
総合評価
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powered by ブクログラストのラストまで一気に読めたし、ワクワク感満載だったが、 ラストがまとめきれず読み手のご想像に〜的にしてるように感じて 一気に冷めた。途中にある伏線的な表現も、結局関係無く残念さもある。最後で点数がガクッと下がったが全体的には好き。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ17歳の女子高生、一之瀬真理子がある日の夕方ふと目覚ますと夫と娘を持つ42歳の桜木真理子となっていた。高校の国語教師となっていた真理子は、25年間の空白を抱えつつ生活をしていくことになる。 数年越しで「時と人」三部作を読み終えました。いずれの作品にも共通していたのは「時」の残酷さに翻弄されながらも、前を向き続ける女性たちの強さだったように思います。この『スキップ』も25年間の時間を失った女性が力強く前を向いて生活していきます。 三作とも文章は綺麗かつ話の展開は穏やかで雰囲気がよく評価が高いのには納得でした。でも個人的な意見を書くと三作ともあまり自分にはハマらなかった印象もあります。 それは登場人物たちが強すぎる、悪く言えば物事を簡単に受け入れすぎる、という面があるかと思います。『スキップ』の場合は真理子が17歳の人格のまま高校のクラス担任となり、普通に授業をしていることにも違和感があるし、自分の残酷な運命について悲しむ場面の印象も薄いです。真理子の家族も、25年の時を超えてやってきた一之瀬真理子の人格をスムーズに受け入れるのに違和感がありました。 そのためあまり大した事件も起こらず話は進んでいくのですが、それもやっぱり違和感があります。同僚にしろ生徒にしろもうちょっと真理子について違和感を抱いてもいいような… いずれも登場人物たちの綺麗な部分だけが描かれて、「時」に翻弄されたことによる人間の邪な部分がそぎ落とされてしまったような印象を受けました。話が穏やかすぎる印象を受けたのもそれが原因だと思います。 ただ綺麗な場面が多いのも確かで、特にエピローグ近くにかけては切ない場面も多く心がギュッとつかまれるようでした。そして改めて北村さんの文章や表現はいいなあ、とも思いました。そう考えるとただ単純に「時と人」三部作が自分には合わなかったのだろうな、と思います。 1996年版このミステリーがすごい!7位
0投稿日: 2014.09.03
powered by ブクログ17歳から突然25年後にスキップしてしまう女の人の話。北村薫は、日常生活を描くのがめちゃくちゃ上手い。何でもない日常が、ものすごく美しく意味があるものに見えてくる。また、北村薫の描く女性はみな芯が強靭。女性におすすめしたい。
2投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に良い本読んだなーという感じです。物語全体から伝わる爽やかさや素直さが読んでいてとても心地よかったです。あり得ない現実に戸惑いながらも前を向いて明るく生きようとする真理子には、なんでもないようなシーンでも度々泣かされました。 ラストまでもとの世界に戻れなかった事に対して、初めは「え!」という感じでしたが、時間の流れの残酷さ、平等さに考えさせられる事も多く、今では良い終わり方だったなとはっきり思います。
0投稿日: 2014.08.20
powered by ブクログ【経緯】 図書館で見つけた!やった! 【感想】 北村薫「時と人の三部作」のひとつ。 なんども同じ日に戻ってしまう「ターン」を読んで2年ぐらい。久しぶり! このシリーズを読むと毎日をちゃんと有意義にしなきゃとハッとさせられる。。 女子高生が25年もスキップして42の主婦になってしまう本作は、不条理な人生の引き算にちゃんと向き合ういじらしい主人公に励まされた。 【共感】 別次元の自分に落ち着くというのは、もう引き返せないのと同じと思う恐怖。 18歳〜41歳の楽しみがスッポリなくなってしまって、親しい人と分かち合えない置いてきぼりの心もとなさ。 【引用】 「かっこいい」も「くすむ」も抽象よね。それを具体が支えてるわけでしょう そりゃか、何と無くということもあるかもしれないけど、やっぱり、具体的な何かぎあって、彼は格好良かったんだと思う。その具体を掘り起こしてね、例えば、背筋が真っ直ぐだった、とか。そういう何かを、彼が一つ一つ思い出せたら、「くすみ」が取れていくんじゃないかな 【不可解】 新田くんが都合よく王子キャラすぎて。笑 出来すぎていて彼に共感しづらかったなぁ。 エピソードがあるけど真理子に記憶がないといことで割愛されているということなのかもしれないけどね。
2投稿日: 2014.07.27
powered by ブクログ三部作の残り二作を読んだかどうか記憶がないくらいこればっかり読んでた。多分中学生の頃。なんだかやたら好きで何度も何度も繰り返して読んだけど、今読んだらきっと全然違う捉え方になると思う。SFに抵抗がないのはこの作品が初期だからだろうか。
0投稿日: 2014.04.22
powered by ブクログ30代だろうが 40代だろうが 17歳のころの気持というのは 誰でも持っているのだと思う ただ 年を重ねるという事は いろいろなモノに 折り合いをつける または 折り合いを付ける術を学ぶ事なのかな そのプロセスを25年もすっ飛ばしてしまった 主人公ってかわいそうというか 残酷だなぁっと、ただ 主人公が前向きで 出来過ぎなほどの魅力的な女性なので暗さはありません 相変わらずの 北村さん節というか 言葉の美しさは 毎回ながら ふわぁあっとなります
0投稿日: 2014.04.19
powered by ブクログ時をスキップしてしまった少女の話。 いくら努力をしても、お金を払っても決して巻き戻せない今という時間。そういったものを実感した。 父母がいて、兄弟や妻がいて、従兄弟がいて、大事な友人がいる。そんな今を大切にしなければならない、と当たり前のように思った。 30歳を超えて歳を感じる。若さに憧れるし、ともするとその若さを味わいたいと思ってしまう。誰しもが通る道なのかもしれない。 失ったものはとりもどせないが、それを羨むことなく、今をいきねば。 今の自分には非常に重く、かつ軽く読める素晴らしい小説だった。進めたくれた子に感謝。 昨日という日があったらしい。明日という日があるらしい。だが、わたしには今がある。
2投稿日: 2014.02.14
powered by ブクログ――先生、新田君がいった。いつもの彼のようではない声だった。 ――何、と答えた。 ――やっぱりぼくでは駄目ですか、と新田君は聞いた。 その言葉の底にある哀しみの深さに、わたしは動きを失った。 新田君はいった。 「――好きです」 足元で光がはじけ、音楽が爆発した。 ぜひ、ぜひ一読を。 なんとも言いようがないくらい、繊細で、優しくて、眩しくて、きらきらした、一冊なのです。 オススメ。かなり、すき。
3投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログなに?これ 高校生がいきなり高校の先生をする主婦にスリップ。その現実を受け入れてたくましく生きる。500ページを越える長編だが、途中の学園生活は非常にだるい。 私は好きではないお話だったな。残念。
