
総合評価
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powered by ブクログ暗い。暗過ぎる。タイトルから当然明るい話とは思っていないが、何が暗いといって地方の小さな町でのコミュニティをあげてのイジメとも言うべき話が暗過ぎるため、読んでいて胸が苦しくなる。 本作は主人公が親類の死刑囚の遺品を受け取るところから始まるが、執行前の最後の「約束は守ったよ、褒めて」という言葉の「約束」とは何かという点がミステリ要素となっている。秋田連続児童殺人事件がモチーフとなっているようだが、まず断片的な情報で「毒親」「冷酷な殺人犯」というメディアに貼られたレッテルと、主人公が抱く人物像とのギャップは物語の中心であると共に、現代社会でも見られる問題点でもある。また教誨師による心の救済場面も興味深く、真の宗教家というのはこういう人を指すのだろうと感じた。だが何よりも東北の閉鎖的なコミュニティで何十年も根深く続く「余所者」への非人道的かつ排他的なやり取りがせつなく、悲しく、やり切れない。最大の謎である「約束」とは何かという点については最後に明らかになるが、それもこの閉鎖的な地域での悲しい事情によるものであったため、謎が解けてもスッキリせずやり切れない思いだけが残る。
16投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
毒親、田舎という親密感と閉塞感、自己肯定感の低さ。 頑張るには愛された、抱きしめられた記憶、温もりがあるか。 響子はどこからも、何からも愛されることはなかった。唯一、愛情を求めてくれる子供は自分の手で殺めてしまった。 自分の人生の中で味わった孤独よりさらに強い孤独を味わうことになる。 地元から離れ、幸せになりたかった。結婚をしたが、すべての男たちは、響子を大事にはせず、彼女の優しさに漬け込んだ。 毒親から逃れられず、最後まで自分が悪い、馬鹿だったからと自分を責める。 負の連鎖は止まらなかった。 守ってくれなかった母親を好いていた。 母との約束だけを頑なに守った。 いい思い出のない地元、故郷から離れたかったのに地元に戻ること、一緒の墓に入ることだけを励みに死刑執行の日を迎える。 「約束は守ったよ、褒めて」 響子に一人でも味方がいれば、どこかで何かが変わっていたのでは。 散骨以外方法はなかった。それでも帰られたのはよかったのか…。 つい最近、毒になる親という本を読んでいたので、苦しくなった。 p243 ケンカってのは味方がいないとできないんだ。独りで挑んでいっても、返り討ちにあっちまう p270-9~11 p271-15~16 p273 なにがいけないのかなー p285-14~16 P291-13~15 p357 誰も悪くないの。みんな、幸せになりたかっただけ p370-12事実と真実は違う p370-15~p371-1
0投稿日: 2026.03.07
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吉沢香純 主人公 33歳 三原響子の遠い親戚 吉沢静江 香純の母 響子の従姪 三原響子 38歳で死刑 2人の幼女を殺害 三原千枝子 響子の母、響子獄中時に他界 三原健一 響子の父 暴力的 三原愛理 響子の娘 享年8歳 三原寿子 青森の三原家本家の嫁で最後の1人 三原修 寿子の夫、他界 三原正一 修の父、他界 三原正二 健一の父、他界 勝俣栞 享年5歳、響子に殺害された 下間将人 小平市の光園寺住職 響子の教誨師 柴原昭道 青森の松栄寺住職 樋口(純) 津軽日報社 34歳 響子と同小学 釜淵学 津軽日報弘前市社長50歳 樋口の上司 梶智也 響子の夫 愛理の父 41歳 コスモスのママ 響子の勤務先ママ 理解者 小林 東京拘置所の刑務官、響子の死刑見届ける 橘 東京拘置所の刑務官で小林の上司 青木圭子 秋田在住 千恵子の友人 吉沢香純静江親子はある日東京拘置所から連絡を受ける。知らぬ間に死刑囚三原響子の身元引受人に指定されていた。遺骨と遺品を受け取るが、三原本家は響子の遺骨受け取りを頑なに拒む。 香純は刑務官から響子の最後の言葉を聞く 約束守ったよ、褒めて 香純は響子の約束が何か気になり、響子の故郷である青森を訪れる 幼い頃に会ったあの響子が子供を殺害したことも信じがたかった 青森で響子を知る人物から話を聞き、青森の小さな町での生き方を肌に感じる 響子の約束とは何か? 解説は元死刑囚の永井則夫を取材した人で、作者はその事件も調べ参考にしており、死刑囚の心の動きや死刑実行の描写などが具体的だった 香純に協力する樋口さん歳も近くいい人なので、香純とのロマンスあったらなあ〜と思ったけどそのような描写はなくて残念(テーマ上やむなし) 後日談や続編で2人のその後に期待したい
