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カンザキさん
カンザキさん
ピンク地底人3号/集英社
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総合評価

6件)
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    最近、この手の「引きこもり」「パワハラ」「ブラック」系クレージー小説、増えたなぁ。 相手もクレージーだけど、それ以上に自分がクレージー。 最後がよくわからない。

    1
    投稿日: 2026.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者は「ピンク地底人3号」、タイトルもカタカナの「カンザキさん」、謎めいたインパクトに惹かれて読んでみた。著者のプロフィールには、「地上侵略をもくろむ怪人」とある。芸人さんかと思いきや、劇作家、演出家で、本作が初の小説だそう。 主人公のノミくんは、大学を6年かけて卒業、ひきこもりから意を決して職安で探した家電配送員になった。その配送会社を辞めてから10年が経つが、今でもカンザキさんを思い出す、というところからスタート。そこからは、配送会社での最初の数か月くらいの回想が続く。かなりハードな職場で、中でもカンザキさんの個性とパワハラは突出していて。ペアを組む新人は、何人も辞めていく。 極限ともいえる環境で、絶対に辞めないと頑張る主人公を応援していたが、途中から少しずつ、思考が錯乱気味になり、最後まで。何ともわからないまま、エンディング。消化不良というか、余韻や余白を残すというか、理解できない読後感。

    8
    投稿日: 2026.02.09
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    天国と地獄を体現しているようなお話だと感じました。ミドリカワさんといる時はまさに天国。会話もできて仕事もしやすい。 カンザキさんといる時は会話もできない、仕事も辛い。つらいどころか本当に地獄のよう。 賽の河原で石を積むよりつらいのでは? 主人公はミドリカワさんのことをすごく善人のように見ているが、本当にそうなのだろうか。本当の善人であれば、他の人が苦しい思いをしている時に手を差し伸べる気がします。けれどミドリカワさんは主人公がカンザキさんと組んで嫌な思いをしていることを知っていて、しかし何もしていないように感じました。

    1
    投稿日: 2026.02.03
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    ピンク地底人3号「カンザキさん」集英社読了。まるで絵に描いたようなブラック会社。僕の勤めていた家電品配送センターには地獄に仏のミドリカワさんと正反対のカンザキさんがいた。ペアは突如変わる。重い冷蔵庫・洗濯機・テレビ中心で肉体労働者。昭和は生きている。こんな会社あらへん?あったよ

    1
    投稿日: 2026.02.02
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    野間文芸新人賞受賞作。 著者は劇作家で初めての小説らしい。 パワハラだらけのブラックな配送業の話だった。 読み始めるといきなりクライマックスみたいな感じで全然入ってこなかった。 読み終わってから最初のパートをもう1回読んだ。 内容は繋がったけど理解は出来なかった。 インタビューを読んだらどうやら私小説らしい。 不快な内容が多いし気分が悪い、学びもなく何も残らなかった。 まぁこんなこともあるか。

    1
    投稿日: 2026.01.24
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    ☆4.5 怖い  小谷野さんから。  中篇。描写で読ませる。お仕事小説……といふより、カンザキさんに焦点があたった恐怖小説かもしれない。  アルバイトあるある。いやな人間あるあるが詰めこまれてゐる。それをポップな文体ですいすい読めるのは技倆のなせるすごいわざ。しかも妙なリアリティがある。最後のたたみかけのスピード感、速い速い。そして、最後の場面が最初につながっていく。  主人公の内気な関西弁なのがめづらしく、カンザキさんのヤクザな関西弁が浮きたつ。紋切り型の慣用句も気持ちよくよめる不思議だ。  このひとの文体は見倣うべきだとおもった。

    1
    投稿日: 2026.01.20