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログ単純に考えるとただの記憶喪失だと思うし、良くも悪くも作られた物語なんだなぁと思います。 17才の女の子が突然先生の仕事をするには出来すぎてる。 でもそれ以上に25年後にタイムスリップした一ノ瀬真理子の考え方や行動力が魅力的です。バレーのシーンなんて真理子と一緒に応援している気になってしまったし、桜木さんが真理子にあれこれ話すシーンも真理子と一緒にフンフン頷いたりしてました。 真理子だけじゃなくて桜木さんと美弥子のキャラも良かったです。多分桜木真理子とその家族はちょっとボタンを掛け違えた日常を送ってたのかもしれない。最後に美弥子の名前を呼んだ真理子に、なんか良かったなぁと思いました。 タイムスリップしたお話じゃなくて、ひとりの教師の、母で妻である女の物語だと思います。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ17歳の真理子は目覚めると42歳の高校教師になっていた。時の、あまりにも残酷なスキップ。生きているうちは両親に二度と会うことができない。失ったものは二度とこの手に戻らない。それでも前を向いて生きていく真理子の姿に胸を打たれる。
2投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ目が覚めたら25年後の自分にタイムスリップしていた女子高生の物語。 25年後の自分は高校生の娘を持つ高校教師。とまどいながらも高校教師として、母としての人生を歩む主人公。ラストシーンは涙がとまりません。 九州大学 理学研究院 生態学 教員 矢原徹一
2投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログ女子高校生がタイムスリップし、なぜか中年の女性教師になっていたという話。 花の盛りの時期をスキップしてしまったなんて、残酷だなあと思った。 昔に戻るのなら、救いがあるというかうらやましいと思う。けれど、42歳の自分を形成する記憶が欠如している状態は怖い。 それでも主人公の女の子は同じ教師である夫や成績優秀な娘に助けられ、教師としてクラスをまとめていく。 42歳とは思えないパワフルさを持つ教師のもとで、クラスは団結していく。 結局、スキップしてもしなくても、主人公の女性は魅力的だったのだろう。夫や昔の教え子、さらに今の教え子たちを見ていて、そう思った。 だからこそ夫や17歳の男子高校生は惹かれたのだろうなあ。 読みながら東野圭吾の「秘密」を思い出した。夫婦で乗り越えようとしていく姿が似ていたのか。
2投稿日: 2013.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。やっぱり好きだなあ。 軽いタッチで話が進んでいくけど、これって何より過酷な運命だと思います。自分だったら生きていけるかどうか。周りの人たちの優しさと、本人の強さ。 池ちゃんのとこで涙こらえられなくなった。 北村さんの書く女性はリアルではないけど嫌な感じしない。
0投稿日: 2013.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女子高に通い、友達と存分に日々を謳歌する17歳の真理子。ある日昼寝から目覚めると、彼女は42歳の自分になっていた。『未来』では教師になっていて、夫と17歳の娘がいる自分に驚愕したり絶望したりもするが、基本的に前向きな彼女は次第に自分や周囲に順応していく。 様々な経験や事件を経て、クライマックスには17歳に戻るのかというとこれが戻らない。ラストでは戻らないことを悟った真理子が、この世界で生きていく決意を固めるかのように取れる。未来へ飛んだことと同じように、戻れないと悟ることにもこれといった理由付けはないが、読む方も主人公と共に『経験』を経たようにしっくりくる。真理子は本当に時間を飛ばされたのかもしれないし、或いは健忘症などの病気なのかもしれない。作者が男性だとは知らずに読んでいたが、両方の可能性を示唆しつつもどちらも支持しない書き方は確かに女性にはあまりないように思う。昔の女子高生的な言葉の選び方が的確で、解説を読むまで男性作家だとは気付かなかった。淡々としつつも引き込まれるポイントはちゃんとあって面白かったが、実は文体がちょっとツライので以降の連作を読むのは当分先になると思う。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログ2011年10月6日 ターンはまぁまぁ好きって感じだったけど、100円だから買ってみた。てきな。結果としてはターンよりちょっと好き。 ターンは明らかに非日常だったけど、スキップは記憶を失くしたと解釈すれば実際にあること。 前半の若さを突然失った絶望から適用しようとする努力。 その末に最後夫と歩み寄りはじめる描写が美しかった。 というか北村薫って男だったのか。あまりに綺麗な女性を描くから、女とばかり…。
2投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログ17歳JKの私が目覚めたら、 いきなり42歳高校の先生、既婚子ありになってた....。 設定的には、なんとなくありがちなかんじ。 しかし本はいいかんじに読ませる。 テンポのいい話運びと、読みやすさが相まって 主人公に共感してしまう。 なんといっても、現実に対する前向きさがいい。 昭和30,40年代生まれが読んだら、もっと楽しめる...かな?
2投稿日: 2013.05.30
powered by ブクログ全然覚えてないのだけど、こんなような夢を見たような でも全く覚えてないので、全然別のきっかけだったのかもしれないけど。 なんか突然、この本が気にかかり、図書館で何気に目に入り、なんとなくそのまま借りてしまいました。 懐かしいなぁ。 すっごいむかしに読んだ気がしてたけど、今世紀になってからだし、そうむかしでもなかった。 10年前の2003年だとちょっと最近な気がして感覚が変なんだけど、さすがに25年経つと人も世も変わるよね。 タイムスリップもののSFファンタジーというイメージがあって、最後元に戻らないことにすごく衝撃だった記憶があるんだけど、これそういう話じゃないよね。 まぁ、古き良き時代の優秀な文学少女だったとしても、どんなに聡明で柔軟な心の持ち主だったとしても、25年後の世界を受け入れて、高3の国語教師を果たせる17歳はあり得ないと思いますが、この話を通して伝わってくる、初心を忘れずおごらずに自尊心を持って相手の目線に合わせることの大切さだとか、そういう真摯で前向きな感じがすごくいい。 高校生には絶対読んでほしい本だなぁと、今あらためて思いました。 そして、桜木真理子先生に近い年の人が読んでも、現状で楽しく頑張れる気持ちをもらえると思う。
13投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ北村薫さんの≪時と人≫シリーズ。 高校生のときに夢中で読んだ思い出の本。 北村薫さんの作品はいつもあたたかくて、好き。
0投稿日: 2013.04.19
powered by ブクログ幸せぇ〜な気分になる。 久々にキュンとした。 心の強い綺麗、な女性が一生懸命前に進んでいるのです。それだけで、こちらは胸いっぱいになります。 17歳の一ノ瀬真理子は目覚めると、42歳の主婦兼国語教師になっていたのだった。25年にスキップ。初めて見る夫と娘。何もかも変わった未来都市。 それでも「今」を生きていくー。 いろんなものが胸に詰まる。私には滅多にないレベルまで物語を身近に感じる体験ができた。 自分が真理子にスィーッと馴染んで彼女の目が私の目となるのです。そりゃ、読んでて楽しいですよ。最高の読書体験ですものね。 こんなにも夢中になったのは、どうしてだろう? 真理子に、登場人物たちに惹かれたからでしょう。 若さ絶好調にして、一気に婆あ…。周りは知らない人。答えが出ない状況に落とされて、自分はここにいるけど、25年の空白で自分の存在理由は崩れかけている。だから、今を生きる。自分が自分であるために。遠くから来た17歳少女の心の強くて綺麗なこと!◯田君が惚れ直すのも仕方がない。 こんな素晴らしい先生はちょっといない。3年1組が羨ましい!北村さんはこんな先生だったんですかね。 それと面白い文句、素敵な台詞がゴロゴロしてるのも楽しい(妹コントロールとか(笑)。 息をつく暇もないくらい、楽しい。べた褒め感があるが、まぁ…事実なのだから仕方ない!
