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堀江氏が初めて見せた弱い心(ゼロ 第0章)

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今回は『ゼロ 第0章』(堀江 貴文 著)を取り上げます。

堀江氏が初めて見せた弱い心

【ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2014受賞記念】「誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。失敗しても、またゼロに戻るだけだ。決してマイナスにはならない。だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。」紙版、電子版ともにベストセラーとなった堀江貴文著『ゼロ』。ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2014受賞(ビジネス・自己啓発部門)を記念して、「第0章」を電子化。堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

私は本書を読む前から堀江氏のことが好きである。どうしてこんなことを最初に話すのかというと、本書を語る上で堀江氏を好きだったか嫌いだったかというのは大きなポイントになるからだ。

 

口コミやレビューを見ても本書を読んでから堀江氏の見方が変わったと言う人は多い。つまり、以前は堀江氏のことが嫌いだった人物の方が、この本を語る上では説得力が増すのである。

 

要するに本書は堀江氏がこれまでに出版してきた本とは一味違う。しかし、彼はメディア等で根本的な考え方は変わっていないとよく言っている。無論、本書にしてもそうだ。確かに本書でも堀江氏の考え方は一貫している。では、何が今までと違うのかといえば、やはり『伝え方』の違いだろう。

 

本書は堀江氏の半生を語るような文章で構成されている。幼少時の話から収監されたときの話など、その時々の気持ちが細かく書かれている。そして、この堀江氏の素直な気持ちこそが読者を堀江氏の見方を変えるひとつの要因になっているのだ。とくに本書において特徴的な部分が堀江氏の『弱さ』である。

 

本書が発売されるまで堀江氏のことを強い人物だと思っていた人は多いだろう。実際、私も堀江氏は落ち込んだり、悩んだりすることはないんだろうと思っていた。しかし、本書を読めばわかるように堀江氏も私たちと同じ人間なのだ。

 

本書の最初のページには、こう書かれている。「弱みを見せたら負けだと思い、たくさんの敵をつくってきた」

 

そう、堀江氏は強いのではなく、今まで弱い部分を隠していたのだ。もちろん、彼は一般的な人よりもかなりタフな人物だと思う。それでも本書を読むと、「堀江さんもこのような気持ちになることがあるのか」と共感できる部分が出てくるのである。

 

堀江氏のことが嫌いだという人の理由のひとつに、共感できないということを挙げる人は多いのではないだろうか? または人情味がない・非道だと感じている人もいるかもしれない。

 

そのような観点から考えても、やはり本書は堀江氏のことが嫌いな人ほど読んだ方がいい本だと言えるだろう。もちろん、万人の意見が変わるわけではないと思うが、本書をきっかけに堀江氏の見方が変わる人は多いだろう。

 

現に、もしも私が知人から「堀江さんが出している本で何を読んだ方がいい?」と訊かれれば、間違いなく「ゼロ」をお勧めするのである。(ねこねこ)

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