- 最終巻
P.A.(プライベートアクトレス)(8)
赤石路代(著)
/プチコミック
作品情報
プライベートアクトレスの志緒。彼女はある時、街角でフィリピン人と日本人とのハーフ・マリコと出会う。女優になり、父親と会うのが夢だと言うマリコ。少し境遇の似ている二人は意気投合した。語学やダンスのレッスンなど、志緒はあれこれと世話を焼いてやる。その内、マリコはあるオーディションを受けたいと言い出した。両堂沙都香の映画の脇役を選抜するものだ。沙都香の恐ろしい本性を知っている志緒は、やめさせようとするが、彼女は受けたいの一点張り。審査員の中に父がいるからなのだという。その父とは、会社をいくつも経営する実業家、そして沙都香のスポンサーである山形彰宏だった・・・・・
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商品情報
- シリーズ
- P.A.
- 著者
- 赤石路代
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- プチコミック
- 書籍発売日
- 1997.03.19
- Reader Store発売日
- 2012.01.13
- ファイルサイズ
- 42.1MB
- シリーズ情報
- 全8巻
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この作品のレビュー
平均 4.5 (4件のレビュー)
-
「ルビーになりたくて」
偶然知り合ったフィリピンのハーフ・マリコの代理役を引きうけることになった志緒。
熱演したのに全部カットというのは辛いですね。沙都香ってCM向きではないような気がするのだが…。相…手が外人であろうが迷わず助けちゃう志緒は本当にかっこいいです。
お父さんに逢いたいから女優になりたい…、そんなマリコをほっとけなかったのは志緒らしいですね。緒方にぎゅっと抱きしめてもらった時、すごく嬉しかったからマリコにも幸せになってもらいたかったのでしょう。
沙都香には近づかないほうがいいと思いつつ、協力してあげるのは志緒らしいかな? 頑張っている人の姿を見ているとこっちまでよし! っていう気になりますからね。
また何かからむつもり!? と沙都香は言っていますが、からんでこないのは面白くないんじゃないですかね? 怖いのかな? 自分に会ってもわからないと思うけど、それでも会いたいと思うのは昔の志緒と同じですね。
沙都香って本当に自分に自信がないのね。志緒の影に怯えるのはわかる気はするけれど、実力があればスポンサーくらいいくらでもつくでしょう。それにしてもやることが卑劣だな。
岡田が沙都香のマネージャーだということを思い出せただけでもすごいと思います。マリコを傷付けるかもしれないなんて考えが浮かばなかったのは仕方がありません。
それにしても志緒は即興でも他の人と観点が違いますね。しかも上手く山形さんにマリコの思いを伝えることも出来たし…。
沙都香と戦うのは本当に運命のようですね。そりゃあ、邪魔するでしょう。いろんなひどいことをやっているんだから、それを止めるために。それが優しさだってどうして気付かないんでしょう?
「キリストはこないだろう」
今回はP.A.ではなく、フィレンツェの映画祭でおこった事件のお話。このみちゃん&松前さん再登場です。
松前さんは昇進したのね。本当に世間は狭いものです(笑)。 それに加えて沙都香のマネージャーの岡田ですから、志緒がめまいもするはずです。
それにしても突然の爆破…志緒はよく事件に巻き込まれますね。しかしパニックをおこさず冷静でいられるところはやっぱりすごいです。確かにパニックおこされたらかなわないですから。岡田の判断は正しいと思います。
その岡田、自分が死ぬかもしれない状況で志緒を殺そうとするなんてすさまじい執念ですね。気安く近寄るんじゃないわよと突っぱねる志緒、かっこよすぎ…。
自分を殺そうとしている人にキリストの話をするなんて、らしいというか…(笑)。どんな地獄を見てきたのか知らないけれど、それで人を不幸にするのは許せません。
さすが志緒、数々の修羅場をくぐってきているだけはありますね。素敵です。志緒が言うように地獄は永遠に地獄と思っているから変化がないのだと思います。沙都香から花菜の時の話は聞いてなかったのかな? さゆり復活ですね。頼りがいがありそうですもんね。P.A.してもらった人はみんな前よりも幸せになるというこのみの言葉を志緒は“さあ…”と言っていますが、本当にその通りだと思います。
それにしても松前さんペラペラ喋りすぎ…いくら気弱になっているからとはいえ。