0投稿日: 2013.03.30
powered by ブクログ高校生から突然25年の時をタイムスリップして、高校生の娘を持つおばさんになってしまった「一ノ瀬真理子」 年下の男の子に恋する時、少なからず同じ感情があったのではないか? 幸いにも私は25歳も年下の彼を好きになるにはまだ若過ぎるのだが。 51―池ちゃん、あなたのいった通りよ。わたしは、あの時、お人形さんみたいだった。 わたしは、―わたしは掛け値無しに可愛かった! (初めて鏡を見た時) 134誰か、教えてください。時は、取り返すことが出来るのですか。 (好きな男の子に会った時) 243桜木さんの言葉 286先生は、伝えたいことをちゃんと持って教室のドアから入って来るべきだと思うの。〜《話したいことがないのに話すというのは辛い》〜それを必ず持って来たいぇ思います。 287(好きな言葉)自尊心 343今日が、明日の、ただの通過点だったということのないような―そんなことが出来れば嬉しいと思います。 380ゲーテの「ファウスト」鍵になるフレーズに、《時よ、停まれ。おまえは美しい》があった。 401時間の階段を上れば自分の手に入る、と思ったものが、ただの幻にすぎないことはよくあるだろう。それどころか、失うもの、二度とできなくなることは、いやというほどある。 406その言葉が唇からもれた瞬間、わたしの体の芯を、どうしようもなくせつないものが、流れ落ちるように素早く走り抜けた。 ↑なぜか? 491何か不満があるんだ。何か、他に解決できないことがあるんだ。若い時は、いや、若くなくったって、皆な、それがある。 (お父さん、お母さん、わたしはもう二度とあなた方に会えません) (昨日という日があったらしい。明日という日があるらしい。だが、私には今がある) ほぼ引用で、取り留めなくなっちゃったけど、心に残る言葉がたくさんあったので書いておきました。 中学生くらいの時に、NHKのスペシャルドラマで見て、一気に引き込まれたのを覚えてる。 あれから15年経って、色々経験してもやはり面白いものはそのまま。 一ノ瀬真理子さんがスキップしてしまった、最も輝く時間を生きてきたんだなと思う。
2投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ戻らないんだ…!最後のページを読み終わってびっくり。そうか、受け入れることにしたんだね、今の自分を。 だいぶ昔にも読んだことがあるはずだけど、すっかり忘れてて新鮮な気持ちで読み進めました。17歳にしてはとてもとてもしっかりモノの真理子だからこそのエピソードもありますが、男の子なら惚れてしまいそうなくらい、けなげ。 いまいる場所につい不平不満を言いがちだけど、こんなふうに少しずつ自分の場所にしていくのも素敵だな。 続きも借りるつもりです。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
17歳の高校生だった一ノ瀬真理子が気づくと、高校生の娘がいる桜木真理子=未来の自分になっていた!!という物語。 25年の時を超えて、まるで昨日までとは違う世界を少しずつ受け入れようとする主人公の前向きな姿に心を打たれます。 42歳の自分に想いを寄せてくれる男子高校生ではなく、 旦那である桜木さんを受け入れたとき、 彼女が、すべてを受け入れ42歳の桜木真理子として生きていこうと、 苦しくも決意する様子が表れていました。 先生というと、今はあまり夢のない職業のように思われがちですが、 この本を読むと、教師、特に国語教師に夢を抱かずにはいられませんでした。 青春の甘酸っぱく、また切なさが溢れる物語。 普段あまり読むことがない私にはとても新鮮でした。 ただ、現実的な話が好きなので、 どうしてこのような状況になったのか、 気になって気になって仕方ありませんでした。 だからこういう話には向いてないのかなーーー
0投稿日: 2012.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結論から言うと、よかった!!の一言に尽きる。 初めはなんか古臭い感じがして、別に知らないことはないけどちょっと時代が私よりも一昔前で「こんな調子でずーっと進むのかな~?」なんて思ってたけど、それがなんと25年後の世界になっちゃう。 どっちの世界も知ってる世代の私の年頃はなんか読んでて共感できることが何度かあった。 これが、もっと古い世代だったり、私よりももっと若い世代だったら、両方の世界を共感できることが少なかったと思う。ほんといい感じに生まれたわ、わたし。 学校の先生として25年後の自分を生きていくんだけど、生徒や家族との関わりがとても温かく書かれてて、途中でウルッときそうになったよ。 でも、こんなにすんなり25年後の自分を受け入れ、で、最初から先生として17歳だった自分が上手く生徒の指導者になれるかな~?と、ちょっと疑問ももったりしたけど、あまり深く追求するのはやめたわ。 話がいいから、その流れに乗って読んでみました。 心温まる一冊でした。 続編の『ターン』が楽しみ。
2投稿日: 2012.11.28
powered by ブクログ心だけ未来に飛ばされ、周りの環境と自分の体に心が追いついていないという葛藤に悩まされながらも「今」を必死に生きるという主人公がよかった。理不尽な現実に突きつけられ、悲壮感漂う物語になると思っていたけど、物語通じてとても爽やかだった。
2投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログ目覚めたら17歳の私は、42歳の私になっていた。 文化祭の準備で疲れひと眠りしてしまった一ノ瀬真理子は目覚めたら高校の国語教師桜木真理子になっていた。 読み始めは25年後にタイムスリップしちゃったの?って思ったんだけど、どうやらそこは問題ではない感じでした。 目覚めたら、自分の娘に遭遇し、結婚して夫がいることを知り、自分の両親は他界。 考えてみると17歳の少女には残酷なストーリーではないですか。 ところが、真理子さんはすごい。過酷な運命を受け入れそこに順応してしまうのだから。 高校の国語の先生だった桜木真理子と同じように、先生の仕事を全うしてるし、娘なんか本当だったら自分と同じ年なはずだし、なれ初めも知らない夫がいるわけだし。 何がなんだかわかんない状況でも、それを受け入れ生きていく真理子には強さを感じました。 どこのレビューでも似たような感想があり月並みではありますが。 ちなみに彼女の家族もすごいです。 普通じゃ信じられないような話を信じ、彼女を受け入れるのだから。 星三つなのは、こういう作品は読後どうしても腑に落ちない部分があるから。 作品自体はすごく楽しめました。 すごく読むのに時間かかりましたけど。(夏休み前から読んでました。)
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ北村薫さんの作品二作目。最初のほうはペースが上がらず読み進めるのが辛い。しかし中盤までいくと、あ〜終わらないで〜!ってなるくらい素敵な話になってきます。北村さんの作品って何でこんなにも暖かくて深いんだろう。薄っぺらくなくて、ずっと読んでいたい充実感がある。最高の作品。
3投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログ面白いです。 それでいて切ない感じもします。 泣けます。 ノスタルジーにも浸れます。 うまく言葉にできませんが、良かったことは確かです。 三部作のようですので続けざまに「ターン」そして「リセット」へとなだれ込もうと思います。