0投稿日: 2026.03.06
powered by ブクログとても切ない話でした。 自分の娘も含め二人の幼女を殺害した響子。 吉沢香純は響子とは遠縁の関係から死刑となった響子の遺骨と遺品を受け取る事となった。 幼少期に親戚の法事で一度だけ響子と会った香純。 その記憶から世間のイメージとは重なり合わない。 そして響子の言葉『約束は守ったよ。』の理由と共に本当の響子を調べ始めた。 日本の村社会という閉鎖的な世界で人間がここまで追い詰められるという事が上手に描かれています。 暴力的な父以上に母親の影響が大きいと感じます。 救いだったのは職場だったママ。唯一の理解者でしたが人間はここまで壊れると出会いで運命を変えるのは難しいです。 柚月さんの作品は地味だけど心に沁みます。
47投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログ良くできた小説。実娘を含む幼女2名を殺害、死刑となり遺骨引取の連絡が来た遠い親戚の主人公。過去一度だけ会った死刑囚の女のイメージがあまりに殺人者から遠く、その故郷で彼女の真の姿を追う。 死刑囚の人生は酷く、田舎ならではの閉塞感もリアル。時々挿入される死刑囚の拘置所からの語りも絶妙であり、最後まで飽きずに読めた。 これ秋田の畠山鈴香の事件をモチーフにしてると思うが、違うのかな?
0投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログまず読んで感じたのは早見和真作品のイノセント・デイズでした、同じく哀しい死刑囚の物語。 育ちの環境で人間は変わる。 とは言え本作品の主人公はあまりにも哀しい、ラストシーンで真実が解って、さらに哀しみが増す。 響子が人生で楽しいと感じた瞬間があったのだろうか…と同情してしまう内容ですが犯した罪は決して許される内容では無いが響子という人を作ってしまったのは周りの外部環境ではないか、その環境から抜け出せない本人が悪いと厳しい方は感じるかも知れないが抜け出せない程の環境だから響子という人間ができでしまい事件が起きてしまったコトがとても哀しい… 追記 読後思うのは、この響子という女性は心も身体も壊れていたと思うし、壊したのは外部環境。 他責な面もあるがそのぐらい厳しい環境の中にいた女性の物語の作品でした。
25投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ死刑となった殺人犯の遺骨や遺品を引き受ける事となった主人公と、死刑となった殺人犯がもう一人の主人公でもあり、お互いの話が交互に進む構成は目新しさはないものの、それは文章のひとつの区切りだけでなく読み手の2方向からの考察を切り替えるためのスイッチ的な役割となるのですが、そのスイッチを押すまでの間隔が長くもなく短くもなくで良い長さだと感じました。 話の中ではたしか明言されていませんでしたが、村社会と男尊女卑というのが物語の背景にあり、それは読み手によって近く感じるのかはたまた遠く感じるのかで感想は変わるのではないでしょうか。私は今でもこのような地域はあるのかなと思いましたし、だからこそ物語の舞台は現在の令和なのか少し前の平成なのか、もしくは昭和なのかがイメージしにくく感じました。また舞台を北日本としたのは南日本にするとリアルと交錯するので避けたのかなと考察するのは意地悪でしょうか。 “約束”とは何だったのかと思いながら読み進めることが出来ますし、ご都合良すぎる出会いなどの展開が無いのは個人的に好印象でしたが、かといって記憶に残るセリフも無かったので星3つとさせていだきました。最近無くなった2時間ドラマには似合いそうな物語に思えました。
0投稿日: 2026.02.28
powered by ブクログ読み終わった後、なんとも言えない気持ちになります…。 柚月裕子作品としては珍しいジャンルだなと思いました。
