※トラウマ注意※本当に怖いホラー漫画おすすめ41選！名作総まとめ！

ホラー漫画といっても、王道の心霊ものから純愛サイコホラーまで様々なジャンルの作品があります。中には家族のあり方や、社会性の高いテーマを盛り込んだもの、ホラー作家の巨匠が描く美しさを堪能できる作品も。

また、ストーリー性が高く、読者をその世界へ引き込むようなホラー漫画は、家にいながらリアルな恐怖体験を味わえます！今回は、そんなスリルにハマってしまうホラー漫画のおすすめを、名作、少女漫画系、番外編としてコメディ系と３つのカテゴリに分けてご紹介します。

＜作品紹介＞
阿川大悟は供花村に新しく赴任してきた駐在だ。村に骨をうずめる覚悟で赴任したが、何かがおかしい。ある日、後藤のばぁちゃんが遺体で見つかった。村の人々は熊が襲ったというけれど、ばぁちゃんの腕には人間が噛んだような跡があり、大悟は納得がいかない…。

人が人を食べる「食人」が行われている村の中、そうとは知らず移り住んだ大悟たち一家が味わう恐怖。食人を隠す異常な村の人々から逃げることができるのか、怖いのに読む手が止まらない中毒性のある漫画です。2022年には、柳楽優弥さん主演で実写ドラマ化されました。ぜひご覧になり、トラウマレベルのヒューマンホラーを味わってみてください。


＜関連テーマ＞
2022年ドラマ化 / サイコホラー漫画 / ホラーサスペンス漫画 / 刑事・警察漫画

＜作品紹介＞
「サユリ」は、読む人が精神的に追い込まれてしまうほど強烈なホラー漫画。主人公・神木則雄(かみき のりお)とその家族は新居に引越し、新生活に心躍らせていました。しかし、そんな幸せな雰囲気の中、父や祖父が急死。続いて母、姉、弟が次々に消えてしまうのです。残されたのは則雄と認知症の祖母だけに。2人は、ある日を境に家の中で常に「誰か」の気配を感じるようになり…。

2024年に南出凌嘉さん主演で実写映画化された本作。
ストーリーが進むにつれ、則雄の精神が、この「誰か」に徹底的に追い詰められていく様は、読んでいて息苦しくなるほど…。その苦しみは則雄の家族だけでは終わらず、無関係な人間までも巻き込んでいきます。ホラー要素の中にもしっかりとストーリー性がある本作。愛する家族を失った則雄が必死に立ち向かう姿も見どころです。
家に居座り、人々を苦しめている不気味な「誰か」の正体は、いったい何なのでしょうか？ また、家族のあり方を考えさせられるのもこの漫画の魅力です。ぜひ勇気を出して読んでみてください！


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / 2024年映画化

＜作品紹介＞
主人公・伊江(いえ) はある日突然、乗っていたバスごと誘拐されてしまいます。到着したのは核燃料処理施設、そこには全長10メートル以上の巨大な化け物たちが。そう、ここは人間を化け物の食糧として育て、供給する施設だったのです！

この作品で描かれているのは、もし食物連鎖で人類よりも上位の存在が現れるとどうなるのか、という世界観。これまで人間が他の生物や家畜にやってきたことが、そのまま人類に返ってきたら…という恐ろしいストーリーが展開されています。
そうした場合に国家はどう動き、私たち一般市民はどんな風に生かされていくのかという部分も、1つの見どころ。怪物から逃げるパニックホラーや、グロテスクな作品好きな方におすすめしたい作品になっています！


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / 昆虫マンガ / 次に来るマンガ大賞（Web） / パニック・サバイバル系コミック / 10巻以内完結名作青年コミック / 10巻以内完結_名作青年コミック / SFコミック / 昆虫パニック漫画

＜作品紹介＞
オカルト専門ライターの「私」は知人から、とある家の間取り図を見せられた。そこには正体不明の「謎の空間」が存在するという。建築設計士・栗原に意見を求めると、彼はこの家のおかしなところを次々に指摘し始めた……！ 動画1200万再生突破・原作本50万部突破・2024年春映画化！ 新世代ホラー作家・雨穴のデビュー作にして代表作、話題の“不動産ミステリー”、ここに完全コミカライズ!!

同名の原作小説を元に綾野暁がコミカライズした本作は、2023年からcomic HOWLで配信されています。　謎めいた間取り図をもとに、主人公の「私」と建築士・栗原が真実を考察していく様子には背筋がゾワゾワとさせられます。実写映画化が決定している注目作をぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
ホラー漫画 / 推理・ミステリーコミック

＜作品紹介＞
前原圭一(まえばら けいいち)は画家の父親の都合で、雛見沢に引っ越して来たばかりの高校生。雛見沢は新幹線や電車、車を乗り継いで何時間もかけてようやく到着するような田舎だが、圭一はここでの暮らしが気に入っていた。その理由の一つはクラスメイトの竜宮レナ。世間知らずで、からかうとすぐに本気にするレナのことが圭一は可愛くて仕方ないのだ。レナだけでなく、村や学校に溶け込めるよう気を遣ってくれているほかの友人たちのおかげで、圭一は家に帰るのがもったいないと感じるほど楽しい学校生活を過ごしていた。
そんなある日の放課後、レナの提案で二人は圭一への案内がてら村を回ることに。あっという間に時間は過ぎ、最後に二人はレナの希望でとある場所に寄る。多数の粗大ゴミが捨てられたその場所は、レナにとっては宝の山なのだという。生き生きとしながらお宝さがしをするレナを待っていると、圭一は知らない男性に突然カメラで撮影されて……？