2投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログちょうど主人公と同じ年くらいの頃に読んだので、いろいろ考えながら読みました。 そして大好きな一冊になりました。 目覚めたら、もう結婚して子供もいるという状況、私だったら受け入れられるのかなあ、とか。 彼女はスキップした25年を少しでも取り戻せたのかな。 そうだといいな。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昨日のいう日があったらしい。 明日という日があるらしい。 だが、わたしには今がある。 泣いた。絶対に戻れると思ったのに。 だが強い。彼女はつよい。 昨日じゃない、あしたじゃない。 今があるの。 突然、自分が大人になったと思った。 まわりの景色はかわっていた。 とんでない、飛んでないけど不思議。 わたしは、しあわせ。 この本に出会えたことも、幸せ。
2投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ17歳の女子高生が、目覚めたら42歳の高校教師になっていた、という話。 本来の自分と同い年(と思っている)娘とのやりとりで、残酷にも時代が変わっていることを思い知らされる。 25年後の親友との邂逅で、娘はいるが出産は二度と経験できないことに深く傷付く真理子に胸が痛くなりました。 私には、まだまだ楽しいことが沢山あるじゃないか! 42歳の私がどうなっているかはわからないけれど、 これから起こるさまざまな事象に、真摯に向き合おうと思いました。
2投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校二年生の一ノ瀬真理子は、ある日目覚めると25年後の「自分」になっていた。見知らぬ家。そして見知らぬ女子高生に、「ふざけているの?」「あなたは自分の母親だ」と告げられる。そして鏡を見ると、見たことのない中年の女性が。。 当然ながら驚きとショックを隠せない真理子。 やがて女子高生・美也子と、旦那・桜木。3人だけの秘密を抱いて、何事もなかったように、この「25年後」の生活を送ることに。 桜木真理子は、主婦であり、高校の国語の教師であった。心は高校二年生の真理子は、同じく違う高校の教師である旦那の桜木に教えを乞いながら、高校三年生の教師としての勉強を始め、教壇に立つ。 設定は面白いんだけど、数日前まで高校二年生だった小娘が、短期間勉強しただけで高校生に講義なんて出来るのだろうか。いや、無理だろう。勉強を教えるだけでなく、まだ未成年の彼らには、勉強以外にも沢山教えることはある。 すんなりと教師としてうまくやれてしまっているところが、リアリティに欠けてる気がする。もっと四苦八苦する姿も描いて欲しかった。 タイムスリップしてからは、特に大きな事件があったりするわけではない。真理子と、生徒たちとの日常のコミュニケーションがテーマだ。 キーパーソンは、娘の美也子さんだと思った。全面的に支えるのでなく、さりげなく、真理子にパスをする。気も強く、男勝りな面も持つ美少女。彼女の存在なくしては、この物語は成立しない。 wikiで調べたところ、1996年にNHKでドラマ化してたらしい。見てみよう。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ時をスキップしたら・・・ 時と人シリーズの1弾目です。 盛り上がりがあまりなかったように感じましたが、中盤からの雰囲気がよくてアッサリ読むことが出来ました。 とても切ない物語です。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログ大人になって、自分の半生を振り返った時、 多くの人が「あの頃は輝いていたな」と思うときは 高校時代ではないだろうか。 中学はまだ子ども、大学はもう大人。 その間にある高校時代は、実に不安定だが、それゆえまぶしい。 本書もまさにその時代の物語。 あらすじを読むと、どうもSFチックなストーリーではないか、 と思われてしまうようだが、実際は、高校を舞台とした 青春すとーりぃ。。。 ただ、同様の作品と少し違うのは、教師側の目を通してみた 高校時代である、ということ。 私には新鮮だった。 特に現代国語の授業のシーン。 これは著者が元国語教師であったゆえの記述と思われる。 こんな先生に教わりたかった。。。 北村氏の作品は初であったが、どうも既視感が。。 と思ったら、重松清に少し雰囲気が似ている。。。。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
17歳の自分から、ある日突然42歳の自分へ。家族は、夫と17歳の娘。主人公は高校教師である42歳の自分を演じ、向き合うことを決意する。それはほかでもない、本当の自分をもち続けるためだった。 主人公真理子の強さがいい。生き生きとして澄んだことば遣いがいい。多くの学校行事と個性的な登場人物が引き起こすハプニングに、つい引き寄せられてしまう。 時と人の3部作、他のも早く読みたくなった◎
2投稿日: 2012.06.19
powered by ブクログとっても大人びた高校生だなぁと思った(笑) コメントや心情もとても高校生とは思えない。。。。 実際には多分、高校生が高校生を教えるなんて事は出来ないと思うけど、話の中では無理なく成立してたので違和感なく読めた。 読み始めは「長いな~」って思ってたけど、案外さっくり読み終えれました。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生がお母さんにタイムスリップ。体は40歳なのに心は高校生のまま。SFと思って読んでいくと、高校教師(心は高校生)の主人公の日常が過ぎていくだけ。記憶消失で高校生以降の記憶がないという状況とも取れるが、最後はどうなるという事だけを興味に読み進めた。最後は?
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつか元の世界に戻れるのかな、と思いながら読んでいたのに、戻れないままだった・・・。 自分がもしこの状況になったら、とてもじゃないけど元の生活は送れないと思う。てか、無理でしょ。 記憶が無くなったというより、本当に17歳から心だけ飛んできてしまったんだなぁと思っていた。 軽くも深くも読める一冊だと思う。
0投稿日: 2012.06.01
powered by ブクログタイムスリップとかそうゆう題材が好きなので、ついついストーリーの方ばかり追ってしまったかも。 所々いいこと書いてあったと感じたし、読んでてつまらないことはなかったけれど、いまいち言葉の一つ一つに入り込めなかった。 これは再読する必要あり。 三部作らしいので他の作品も読んでみようかなと思います。
0投稿日: 2012.05.29
powered by ブクログ私のラインナップでは珍しい北村薫さんの。出会いは2年半前。丁度三男を出産直前ぐらいという非常事態?に読んだせいか、初めて読んだ時は不思議な感じがしたもんです。何だか自分自身が架空の存在になったような…。 主人公が25年もの歳月を超えて、未来の大人になった自分と現在?いや過去?の若い魂が合わさる…。その設定の斬新さがまず目をひき、そして女子高校生ならではの感性で描かれるとある高校での日常生活の中のドラマ、ときおり描かれる素敵な新田君との淡い恋心…に今や未成熟なオバサンと化した私はなんだか、最近気がつくと手にとっています。そろそろ封印しなきゃなー。 男性作者による女性の描かれ方としては、私は宮本輝さんを彷彿とさせました。心身共に健やかな感じで綺麗です。ま、女はそんなにキレイなだけではないわよ!と突っ込みたくもなるかもしれないけど…。 後、何回かの読み始めの頃は、学校行事…特にバレーボール大会の描写が、なんだかいつまでも続いて退屈…と思ってました。今ではかなり読み込んだせいか、内容もかなり把握したせいか嫌な感じはしません。この退屈な感じは当人は思い入れがある旅行の思い出を他人が延々と聞かされて、もういぃよ、少しはしょって話してよ…みたいな感じかな、と思ってます。いかがでしょうか。一見、退屈な描写も本人には外せない…的な。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログターンが面白かったので読んでみましたが…うーん。リセットも読んでみたいけどこういう感じなら遠慮したい。もうちょっと展開のあるストーリーを期待しました。