0投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログシングルマザーが我が子と少女の2人を殺害した罪で死刑となる。彼女は我が子を愛していたのになぜ殺してしまったのか。なぜか身元引受人に指名された遠縁の親戚が事件の背景を調べるストーリー。 田舎独特の雰囲気のイメージ(干渉的であることないこと吹聴される、帰属意識が高くて部外者に排他的、それに怯えて暮らす人々・・・)に即したストーリーで、ど田舎の暮らしを経験していない私には共感し難くて、悲しい話だけど没入できなかった。 「誰が悪いのでしょうか」 「悲しい事件」的なテーマだけど、普通に「どんな事情であれ、殺した人が悪いだろ」と感じてしまった。
12投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ読んでいて何度も気持ちが揺れた。 同情してはいけない、でも理解しようとしてしまう。 その葛藤ごと背負わされている気がした。 読後のモヤモヤは、簡単に消えてくれない。
1投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気になる内容だったから先が知りたい!でするする読めたけど、本の厚みがある割に結構同じこと何回も言ってる気がしたり心情を何度も同じこと語ってる気がして中々物語が進まないのがモヤっとした。 精神とか知能?とか育ち方での後天性の障害とかあるのかな、と思う。健全な人が取る行動ではない気がしてこれ本当に起きた事件であれば全員が可哀想と思う。もっとヘルプを周りに伝えることができないのか、田舎ってそんなもんなのか想像ができなくて作り話の中だけの話と思ってしまう。
3投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ自分も事件の真相が知りたい気持ちがどんどん出てきて、スルスル本が読めた。 響ちゃんと千枝子が、ただただかなしい。 真実を知ったとき、思わず涙が出ました。
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログん〜〜〜〜。「田舎」に取り憑かれた不幸、みたいなのを描きたかったんだろうけど。それを描くのに必死すぎて、登場人物たちの人間像がふわふわ。特に主人公、というか物語を推進させる役の人物。話が進むごとにこの人物が変容するのかと思いきや、ただただ物語を進ませる仕事しかさせてもらえなくて可哀想だった。なのでこれじゃあ「田舎」を悪様に喧伝してるだけだなぁってかんじ。これがなんで売れてるのかっていうと、そういうdisりが心地良い人が多いからだろうね。Xで「さす九」がバズるみたいなもんだわ。
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ「約束は守ったよ、褒めて」 女性死刑囚が最後に残した言葉に迫る、 重く暗い物語。 その言葉の意味を明かすために 関係者に話を聞きながら物語が進む。 その意味が気になってハイペースで読み進めていました!一気読みでした。 こうなる前に誰かに助けを求められなかったのか、 1人でも支えてくれる人や自分のことを大切に思ってくれる人はいなかったのかななど思うことが多すぎたな。 物語が進むにつれて点と点が繋がっていくような感覚があって、とても読みやすかった。 誰にも助けを求められない人が少しでも減るといいなと思った。現実にありそうなお話で終始、悲しい気持ちになっていました。
15投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終盤まで面白かったけど、最後の約束の理由がしっくりこなかった。響子は一緒のお墓に入ることよりも、母に守ってもらうことのほうが嬉しかったんじゃないだろうか…。 実話がもとになっているところが興味深いなと思った。 ☆3.8 2025.7.19
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログ事実と真実は違う。 かなり重めで胸を締め付けられる。 そんな想いのままラストまで駆け抜ける。 終わってしまった事件の真実をたどる事って、自己満足であって、本人の希望ではないのだろうか、、、。 響子の独房での生活や、死刑執行までがリアルだった。