2005年に『ガンガンパワード』で連載された本作。『鬼隠し編』以外にも、『綿流し編』、『暇潰し編』などのいくつかのアナザーストーリーがあり、いずれも『出題編』と『解答編』に分かれています。2006年にはTVアニメ化、2008年には実写映画化されました。圭一は繰り返される悲劇を止めることができるのか。目を覆いたくなるような惨劇の数々を、謎解きしながらぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / ひぐらしのなく頃に関連作 / ダークファンタジー漫画 / 00年代コミック（ホラー） / ゲームが原作のコミカライズ / ヤンデレ漫画 / 00年代コミック（少年ガンガン） / アニメ化

＜作品紹介＞
謎が謎を喚ぶ、次代の正統派ホラー。少年が語る百の怪談。一晩に一つ。独り。動機は不明。謎が謎を喚ぶ。開幕。WEBにて話題沸騰中、背筋凍るホラー・オムニバス･･･。

ユウマくんという小学生の語り部役が、百物語と称して怖い話をしてくれるオムニバス漫画。一話一話が短いショートストーリーなのですが、生活感のある物語とでもいうのかほんとうにありそうな話ばかりです。夜中トイレに行くのが怖くなってしまいそうな、後ろを振り返って突然誰かいたらどうしよう！？と思ってしまうような、そんな漫画です。ぜひ読んでみてください。

＜関連テーマ＞
オムニバス（男性コミック）

＜作品紹介＞
水木は東京の血液銀行に勤務する平凡なサラリーマン。銀行では献血者からの血液の貯蔵と病院等への提供を行っている。
そんなある日、いつものように遅れて出社した水木は、社長からの呼び出しをくらってしまう。また叱られるのかとうんざりしながら社長室に入る水木だったが、どうやら社長の用件は違うらしい。なんと会社で扱っている血液に妖怪の血が混ざっており、輸血した患者が妖怪になってしまったというのだ。社長はこの重大問題に対処するため、水木へ極秘調査を命令。彼はさっそく、妖怪になった患者がいるという病院へ向かう。医師に案内されて病室に入ると、そこには明らかに人間ではない姿の患者が。医師によると、患者の心臓はすでに止まっていて体も冷たい状態。食事もしていないのになぜか生きているという。会社に戻り、患者に輸血された血液の情報を探すと、提供者の住所はなんと水木と同じで……？

1965年に『週刊少年マガジン』で連載開始した本作。『悪魔くん』でも知られる水木しげるによる、日本を代表する妖怪漫画です。1968年からはTVアニメ化もされ、実写映画化や舞台化もされました。1996年には「『ゲゲゲの鬼太郎』他一連の妖怪漫画」として「第25回日本漫画家協会賞」の文部大臣賞を受賞しています。今なお多くのファンに愛される本作をぜひ一度ご覧ください。


＜関連テーマ＞
70年代コミック（ホラー） / 2018年アニメ化 / ゲゲゲの鬼太郎関連作 / 妖怪漫画 / 映画化 / 舞台化

＜作品紹介＞
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。

2021年からヤングエースUPで連載中の「光が死んだ夏」は、モクモクれんによる人外ホラー漫画です。幼なじみで高校の同級生であるよしきと光を中心に巻き起こる、不気味で怪奇な出来事の原因は？そして、「ナニカ」になってしまった光の正体はいったいなんなのでしょうか。2022年に「次にくる漫画大賞」にて特別賞を受賞した注目作品です。ぜひ読んでみてください。


＜関連テーマ＞
夏を感じるコミック / ホラー漫画 / 怪異譚（コミック） / 次にくるマンガ大賞2022 / 鬱漫画

＜作品紹介＞
「ハッピーシュガーライフ」はヤンデレ少女が主人公の、純愛とホラーを描いた作品。主人公・松坂さとうは両親を亡くし、歪んだ愛情を持った叔母に育てられたため、愛がどんなものか理解できずにいました。ある日、さとうはDV家庭に育ち、母親に道に置き去りにされた神戸しおと出会います。しおに強く惹かれたさとうは、しおを誘拐し一緒に暮らすことに…。「愛を偽らなければ何をしてもいい」と考えるさとうは、しおと一緒に住むため、ある家の家主を殺害してしまいます。もちろん、そのような暮らしは社会的に許されるはずもなく、さとうは徐々に追い詰められていき…。

この作品の見どころは、社会と敵対してもどこまで愛を貫けるかというところ。誘拐や殺人を犯してもなお、「しおと一緒にいたい」と願うさとうは幸せになれるのでしょうか。
「登場人物がみんな狂っている…」と話題になるほどの、戦慄の世界観も大きな特徴です。さとうの他にも、バイト先の青年や、さとうの高校の教師など、強烈な個性を放つ人物が次々に登場します。
2018年にアニメ化されましたが、ストーリーは少し異なるため、アニメを見た方も漫画で読むとさらに楽しめるでしょう。


＜関連テーマ＞
サイコホラー漫画 / 恋愛（男性コミック） / 2018年アニメ化 / 名作サスペンス漫画 / ヤンデレ漫画 / 次に来るマンガ大賞（コミックス）

＜作品紹介＞
天才作家と名高い伊藤潤二の人気作品の1つ「富江」。魔性の美少女である富江を巡って狂っていく人たちを描くホラー漫画です。映画版の一作目では菅野美穂さんが富江役を務め、当時大きな話題に。それ以降も実写化され、宝生舞さん、酒井美紀さんなど有名女優が富江役を務めました。

富江は長い黒髪と泣きぼくろが特徴的な美少女で、性格は傲慢でわがまま。それでも男たちは、圧倒的美貌を持つ彼女に惹かれてしまいます。男たちの好意は強まり、独占欲へと変化。「どんな手を使ってでも富江を自分だけのものにしたい」という想いから、最後には彼女を手にかけてしまうのです。しかし殺されたはずの富江はまた平然と男たちの前に現れ、第2、第3の悲劇を重ねていき…。