0投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログ『昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。 』
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者名を見て、女性だと思ったけれど、途中から 絶対男だと思った。 女性の視点ではない。 主人公はともかく、娘や生徒ができすぎていて、 現実味が薄い。 理想的な女性ばかり描かれていて、どうもしっくりこない。 そんなに潔い女ばかりじゃないでしょ。 そもそも最初の頃から「あのお方」などという表現が 出てくるから、気持ち悪かったのかもしれない 母と娘とは、そんな言葉で表現できるものではない。 どうしても、娘の反応がしっくり来ないため、のめり込めなかった。 主人公が不便になるから、この娘が登場したとしか 思えなかった。 めずらしく、読んだ後に気分が悪くなってしまった。 単に、合わないんだと思う。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログ「記憶障害」って考えたら、こういうことも実際に起こるかもしれない。そんな微妙なリアルさゆえに「日々の積み重ね」である記憶の意味について考えさせられた。
0投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログなんというかとても清純な感じがする。 最後は、そういう見方もあったのね~と、家族と感心しながら呼んだのを思い出しました。
0投稿日: 2012.04.05
powered by ブクログ17歳のまま、25年後にタイムスリップ。 いつ戻るのだろうということに気を取られ過ぎて、内容がいまちい入ってこなかった。 国語の授業などいい場面もあったんだろうけど・・・。 本人も、家族も案外あっさりとタイムスリップしてきたという事実を受け入れたという印象。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ北村薫の表現力がはっきりでている作品。年をとればとるほど読んだ時の切なさだったり懐かしさが募るような気がする。初めて読んだのは中学生くらいだったと思うが、あのときはSFものに近い感覚でよんでいたが、いまは青春ものを読んでいるような気分だった。また次に読むときにどんな感覚になるかが気になる。 20歳
2投稿日: 2012.02.25
powered by ブクログはじめは先の見えない突発的な感じがして、なんと都合の良い流れでいくのだろうと思った。が、読んでいくうちにのめり込んでしまった。すごくはまる人がいるというのもわかる気がする。確かにあり得ないし出来すぎだろうと思うのだが、いい意味で予想を裏切られる。このまま…きっと…という思いを抱いていたが、主人公がそこで生きる道を見つけ、存在を確かめてゆくのが気に入った。リバースとターンも読んでみたい。
2投稿日: 2012.02.22
powered by ブクログ「───わたしは、百人の男と寝たい」 これが書き出しだったら、綿矢りさでしょうが、そういう話ではない。 いわゆるタイムスリップもの。 この本が何故に書棚の奥に入っていたのか、未だに分からない。 本を整理していたら、にっこり笑いながら顔を出してきた一冊。 北村薫がかなりの年配で、しかも男だったというのを初めて知った。 だが、読み始めたら面白い。止らなかった。 昭和40年代初めに17歳だった女子高生が突然25年後の未来に飛んで、42歳の主婦に。 そのうえ高校の国語の先生。 しかも娘が17歳。 その娘が帰宅すると、主人公が「教えてください。ここどなたのお宅なんですか?」と訊ねる。 娘の返事は「ふざけてるの? ───お母さん」 ですよね、もちろん。 そんなことあり得ない。ジョーク? 記憶喪失? いずれにしても現実ではそう簡単に娘は信じないでしょうが、まあ、そこは小説だからと軽く受け流したい。 この作品はそんな陳腐なタイムスリップめいたものがテーマではないはずだから。 とにかく、一瞬にして昭和から平成に飛んでしまった一ノ瀬真理子。失われた25年の間、自分がどういう人生を歩んできたのか全く知らない。それでもその理不尽さと今の世界に正面から向き合い、生きていこうとする。そして、それを支える娘と夫。 人の絆、人の優しさを随所に感じさせる温かい作品だ。 登場人物が魅力的で誰もが生き生きと描かれ、しかも優しい。 現実にはこんな人間ばかりいないけれど。でも、自分の周りがこれほど優しい人たちばかりだったら、人生はどれほど楽しいものだろう。 バレーボールの試合。 真理子さんが語るように、東京オリンピックの決勝「東洋の魔女対ソ連」の試合を彷彿させた。(私は生で見てないが、その後のニュースで何度も放映されたので、神永がヘーシンクに敗れ日本柔道の未来に暗雲が立ち込めた試合と同様、記憶の片隅にある) 「金メダルポイントです!!」有名な台詞だ。 手に汗握りながら、ニコリ島原さんを応援した。 泣けました。泣きました。 読了後すでに一週間以上経つので、どこで泣いたんだろう?と再びページをめくった。 かつての友人との再会場面か。それともバレーボールの試合終了後か。或いはやはり、 「お父さん、お母さん、わたしはもう二度とあなた方に会えません」だったか。 遥か忘却の彼方へと遠のいた時代と決別し、現実を受け入れ、前向きに生きていこうと決意する真理子。 映画「ALWAYS三丁目の夕日」のように、ああ人間って素晴らしいな、としみじみ心に響いてくる逸品でした。 生きるのが辛いな、と感じたときに読むのがいいような。
11投稿日: 2012.02.15
powered by ブクログ何かを思い出す、切ない青春ミステリー 北村薫さんの、時と人三部作のひとつ。 ある日突然、17才の高校生が42才の高校教師になってしまう話。設定はSFそのものですが、これは、SF小説では無く、青春小説であると感じました。 物語はとてもゆっくり進むので、私も読むのに時間がかかりました。しかし、この本はゆっくり読むのがちょうど良いと思います。主人公目線から感じられる、どうしようもないもどかしさ、過ぎ去った時間を思う切なさがとても綺麗な言葉で書かれています。急いで読みとばすのはもったいないです。 必ず、心のどこかに響く言葉があると思います。切なさが残る読了感も独特ですが、ぜひ読んでみて欲しい作品です。
2投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログタイムスリップ系だけど、SFすぎないところが良い。女性に読んで欲しい。著者の北村薫さんも女の方だとしばらく思っていた(恥)
2投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログいい本なんだなっていう感想。 設定に魅かれて買ったのだが、全くのめり込めなかった。 ただいいことがいっぱい書いてあるなという印象。 あまり主人公にも共感できなかったし、自分には合わなかった。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校2年生だった私が、気付いたら42歳の高校教師になっていた…しかも、旦那と子供もいる。 このような設定で物語は始まるが、自らがこのような体験をすると考えると恐ろしい。 主人公は、「今」を受け入れて生きていく覚悟をするが、私だったら絶対に無理…かな。 与えられた環境で精一杯生きていく主人公は強くて美しい、と思った。