14投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ可哀そう その一言に尽きる作品でした。 あんな環境にいて洗脳状態にあれば誰だって視野狭窄になり、逃れるすべがないだろうに。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名の教誨に惹かれて手にしましたが、教誨師さんはあまり関係なかったのね。 映画化されることが多い柚月さんですが、実は自分は苦手で、読んでいてあまり気分がよろしくないです。 秋田連続児童殺人事件に酷似している題材を扱っただけに、そうだったのか!が欲しかったんだけど、あれだけ探し回ってこれかい、ですね。はっきり言って本人にしか分からない心情を勝手に都合よく書かないでほしい。それより、この事件で傷ついたり、傷つけたりした人なら取材もできるんじゃないかな。 どうでもいい樋口たちとのやりとりとかにページを割きすぎで、こういうところでテンポが落ちちゃうんだよね。
1投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
閉鎖的なとある地域で起こった幼児殺害事件。身分差、排他、いじめ、搾取、精神的虐待、虐待の連鎖…と、言葉を並べるだけでも辛いことが重なり合っていますが、残虐なシーンはなく、主人公と死刑囚の二人称で、物語は淡々と進みます。 幼女2人の命を奪ったことは許されざることですが、根本的な解決のないまま、実行犯だけが刑に処される死刑制度について、あらためて考えさせられる作品でした。
0投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログR7.12.17 響子には幸せになってほしかったな。 物語全体に陰鬱とした雰囲気がありながらも、少しずつ真相に迫ってく感じが読みやすくて楽しめた。 響子の両親の行為が一番胸糞悪いな。
1投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログ女性死刑囚の最後の言葉は誰に向けたものか。何故。罪を犯してしまった死刑囚女性の半生を辿りながら行き着いたラスト。はぁ〜もう辛いよ
1投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログ響ちゃんはただ幸せになりたかっただけなのに、なにかボタンの掛け違いでずっと辛く苦しい人生だった どこでたたせばよかったのかな 一生わからないかもしれないけど、考えて思うことが供養することに繋がるのではないか 私も数日間は響ちゃんの人生に思いを馳せてしまう気がする、、、
1投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ死刑囚・三原響子が首絞台の上で最期に残した一言「約束は守ったよ、褒めて」の真意を巡るという牽引力のある構成に引き込まれた。村の閉鎖性、因習、血筋の呪縛。救われない響子の人生に胸が抉られた。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ★★★ 今月1冊目。 子供を2人殺し、死刑となったが真相はどうだったのかを親族が調べていく。 悲しいお話
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ"教誨"という言葉を初めて知りました。 "教えさとす事" 犯した罪は重いが、響子の人生を知っていく度に悲しく、やるせない気持ちになりました。 教誨師の住職の存在が響子の唯一の救いだったのかなと思います。 色々と考えさせられる本でした。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ罪を犯した人の中には、響子と同じように幸せになりたくて現実から遠ざかってしまった悲しい人もたくさんいるんだろう。
1投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ「約束は守ったよ、褒めて」 逆境のなか幼い二人の命を奪った死刑囚は、執行の直前にこう漏らした。 遺骨引受人となった遠縁の主人公はこの言葉に違和感を覚え、事件の舞台となった青森の小さな町を訪れる。 物語は、かなり社会性の強いテーマで進む。 人の出入りの少ない田舎、閉鎖的な環境の中の小さな学校で起きる“イジメ”……多くはその親の感情が子どもたちを動かしている。また、大人たちも目に見えない束縛から逃れられない。 世間は自分では判断できない事象に当たると、わかりやすい解釈に飛びつく。 それは報道であり、報道もまたわかりやすい解釈に飛びつく。 いまはそれがネット 誰もストップをかけられないその世界は人の醜い姿で満ちていて、それをまた利用しようとする者の罠に満ちてもいる。 言葉は重い。 言った本人より言われた者に重くのしかかる。 はたして教誨師が教え諭す相手は、罪を犯した人か、罪を作ってしまった人たちか。