自分を殺した相手を、得体のしれない恐怖で縛り付けていく「富江」。ただ怖いだけでなく、ストーリー性の高さや、絵の美しさも魅力の1つです。ホラー作家の巨匠・伊藤潤二の才能を存分に楽しめる本作。ぜひ一度読んでみてください。


＜関連テーマ＞
2018年アニメ化 / 伊藤潤二 / 90年代コミック（ホラー） / 不条理ホラー漫画

＜作品紹介＞
田舎の中学校に転校してきた都会育ちの美少女・野咲春花 。彼女に対して同級生達が行う凄惨なイジメと、それを受けた春花が見せる壮絶な復讐劇が描かれた作品。多感な時期の少年・少女が、心の中に抱える鬱屈(うっくつ)とした想いや暴力衝動…傷だらけの感情が交錯していき、物語は衝撃の結末を迎えていきます。

序盤からノンストップで進んでいく同級生の春花に対する仕打ちや、それに復讐していく彼女の姿は、ホラー要素はもちろんバイオレンス要素も強く、少ない巻数で完結している作品ですが、読み応えは抜群です！この作品は、王道ホラー漫画とは違い「人間の怖さ」が描かれているので、サスペンスホラー漫画が好きな方に特におすすめしたい作品。2018年には実写映画が公開され、原作通りバイオレンスな要素が大胆に再現されています。漫画とあわせて映像作品を見れば、作品の魅力をより味わえるでしょう！


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / サイコホラー漫画 / 2018年映画化 / 10巻以内完結名作青年コミック/ 00年代コミック（ホラー） / 名作サスペンス漫画 / 復讐コミック

＜作品紹介＞
「約束のネバーランド」は、2016年に週刊少年ジャンプで連載がスタートしたダークファンタジーです。主人公の少女・エマは、孤児院で幸せに暮らす12歳の女の子。しかし、孤児院が「ある恐ろしい目的」のために運営されていることを、彼女は知ってしまいます。エマは子ども離れした知能を駆使し、自分達の支配者「ママ」を出し抜いて、孤児院からの逃亡を計画しますが…。

迫りくる大人や、「鬼」と呼ばれるおぞましい生物からのスリリングな逃亡劇は一瞬たりとも目が離せません。手に汗握る頭脳戦や、いくつもの伏線が張り巡らされたストーリーもこの作品の魅力。あの手この手で追いかけてくる敵と子どもたちとの攻防は読み応え十分！子どもたちの住む世界の実態が少しずつ明らかになっていく展開にも、多くの読者が惹きつけられています。
この作品は、少年ジャンプで長期連載されるほどの人気作で、2019年にアニメ化、2020年には実写映画化。 完成度が高く、宝島社が発表するランキング「このマンガがすごい!」でも、2018年 男性部門で1位に選出。
人気、実力ともに兼ね備えた本作品、ぜひ読んでみてください！


＜関連テーマ＞
約束のネバーランド関連作 / 2021年アニメ化 / 2019年アニメ化 / ダークファンタジー漫画 / 鬼コミック / 2020年映画化 / 2020年ストア人気コミック / 頭脳戦コミック / 2021年冬アニメ化 / 次に来るマンガ大賞（コミックス）

＜作品紹介＞
霊媒体質で過去に友人を霊障に巻き込んでしまった経験のある大学生・螢多朗。家庭教師のアルバイトをする事になった彼が受け持つ天才少女・夜宵は、螢多朗の体質を一目で見抜き、心霊スポットに一緒に行こうと誘ってきて…!?　戦慄の悪霊捕縛エンターテインメント開幕!!

2019年からジャンプスクエアで連載されている、近藤憲一の作品。
両親を亡くしたことをきっかけに、霊媒体質の才能が開花してしまった少女・寳月夜宵（ほうづき やよい）。同じく霊が見えてしまう幻燈河蛍多郎（げんとうが けいたろう） を巻き込み、悪霊退治をしていきます。テンポよくポップな感じで描かれているので、読みやすいホラー漫画です。さくっと軽めなものを楽しみたい方におすすめです！

＜関連テーマ＞
心霊ホラー漫画 / 2023年アニメ化

＜作品紹介＞
宮本明は寂れた商店街の一角にある青果店の息子。近頃TVでは、多発中の失踪事件が取り沙汰されているが、明にとってそれらの事件はただのニュース以上の意味を持っている。兄・篤がその行方不明者の一人なのだ。篤は、彼女の実家に挨拶に行くと出て行ったきり、もう2年間消息がわかっていない。どうして明ではなく篤が行方不明なのかと嘆く母の姿を目にして以来、明は優秀な兄への劣等感を抱えていた。
そんな彼にとって、同じ商店街の幼なじみたちは内向的な自分を受け入れてくれる大切な存在だ。今日も紅一点のユキの大学合格を祝してパーティーを開いている。しかし明は、自分ではなく同じ仲間うちのケンちゃんを恋人として選んだ彼女に対して、恋心を超えた鬱屈とした気持ちを抱えていた。その晩、明が篤やユキのことでうなされていると、店の入り口の方からなにやら物音が聞こえてくる。慌てて様子を見に行くと、店の前で女性が倒れていて……？

2002年から2010年にかけて『週刊ヤングマガジン』で連載された本作。吸血鬼に支配された島での生き残りをかけたサバイバルを描きます。2010年、2016年には実写映画化、2013年にはTVドラマ化されました。2021年3月時点で累計発行部数は1,000万部を突破しています。続編となる『彼岸島　最後の４７日間』『彼岸島　４８日後…』とあわせて、ぜひご覧ください。


＜関連テーマ＞
吸血鬼コミック / 閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / 2016年ドラマ化 / 2016年映画化 / 吸血鬼コミック（男性向け） / ロングセラーコミック / パニック・サバイバル系コミック / 00年代コミック（ホラー） / 離島漫画 / ディストピア漫画