3投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログ10年ぶりの再読。前回データを見ると、21世紀になって私が最初に読んだ本という事のようです。 「時と人の三部作」の最初の作品です。どうもケン・グリムウッドの「リプレイ」との関連なのか、もっとSFっぽかった印象があったのですが、かなり違っていました。 色々なシーンが見事に配置され、如何にもじっくり構想された作品です。初読の感想にあるように、少々「出来過ぎ」という感触はありますが、爽やかで心地良い読後感です。 「名作」と呼んで良い作品だと思います。 ========================= 01-01 2001/01/23 ☆☆☆☆ ”淡麗”という言葉が思いつく文体。すっきりしていて、読みやすく、さわやか(ビールの宣伝みたい)。 特に会話のセンスがいいですね。ストーリーは”青臭さ”を感じるくらい生真面目で。。。ちょっと出来すぎ主人公。でも、好感が残るといったほうが読書感。 この著者の本を読んだのは今回初めてだけど、もう一冊読んでみようかという気になりました。 しかし、この著者は紛らわしい。北村薫と高村薫。 北村薫はずっと女性だと思ってた。本を読んだ後でもまだ女性のような気がする。 高村薫は女性なのに、どうも男性のような。。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログ意思が強く、潔く、すごく素敵な女性。 そんな彼女だからこそ17歳から42歳にスキップしても順応していけたのだろう。 欠如した時間への不安、悲しみ、そして若さ、歳を重ねること、家族への思い。様々な思いが交錯する。 そして、今を大切に生きることを強く感じる。前向きになれる。
2投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログ高校生の自分が、25年の時を経て、高校生の娘を持つ年齢までスキップ。 若返るのはいいけど年を取るのは嫌だな~と思って読んでいましたが、それも悪くないかと思えるようになって読み終わりました。 外見はベテラン教師でも、実は高校生の自分が、高校生に教える現代文の授業の部分は圧巻でした。 人間どう生きるかは、気持ち次第。年齢による気持ちの諦めを持つ事は無いのだと思いました。
2投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログお客様に借りて読んだ本。 とまらない。 よくありそうな話だけど 中身が恐ろしいほどリアルで絶望的。 大切な思春期をとばして 自分と同い年の娘 そして見ず知らずの自分の旦那。 そして当の本人は42歳のおばさん。 読み始めたらとまらない。 終わり方もとっても好きです***
2投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エピローグの、再会シーンが大好きです 私が女だからでしょうか。「信じる」という言葉が、とても美しいものに見えるんです。 この本はカバーもない状態で、母の本棚にならんでいました 初めて手にとったのは15歳のころでした それから何度か読み返し、おそらく40すぎるまで 思い出深い、忘れがたい本として私の元にあるでしょう
2投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ時と人3部作はターンから読み始めた。 おかげで、このスキップも、どこか、元に戻るであろうと考えていた。 そう考えていた分、ちょっと悲しい。
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログスキップ、ターン、リセットの3部作の1作目。 タイムスリップとも、記憶喪とも違うまさに、時間の「スキップ」の話。 面白いし、読みやすい。ページ数の割にはすぐに読み終えてしまうような感じ。 20代後半くらいの人が、自分の高校生時代を思い出しつつ、両親が高校生の頃はどうだったんだろう、と思いを馳せると、さらに楽しめるかもしれない。
0投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログこういうSF(?)もの好きだなー。一生懸命前を向いて生きていく。その姿がよかった。よくよく考えるといろいろ疑問点があるけど。でも、それがどうでもよくなるくらい、先生と生徒の距離感とか、若いときの気持ちの透明感とか、読み終わった後の爽やか感がいい。
2投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログ北村薫は初めて。 きれいなお話でしたが、退屈でした。 こういう話からいろいろ読み取れる力をつけたいが。。。 ↓この辺のレビューがうまく書いてくれてる。 「冗長」「リアルさがない」 http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4101373213/ref=cm_cr_pr_hist_1?ie=UTF8&showViewpoints=0&filterBy=addOneStar http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4101373213/ref=cm_cr_pr_hist_2?ie=UTF8&showViewpoints=0&filterBy=addTwoStar
0投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログだいぶ前に買ったのに読んでいなかったのをやっと読みました。 これで「ターン」「リセット」とあわせシリーズ3部作全て読んだぞ。 主人公が17歳から42歳へ「スキップ」するというある意味とても残酷な話なのですが、 苦しみながらも前向きに頑張っていく姿が切なくも頼もしい感じでした。 文章も読みやすく、一気に読めてしまいます。
0投稿日: 2011.09.14
powered by ブクログ年月が経っても忘れないだろう作品。 なんだか前向きになれたし、これを読んで教師を目指してもおかしくないなあと思う。
2投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ何か不思議な作品。 ストーリーとしては悲しくて切なくて、どうにもやりきれないものではあるんだけど、細かな状況描写から浮かび上がる登場人物が優しくて誠実で前向きなので、読んでて暗い気持ちになることがないです。 自分ではどうにも出来ない事は生きていれば色々あるんだろうけど、絶望するではなくそんな環境でも生き甲斐を見いだして一生懸命頑張る姿っていいなぁと思いました。
4投稿日: 2011.09.04
powered by ブクログ北村薫さんの作品に出てくる女性は素敵な人が多いですね。 真理子さんの前向きな気持ちは凄い!! 何度も読み返したくなるような作品です。
0投稿日: 2011.08.29
powered by ブクログ昭和40年代前半、17歳の女子高生が午睡から目覚めると、いきなり25年間をスキップして、42歳の自分になっていた……。 ワシの目には、この本の主題は学校での高校生の生活を描いた青春ドラマかな、なんて思っちゃいました。それほど、学校で起こるアレコレの描写が、楽しくて魅力的。元高校教師である筆者自身の体験と想像がふんだんに詰め込まれたであろう、面白い学校です。 そしてその随所に、いきなり時間を「スキップ」してしまった主人公の苦悩と努力が埋め込まれ、一見陳腐な青春ドラマを、ものすごく奥行き深いものに仕立て上げています。エピローグは、それまでの濃密さに比べるとあっさりした感もありましたが、とにかく読後感が良い。 何より。ページをめくるのがこんなに待ち遠しくなる小説も少ないです。構成力と筆力の豊かさには脱帽。北村薫、実は初めて読んだ(はず)のですが、他にも色々手を出してみたい作家です。 (2007年読了)
2投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログこれが本当に17歳の高校生にできるのか…は正直悩むが、とても楽しめた。私も将来はこんな授業ができる教員になりたい。たくさんの「伝えられること」を持つためにも、もっと勉強しなければ!