12投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ悲しい。本当に悲しい。なぜこんなことが起きてしまったのか、子育ての難しさを感じる。響子の父、ひどい。母も守ってやらない、それもひどい。しかし、生きて行くのにしがみつくしかなかったのか。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死刑の執行前に残した「約束は守ったよ、褒めて」という言葉が気になり、読んでみた。 自分の娘と、もう一人の女の子を殺した死刑囚の死刑執行後、解明されなかった犯行の動機に迫っていく。 父親からの虐待、いじめ、狭いコミュニティや親戚関係での悪習。 そうした環境によって人格が歪められ、精神を病み、誰にも頼れなかった そんな残酷な人生の果てに彼女は罪を犯した。 二人の女児を殺害したという許されない罪を負った響子の人生を追うことで見えてきたのは、“二番目の殺人者たち”ともいえる人々。 手にかけたのは響子だが、虐待やいじめ、閉ざされた社会の中で彼女を追い詰めた人々もまた、無関係ではない。 殺人を許すことはできないが、「殺さなければいい」という単純な問題ではないことは確かだと感じた。 一方で、母親の過干渉がいじめの原因になった、汚れた服や風呂に入らないことが理由でいじめられた、という描写には違和感があった。 確かにそうした背景はあるかもしれないが、どんな理由があっても「いじめ」をする人間が絶対的に悪い。 そこだけはどうしても納得できなかったし、腹が立った。 「いじめ」や「虐待」を受けたからといって殺人が許されるわけではない。 けれど、「いじめ」や「虐待」が人の心を深く傷つけ、人格をねじ曲げてしまうことは誰もが知っている。 それなのに、なぜいつも“やられた側”の原因ばかりが語られるのか。 「いじめ」や「虐待」をする側の罪を正しく罪として認める社会になれば、少なくともこの本のような悲劇は減るのではないかと思った。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ冒頭からかなり重い気持ちになりましたが、本の中に吸い込まれる感じで、一気読みしました。 生きて行く中で環境は大事と改めて思わさせる一冊でした。 柚木裕子さんの作品は一気読みしてしまいます。
5投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ人は環境によって作られる。その環境を作るのも人である。愛にあふれた環境の中で育った人は心豊かな人となるだろう。しかし、劣悪な環境の中で育てられれば…。響子が生きているうちに主人公と関わっていたらと思うと切ない。
0投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログおすすめポイント ・犯罪者にも事情があると思う人 ・閉鎖的な田舎のニチャッとした雰囲気を感じたい人 ・「いやいやいや、犯人は酌量の余地があるでしょ、むしろ、アイツが裁かれないのはおかしいっしょ」というモヤモヤ経験をしたことがある人 残念ポイント ・妙に説明的な割に肝心なところがわかりにくく、ストーリーもありきたり
3投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ虐待とムラ社会。本家、嫁ぐ、小作人、地主。少し縁がない言葉ながら、誰にでも形の違う苦しい立場や関係は誰にもある。
46投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ2人の少女(うち1人は我が子)を殺めた女性死刑囚が、執行前に遺した「守った約束」という言葉の真意を求める遠縁の女性が主人公のミステリー。 響子(死刑囚)が辿った人生はあまりに苦しく、それが故に起こった哀しい結末。そしてその「約束」も、儚い一本の希望の糸を手繰るようなものだった。 スナックのママが言っていた「どうしても幸せになれない人がいる」という言葉が人生の真理のような気がして、小説の世界の話として終わらせてはいけない気がした。 読んでいて気は重いけれど、めくる手は止められないような、哀しい物語だった。