＜作品紹介＞
女子高生の明日香はある日、同じクラスの遥に突然「私のカラダ探して」と話しかけられる。不気味に思った明日香は、友人たちに相談。すると理恵や留美子も同じことを言われたらしい。高広は「ワケわかんねー!!」といらだつが、翔太はその話を知っている様子。どうやら「赤い人」という怪談があるらしいのだ。放課後一人で校舎に残っている生徒の前に現れ、その姿を目にしてから校門を出るまでの間に一度でも振り返ると、体を八つ裂きにされて校舎に隠されてしまうのだという。馬鹿馬鹿しいと言い捨てる高広と対照的に、明日香は不安を隠せない。遥のマネキンのような虚ろな目が脳裏に焼き付いて離れないのだ。
その晩、帰宅した明日香は理恵からメッセージを受け取る。怖がりな理恵にしては珍しく、今日出た「赤い人」に関する話題だ。不思議に思いながらも返信していると、明日香の返信ペースをはるかに上回る、大量のメールが送られてきて……？

2014年から2017年にかけて「少年ジャンプ＋」で連載された本作。同名Web小説のコミカライズ作品です。ひょんなことから学校に語り継がれる「赤い女」の呪いに巻き込まれてしまった高校生たちの姿を描きます。2017年にはWebアニメ化され、2022年には橋本環奈さん主演で実写映画化されました。続編の『カラダ探し 解』とあわせてご覧になり、ぜひ身近に潜む底知れぬ恐怖を味わってください。



＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / デスゲーム（コミック） / カラダ探し関連作 / タイムトラベル漫画（歴史系以外） / 2022年映画化

＜作品紹介＞
立野広(たての ひろし)は転校して来たばかりの小学5年生。一見、明るく誰にでも好かれそうな少年だが、前の学校では超問題児だったらしい。転校初日、校長の案内に従って校内を歩いていると、校舎の一角に生徒たちが集まっている。騒ぎの中心にいたのは怪しい格好で呪文のようなものを唱える教師。音楽室の肖像画にとりついた悪霊を除霊しているらしいが、何やら手際が悪くインチキくさい。しかもその教師が担任だというから広は思わずあきれてしまう。
彼の名前は鵺野鳴介(ぬえの めいすけ)=ぬ～べ～。クラスメイトの稲葉郷子(いなば きょうこ)はぬ～べ～の力について力説するが、ほかの生徒たちはたいして信じていないようだ。
自己紹介の延長でみんなの前で特技を見せることになった広は、得意のリフティングを披露。クラスメイトたちは広の華麗な足技に感嘆の声を漏らすが、サッカー部に入るよう強く勧めてくる彼らに、広は思わずキレてしまって……？

1993年から1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された本作。霊能力を持つ小学校教師・ぬ～べ～が能力を駆使して、生徒たちを妖怪から守るために戦う姿を描きます。1996年にはTVアニメ化、2014年には実写ドラマ化されました。笑いあり涙ありの王道少年漫画ですが、登場する妖怪たちの恐ろしさは決して子ども向けではありません。ぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
小学生が活躍するコミック / ロングセラーコミック / 先生コミック / 90年代コミック（ホラー） / 鬼コミック / 妖怪漫画 / 週刊少年ジャンプ（90年代） / 地獄先生ぬ～べ～関連作 / ドラマ化

＜作品紹介＞
「月刊ハロウィン」に連載され、読者から大反響を呼んだ、御茶漬海苔の代表作といえる作品。どのストーリーも怖いのに、一度読んだらやめられない･･･そんな人間の本能に呼びかけるような様々な惨劇を集めた短編集。恐怖漫画の鬼才が生み出す、スプラッタ傑作ホラーの決定版!!

1980年代～1990年代にかけて、伝説の少女ホラー漫画雑誌「月刊ハロウィン」にて連載されていた本作。自身の作品の実写映画監督までつとめる、御茶漬海苔のホラー漫画です。
ほとんどが1話完結の短編集で、不気味で不穏な独特の世界感を醸しています。ハマったらなかなか抜け出せなそうなこの作品は、グロいスプラッタ系の描写が数多くあります。苦手な方は注意しながらページをめくってみてくださいね。

＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 80年代コミック（ホラー） / 90年代コミック（ホラー） / 不条理ホラー漫画 / 女性コミック短編集

＜作品紹介＞
おろち は嵐を避けるため、とある豪邸を訪れる。家の主人は龍神エミとルミの二人姉妹。誰もがため息をつくほど美しい二人であったが、なぜか18歳になることを恐れていた。龍神家の女たちは皆美しいが、18歳になると人とは思えないほどの容貌になってしまうのだ…。

美しい絵とおどろおどろしい表現のギャップが特徴の楳図かずおの漫画。2008年にはおろち役を谷村美月さんが務めて映画化されました。心の奥底から凍り付くような恐怖をぜひ味わってください。


＜関連テーマ＞
70年代コミック（ホラー）

＜作品紹介＞
弟の死以来、吉川泪(よしかわ るい)は死者の霊やこの世のものではないものが見えるようになった。あるとき、バイト先に訪れた女子高生の背中に不気味な唇の霊が憑いているのを見た。その夜、女子高生が殺されたと聞いた泪は恐怖におののく。翌日、同じ霊が幼馴染みの背後に憑いているのが見えて…。

霊が見える体質になった泪は、なるべく霊とは目を合わさずに無視して生きてきました。しかし、幼馴染みに恐ろしい霊が憑いているのを目にし、見過ごすことができなくなってしまいます。泪がどのように霊と向き合うのか、ぜひご自身の目でお確かめください。


＜関連テーマ＞
5巻以内完結名作少年コミック / 心霊ホラー漫画 / 名作サスペンス漫画

＜作品紹介＞
鈴木英雄、35歳。漫画家のさえないアシスタント生活を過ごす中、悶々とした現実に勝つため時に妄想に逃げ込み、救いであるはずの恋人にも不安と不満が募る。だがある日、気付かぬうちに謎の感染症が蔓延し始め…現実の世界が壊れ、姿を変えていく…? 迷い込んだのは、日常と非日常、平凡と狂気が交差する世界。極私的サバイバルパニックホラーここに開幕?

