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カンザキさん
カンザキさん
ピンク地底人3号/集英社
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総合評価

(42件)
2.8
4
8
7
7
7
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    BSテレ東「あの本、読みました?」で紹介されていたので気になって手に取りました。読みやすいけど、文芸作品なんだなぁと感じる本です。野間文芸新人賞だけに。当然か。 鬱病がちでなんとか6年かけて大学は卒業したものの就職できずに引きこもっていたノミくんは以前働いていた家電量販店の下請け配送会社で出会ったカンザキさんのことを記憶から消せない。いつでもそこにカンザキさんが現れる。今は辞めて10年も経って、打ち合わせで会食するような(多分)作家になっていて、5歳の息子もいるのに。それほどまでの圧倒的な暴力・支配力を示した、カンザキさんのいた会社時代の日常が語られていく。 配送会社の中での正義ってやっぱり体が大きいことなんだろうな。後は続けられる体力と腕力があったら段取りとかだろうか。そんな狭い世界で暴力に絡め取られたらそりゃぁ抜け出せないか。会社がこれを放置しているのはこの理不尽に生き残れる者だけでいいと思っているから?とかまともに考えていくのが馬鹿馬鹿しいほどのお話でした。存分に社会人いじめられ追体験してください。 読んで楽しくなりたい人には向きません。高校以上。

    3
    投稿日: 2026.09.16
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    引きこもりを経て超絶ブラック企業の家電運送会社に就職した主人公のノミくん。そこで出会ったのが、天使のような先輩社員のミドリカワさん、そして悪魔のような男、カンザキさんだった。 読み終わって第一声、どういうことなの…。 カンザキさんのパワハラが壮絶すぎて、もはや犯罪レベルで気持ち悪かった…ノミ君がミドリカワさんを慕うのなんかもう恋じゃんっていうレベルだけど、おかしな環境に身を置いているとそれが異常なことだと認識できなくなっていって洗脳されていく。それは端から見ていると滑稽かもしれないけど、ここまでではないにしてもブラック企業に勤めたことがある身からすると全く笑えなかった。 触らぬ神に祟りなしというけども、カンザキさんは触らなくても勝手に祟ってくるし、歓喜の歌は聞こえちゃこないし、全く救いがない。十年後のノミ君があの会社から抜け出して結婚して子供もいるってことが唯一の救いか。でもまだカンザキさんに祟られてるけど…。

    1
    投稿日: 2026.09.08
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    パワハラ すげー、、、 & 最後も気持ち悪いちいうか気分悪い作品 題名もなぜカンザキさんなのか、わからないこじらせ小説 引きこもりのコミュ障?精神 心理を地で行くというか、、

    0
    投稿日: 2026.09.06
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    カンザキさんの暴挙具合は、読んでいて腹ただしかった。 実際にカンザキさんのような勝手な人は、この時代だから、余計にいないだろうとは思う。 自分の中の怒りを感じた本であった。 ノミくん鬱再発してもおかしくないのに、よく頑張った。

    0
    投稿日: 2026.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすくて、一つのシーンを読み始めると緊張で読むのが止まらなかった。 キリスト教の神様(イエス様?)と、カンザキさん(パワハラな先輩)が似ているという着眼点が衝撃だった。たしかに、神様って人間に試練ばかり与えて、それでも神を信じなさいって言う。 (私は小中高、キリスト教の学校だったけど、私も結局クリスチャンにならなかった。) たまたま、冷蔵庫を買い替えようと考えているタイミングで読んだのと、前にエレベーターのないアパートの2階に重っいドラム式洗濯機を買って運んでもらったことを思い出した。その時、おじいさんくらいの配達員が、若い新人みたいな配達員に、お客さん(私)の前でめちゃくちゃ怖く指導してて、こっちまで嫌な気分になったことも思い出したから、この本を読んでてすごく、現実にあり得そうと思ってしまった。しかもそこまで昔ではなくコロナ禍くらいだった。 冷蔵庫や洗濯機を買う場面って、人生で何度か経験することだけど、そのたびに、配達員の人たちにお世話になり、なくてはならない仕事で、本当に大変な仕事だよなと思う。でもなぜ、カンザキさんみたいな人は、自分より弱い立場の後輩をいじめるんだろう。 カンザキさんとの理不尽な会話は、小学生の時のいじめっ子を思い出す。なんて答えても、全部不正解。 モリタくんもカンザキさんを信じ切っていて謎すぎた。怖いくらいの信仰心と、そこにノミくんのミドリカワさんへの信仰心(愛)と、キリスト教の信仰心を重ねているところが、すこく面白かった。 しかし、なんでノミはミドリカワさんに、最後にカンザキさんのことチクらなかったのか、そこは謎だった。 ノミくんは、どうやってこの運送会社を辞めて、どうやって今の仕事(何の仕事かも不明)をしているのかも気になる。 私が読解力がなさすぎるので、最後の終わり方はよくわからなかったし、え、もう終わっちゃうの?と思った。突然出てくるカンザキさんが怖いという印象で終わった。 私的にはかなり面白い!と思った小説だけど、ブクログの評価がそこまで高くないから、私が好きな小説って万人受けしないのか…と思った。

