Reader Store

「嫌い」「嫌われた」と思う時、あなたに何が起きているのか?(嫌われる勇気)

シミルボンに投稿された要注目記事をピックアップ!

今回は『嫌われる勇気』(岸見 一郎,古賀 史健 著)を取り上げます。

「嫌い」「嫌われた」と思う時、あなたに何が起きているのか?

嫌われる勇気

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

■ご紹介文

あなたが抱えているその「悩み」。

本当にあなたが苦しむ必要がありますか?
 

本書は、アドラー心理学の要諦を、"青年と哲人の対話篇"というストーリーを通してあなたに説いていく一冊。

「どうすれば人は幸せに生きられるのか?」この究極とも言えるテーマに対して、シンプルかつ具体的な”答え”を提示していく。

 

”答え”を提示していくーー。

今このように書きましたが、簡単に答えを理解することはできません。

その”答え”を消化し吸収するにはかなりの自己葛藤が発生します。

”答え”を答えとして認めたくない感情が湧き上がってくるからです。

 

常識だと思ってきた捉え方が全否定される

悩みやトラウマが全否定される

主人公である青年の主張は、ごくごく普通であなたも味方することでしょう。

しかし、アドラー心理学を説く哲人は、そんな青年の主張をことごとく粉砕していきます。

 

そして、粉砕した心に、新しくアドラー心理学に基づく、シンプルかつ具体的な”答え”を植えつけていく。

これがこの本の目指すところです。

 

かなり心が揺さぶられます。

哲人の主張には激しい嫌悪感を抱くことでしょう。

でも、読み終わったあと、なぜか、なんでだか、心が軽くなっているのです。

 

なんとも不思議な哲学の魅力を、味わうことができる一冊です。

■「原因」ではなく、「目的」に生きるススメ

朝起きてカーテンを開けると雨です。

あなたはどんな感情を抱きますか?

 

「雨でイヤだな」

こう思うことが多いのではないでしょうか。

 

【雨(原因)】だから【イヤな気分(目的)】になる。

この考え方ではダメだと、アドラーは云います。

 

【イヤな気分(目的)】をあなたはもともと別のところで持っていた。

それに蓋をするために、【雨(原因)】のせいにしてそらしている。

 

このことを認めなさい、認めることで前に進むことができる、とアドラーは説きます。

 

あなたの今抱えている「悩み」。

これも原因が先に立っていませんか?

 

○○された(原因)から、あの人のことは嫌い(目的)。

□□しちゃった(原因)から、あの人に嫌われた(目的)。

 

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

アドラーはこのように断言します。

 

「原因」ではなく、「目的」に生きるススメ。

 

この本で、ぜひ身につけてください。

■3つの実践ポイント

【1】「原因」ではなく「目的」で物事を考えてみる

【2】課題を分解し、自分の課題にのみ取り組む

【3】「いま、ここ」の軸を持つ。変えようのない過去、予測でしかない未来に縛られない

(米山智裕@Share読書.Com)

あなたにおすすめの特集