2009年から2017年にかけて「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた、花沢健吾の作品。2013年に第58回小学館漫画賞の一般向け部門を受賞、2016年には大泉洋さんや有村架純さんが出演した実写映画が発表されました。

ゾンビ化していく人々で世の中がパニックに陥っていくなか、事態を受け入れどうにか人間として逃げていく主人公の英雄。臨場感と迫力がプラスされたグロい描写で、トラウマ注意の漫画です。好きな人にはたまらない作品と思われますので、ゾンビパニックの名作をお探しの方はぜひとも読んでください。

＜関連テーマ＞
映画化 / ゾンビコミック / ホラーサスペンス漫画 / 閲覧注意！グロい描写漫画

＜作品紹介＞
登山レクリエーションとして山頂を目指して歩く藤谷製薬の社員たち。すでに息が上がっている者や、先を急ごうと焦る者。様々な社員がいる中、部長は山の厳しさについて語りだす。なんと、今から登ろうとしている山には「鬼の猿が住むと言われる魔の山」だと…。

自然の中に現れたナタを持った巨大猿。そんな信じられないような状況から、次々と社員たちに恐怖が訪れます。次々と仲間たちが殺されるホラー漫画として、また、理不尽さと戦うサバイバルストーリーとしてもお楽しみください。


＜関連テーマ＞
10年代コミック（ホラー） / モンスターパニック漫画 / パニック・サバイバル系コミック / キャンプ・登山漫画

＜作品紹介＞
佑河樹里は両親と祖父、3つずつ離れた兄・翼と妹・早苗、そして早苗の一人息子・真(まこと)とともに暮らす28歳。家の男たちはぐうたらばかりしてろくに働かず、女性陣ばかりが稼いでいる。早苗が父親を明かさずに真を産んでからというもの、一家には男性陣に対する一種の諦めムードが定着していた。しかし真さえまっとうな人間に育ってくれればいいという母の考えとは異なり、樹里は男性陣へも容赦なく小言を言う。今日も久々にスーツで面接を受け疲れていた樹里は、早苗から頼まれていた真のお迎えを翼に依頼する。どうせ行かないだろうと思っていたが、樹里から言われた皮肉が効いたのか、翼はすぐにお迎えに行った様子。しかしそのいかにも怪しい風貌を警戒した保育士から樹里のもとへ電話がかかってくる。真の叔父であるという確認が取れ、ようやく甥っ子を引き取ることができた翼。しかしその帰り道、謎の男たちに襲われて……？

2008年から2014年にかけて連載された本作は、代々伝わる止界術を操る佑河家の一同とその力を狙う宗教団体や異形の存在たちとの戦いを描いたホラーサスペンス。『ゴールデンゴールド』でも知られる堀尾省太による作品です。2018年にはTVアニメ化され、人気を集めています。平凡だと思っていた一家に隠された謎をぜひご刮目ください。



＜関連テーマ＞
10年代コミック（ホラー） / 2018年アニメ化 / ロングセラーコミック / 10巻以内完結名作青年コミック / 00年代コミック（ホラー） / SFコミック / 名作サスペンス漫画

＜作品紹介＞
書店員の三角康介(みかど こうすけ)は、人間よりも霊のほうがはっきりと見えてしまう体質。なるべく見ないように意識していたが、あるとき、除霊師・冷川理人(ひやかわ りひと)によって魂に触れられ、今までに味わったことがない感覚を体験することになる…。

“除霊”を通して、クールな冷川とすぐに熱くなる三角が関係を深めていく、新感覚サスペンスホラー「さんかく窓の外側は夜」。ホラーといっても、ただ怖いだけじゃない。そして、バディものとしても一級品です。二人の関係の行方をぜひ見届けてください。


＜関連テーマ＞
2021年アニメ化 / 2021年映画化 / 心霊ホラー漫画

＜作品紹介＞
主人公・神宮マサト＝マサトが７年ぶりに故郷に帰り、幼馴染みのヒトミと小さい頃大好きだった動物園へデートに行くところから物語が始まります。なぜか人が少ない園内で、マサトたちは突然、「人間の顔をした動物」に襲われる…！
動物が人間の言葉を理解し話せるようになったり、本を読んで知識を身に付けたり、さらに人間を虐殺、捕食したり…という動物によるホラーパニック漫画です。

動物が、人を食用として保管するシーンはトラウマになるほどの衝撃。さらに、動物たちが暴れまわるシーンは毎回目が離せないくらい迫力たっぷりです！
グロやパニック要素の中で、動物実験や虐殺など「動物に対する人間の身勝手さ」に気付かせてくれるシーンも、この作品の大きな見どころ。
「人間の顔をした動物」が襲ってくるというショッキングな世界観が斬新なので、普通のホラーには飽きてしまったという方にぜひ読んでいただきたい作品です！きっと今までにない感覚を味わえるでしょう。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / モンスターパニック漫画 / パニック・サバイバル系コミック

＜作品紹介＞
作品の舞台は、人間を喰らう怪人・喰種(グール) が存在する東京。主人公・金木研(かねき けん)＝カネキはある日、喰種である神代莉世(かみしろ りぜ)＝リゼに出会います。カネキはリゼに捕食されそうになりますが、偶然の事故によりリゼは絶命。難を逃れたものの、瀕死の重傷を負ったカネキは、一緒に搬送されたリゼの臓器を移植されたことで、自身が「半喰種」の身体になってしまう…！
人間としての食事ができなくなったカネキ、唯一の食料である人間を喰らっていくのか…。そんな葛藤の中、人間と喰種が争う世界でカネキがどのように生き残っていくのかが描かれるストーリー。