7投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ田舎の風景や情景、気温まで思い浮かべやすく、それが心地よかった。 決して許されることではない。擁護もできない。 しかし、死刑囚(犯罪者)それぞれの人生を、理由を、想いを知りたいと思う人がいるかもしれないこと。 私は今後、そういった人がいるのではないかと頭に浮かぶのだろう。 正直、このように事件に関するニュースは悲しく辛くなってしまうため得意ではないが…。 耳に入った時には、この本を思い出すと思う。
1投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ読みやすかった。 ても切ない。 死刑囚が守った約束…最後に分かるけど切ない。 自分の言葉が誰に影響を与えるのか、誰の言葉で自分はどんな影響を受けるのか、育った環境って…人間形成にどれほど影響受けるのか。
7投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ一度読み始めたものの、作品にのれず積読してた作品。ホラー作品3作読み終えて、気分転換兼ねて読んだら止まらず一気読み。なんでこんないい本を読まずに寝かせておいたのか後悔するくらいの作品。 作品自体も良かったし、解説もよかった。 「子供のときから心を支配されて、自分をなくしちゃったんだ」っていうママの言葉に「そうだよね」と思う部分もあるし、「そもそも自分があったことがないんだよ」と思ったりもした。 小さなムラの生きづらさとか、その中で軽視される尊厳とか、愛された経験がない故の判断の誤りとか… 響子と愛理があの世で出会えて、安らかに眠れますよう願わずにはいられない。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログすごく苦しくて 途中でやめたくなる本でした 過疎地 古い慣習 イジメ… でも結果を…約束をみつけないと辛すぎるので読めました 読んでよかったです
8投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ読み進めるうちに、胸が苦しくなるんだけど、それでもどんどん読み進めていってしまった。 田舎の小さな世界は経験もないけど、これが今もある世界なら、そんな世界は滅びればいい。
8投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幼い二人の子供の命を奪った響子は、世間からすると“毒親”で最低な奴だと思われても仕方ないと思う。だけどこの物語でも描かれていたように“誰もが目に見えるものだけで決めつけて、その裏にある事情なんて考えもしない。目に見えないものにこそ、大事なことが詰まっている”という考え方はこれから大事にしていきたいと思った。 響子は、父親からの暴力・父親を機嫌を伺う母親・周りからのイジメなど幼い頃から育った環境が恵まれていない上に、逃げる道がなかったから壮絶な人生を歩まざるを得なかった。そんな人生を愛する我が子の愛理ちゃんに歩んで欲しくないと思い、最終的な逃げ道として「死」を選んだと思うと本当に環境は大事だし、環境が人生を左右させると言っても過言ではないと思った。
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ香純は響子の身柄引受人に遺骨を拒否する本家への交渉と理由を探るために様々な人から話を聞くと 村社会が故の迫害や虐めにあい続ける響子を知る。 最後の一言の 「約束は守ったよ、褒めて」がどうしても引っかかる 悲しい一言を告げられる響子。 真相を知ると悲しい切なく 話が飲み込めない! そして香純の行動に その場所遠くを見つめているような読み終わり 読後は放心状態に
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ教誨 久しぶりに心の底から悲しい気持ちになった。 終盤からは響子の人生があまりにも不憫で、本を読み進める事さえ辛くなる。 主人公の香澄の行動や考え方に共感出来ない部分があり、大人達とのやりとりにおいては人間の本質的な醜さを知らない青臭さ、まだまだ”子供な”一面を見せる。一方で対比となる響子の人生は、彼女の両親、一族から不幸であり、学校でも家庭でも、そして社会でも居場所がないそんな人生だった。彼女の死刑執行の際に残した言葉、「約束を守ったよ、ほめて」の理由がわかってからは年甲斐もなく泣きじゃくりながらページを捲った。 今回、響子を取り巻く環境は異質に見えるが、田舎の閉鎖感を見事に表現している。