    5
    投稿日: 2026.08.21
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    トラウマっていうのはこうやって植え付けられるのだな。目の前の圧倒的不条理から即刻立ち去るべきなのに、逃れられずに従ってしまうあの感じをゾクゾクと体感しながら読んだ。元々劇作家なだけあって、文章から画が立ち上がってくるし、会話文も心地良かった。

    0
    投稿日: 2026.08.16
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    超絶ブラック企業の配送会社で働くことになった主人公ノミくんの話。 会社にはいつでも優しい人格者のミドリカワさんと危険な業務をさせ、暴言、暴力は当たり前の悪魔のようなカンザキさんという先輩がいた。 好き嫌い分かれる作品のようだけど、私はめちゃくちゃ好みでした!作者の方が笑ってほしいと話していた通り、文章のコミカルさや配送会社のぶっ飛び具合が面白かったです! 同期のモリくんはカンザキさんから期待されていると話す。ストレスでオムツを履きながらでも出勤。カンザキさんから愛されたい、認められたいと願う。 主人公ノミくんもミドリカワさんに認められたい、ミドリカワさんの助手席が自分ではなく後輩のコンドウくんと交代になったとき…。ノミくんのあの感情はもはや嫉妬。 ツッコミどころ多すぎるし、面白すぎる!!もうみんなカオスでした ちなみに、カンザキさんのヤバさは言うまでもなく…。

    5
    投稿日: 2026.08.11
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    小野寺史宜さんの『まち』以上に「引越し」業者の生々しい描写に思わず力が入ります。階段一段一段を這いずり上がる部分、実に疲れる。でも肉体労働作業に従事していると(ここまで激しくないけど)よし、おいらも頑張るか!と元気をもらえます。

    0
    投稿日: 2026.08.10
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    【岩瀬書店巡回図書展示会】 書店が図書館にやってくる 【宮代図書館】 日 時:2026年7月14日(火)10:00~16:00 会 場:宮代図書館2階 【駅前図書室】 日 時:2026年7月21日(火)10:00~18:00     2026年7月22日(水)9:30~18:00 会 場:駅前図書室 ーーーーーーーーーーー 宮代キャンパス ーーーーーーーーーーー

    0
    投稿日: 2026.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     評価が低いのは主人公の精神年齢が低く荒唐無稽と思っている人が多いからだと思う。実に奇想天外で興味深い作品だと私は感じた。損な役回りを受けたくない気持ちや一人に期待して裏切られたら空想に避難する気持ちは非常によく分かる。カンザキさんは身勝手で自分の威厳を保つために、新人の粗探しをして言葉の揚げ足を取る。こんな人が一人でもいれば、辞めたくなる。煙草を額に擦り付けられる等まで酷くはないが、身に覚えがありすぎました。   最後は音から連想して過去の記憶にカンザキさんが現れてしまうという幕切れだが、夢や空想にパワーハラスメントをしてくる人物が出てきたら逃げなきゃダメだよと主人公に言いたくなる。五感から連想して妄我に浸る筆致が巧みでした。 精神疾患から休職している方やハラスメントに合っている方なら、本作を読んで共感できるのではないか。純文学こそ、社会的マイノリティの方に読んでほしい。個人的にエンタメ小説より共感できる。

    2
    投稿日: 2026.07.16
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     劣悪なんて言葉では語れない地獄。いやでも、地獄ってのも安いようで、これまた難しい。  ヤニにまみれた魔王、てか魔神?タイトルに宿るその名を口にしてはならないと、マインドが拒絶する。誰に言われたでもないタブーが、昔観た金ローをフラッシュバックさせた。  ごった煮のモノローグが駆け抜け、減光されたシーンがスクリーンに映し出される。  不快だと思ってた夏なんて、屁でもねえんだな。

