秋期限定栗きんとん事件 下
米澤穂信(著)
/創元推理文庫
作品情報
ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど・・・・・・ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ?
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商品情報
- シリーズ
- 〈小市民〉シリーズ
- 著者
- 米澤穂信
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 東京創元社
- 掲載誌・レーベル
- 創元推理文庫
- 書籍発売日
- 2009.03.13
- Reader Store発売日
- 2012.12.14
- ファイルサイズ
- 1.8MB
- ページ数
- 236ページ
- シリーズ情報
- 既刊6巻
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この作品のレビュー
平均 4.0 (320件のレビュー)
-
シリーズ第3弾(下)
小山内さんはいったい何てことをしてくれたんだろう・・・と思いながら最後まで楽しめました。
なんだかんだ言っても小鳩くんと小山内さんは良いコンビなんだなぁ。
それにしても瓜野くんはかわいそう。。。投稿日:2017.01.30
-
さて下巻、事件解決後の栗きんとんは誰が食べるのか
上巻に続いて常悟朗と新聞部部長となった瓜野のそれぞれの観点で物語は進む。
月一の連続放火事件がエスカレートするなかで、功名心をあげたくて、またとゆきにいいところを見せたくてだんだんと自信過剰気味となり…独走していく瓜野は独善的でいやな奴、仲丸さんとの付き合いかたに、小市民であろうとして常に冷静な対応を心掛けていく常悟朗はなんとなく冷めていて第三者としてしか物を見られない奴、と思うのは私だけか。小山内ゆきの不可解な言動や、不審な行動に惑わされながら、瓜野と常悟朗がそれぞれ犯人を推理するが、はたして犯人は小山内ゆきなのか。知恵者キツネの小鳩常悟朗の知略がさえる。
復讐オオカミと化した小山内ゆきの復讐の相手は。その原因は・・・・
栗きんとんを食べながら事件を振り返る、しかーし、下手な行動すると後がこわ~いよ
続きを読む投稿日:2014.07.04
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