2投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログ北村薫さんの三部作の一冊で、友達に非常に強く勧められたので読んだ。 スキップ・リセット・ターンの中で一番最初に読んだが、最後に考えてみると一番好きだった作品。 教員を目指している自分にとって、教員についての細かい描写があったところは目を引いたし、何よりも急に時間を飛び越えたのにもかかわらずあの主人公のたくましさ。自分だったらひきこもるだろうなと思う。 主人公の試行錯誤しながら生きていくたくましさが印象的でした。
2投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログストーリーとしてはとてもファンタジックな内容なのだが、ファンタジーにありそうな展開のめまぐるしさによる物語への魅力の与え方のようなものがあまり感じられない、とてもゆったりとした小説だなと昔読んで思った。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログこの歳になれば25年を飛び越えたところでどうということはないでしょうが、17歳の少女にとって25年の欠落は余りにも惨い。 25年後の世界に突然放り出された17歳の高校生が、それでも 「取り敢えず、しばらくはここで暮らさなくてはいけない」 と覚悟して、「いってみれば、私はロビンソン・クルーソー。となれば、愚痴をいっている暇はない。ロビンソンが生きていくためには洞窟や水や食料を探さなくてはいけない。」と前向きに決断し凛として立ち向かう姿に胸が痛みます。 25年前に、戻してあげたかった。
2投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログ主人公がとてもキラキラしている。素直で正直で、心がきれいすぎる。 謎は謎のままだけど、こころは洗われる感じはする。するんだけど、ところどころ、作者が感覚の人なのか、計算し尽くした結果なのかは分からないけど、話が飛躍する場面がある。多分同じ世界に住んでたらすんなりと入ってくるところが、微妙に引っかかる感じ。でも面白かったかな。なにか残るかといえば、清涼感くらいだろうか。☆3つ
0投稿日: 2011.06.28
powered by ブクログ青春時代の記憶を持たぬまま年を重ねて突然覚醒したら、私ならまず何をするだろう。嫌な事があってもその記憶、経験は自分を成長させて行くものだしなくなって欲しいとは思わない。青春時代の記憶を全て持たぬまま壮年になって覚醒した主人公の少女の不安の大きさは、この年になって漸く分かる様になった。記憶を無くして尚今の時代で生きる努力をした少女の強さを改めて実感した。
2投稿日: 2011.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一ノ瀬、かっこいいぞ!果たして、こんな潔い女性って実在するのか?? 美しすぎて少々リアル感に欠けるが小説だからいいのだ。(笑) 『ターン』が読みたくなってきた。。。 時々、誰がしゃべってるのか分からなくなるのが難点。。。これって私だけぇ?
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログひよりんオススメ。 やっと読めました。。テスト前なのにね。 変に他のレビュー見たのが良くないかもだなあ。 私は好きです、この小説、 確かに高校生らしさの描写が少な過ぎたかもですが。 高校生の今読んだおかげで、毎日の時間の尊さを再確認。 それから、授業の描写はすごいうまいですね、実体験伴うと違うなあ、、、 先生になるのも面白そうだと思えてしまった。いままで、絶対無いとおもってたけども、 作者さん男の方と聞いてさらに驚き。 女性の心内描写上手いですね、、 絶対女作者だとばかり。。 ちょっとネタバレすると、 とりあえず、新田くんに告白されるところでときめいてしまった!よ! 真理子さんの脳内イメージがずっと、吉田先生でした、、ついでにいうと、香川が渡邊くんで、新田が時かけのちあきくん。。 楽しいね!
0投稿日: 2011.06.09
powered by ブクログ初の北村薫さん。 すごく切なくて、もし自分がそうなったら絶対に耐えられない。 ただどこかスッキリしないまま終わっちゃった。
0投稿日: 2011.06.08
powered by ブクログ17歳のー女子高生が昼寝から目が覚めたら42歳のおばちゃんに… 25年の時をスキップ(早送り)してしまった少女の心模様 非現実を受け入れ強く生きる様を描いた作品 ストーリーの柱、設定はものすごく面白い……はずなのに、何故かつまらない作品 心は17歳、見た目は42歳というギャップの愉しみを描き切れていないのか、、、あっさり42歳の、しかも教師という現実を受け入れ、強く生きてしまうとこにも疑問 なによりも、学園生活のシーンが全体的に面白くない 展開も遅い、サプライズもない、、、ロマンもない ただただ、学園生活に順応していく様子を描くだけ・・・ 読み切るのが苦痛で、全くオモシロさが不明!
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ昭和40年代の始め、17歳だった一ノ瀬真理子。ある日、突然、目覚めたら42歳の桜木真理子になっていた。夫も本来の自分と同い年の娘までいる。国語の教師という仕事も持っている。 混乱しながら、孤独とたたかいながら生きていく。生きていかなければならない。 「わたしはひとつの物語である。誰もが一冊の本であるように。 しかし、その本が落丁だったら、誰に取り替えてもらえばいいのか。交換不可能なら、道は二つだけ。本を投げ捨てるか、読み進むか、だ。」 タイムスリップ…ではなくて、本に例えて落丁、としているところが面白い。取り返しがつかないってことですよね。今までなら、ここで主人公はどうすれば元に戻れるかというお話になる所だけど、この話ではちがう。 この世界ではこの世界の、桜木真理子の生活がある。とにもかくにも生きていかなければならない。だったら、ここでやらなければならないことを、一つずつやっていくしかない。 そんな風に考え、行動できる主人公の強さには、脱帽です。 作者が、元国語教師というだけあって、国語の授業がとても魅力的に書かれていたのもよかった。こんな授業、受けてみたい。
2投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ時の三部作として有名な本書。私は北村薫作品は本作が初めてだが、のめり込むようにして読んでしまった。それは、本作が<時>を主題とした他作品と違い、SF的な要素が全くといって良いほどなかったからである。どういうことかというと、他の(それこそタイムスリップもの)は、往々にしてタイムスリップの原因を求め、その解決に勤しむものだが、本作はタイムスリップが原因であっても、解決を目指すのではなく、そこからどのようにして「今を生きるか」という点が大事だからだ。 主人公の一ノ瀬真理子は17歳の女子高生から42歳の国語教師になってしまった。戸惑いや焦燥に駆られながらも、彼女の持ち味である強さを武器として現実と戦い続ける――その強い女性像が、強烈な魅力を放っており、本を読む手が止まらない。真理子の環境に対する適応力は「凄い」の一言だが、いくら強くてもやはり女子高生特有の脆さも感じさせ、私は彼女のそうした危うげでありながらも真摯な姿勢が大層気に入ったのだった。北村薫が覆面作家であった頃、彼が女性だと考えられていたのも分からないでない。それだけ女性を瑞々しく描くことに長けている。 私がもうひとつ興味を持ったのは、国語教師としての北村薫が垣間見えたことだ。真理子が生徒と接する情景が、彼の国語教師だった頃の接し方と通じる点があるように思えた。こんな国語教師と出会いたかったなぁ……と思わせるような、そんな印象を抱いてしまう。【571P】
0投稿日: 2011.05.30
powered by ブクログ北村薫さんの小説は,この本が初めてです.読むきっかけとなったのは,演劇集団キャラメルボックスのお芝居として上演されることが決まったから. 上演前に読みましたが,この小説の透明感にびっくりしました.これまで読まなかったのが不思議なくらい. キャラメルボックスの脚本家・成井豊さんがこの本をお芝居にしたいという気持ちがわかります.成井さんの読書量は半端ではなく,従って成井さんがお薦めする本は,ハズレがありません. スキップから始まるシリーズは,この本をきっかけにすべて読むことになりました.3冊のなかではやはりこの本が一番という気がします.
