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日本で代々くり返される組織的問題を読み解く最適書!(「超」入門 失敗の本質)

シミルボンに投稿された要注目記事をピックアップ!

今回は『「超」入門 失敗の本質』(鈴木博毅 著)を取り上げます。

日本で代々くり返される組織的問題を読み解く最適書!

野中郁次郎氏推薦!累計56万部突破、今もっとも注目される組織論の名著を、若手戦略コンサルタントが23のポイントからダイジェストで読む。「戦略性」「思考法」「イノベーション」「型の継承」「現場活用」「リーダーシップ」「メンタリティ」…今日の閉塞感に横たわる、日本的組織の病根を乗り越えるヒント。

古典「失敗の本質」を今に活かす!

人は、なぜ失敗をするのでしょうか?
人は、なぜ失敗をくり返してしまうのでしょうか?
あなたはどのように考えるか、まずは書き出してください。

 

本書は、古典の名著「失敗の本質」のエッセンスを現代社会にも通ずる形で描き、23のポイントに整理して、まとめ上げた一冊。

 

「出る杭は打たれる」
この言葉に象徴されるように、日本は”組織””集団”重視の国民性を有しています。

 

この、「集」の力がプラスに発揮されれば、高度成長のように爆発的な結果を生み出します。
しかし、「集」の力がマイナスに発揮されると、先の大戦のような悲惨な結果を生み出します。

 

日本という組織がもつ構造的・精神的な特性を紐解いていくことで、マイナスにいち早く気づき、マイナスをプラスに変えていくヒントが見えてくる。
これが、「失敗の本質」をみていくということなのです。

 

「うちの会社、このままで大丈夫なのか?」
いま、自分の所属している組織・集団に不安をもっているのなら、この本は解決策をきっと提示してくれます。

あの企業が危機を迎えた理由が面白いようにわかる?

この本では、「失敗の本質」を23のポイントに分類しています。
それを下記のカテゴリーごとにまとめており、読みやすく構成されている。

 

・戦略性(4つのポイント)
・日本的思考(3つのポイント)
・イノベーション(3つのポイント)
・型の伝承(3つのポイント)
・現場(組織マネジメント)(3つのポイント)
・リーダーシップ(4つのポイント)
・集団の空気(3つのポイント)

 

23ポイントを知ったとき、ニュースで見るあの企業はなぜ危機を迎えているのか?が、あなたなりに分析できるようになることでしょう。
この感覚は、非常におもしろいです。
(専門家になった気分になります(笑))

 

一例をあげると、

 

スティーブ・ジョブズは、価格や処理能力などで戦わずに、お洒落なデザイン・感覚的な操作性・ネットワーク型などの利便性で戦った。

 

これは、分かりやすい事例ですね。

 

アメリカ軍は、現場と司令部を1年置きにローテーション。
日本軍は、軍上層部は固定。

 

組織の硬直化・活性化のわかりやすい比較ですね。

 

こうして、多数のケーススタディに触れることで、組織の再生であったり、日本の発展であったり、さまざまな視点が身についていきます。

 

人は、なぜ失敗をするのでしょうか?
人は、なぜ失敗をくり返してしまうのでしょうか?
読み終わった後、改めて書き出して比較してみましょう!

(米山智裕@Share読書.Com)

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