サスペンスホラー要素だけではなく、哲学的な側面も楽しめ、考えさせられる作品。人間は捕食されないために喰種を殺す、しかし喰種は生きるために人間を捕食する…という双方にとって当たり前だが相反する価値観がぶつかり、お互いに正義を主張するというのが見どころであり、この作品の面白さでもあります。人間と喰種との狭間で苦悩するカネキ、彼が最後に出した答えとは…？

アニメ化や舞台化、さらには窪田正孝さん主演で実写映画化もされた超人気作品です！


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 2017年映画化 / 2015年アニメ化 / ダークファンタジー漫画 / モンスターパニック漫画 / ロングセラーコミック / パニック・サバイバル系コミック / SFコミック / 東京喰種トーキョーグール関連作

＜作品紹介＞
女子中学生の七尾ミサキは気付いてしまう。街のみんなが少しずつおかしくなっている―ー 。明るかった近所のおばさんは壁に向かって話し、好青年を絵に描いたようなおまわりさんも奇声を発するようになってしまった。ミサキにも悪魔のようなものが見えるようになり…。

じわじわと真綿で首を締めるような恐怖が押し寄せるサイコホラー漫画。すべての人がおかしな状態になる中、ミサキも自分が正常なのか自信を持てなくなります。心理ホラーが好きな方に特におすすめの漫画です。


＜関連テーマ＞
サイコホラー漫画 / 悪魔コミック

＜作品紹介＞
10年ぶりにみとず町に戻ってきた卯月勇人。東京から田舎に引っ越すことを嫌がるお母さんには悪いが、昔遊んだ豊橋咲と会えると思うとワクワクした気持ちが湧き上がってくる。しかし、みとず町は以前とは変わっていた。夕方6時を知らせる鐘が鳴るまでに家に入らないと、冥奴様(めいどさま)が迎えに来るのだ…。

夜間に歩くと冥奴様が迎えに来る…。単なる迷信だと思っていた勇人は、迷信ではなく現実だということを知らされ、恐怖を味わいます。日常と非日常の境界線を緻密に描く本作をぜひご堪能ください。


＜関連テーマ＞
10年代コミック（ホラー） / 名作サスペンス漫画

＜作品紹介＞
刈谷優里(かりや ゆうり)は目立たないタイプの女の子。存在感がなさすぎて、もう5月だというのにクラスメイトに名前すら覚えてもらえていない。しかしそんな優里には好きな男子がいる。隣のクラスの青野龍平＝青野くんだ。本を運ぶのを手伝ってもらったことをきっかけに、優里は彼に恋に落ちてしまった。優里にとって青野くんは初めて話した男の子。青野くんに知ってもらうだけでなく、彼の中で強く印象に残りたい、そう思った優里は思い切って告白することに。「青野くんが好きです！」ストレートに告げると、青野くんは優里の名前すら知らない様子。しかし、なぜか告白を受け入れてくれ、二人は付き合うことになる。
それからの毎日は優里にとって幸せそのもの。2週間経った今では彼なしでの生活が考えられないほどだ。しかしそんなある日、担任の口から「昨晩 2年C組の青野龍平くんが 交通事故で亡くなりました」と告げられて……？

2017年から『月刊アフタヌーン』で連載中の本作。幽霊になってしまった青野くんと現実の世界に生きる優里の二人を描いたホラーラブストーリー。2022年には佐藤勝利さん、高橋ひかるさん等キャストでTVドラマ化されました。絶対に結ばれることのない二人の切ない恋模様はもちろん、ぞくりとするホラー描写も魅力の本作をぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
幽霊と仲良くしてる漫画 / 2022年ドラマ化

＜作品紹介＞
千葉県房総半島の東京湾沿いに位置する青少年矯正施設・松嵐(しょうらん)学園。16歳の前田義明(まえだ よしあき)はたまたま事件現場を目撃しただけにもかかわらず、犯人と決めつけられ、殺人犯としてここに連れて来られた。園長にも「本当に知らないんです…… 何もやってないんです」と強く訴えたが、鼻で笑われ、言い訳だと一蹴されてしまう。
これまで普通の高校生活を送っていた義明にとって、この施設に集まる関東中の不良は未知の存在。さっそくこれから暮らすことになる4号室へ向かい、室長の吉岡正文(よしおか まさふみ)、銃創のような傷のある岩倉剛、司法制度にやけに詳しい山野井満(やまのい みつる)と出会う。個性豊かな同室の面々に、義明はやはり戸惑いを隠せない。
その頃、東京都監察医務院では、現行犯逮捕した男に噛み殺された警察官の解剖が行われようとしていた。いざ始めようとしたその時、死体がひとりでに動き始めて……？

2011年から2015年にかけて連載された本作。松嵐学園での刑期を過ごしていた青年たちが未知のゾンビと戦う姿を描きます。『食糧人類-Starving Anonymous-』でも知られる蔵石ユウ(原作)、イナベカズ(作画)のタッグによる作品です。韓国やタイ、台湾でも翻訳され、人気を博しています。青少年矯正施設を舞台に繰り広げられるパニックホラーです。ぜひご覧ください。



＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / 冤罪コミック / 10巻以内完結名作少年コミック / 刑務所 / パニック・サバイバル系コミック / ゾンビコミック / ディストピア漫画

＜作品紹介＞
学校一のヤンキー・黒谷美鈴(くろたに みすず)は、ある日、自分と同じ髪色をしている一年生に難癖をつけ、殴る蹴るの暴行を加えた。一年生は動かなくなってしまい、どうすべきか頭を抱えていると「どんな人間でも回収します」と黒い回収車がやってきた…。

ちゃおデラックス、ちゃおデラックスホラーで連載の 「人間回収車」。毎話オムニバス形式でストーリーが展開しますが、どの主人公も人間性に問題がある者ばかり。彼らが歩む運命を目の当たりにしてください。

