
本好きこそ押さえておきたいこの賞作品特集
第155回 芥川賞・直木賞 受賞作・候補作
第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが・・・・・・。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。
第155回(2016年上半期)直木賞受賞作
主の腕に惚れた大物俳優や政財界の名士が通いつめた伝説の床屋。ある事情からその店に最初で最後の予約を入れた僕と店主との特別な時間が始まる「海の見える理髪店」。意識を押しつける画家の母から必死に逃れて16年。理由あって懐かしい町に帰った私と母との思いもよらない再会を描く「いつか来た道」。仕事ばかりの夫と口うるさい義母に反発。子連れで実家に帰った祥子のもとに、その晩から不思議なメールが届き始める「遠くから来た手紙」。親の離婚で母の実家に連れられてきた茜は、家出をして海を目指す「空は今日もスカイ」。父の形見を修理するために足を運んだ時計屋で、忘れていた父との思い出の断片が次々によみがえる「時のない時計」。数年前に中学生の娘が急逝。悲嘆に暮れる日々を過ごしてきた夫婦が娘に代わり、成人式に替え玉出席しようと奮闘する「成人式」。伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも「あの時」に戻ることができたら・・・・・・。誰の人生にも必ず訪れる、喪失の悲しみとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。
芥川賞・直木賞候補作品
芥川賞
芥川龍之介を記念した、純文学の新人に与えられる文学賞
直木賞
無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞
第12回(2015年)本屋大賞 受賞作
第11回(2014年) 本屋大賞 受賞作
第10回(2013年) 本屋大賞 受賞作
第9回(2012年) 本屋大賞 受賞作
第8回(2011年) 本屋大賞 受賞作
第7回(2010年) 本屋大賞 受賞作
第6回(2009年) 本屋大賞
第5回(2008年) 本屋大賞
第4回(2007年) 本屋大賞
第3回(2006年) 本屋大賞
第2回(2005年) 本屋大賞
第1回(2004年) 本屋大賞





















































































































































































