
「やる力」「やらない力」がなくて困っている人におすすめな「意志力」(スタンフォードの自分を変える教室)
「やる力」「やらない力」がなくて困っている人におすすめな「意志力」
スタンフォードの超人気講義を完全書籍化!
明快な説得力と斬新な語り口と実践的な方法論に 「本当に人生を変える」「生涯で最も重要な一冊」 と絶賛の続く全米ベストセラー!
「意志力」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?
「ああ、意志力ならじゅうぶん持ち合わせているよ」
という方よりも、
「実は私も意志力がなくて困ってて…」
という方のほうが多数派でしょう。
本書では、多くの人が悩み苦しんでいる「意志力」について、科学的な知見を交えて解説されています。
「人間はなぜこんなにも意志の力が弱いのか?」
それは、原始的な人間が本能的に甘いものや楽な道を選ぶことで、生存確率を高めていたから。
「意志力を高めるにはどうしたらいいか?」
たとえば「瞑想」に取り組んでみたり、意志力の弱さを認めて戦略を練ってみると良いでしょう。
「意志力は、筋肉と同じように使えば使うほど強くなる」という学説も本書で取り上げられています。であれば、どんどん意志力を増強し、さまざまな場面で自制心を発揮し、多くの成果を生み出したいですよね。そのためには、どんな方法で意志力を鍛え、どんな方法で意志力が強くなったかどうかを調べればよいのでしょうか?具体的な方法とその根拠は、本書で詳しく述べられています。
また、意志力に関連した興味深い科学的な実験の数々も取り上げられています。例を挙げると、「マシュマロ・テスト」という心理学の分野では非常に有名な実験があります。この実験では、集めた4歳児たちの目の前にマシュマロを1つ置き、15分そのマシュマロを食べずに待つことができたら、もう1つマシュマロをあげると説明しました。この結果、15分待ってマシュマロを2つ受け取る子どもと、1分も待てずに食べようとしてしまう子どもがいることが判明。4歳児であっても、意志力があるかないかは調べられるようです。
最も興味深いのはこの後の展開です。
この実験を行なった4歳児たちを追跡調査したところ、驚くべき事実が判明したのです。…ここから先は、私も「やらない力」という意志力を働かせて、伏せておくことにしましょう。
世界各国でベストセラーになった本書は、日本では文庫版も出版され、意志力に関する関連書籍も数多く刊行されています。もし本書のボリュームでもなかなか読み進められず困っている、という場合は、より優しい語り口で意志力(集中力)について扱うメンタリストDaiGo著『自分を操る超集中力』がおすすめ。より詳しく学術的な内容を学びたいなら、ロイ・バウマイスター著『WILLPOWER 意志力の科学』などを手にとって見ると良いでしょう。
私は本書に出会ったことで、「意志力」というものの性質を知ることができ、より自分の行動をコントロールできるようになりました。食べたいお菓子をほとんど苦痛を感じずに我慢したり(視界に入らないところへ隠す)、ついつい手を伸ばしてゲームをしてしまうスマホの誘惑に打ち勝ったり(ゲームアプリを一番奥のページの一番奥のフォルダに入れる)。これらができるようになったのは本書のおかげです。読みやすい文章で、論理的かつユーモアあふれるケリー・マクゴニガル先生の授業を、あなたもぜひ体験してみてください。(とりとん)