＜作品紹介＞
警視庁捜査一課巡査部長の沢村久志は、妻と子に捨てられてしまった。何かといえば「仕事だからな」と言い続けてきた沢村。妻の話も聞かず、子どもの成長を見守るわけでもなく、電話がかかってきたら家族はそっちのけで仕事に飛び出してきたツケが回ってきたのだ。正直、仕事が好きなのかはわからなかったが、家族を失った今、彼には仕事しかすることがなかった。
そんなある日、沢村は生きたまま犬によって食い殺された遺体現場に立ち会う。どうやら犯人は、被害者を密室に拘束したうえで、お腹を空かした大型犬を放ったらしい。沢村はさっそく聞き込みを開始するが、有力な情報は得られない。そもそも、殺害が目的にしては手間や時間がかかっている今回の手口に対して、沢村は疑問を感じていた。帰り道、動物愛護センターに寄った沢村は、被害者を襲った犬が吐き出したとある証拠品を受け取る。そこには「ドッグフードの刑」と書かれていて……？

2013年から2014年にかけて『週刊ヤングマガジン』で連載された本作。猟奇的な殺人犯とそれを追う刑事の姿を描いたサスペンスホラー漫画です。2016年には小栗旬さん主演で実写映画化されました。カエルの仮面を被った殺人犯の残忍な手口に、人間の恐ろしさを感じずにはいられないでしょう。ぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 2016年映画化 / 正統派警察漫画 / 5巻以内完結名作青年コミック / ホラーサスペンス漫画 / 名作サスペンス漫画 / 刑事・警察漫画 / 鬱漫画

＜作品紹介＞
女子高生の須田ひな子はある日の帰り道、路地裏からベチャ、グチュという不気味な音が聞こえるのを耳にする。不思議に思って路地裏をのぞくと、そこには肉のかたまりのようなものが。どうやら何かを食べているらしい。さらにじっくり観察していると、肉のかたまりの中に、同じクラスの宮野真希がつけていたものにそっくりなピアスが見える。宝飾の学校に行っているお姉さんが作ったものだと言っていたから間違いはないはずだ。とりあえず帰宅してすぐに真希へメールを送ったものの、翌朝になっても返信は来ていなかった。登校したひな子はさっそく真希のピアスを確認。彼女の耳にはいつも通りピアスがあったが、やはり昨日、肉のかたまりの中に見たものと同じようだ。一通り考えてもわからなかったひな子は、スマホで撮影した肉のかたまりの写真を真希へ見せることに。すると彼女は「なんで私の夢の写真持ってるの？」と言って……？

2020年に『ウルトラジャンプ ニコニコ版』で連載された本作。ひな子が肉のかたまりを見たことをきっかけに、グロテスクで切ない友情が動き出します。理不尽な状況にあるからこそ浮かび上がる、少女たちのピュアな関係性は必見です。恐ろしくも切ないホラー漫画をぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画

＜作品紹介＞
主人公・弐階堂アキラ(にかいどう あきら)＝アキラと幼馴染の阿久津くるみ(あくつ くるみ) 、そしてボクシング部の梅澤礼次(うめざわ れいじ) 、3人は部活に恋に、平凡ながらも楽しい高校生活を送っていました。そんなある日、突如生徒の一部が人を喰うゾンビへと変貌し、仲間を食いちぎっていく…！混乱した状況の中、噛まれた人間は次々とゾンビになっていきます。そしてついに、くるみと梅澤も噛まれてしてしまう…。アキラに襲いかかるくるみ。しかし今度は、我に返ったように話しかけてきます。アキラは安堵しますが、なんとくるみはまた発狂を始める…！

ゾンビを題材にした作品は多々ありますが、「ゾンビ化した人間がまた正気を取り戻す」という点が大きな見どころです。さらに高校に閉じ込められるというシチュエーションを活かし、部活ごとに多彩な戦いを繰り広げるのも魅力の1つ。ゾンビ化する際の独特な擬音が雰囲気を盛り上げる本作は、ホラー漫画は読みつくしたという方、そうでないという方どちらも新鮮な気持ちで楽しめる作品と言えるでしょう。
勇敢なようで未熟な一面もあるアキラが、成長していく姿も見逃せません！果たして彼はゾンビの魔の手から逃れられるのでしょうか…。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 10年代コミック（ホラー） / パニック・サバイバル系コミック / ゾンビコミック

＜作品紹介＞
知ってる人は知っている。知らない人も凍りつく。あのウワサの女が帰ってきた――！マフラーで顔をかくし、小学校の前にたたずむ不気味な女。そいつは口裂け女だというウワサが、子どもたちの間で広がり、やがて恐るべき悪夢へと……。

1995年に発行された少女ホラー漫画。「不思議のたたりちゃん」や「不気田くん」など、数々の名作を生みだした犬木加奈子の作品です。 個人的には彼女の著作で1番怖いと思っている、「口裂け女伝説」。きっと一度は耳にしたことのある有名な都市伝説かもしれませんが、ほんとうに怖い！読んだら夜道を歩けなくなってしまうかもしれません。心して読んでみてください。

＜関連テーマ＞
都市伝説コミック / 90年代コミック（ホラー） / 少女ホラー漫画

＜作品紹介＞
恐怖、復刻！山岸凉子が、人の心の真の闇を描いた４編。迫力の筆致がよみがえるカラー扉絵を、全カラー収録した、完全新装版！！
死の淵をさまよう男が体験した世界を描いた『夜の馬』。母親の、我が子への偏愛がもたらした破滅への道程『メディア』。実話をもとに語られる『押し入れ』。そして、愛を打算にかけた男が取り憑かれた怨念の形『雨女』。衝撃の４編が、あなたを捕らえる。

90年代に発表された山岸涼子のホラー漫画を集めた短編集、「押し入れ」。歴史系漫画の名作で知られる著者ですが、ホラー漫画も多数発表しています。背筋がぞっとするストーリーをどうぞご堪能ください。

＜関連テーマ＞
90年代コミック（ホラー） / 少女ホラー漫画

＜作品紹介＞
あの家に住むと、みんな死んじゃう…!?　呪われた家で巻き起こる惨劇の数々。元祖パニックホラーの女王・関よしみのトラウマ作品群!!