3投稿日: 2011.05.04
powered by ブクログやはり間違いない一冊。 初めて読んだ時はまだ学生で、 いつかこんな授業がしたいと思ったものです。 今、国語の教員として教壇に立つようになり、 何度読み返したかわかりませんが、 読むたびに、 主人公のしなやかな強さに励まされます。 さぁ、また頑張ろう。
5投稿日: 2011.04.23
powered by ブクログ終わりの方に気付いたけど、前にも読んでたし!普通に面白かった。主人公に好感がもてたし、改めて人生について考えさせられた。17歳からいきなり42歳に…しかも結婚して高校生の娘がいて自分は高校の先生。すごい話しだなぁと思う。主人公の考え方や国語のおはなしがすごく共感できた。
0投稿日: 2011.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めは、あまりにつらい状況に思わず尻込みして読み止めさえしたものの、一度再開してしまえば後は一気に読み進めてしまった。 この瑞々しい感受性や、それを表現する言葉の選び方にはひたすら脱帽。 昔の教え子の山尾くんとのシーンでは心が震えた。
0投稿日: 2011.04.07
powered by ブクログ昭和30年代の女子高生がうたた寝から起きたら、意識はそのままなのに25年という時間を”スキップ”してしまい、突如42歳の中年女性になってしまったという、設定だけなら名作『リプレイ』の逆のことが起こるお話。あとがきで作者も『リプレイ』について触れていますが、当然ながら内容はまったく別ものです。17歳の心のまま、見知らぬ夫と娘に助けられながら、高校の国語教師という現在の役割りを誠実にこなそうとするなかで、時間とは、自分とは、若さとは何か、というようなことを見つめます。1秒ずつ過ぎてゆけば自然な変化もうたた寝の一瞬で過ぎるとギャップが大きくその差は歴然。同じなのに変わってゆくこと、変わっても同じであることなどなどを、考えたりしました。これぞ北村薫作品という凛としてきちんとした雰囲気のお話で大変おもしろかったです。
5投稿日: 2011.03.27
powered by ブクログ「時と人」3部作の中で最もよかった。「時」に関する設定に無理が少なかった分、人間の感情的な部分を一番良く読みこめた。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログちょっと前に読んだのですが感想を書くのを忘れていたみたいですね。 真相は読んでいる読者にも、主人公にもわからないようになっていますがふと目覚めて自分の知らない間に時が経過してしまったと気づくのはどれほどの恐怖だろうと思いました。性格もあると思いますが私だったら彼女のような態度は取れないな。 そう思うとふと、気付かないだけで彼女の中にはちゃんと蓄積された自信やら何やらが隠れているんじゃないかと思いました。じゃなきゃ記憶もないのに大勢の前に堂々と立てるなんて出来ることじゃないんじゃないかな。 色々考えさせられる点もあったのでこの評価です。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログ空飛ぶ馬で初めて北村作品にふれ、『円紫さん』シリーズを読み漁り 北村薫を好きな作家に加える事になった作品。色々と突っ込みどころは満載だったが読みやすくて今でも読み返したい1冊。
0投稿日: 2011.02.18
powered by ブクログ昔の女子高生が25年後の自分へタイムスリップする話。比較的現実味がある形で話は進むんだが、高校生の中身が高校の教員やれる? ラストもイマイチだと思うんだけどなぁ。文章もイマイチのめり込むことごできない。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ読み直すたびに評価の上がる作品。初読の際は直前にケン・グリムウッド『リプレイ』を読んでいたこともあり、その対比がひとしお心に響いた。痛みがあるからこそラストの主人公の《意志》と《選択》が映える。
2投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログまさに時間と戦っているこの時期に読めてよかったと思う。 2、3年前まではこの時間が永遠に続くんだと思っていたけど、 そうじゃないことが最近わかってきたから。 最後は切なくて、でも前向き。
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログありえないけど、たとえばもし目が覚めて17歳から42歳になってたら私ならめちゃくちゃパニックです。 いやもうパニックとかの問題じゃないね。 でも物語としてそこは受け入れることにするとして、真理子のこの対応は何なんだー!! 確かにこうなってしまったからにはと42歳の真理子としての役目を果たそうとするのは、潔いというか前を向いてるというか... でも、まわりの人はおかしいと思わないのか!?とつっこんじゃいます。 今の自分と25年後の自分とで喋り方やしぐさが一緒とは思えないし(ってか思いたくないね笑)。 それに真理子も美也子さんも口調が17歳っぽくなさすぎて嫌。
0投稿日: 2011.02.07
powered by ブクログ長い! 疲れたー、読むの。 で、どうにも高校生とは思えない判断、だったり感情だったり。 よく言えば大人っぽいのか?いや、でも大人っぽいでは片付けられない。って思ってたら、あ、そういうオチ?
0投稿日: 2011.02.04
powered by ブクログー若い時間を飛び越えて、とつぜん42歳の子持ちになっていたら。 それはとても恐いことだ。 真理子は自分の”今”に納得出来ないながらも、そのまま42歳として国語の高校教師として教壇に立つ。これが、彼女が活き活きいられたポイントだろう。 かつての、ほんの数時間の眠りに着く前の自分と同世代の生徒たちと過ごす時間。 元高校教師である北村薫さんならではの、生活感ある学校生活の雰囲気が好きです。 部活の挫折、母の看病。「そういう子もいるんだ」といえる先生は、生徒の姿がよく見えているのだと思うんです。 初読は15歳。42歳になって読んだら、違う気持ちになるんでしょうか...。
0投稿日: 2011.01.31
powered by ブクログ女性作家なのかと思うほど、女性の心情表現が素晴らしかった。 久しぶりに、最初から最後まで夢中になって読むことが出来た作品だった。
0投稿日: 2011.01.30
powered by ブクログやたらと分厚いが、よみやすくサクサク読めた。 驚いたのは、42歳になったことを知った時の主人公のショックの受け方。若さを失うことがあんなにもダメージの大きいことなのだろうか・・・失った時間+αの何かがあった。女性ならではの感覚なのか自分の感覚がおかしいのか。 また、各生徒が抱えている蟠りが、どれも穏やかに消えてゆく様は印象的だった。ただ、高校の年頃で抱えている悩みなり蟠りは、あんなにもスッと解消されていくモノだっただろうか?と疑問にも思う。内面的には17歳の真理子が、何故あんなにも高校3年生を俯瞰的に見ることができたのか。42歳になってから得た経験の賜物か? 巻末では、解説という体裁の下に作者への絶賛の声が載せられている(新潮文庫ってこんな解説も載せるんだなぁと驚いた)。確かに、非常に特殊な舞台設定なのにリアリティがあるように感じられる小説であり、読んでいて楽しかったんだけど・・・ちょっと醒めた。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ設定がたまらなく悲しいんだけど、それを乗り越える主人公が、ただただ強い。前向きな終わり方がとてもよかった。
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ目が覚めるとそこは知らない場所。まだ出会うはずのなかった自分。 十七歳の娘に、同じ教師である夫。 二十五年分の情報量を十七歳の思考で追い付く限り理解しようとしていく。 いつのまにか欠落してしまった時間は埋められるのか。 ----- 素敵なお話です。時と人シリーズ第一弾。 ゆっくりと心に染み込む言い回しや台詞感、言葉の並び。 良いです。良いです。
0投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読 久しぶりに読んだけど、やっぱりおもしろい。 体ごとタイムスリップする話はあるけど、心だけというのがおもしろい。ユーモラスに時代のギャップがかかれていたり、また、胸がしめつけられるようなせつなさがかかれていたり…。北村さんの作品には強い女性がたくさんでてくるけど、本当に強いなと思った。前向きに生きる姿に、わたしもがんばらなきゃと思わされた。体と違って知らない間に年をとっていく「心」をもう一度見つめ返してみようと思わされるような作品だった。
0投稿日: 2011.01.02