    1
    投稿日: 2026.07.04
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    かわいいニコちゃんクッキーがタバコをふかしている。なんなんや、このかわいいのか不穏なのかわからん表紙は。 ホラー脳になりつつあるから、カンザキさんというのは怨霊の類か、と思いながら読む。 当たらずとも遠からずな存在だったことが恐ろしい。 鬱で引きこもりだった主人公は、留年しながら六年で大学を卒業したものの就職はできずまた引きこもり、それではいかんと一念発起して、家電配送会社の配達員として働くことになった。 唯一優しく指導してくれるミドリカワさんに心酔し、慣れない肉体労働に勤しむ主人公。 新人はいろんな正社員と配達パートナーを組まされるのだが、そのうちの一人のカンザキさんがえらいパワハラ野郎やった。暴言暴力無茶な命令のオンパレード。カンザキさんはいろんな新人のトラウマになった。カンザキさんと組まされて辞めていく新人は山のようにいた。 主人公も、もれなくそうだった。 この話はなんでもない日常の描写から始まる。その中に主人公はカンザキさんの要素を見出し、日常の折々でカンザキさんの存在を感じ、カンザキさんとの出会い、カンザキさんと一緒に仕事をしていた時のことを思い出す。 もうカンザキさんに取り憑かれとるやないか。話の展開もまるで夢か妄想を描いているようや。主人公は本当に生きてるんやろうな、そんで結局このポップな表紙はカンザキさんと何の関係があるんや。読み終わってから見返すといよいよグロテスクや。 カンザキさんがどんな風にヤバいのか、ぜひ読んで確認してや。

    16
    投稿日: 2026.07.03
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    没入感がたまらん!映像が浮かぶ! 浮かび上がる個性的な面々。 カンザキさん!ノミくん!妙にリアルで絶対にありえない言葉と身体の暴力の連続。でも、嫌じゃない感覚で読めてしまう。言葉にするのが難しいんだけど、初めての読書体験。 ストーリーは 家電配送の職場にいる、 超暴力的でパワハラ、モラハラ全開のカンザキさんと、鬱病を患っている新入社員ノミくんの話。 他にも個性的な同期や先輩、その仲間達に対する複雑な感情など、描写が見事。 どこまでも理不尽で犯罪級の暴力をふるう、 カンザキさんなんだけど、なぜか憎めないのは、 理不尽さが常識を飛び越えて、存在するわけないやん!ってレベルのキャラだからか? どこかドライでおかしみのある文章と、 ノミくんの関西弁が良い味を出している。 ノミくんのカブトムシに関する妄想のあたり、 好きすぎる。ツボった。 ババヤガの夜を彷彿とさせる暴力小説。 身近な家電配達員という設定も 良き。 自分の表現力のなさがもどかしいが、 とにかく、面白かった! 他に類を見ない独創性に脱帽!

    10
    投稿日: 2026.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    退職者が後をたたない配送会社に就職した主人公 悪魔のようなパワハラ先輩からのしごきに耐え、やっと憧れの優しい先輩とパートナーとなることができた ただし、その幸せな時間は続かず、またパワハラ先輩とパートナーとなり、地獄の日々が始まる 暴力の世界が巧みに描かれていて非常に臨場感があって面白かった

    2
    投稿日: 2026.05.27
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    人間、認めてもらい褒められるのは喜び。一番辛いのは無視。そこを逆手にとって洗脳的に行われるパワハラ。ヒヤヒヤしながら、読みました。令和の時代、こんな企業がなくなっている事を祈りたい。

    9
    投稿日: 2026.05.20
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    果たしてこれは、小説なのでしょうか?? 自分には、時折地元の新聞の新刊広告に掲載される「〇〇トホホ日記」シリーズの家電配送員編にしか思えませんでした

    0
    投稿日: 2026.05.12
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    なんでだどうしてだの勢いで一気に読了。そして確かにカンザキさんが残る。客観的に見て完全に悪でも、対象によってそうとは言えないんだよなぁ。なんかそこらへんが、もちろんなんとも言えない気持ちにはなるのだけど意外とするっと納得できたような気がする。