タイトルの「マッドハウス」に加え、「愛の墓標」「霧の底」など計7作品の短編集である本作。人間の狂気を描いたサイコホラーを中心とした作品です。絵柄は王道の少女漫画なのに、出てくるキャラクターの残忍っぷりすごいので、そのギャップが見どころの一つでもあります。残酷な描写に、耐えることができるでしょうか……？ぜひ読んでみてください。

＜関連テーマ＞
サイコホラー漫画 / 少女ホラー漫画

＜作品紹介＞
金色の髪、ばら色のほほ、天使のような微笑のロザリンドお嬢様が何十人もの人を殺した殺人鬼だなどと・・・　おお神よ、あわれみたまえ!!

1970年代に「週刊少女フレンド」で連載されていた、わたなべまさこの作品。

8歳の幼い少女・ロザリンドは、天使のような見た目でみんなから愛されているお嬢様です。ところが、このお嬢さん気の赴くままに身近な人々を殺してしまうという狂気の持ち主。彼女の本質に気づいてしまった人々はどうなっていくのでしょうか……。クラシカルで西洋風に描かれた少女漫画の美しさと、恐怖のギャップをお楽しみください。

＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 70年代コミック（ホラー） / 少女ホラー漫画

＜作品紹介＞
殺意と憎悪を抱いた者の前に現れる黒猫・・・彼は、ある扉へとその者を導く。扉の向こうには10年の寿命と引き換えに憎い相手を呪い殺してくれる呪術者・カイが待っているという－－。様々な者が扉へと導かれるが・・・!?

呪いたいほど憎い相手がいると、不気味な黒猫が現れてある扉を案内するというストーリー。様々なクライアントを呪術者・カイと不思議な人形・マリーが迎え、望みを叶えていきます。嫉妬やねたみといった、人間のドロドロした部分を描いたお話が多いので、陰湿なヒューマンドラマがお好きな方にもおすすめのホラー漫画です。

＜関連テーマ＞
少女ホラー漫画 / 90年代コミック（ホラー）

＜作品紹介＞
女子高生の四谷みこは、突然見えてはいけないものが見えるようになった。恐ろしい顔をした異形のものたちは悪さをするわけではないが、みこのそばに来て、自分が見えているのかを確認しているようだ。見えないふりをし続けるみこ。盛り塩も効かない異形のものたちを、どうやり過ごす？

ただ単にこの世ならざるものが見えるようになった、みこの生活を描く「見える子ちゃん」。ホラーというよりは女子高生の私生活をのぞき見しているような錯覚に陥る不思議な感覚の漫画です。ホラー初心者の方もぜひお楽しみください。


＜関連テーマ＞
閲覧注意！グロい描写漫画 / 次に来るマンガ大賞（Web） / 心霊ホラー漫画 / Web発コミック / 2021年アニメ化

＜作品紹介＞
ある嵐の日、土砂崩れで柵が崩壊し長く立入禁止されていた地に踏みこんだきょうだいは世にも恐ろしげな怪異と出会・・・「ワシ、一応祟り神なんじゃが！？この異形をみてなんとも思わんのか！？！？」ちっとも動じないきょうだいは、むしろ怪異をダラさんと呼び、なついてしまい！？怖そうで怖くない！シリアスを置きざりにした新時代のホラーコメディ。

2022年からwebで配信されている、ともつか治臣による「令和のダラさん」。
屋跨斑（やまたぎまだら）と呼ばれる地域の怪異＝ダラさんと、三十木谷（みそぎや）きょうだい­が繰り広げるオカルティックなホラーコメディです。本来ならば恐れられる存在であるダラさんに、無邪気に絡んでいく中学生の日向と小学生の薫。ちょっとした性癖が垣間見えるコメディな展開に、ドはまりしてしまう人も多そうです。ダラさんが怪異になってしまった経緯も気になるところの、要注目作品です！

＜関連テーマ＞
ホラーコメディ漫画

＜作品紹介＞
この除霊エッッッッッッッッッ！！！！「幽霊が見えるだけ」の普通の女子高生・シヅカ。シヅカは幽霊を引き寄せる特異体質を活かし、有名な霊能力者・カムイの助手として働いている。圧倒的な霊力を誇るカムイだが、その除霊は前代未聞なヤリ方でーーー!?“超”除霊の幕が開く!!エッッッッッッッッッッロイムエッサイム!!第１巻には総勢９体＋αの霊が登場！「メリーさん」「テケテケ」「こっくりさん」・・・、果たしてどのような除霊を行うのか！？★コミックス書き下ろしエピソード「人面犬」も収録！倫理的にイケるのか！？

2020年からマンガワン、裏サンデーで連載されている「うしろの正面カムイさん」。えろき原作、コノシロしんこ作画の漫画です。
霊を引き付けてしまう体質の女子高生・耳塚シヅカは、ある日カリスマ霊能力者であるカムイさんに出会い、除霊の助手をすることになります。いろいろな心霊現象と下ネタの融合が最高にくだらなくて楽しい作品です。これを読めば、トラウマを克服できるかも！？ぜひチェックしてみてください。

＜関連テーマ＞
エロコメディ（男性コミック） / 心霊ホラー漫画 / ホラーコメディ漫画

取得したクーポンは商品購入画面で使用することができます。取得したクーポンの中から使用するクーポンを選ぶことができます。

※ポイントとクーポンの併用はできませんので、ご注意ください。