私も田舎育ち、村で成長してきたが、すれ違う人は必ず誰かの知り合いだし学校でほとんど関わりの無かった同級生が結婚した、出て行った、など当たり前の様に知っている。 自身はある程度恵まれた環境にいたので(私自身が極端なポジティブの影響もあるだろうが)村を出るまでは気が付かないが、たとえば亡くなった祖父母はこの村だけが全てで、何十年も生活し(祖母に至っては自転車も乗れなかった)生涯を生きる人々にとっては今回の様な周りの人達の行動にも納得が出来てしまう。 香澄は響子の生き様について、間違えれば自分がそうなっていたのでは?と母親とのやりとり後に疑問を持ったが、同じように私自身にあまりにも境遇が刺さり、随分と動揺させられてしまった。 生涯で二度と読みたく無い傑作は数少ないが、僕にとっては結末は決して忘れる事は出来ないし、暴力や性描写など極端な表現を描かなくても一人の(いや、一人では無いな)女性の悲劇的な一生を描いた傑作である事には間違いない。 筆者の作品は好きなのだが、重たすぎるので中々捗らない。また心が強くなったら筆者の作品を読む事にしよう。
19投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ我が子と、同じ年頃の子供との二人を手にかけた母(またある時は娘)の、犯行から死刑執行当日までの視点を、本人と従妹の二つの視点から追い、その考えを辿っていく物語。視点が行き来するものの、整理されているせいか読みにくさや混乱はなくすっきりとしている。世間の所謂「子殺し」の事件に多いように、本書でも「夫=父親」の存在は透明化され続けていたが、これが意図的なものかそうでないかはわからない。個人的な感触として恐らく前者であろうとは思われる。 当然ながら殺人を犯したことはないため想像でしかないのだが、本人に殺人に至る強い動機がなく、また犯行時の記憶がないことが逆にリアルに思われ、それらの記憶を手繰って最後の日にそれらに行き着くさまが、読後に言い知れぬ深い余韻を残した。
6投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログどこかで聞いたことある事件がモチーフになってると思われる。 我が子と近所の子を殺めて死刑囚となった女性の最期の言葉から、事の真相を追う女性の物語。 事件の主人公である死刑囚も、彼女の家族もこの世に存在しない中、どうやって真相が?と気になって読み進む。 確かに親ガチャとか、育った環境とか、周囲の無理解とか、色々同情の余地はあるにせよダメなことはダメなのよ。 真相を追った彼女のモヤモヤはアレで晴れたのかなぁ?
3投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ何も起こらない話。 主人公と周りの人が冒頭置かれていた状態から良くもならないし悪くもならない。 起きてしまったことは変えられないけどそれでもみんな一生懸命生きている。 そういう物語が好き。
2投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ響子の地元ほどではないにしろ、そこそこの田舎育ちのアラフィフです。 響子の、千枝子の、寿子の、他人の、下手すれば家族までの顔色を伺いながら生きざるを得ない不自由さを、既視感をもって読み進めました。 「可哀そう」。うん。ウン。ウン…。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ子供が亡くなってしまったことに色々な理由があるのはわかる。環境が悪かったのも。 でも、どうも気持ちが入らない。 自分が母なだけにか?悲しい結果になんとかならなかったのかな?と思う。親戚だというだけでそこまでするのだろうか?理解が色々難しい。
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ思っていた通りの重たい話だった。最後も決して救われたと言える終わり方ではない。 「物事には、原因と結果がある」 負の連鎖を断ち切れるのは何なのだろう?
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ最初は淡々としていて、ん?と感じたけれど、気づいたらはまっていた。 罪を犯した理由も、そこに至る経緯も、あまりにも地味で、でもその時その場にいた本人たちにはどうしようもないことだったんだろうな、と。 ラストシーンは色んな意味でゾワっとしたし、怖かった。 2回目読み直し決定!
