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怪物(新潮文庫)
怪物(新潮文庫)
東山彰良/新潮社
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総合評価

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    最初は入り乱れてて、でもどっちもちゃんとありえそうで 小説もだが生身の人生もれっきとした物語であり、登場人物もちゃんといる 石をお守りにした

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    投稿日: 2025.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪物は誰か? 「怪物」は飢餓の中を生き抜く蘇大方なのか?その蘇大方を殺した鹿康平なのか?そんな状況を作り出した何者かだったのか? 皆が生きるために必死になっていた、そんな状況の中では、何者かに操られていると考えた方が、生きやすいのかも知れない。 王誠毅が見た、あるいは鹿康平が見た鬼はその「怪物」なのかも知れない。 再読必須だな。

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    投稿日: 2025.06.23
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    購入済み 20250704読了 『流』を読んでファンになりました。 台湾の話、とても興味深くおもしろいです。 思わずプッと吹き出してしまうようなチャーミングな主人公も魅力的。 本作は現在、作中作品、回想を行ったり来たりして読み進めてゆくので、遅読の私には少し難解でした。巻末の解説を読んでやっと整理がつきました。 何が怪物なのか?愛と自由とは? 文庫本574ページ。

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    投稿日: 2025.05.26
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    柏山康平と椎葉リサ、鹿康平とシャオ、蘇大方、王康平、王誠毅。自由と愛、戦争、生きることと飢えること、罪を語った物語。現実(現在)と回想、作中作の三つのパートを行き来しつつ、やがて三者が融解し、互いに影響しはじめる。圧倒的な筆力。鋭く深いアフォリズム。ぐいぐい引っぱって行かれる。傑作だと思う。しかし自分がどこまでちゃんと(深く)読めたかは微妙。でも読んで良かった!

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    投稿日: 2025.05.15