志緒はさゆりのことを切り札になんかしてないんだけどな〜。切り札ならとっくに日の目をみてもいいはずだし…。
志緒が普通の女なら殺す必要はないだろう! という突っ込みはナシにして、殺人を犯さなかったことを感謝してるのかな? 志緒が言うように、味方になったらとことん守ってくれそうだよね、岡田って…それに気付かない沙都香って。
志緒が変わっているとは思いません。少し人より見る目があるだけですよね。確かに恋人がいなかったらときめいちゃうくらいいい男です、岡田は。志緒が相手だからだと思うけど…。
キリストは来るよ、きっと来るよと叫ぶ志緒の姿が何だか切ないです。わかっていても引き返せないんですよね。
「キング・アーサーの一週間」
とうとう志緒の映画デビューだというのに何やってるんだろうね、知臣は…。
デビュー作にはP.A.で出会った人がずいぶんからんでますね。まあ、それが志緒の実力ですが…。確かにこれだけの人を動かすなんてどういうヤツだって、知らない人なら思うでしょう。
P.A.でコネ作ってたなんて嫌な言い方するなあ、沙都香。岡田も大変ですね、一生懸命尽くしているのにゴネられちゃって…。知臣狙われてしまいましたか…。コーヒーこぼすなんて見えすいた演技をしちゃって。
人がNG多くて撮影押しちゃったら、やっぱりイライラするでしょうね。よっぽど知臣好きだったみたいじゃんって…好きなんでしょう実際(笑)。同じ東京にいるなら会いに来て欲しいよね。
自分の映画を売りこむなんて、昔みたいに人を虜にできると思ったんでしょうか? 知臣みたいなタイプがしたたかな女に落ちるわけないだろう。
集中力がなくなるなんて、志緒絶不調です。人のせいじゃないってわかっているあたり、偉いなあ。
それはいくら志緒でも、自分の恋人がライバルのスポンサーになるなんていう話を聞いたら、不安になりますよ。しかも他の人とのスキャンダル写真を見ちゃった時だし…。
知臣ったら、志緒のためとはいえ、そこまでサービスしなくても(笑)。女たらしなんだから。
でも、会いに来てくれてよかったですね。なのに志緒ときたらスネちゃって…。
「もう1度会うまで死ぬなよ」ってなんかジーンとくる言葉ですね。離れていても心配してくれる人がいるなんて幸せ者だよ。知臣に左右される志緒、可愛いけど…。
充電完了! 完全復活でよかったですね。志緒はこれでなくっちゃ。
志緒はオレの女だ〜って知臣かっこいい。私も言われてみたいものです。残念でしたね、沙都香。
「SHIO'S LAST ACT」
自分のポスターって貼られてるとやっぱり照れますよね。お母さん、女優としてはダメだけど幸せそうですね。よかったよかった。
両堂沙都香とついに共演ですか…あたしはあいつに勝てないって思っているのは沙都香自身だと思うのですよね。一生懸命に尽くしている岡田をハサミで切りつけるなんて…。こんなことをされても怒らないなんて優しいじゃないか! もっと大切にしろよ! それでも抱きしめてくれる人なんてめったにいないぞ。
志緒にボディーガードとしてP.A.つけてくれるなんて知臣かっこよすぎです。でも本当に守られてるって感じがしてうれしいだろうな。
沙都香を殺そうなんて考えが甘かったですね、宮本さん。何にも殺さなくても…やっぱり何も感じていないのですね。逆にしかけた形だし…。
恋人を自殺に追いやった人がのうのうと生きているのは恋人として許せないのは当然でしょう。志緒は宮本さんに依頼されなくても沙都香とは決着つけるつもりだったんでしょうね。でも知臣が電話をくれたことで勇気出たんだろうな。
それにしても志緒の演技は見事ですね。P.A.で殺された人の親とか見てきているから、復讐のために誰かを殺したいって思う気持ちもわかるし、殺すことの虚しさも知っているから独特な表情もできるんだろうな。
志緒はどうやって沙都香の手をしびれさせたんでしょう? ポットに何か入っていることに気付きながらも演技をやめずに続ける志緒はやっぱりすごいです。これも沙都香にこれ以上罪を犯させないための優しさなんですね。いくら逃げ道を確保していたからって無茶しすぎです。炎の中の志緒はそれほどの恐怖を感じさせるくらい迫力があったんですね。体を生かして精神を殺すなんてすごいです。沙都香も捕まらなくて良かったし…。
5年かかったけど、知臣と再会できて良かったですね。なんかロマンチック♪
続きを読む投稿日:2006.02.17
赤石路代の作品でP.A.が最も素晴らしい。
ヒロインの考え方や立ち回りの気持ちよさにグイグイ読まされる。投稿日:2013.01.12
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