Reader Store
文学

「源氏物語」禁断の恋に苦しむ女たち

¥1,200

(税込)

2016年01月29日配信

あらすじ

女たちのからだを抱いても、心は抱けなかった光源氏。心を抱きたいから、からだを抱けなかった薫。1000年前も現代も、恋する気持ちは変わらない。友人の頭中将の元恋人だった夕顔、父桐壷帝の妃である藤壷、政敵の娘の朧月夜・・・・・・光源氏は、気になる女たちをありったけの力で口説き、自分の意に添わせようとする。わずか10歳の紫の君を連れ去るなど、強引なまでの行動力。そして、女たちは、彼に口説かれたことをきっかけに、その心はさまざまにゆれ動き、そして成長していく。時代は流れ、主人公は光源氏から薫へ。自信満々で自分の欲望に忠実な光源氏とは逆に、よく悩み、よく迷い、不器用な薫。そして、薫が思いを寄せた宇治の大君と浮舟。紫式部は、男たちを主人公としながら、本当は女たちの「心」を描きたかったのかもしれない。本書では、登場人物たちが、どのように相手を口説き、そして、口説かれ、その心はどのように変化を遂げたのかを紹介する。

新刊通知

この作品のレビュー

0.0
(0件のレビュー)
レビューを書く
0
0
0
0
0

作品情報

出版社
:
Reader Store発売日
:
2016.01.29
書誌発売日
:
2016.01.01
ページ数
:
240ページ
ファイルサイズ
:
2.6MB