    2
    投稿日: 2026.05.10
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    ブラック配送企業の話としか捉えられず、その先のメッセージ性はあまり伝わってこなかったかな。読みやすくて一気読みできたのは良かったけど。洗脳させ、恐怖を植え付ける事で人を支配し、自分の思い通りに操れる構図は恐ろしかった。

    0
    投稿日: 2026.05.05
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    永年の引きこもりを経てブラックな配送業者に入り、先輩社員の洗礼を受ける。優しい人もいれば、とんでもないカンザキさんもいる。 本の推薦文には、圧倒的な暴力と不条理、戦慄の光景とあり、野間文芸新人賞を受賞した本作。 期待が高かったこともあり、そこまでは盛り上がらず。 今は会社も随分と大人しくなったものだが、以前はどんな一流企業でも、この様な直接的ではないにしろあらゆる不条理が横行していた。ある種懐かしさを感じる小説。

    0
    投稿日: 2026.05.03
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    とんでもないブラック企業で働く若者の話。暴力と不条理しかなく、それらになにか意味があるのかなと思ったけど、私には伝わらなかった…。 こういう企業は、あるのかもしれないが…

    7
    投稿日: 2026.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カンザキさんと運送会社で働いていたのは10年前 今でも足が震える。幼稚園で遊ぶ自分の息子を見ていうと、桜の木の下にカンザキさんがいる。瞬間、カンザキさんはいない。 15歳で鬱病。6年かけて大学卒業。1年間引きこもり 両親に、金を借り一人暮らし。運送会社に就職。 大卒は2人。1人は社長が気に入り入社。運転手のカンザキさん、190cmと組む。課長にイジメを告げると殴られた 2週間で退社。自分がカンザキさんと組む。1人でミニ冷蔵庫を階段なしの8階まで運ぶ。階段で休んでいたら、後ろから、蹴られた。殺されかけた。 辞めようととおもったが、翌日から、ミドリカワさん 優しい。元ドーナツ屋の店長。クリスチャンの奥さんの勧めで運送業に。新人代走のコンドウくん。運送開始バイト経験あり。自分よりできる。自分の代わりカンザキさんと組んだモリタ。毎日、怒られるが、自負に期待している 汗をかくなと言われた。汗が出そうになり、車から飛び降りた。トイレに、いけないのでオムツをしている また、車か落ちた。入院。モリタの代わりにコンドウくんになるのをミドリカワさんが変更。また自分にきた。理不尽なイジメがはじまった。

    0
    投稿日: 2026.04.17
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    可愛い表紙だけどタイトルにホラー味を感じるなーと思ったら内容も割とホラーでした。めちゃくちゃ怖い!でも、すごく面白かったです。 めちゃくちゃブラックな家電の配送業者で働くことになった主人公の話です。同期のいけ好かないタカギ君、失敗ばかりで鈍臭いモリちゃん、仏のようなミドリカワさんという先輩と、ヤバすぎるカンザキさんという先輩に出会います。 とにかくカンザキさんが怖すぎて…。怖いっていうのはパワハラ三昧のヤバすぎる先輩としての怖さなのですが、カンザキさんがなぜそこまで理不尽ないじめ(いじめは全部理不尽だけれど)を新人たちにするのかが結局最後まで分からなくて、それがより一層怖さを助長している気がします。 通常二人一組で運ばなければいけない家電の運搬を主人公1人に任せるのも酷いいじめですが、階段から突き落とすとか…もう犯罪だろと思うようなことを平気でやる人間なんですよね。この場面がめちゃくちゃ怖くて、過去にパワハラを受けてた人とかはトラウマが蘇るかも…それくらい、うわーってなる感じでした。

    11
    投稿日: 2026.04.02
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    まずね、装丁がカワイイ。 スマイルポテトがタバコ咥えてるんだよ。 たまにあるよね? ジャケ買いならぬ、装丁買い。(図書館の本) で、一言。 「カンザキさん! なんなんだよぉーーーー」です。 愛なの? 愛じゃないよね。 もうわからない。 で、一言。 “純文学“ってなに。

    1
    投稿日: 2026.03.31
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    カンザキさん、怖すぎます…。 環境のせいで狂ってしまった人なのか、もとからこういう人なのか、最後までわからなかったな。 ミドリカワさん、なんで、ここでずっと働いているんだろうな…と思いました。

