幾の感動大陸さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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プラスティック
井上夢人 / 講談社文庫
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幾
2月3日
ミステリーまた、読み始める。冒頭で、*****と推測され、これが謎解きのヒントと思われたが、間もなく、この若奥さん、自宅マンションで惨殺され発見され、その夫も行方不明の展開。文章…が若干、つたなく雑な感じで、思わせぶりが多くて苛つき最後まで耐えられるのか、今後が面白く惹きつけてくれるのか、まさかの超つまらないオチで終わってしまうのか?作品の質自体がサスペンス・ミステリーなのであった。顛末を待たれ!
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M N えぇー!?ミスリードですか!w
2月3日 20:46 · いいね!
幾 そーでもないよーな・・・隣の小説家志望が登場し、フロッピィ上で話しを進める役に。ややこしい(*_*;
2月3日 21:00 · いいね!
幾 ・・・隣人が****?同居人が偽名だったり・・・。あと、半分強。今日中に読めるかなぁ(*_*;。
昨日 11:04 · いいね!
幾 色々あって、読みきれず未だ半分。明かされる犯人の周りに起こった数々の不審な事故死。語られる悲惨で過酷な生い立ち・・・***の条件は揃った。逃走中のこの語り手が怪しい。どう決着するのか・・・?
昨日 17:59 · いいね!
幾 今、12時前に読了。多くの人物の手記で構成されたフロッピィファイルであったが、********の記述であり、**化のために作成されたものだったという凄い呆れたオチだった。 続きを読む投稿日:2014.02.06
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毒蟲VS.溝鼠
新堂冬樹 / 徳間書店
有害図書NO.1はこの本だ!
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別れさせ屋「スペシャルサポート」を営み、毒蜘蛛タランチュラ、サソリ、ムカデなどを操る、根本的に人間性の欠落した全身黒装束の大男「毒蟲」VS.復讐代行業「青い鳥企画」を営み、極度のSで、金に薄汚く生存す…るためなら、どんな卑怯な手も厭わない「溝鼠」。紆余曲折の末、まるで展開が読めない宿命の両陣営の壮絶対決となるのだが、マルキ・ド・サド命の「国光」、元外科医で人のミンチが趣味の「教授」、撲殺の「タイソン」、醜女SMクラブNO.1「富子」、デッドボール魔の「球児」、異常性欲の「大五郎」、学歴コンプレックスの愚痴の塊「鉄吉」・・・愛すべき超変態極悪人たちが、哀切で滑稽過ぎて愛おしく一気に読めることだろう。しかし、エログロ・バイオレンスなので生理的に無理な人もいる読者を激しく選ぶ怪作。 続きを読む
投稿日:2014.01.17
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きまぐれロボット
星新一 / 角川文庫
SFの王道、ロボットと博士…コレを読まずに何を読むのか!
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失礼致しましたm(_ _)m。そんな大層な読み物ではありません。
ほんの時間潰しの軽いスナック菓子ですから・・・。
でも急いで読み飛ばすより小休止してオチを想像して
みるのも楽しいでしょう。可笑しな宇…宙人や怪しい、お薬も登場
する優しい気持ちに包まれる世にも奇妙な童話ばかりです。
新発明のマクラ/試作品/薬のききめ/悪魔/災難/
九官鳥作戦/きまぐれロボット/博士とロボット/便利な草花/
夜の事件/地球のみなさん/ラッパの音/おみやげ/
夢のお告げ/失敗/ 目薬/リオン/ボウシ/金色の海草/
盗んだ書類/薬と夢/なぞのロボット/へんな薬/
サーカスの秘密/鳥の歌/ 火の用心/スピード時代/
キツツキ計画/ユキコちゃんのしかえし/ふしぎな放送/ネコ/
花とひみつ/とりひき/へんな怪獣/鏡の中の犬 続きを読む投稿日:2014.01.12
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スローターハウス5
カート・ヴォネガット・ジュニア, 伊藤典夫 / ハヤカワ文庫SF
「人間はとてつもなく哀しい時には笑うしかない」そういうものだ。人生の指南書。
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「神よ願わくば、
私に変えることのできない物事を受けいれる落ち着きと、
変えることのできる物事を変える勇気と、
その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえ。」
・・・この言葉は私の人生…の座右の銘と言っても過言ではないほどに
影響を受けています。バイブルでしょうか。
とても気になり調べてみると・・・。
神学者 ラインホールド・ニーバーによって執筆された無題の祈
りの言葉が、その後AA(アルコール依存症回復のための自助グ
ループ)やNA(麻薬依存症回復のための自助グループ)などに
よって唱和されるようになり、現在では、「平安の祈り」などの
名で知られているらしい。
「明日に向かって撃て」のアメリカンニューシネマの巨匠ジョージ
・ロイ・ヒル監督によって映画化もされており、カルト ファンも多く
深夜放送で観て感動した記憶があります。 続きを読む投稿日:2014.01.08
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ラッシュライフ
伊坂幸太郎 / 新潮社
初めて読んで、この作家の大ファンになりまして…大当たり!
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ミステリーの枠を越えた感動がある、凄い作品で一気に読んだ。
小説なんてものは、毎日の生活と格闘している人々には
息も詰まるほど退屈な話だろうけど、
「未来は神様のレシピ」にかかっているにせよ、
「人生…にプロフェッショナルがいるわけがない。・・・
全員がアマチュアで、新人なんだ。」
そんな素敵な言葉が、この寓話には宝石のようにある。
もしかすると
外れかかっていた生活の車輪がもとの軸に収まって
生きる力を取り戻すことができるかもしれない。
そんな奇跡さえ生まれてきそうに想わせる小説なのだ。 続きを読む投稿日:2014.01.05
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いつだって僕たちは途上にいる
岡康道, 小田嶋隆 / 講談社
いまだって中二病・・・奥深い切れ味のカルチャと人生談義
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高校からの親友で良い距離感が微笑ましい。いまだって中二病(思春期にありがちな自意識過剰やコンプレックス)の鬼才二人の痛快メディア・文学・映画・人生をめぐる奥深い切れ味の好き勝手な、おバカな対談。お勧め…映画で「グラン・トリノ」と「グッド・シェパード」を借りるはめに・・・良かったけれど。 続きを読む
投稿日:2014.01.04