ニホンホンノムシさんのレビュー
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97
このユーザーのレビュー
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四月は君の嘘(8)
新川直司 / 月刊少年マガジン
少しずつ陰りが見える季節
3
この巻の物語は主人公の幼馴染み 椿から始まります。
この幼馴染みもまた、大人と成長するために、自分と向き合っていきます。
作巻からの新キャラクターの雰囲気もあってどこかしら華やいでいますが、どこかしら…陰りが感じられます。
病室のかをりがうつむく型がこれから訪れる季節を予感させます。 続きを読む投稿日:2015.07.12
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四月は君の嘘(7)
新川直司 / 月刊少年マガジン
成長のあと
3
コンサートの中で、主人公 公生はまたひとつ成長します。
ある種の決別、巣立ちにもなるのでしょうか。
その一方で、夏の終わりを予感させるエピソードがちらつきます。
パートナー かをりのことを。
幼馴染み…の進路のこと。
自分の気持ちのことを。
物語は秋へ。 続きを読む投稿日:2015.07.12
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四月は君の嘘(6)
新川直司 / 月刊少年マガジン
夏の物語です。
4
主人公 公生が、過去と戦います。
このような感想を書くと、どろどろと、おどろおどろしい心の戦いを想像しますが、パートナー かをりとの掛け合いはそれを忘れます。
ホント、この作者は物語にテンポがいい。…
キャラクターの表情がいい。
物語は夏のコンサート。
次巻も楽しみです。 続きを読む投稿日:2015.07.12
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四月は君の嘘(5)
新川直司 / 月刊少年マガジン
前巻コンクールの続きから
4
前巻でライバルたちの演奏を描き、本巻より主人公 公生の演奏が始まります。
そしてその演奏の中で、自分が「なんのために演奏するのか」を問い、このコンクールの中でその答えの一端を見つけます。
このコンサ…ートを経て、公生は前へ進もうとするします。次のコンサートへ向けて。
物語はいよいよ夏へ。。。 続きを読む投稿日:2015.07.12
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四月は君の嘘(4)
新川直司 / 月刊少年マガジン
ライバルたち通して
5
本巻はコンクールの中の話です。
主人公 有馬公生のライバルたちの物語で、幼少期の有馬とライバルの彼らと繋がる物語を描いています。この巻で思うのが、本作品のテンポの良さ。
描きたいエピソードを、シンプル…にテンポ良く描いていて、中弛みを感じさせません。
本巻にて、ライバルの姿を通して、主人公の姿、キャラクターを洗い出しています。 続きを読む投稿日:2015.07.12
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四月は君の嘘(3)
新川直司 / 月刊少年マガジン
物語はひとつのテーマへ
3
本作品は、主人公 有馬公生の成長がひとつのテーマだと思うのですが、その成長するための壁が、本巻から語られます。
主人公 有馬と、母と、黒猫。
主人公の越えるべき壁が描かれる巻です。
それと、サブスト…ーリに当たると思うのですが、椿達の試合も描かれています。
そのシーンもなんだかとても印象的でした。 続きを読む投稿日:2015.07.12