    1
    投稿日: 2026.03.28
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    自分も若い時、派遣で引っ越し業者に 行ったときを思い出してしまった 当時はフリーターって言葉が出始めで いろんな会社を見れてよかった面と 毎回変わる現場で実際はすごく 疲れ切ってしまった 小説の中に出てくる様な人も・・・ 内容的にもちょうど良い感じがしました

    26
    投稿日: 2026.03.23
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    「だからすみませんってなんやねん、おお?われ、わしのこと舐めとるんけ、殺すぞぼけ」 キョーレツなカンザキさんに支配されつづけながら読み終えました

    11
    投稿日: 2026.03.20
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    初めての★1つ これはこんな世界もあるということを 教えてくれている という物語なんですかね ノミくんはその職場から離脱出来て 良かった

    31
    投稿日: 2026.03.18
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    カンザキさんコワすぎだし、唾をはくヨシオさんもいやだし、大好きなミドリカワさんは自分より優秀な新人と組んじゃって、これが一番こたえるかも めちゃくちゃな感じが面白かった

    4
    投稿日: 2026.03.08
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    怖かった。 トラウマになるほど恐怖を植え付けられた人には、頭でどう考えても体が動かない。正常な判断ができない。 会話自体は可笑しくて笑えてしまうところもあるけれど、起こっていることはシリアスで、主人公の務めている運送会社の闇を十分に感じた。

    4
    投稿日: 2026.03.06
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    なんだろうこれは。規格外。 彼らの言う愛がまるで分からない。 パワー系(カンザキさん)不器用(モリちゃん)の狂気。一見普通な主人公も静かに深く狂ってる。

    29
    投稿日: 2026.03.04
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    メンタルを悪くし、大学は卒業したもののその後1年間引きこもった後に、何とか配送会社に職を得たノミ。そんな彼が痛みを受けつつ理不尽な職場環境を乗り越えていこうとする物語だったと思います。 私としてはシンプルな引きこもり私小説のように思えたところもありましたが、平凡な主人公が戸惑ったり腹を立てたりする様子が丁寧に表現されている内容と思いました。 星2つの評価とさせていただきました。

    3
    投稿日: 2026.03.03
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    聖書の影響が色濃い小説でした。カンザキさんからの苛烈なハラスメントが繰り返されるブラックな職場で主人公の“僕”は唯一優しく接してくれる先輩ミドリカワさんを慕い愛されたいとまで思うのですが、一方でそこまで深く信じている彼も困難へ本質的には介入してこず解放してくれる訳ではない。読んでいる人は今すぐ辞めればいいのにと思うでしょう。けれど私は、そうしないところにキリスト教徒の両親に育てられた環境と深刻なうつ病を奇跡的に乗り越えられたというふたつの過去の残響、つまり洗礼を受けていない“僕”の無意識下に芽生えていた《神は乗り越えられる試練しか与えない》という信仰を見てしまうのです。本編自体に明確な救いは描かれていないので、パッと見は徹底的な不条理小説のように感じられるのですが、脅されて服を脱がされる最後(聖書に書かれた粗布の部分でしょう)と「助けて」と乞う最初のシーンが繋がることで、本物の神が物語の先で“僕”へ《逃げ道も用意されている》という言葉の続きを与えたように感じられ、そこは希望だなと思いました。

    4
    投稿日: 2026.02.28
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    ぱっと見、かわいい表紙です(*´ω`*) この表紙からは想像できないほどお話です 暴力です♡ 理不尽な暴力に暴言いっぱいです♡ 一昔前のある業種だったらこんなの普通だったんではないでしょうか? 今でも腐った会社ならまだまだ普通にありそうですけどね 普通なら暴力や暴言を繰り出してくる上司や先輩には懐きませんよね だけど、中には様々な理由でそれを好むという変わった人たちも一定数いるかもしれません 結局のところ人と人との相性様々です ま、本作に出てくるカンザキさんと相性の合う人はいないでしょうけどね で、最後の終わり方、まったく意味がわからない…???

