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文学

虚空へ(新潮文庫)

あらすじ

暗がりのなかで蛍火のように点滅する詩もある。今の夥(おびただ)しい言葉の氾濫に対して、小さくてもいいから詩の杭を打ちたい――。誰よりも巧みに言葉を操りながら、疑いも抱きつづけた谷川俊太郎が、最晩年にありったけの願いを込めて編んだ十四行詩・88篇。誕生の不思議、いま生きて触れている感覚、世界の恐ろしさと愛おしさ、そして死の向こう側。遺作詩集にして、現代詩の到達点。(解説・俵万智)

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2025.10.29
書誌発売日
:
2025.10.29
ファイルサイズ
:
3.7MB