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怪物(新潮文庫)
怪物(新潮文庫)
東山彰良/新潮社
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総合評価

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    『流』『僕が殺した人と僕を殺した人』が面白かったので、そこに続く話かなと期待して読んでみた。 小説家の柏山が主人公。 彼の書いた小説【怪物】のモデルは自分の叔父が中国大飢饉の時の体験による。 ある日モデルになった人について話をしたいという手紙が届く。 すでに亡くなっている叔父の話をさらに掘り下げるための取材に明け暮れる柏山。 読みながらしばらくはどういう話なのかつかめないでいたし、どこから面白くなるのかな、とずっと期待してた。 が、現実と夢、あるいは幻想?が行きつ戻りつして、訳がわからん感じになる。 そのうち編集者の既婚女性と恋愛して溺れて腐るんだ。。。 失恋して自分を取り戻すのにめっちゃ時間がかかって。 ようやく、『怪物』の修正版ができる。 んーんー読むことが辛かった。 文学的表現を盛り込んでお高くとまってる感じでいて、最後まで読んでも満足にはほど遠かった。 こういうこともあるか。

    16
    投稿日: 2026.03.16
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    最初は入り乱れてて、でもどっちもちゃんとありえそうで 小説もだが生身の人生もれっきとした物語であり、登場人物もちゃんといる 石をお守りにした

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    投稿日: 2025.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪物は誰か? 「怪物」は飢餓の中を生き抜く蘇大方なのか?その蘇大方を殺した鹿康平なのか?そんな状況を作り出した何者かだったのか? 皆が生きるために必死になっていた、そんな状況の中では、何者かに操られていると考えた方が、生きやすいのかも知れない。 王誠毅が見た、あるいは鹿康平が見た鬼はその「怪物」なのかも知れない。 再読必須だな。

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    投稿日: 2025.06.23
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    購入済み 20250704読了 『流』を読んでファンになりました。 台湾の話、とても興味深くおもしろいです。 思わずプッと吹き出してしまうようなチャーミングな主人公も魅力的。 本作は現在、作中作品、回想を行ったり来たりして読み進めてゆくので、遅読の私には少し難解でした。巻末の解説を読んでやっと整理がつきました。 何が怪物なのか?愛と自由とは? 文庫本574ページ。

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    投稿日: 2025.05.26
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    柏山康平と椎葉リサ、鹿康平とシャオ、蘇大方、王康平、王誠毅。自由と愛、戦争、生きることと飢えること、罪を語った物語。現実(現在)と回想、作中作の三つのパートを行き来しつつ、やがて三者が融解し、互いに影響しはじめる。圧倒的な筆力。鋭く深いアフォリズム。ぐいぐい引っぱって行かれる。傑作だと思う。しかし自分がどこまでちゃんと(深く)読めたかは微妙。でも読んで良かった!

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    投稿日: 2025.05.15