができるように、
誰も好きになれない今の自分を受け止め、自分のできることに最善を尽くすことが
今私にできる最大限のことなのだと思う。
・・・という心境を胸にこの本読んでました。
続きを読む投稿日:2013.10.05
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