    47
    投稿日: 2026.02.27
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    昨年年末に洗濯機壊れて急遽在庫がある物で決めて届けてもらったんだけど缶コーヒーの1本でも差し上げればよかったと思った モリちゃんの気持ちわかるわー私もポジティブに考える方だから

    3
    投稿日: 2026.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにも難しい作品。笑 極限状況で働く中で、人間が壊れていく様を描いてるのか。 辞めていく人達が正常で 残っている人達は、異常、大なり小なり。 カンザキさんも怖すぎるけど こんな人たちの中で働き続けるミドリカワさんが1番怖い気がする。

    2
    投稿日: 2026.02.19
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    ブラックな配送会社に勤める25歳のノミ君が受ける職場の理不尽を描いた作品。 常に暴力を振るい、後輩を罵倒するカンザキさん。 恐怖で洗脳され頑張り続けるノミ君の姿に、悲しい気持ちになった。 特に精神的ストレスが体に出ているのにも関わらず、「カンザキさんと一緒にいたい」という同僚のモリちゃんのシーンにはゾッとした。 カンザキさんのふるまいを知っていてかばう会社もたいがいだし、ノミ君が慕うミドリカワさんも、優しいように見えて自分が被害にあわず美味しいところをいただく人のように見える。 最後まで読んでも、救いがなかった。

    3
    投稿日: 2026.02.18
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    最近、この手の「引きこもり」「パワハラ」「ブラック」系クレージー小説、増えたなぁ。 相手もクレージーだけど、それ以上に自分がクレージー。 最後がよくわからない。

    2
    投稿日: 2026.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者は「ピンク地底人3号」、タイトルもカタカナの「カンザキさん」、謎めいたインパクトに惹かれて読んでみた。著者のプロフィールには、「地上侵略をもくろむ怪人」とある。芸人さんかと思いきや、劇作家、演出家で、本作が初の小説だそう。 主人公のノミくんは、大学を6年かけて卒業、ひきこもりから意を決して職安で探した家電配送員になった。その配送会社を辞めてから10年が経つが、今でもカンザキさんを思い出す、というところからスタート。そこからは、配送会社での最初の数か月くらいの回想が続く。かなりハードな職場で、中でもカンザキさんの個性とパワハラは突出していて。ペアを組む新人は、何人も辞めていく。 極限ともいえる環境で、絶対に辞めないと頑張る主人公を応援していたが、途中から少しずつ、思考が錯乱気味になり、最後まで。何ともわからないまま、エンディング。消化不良というか、余韻や余白を残すというか、理解できない読後感。

    12
    投稿日: 2026.02.09
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    天国と地獄を体現しているようなお話だと感じました。ミドリカワさんといる時はまさに天国。会話もできて仕事もしやすい。 カンザキさんといる時は会話もできない、仕事も辛い。つらいどころか本当に地獄のよう。 賽の河原で石を積むよりつらいのでは? 主人公はミドリカワさんのことをすごく善人のように見ているが、本当にそうなのだろうか。本当の善人であれば、他の人が苦しい思いをしている時に手を差し伸べる気がします。けれどミドリカワさんは主人公がカンザキさんと組んで嫌な思いをしていることを知っていて、しかし何もしていないように感じました。

    2
    投稿日: 2026.02.03
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    ピンク地底人3号「カンザキさん」集英社読了。まるで絵に描いたようなブラック会社。僕の勤めていた家電品配送センターには地獄に仏のミドリカワさんと正反対のカンザキさんがいた。ペアは突如変わる。重い冷蔵庫・洗濯機・テレビ中心で肉体労働者。昭和は生きている。こんな会社あらへん?あったよ

    2
    投稿日: 2026.02.02
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    野間文芸新人賞受賞作。 著者は劇作家で初めての小説らしい。 パワハラだらけのブラックな配送業の話だった。 読み始めるといきなりクライマックスみたいな感じで全然入ってこなかった。 読み終わってから最初のパートをもう1回読んだ。 内容は繋がったけど理解は出来なかった。 インタビューを読んだらどうやら私小説らしい。 不快な内容が多いし気分が悪い、学びもなく何も残らなかった。 まぁこんなこともあるか。

    2
    投稿日: 2026.01.24
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    ☆4.5 怖い  小谷野さんから。  中篇。描写で読ませる。お仕事小説……といふより、カンザキさんに焦点があたった恐怖小説かもしれない。  アルバイトあるある。いやな人間あるあるが詰めこまれてゐる。それをポップな文体ですいすい読めるのは技倆のなせるすごいわざ。しかも妙なリアリティがある。最後のたたみかけのスピード感、速い速い。そして、最後の場面が最初につながっていく。  主人公の内気な関西弁なのがめづらしく、カンザキさんのヤクザな関西弁が浮きたつ。紋切り型の慣用句も気持ちよくよめる不思議だ。  このひとの文体は見倣ふべきだとおもった。

    2
    投稿日: 2026.01.20