1投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログやるせない気持ちになるものの、入り込んでスイスイ読むことができた。父親からの人格否定、父親から守ってくれないけれど過干渉な母親、長年に渡るいじめ、閉鎖的な故郷の町。幸せになりたいがなにもかも上手くいかない。読み進めるにつれ、故郷の人達や報道で語られる響子の人物像が違ったものに変化すると同時に、響子の境遇を不憫に思う。コスモスのママの言葉、『目に見えるものだけで決めつけて、その裏にある事情なんて考えもしない。目に見えないものにこそ、大事な事が詰まっている。』私も肝に銘じます。
2投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ情景描写が圧巻。脳内が勝手にうら寒い曇天の北国特有の冷たい空気をつくりあげ、それを読んでいる間ずっと感じ、余計にこの物語を重く苦しく哀しくしているように思いました。 決して明るく、すっきり終わった話ではありません。 救いのない、どうしようもない感が強く残ります。田舎特有の排他感、意地の悪さも分かるだけに遣る瀬ない。生まれ落ちる環境を人は選べない、それは本当に可哀そうなこと。 毒親、ってネグレクトや暴力など目で見て分かることだけでカテゴライズされるものじゃないんでしょうね。それとなく自分の意に沿うよう洗脳し続け支配下に置く、言葉ひとつで子どもの命を握る、そんないやらしい親になっていないか、自省しました。
2投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ我が子も含む女児二人を殺め、死刑となった響子。 響子の遺骨を青森県相野町にいる親戚や当時の関係者の元へ訪れる香純。 響子が最期に遺した言葉の真意を探るが、小さな町の周囲の目、どうしようもないやり場の無い怒りや葛藤と共に明かされる本当の姿。 「何が悪いわけでもないのに、上手くいかない人っているのよ。」 「皆どこまで信じるか分かったもんじゃない。誰もが目に見えるものだけで決めつけて、その裏にある事情なんて考えもしない。目に見えないものにこそ、大事な事が詰まっているのに」 「人格形成と育った環境は無関係ではない。 親や傍に居る大人の関わり方が、子の成長に大きく関係すると思う。だからと言って、子の過ちが親の責任であるとは思わない。」 「響子が犯人である事は事実だ。だが、事実と真実は違う。」 (一部抜粋・省略) それらの場面でとても印象的な言葉でした。 人を殺してしまった事には変わり無いが、誰一人でも頼れる人や愛せる人が居たら…と胸が痛くなりました。そして、色々と考えさせられました。 響子はただ幸せになりたいと願っていただけに、とてもとても辛くなる物語でした。
16投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ親戚の死刑囚の遺骨などの受取人に指定された主人公がその死刑囚がどんな人だったかを調べながら進む小説。事件の全容やその時の心情まで描かれていて親と子というものの強い繋がりを悪い意味でも感じてしまうものだった。
2投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
8歳の娘を殺して、更に近所の子供まで殺してしまった女性のお話。 本人は決して悪い行いはしていないけれど全てがうまくいかないのは、理不尽で不憫な環境が人格や人生に深く悪影響を与えその沼から出られず苦しんだ結果の出来事なんだなと思いました。 誰か1人でも彼女の苦しみを知ろうとしてくれる人がいたのか?という問いの切なさが辛いけれど、生前に1人でも手を差し伸べてくれる人がいたなら未来は全然違っただろうなぁ。
13投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ響子は死刑になるその時まで約束を守ったかもしれない。 ただ、約束が何か明かされたところで、響子を擁護する気になれない。 終始、幸せな気持ちになれなかった。
2投稿日: 2025.09.03
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子殺しの死刑囚の最期の言葉「約束は守ったよ、褒めて」の謎を身柄引受人となった女性が追う小説。当然ながら暗い話で切ない。 文庫解説の堀川恵子は、永山裁判の著作もあるノンフィクション作家で〇。 文章は読みやすいがミステリとしては、最期の言葉の意味を理解している人が最後に現れる点と、死刑囚が最期まで“解放”されなかった点が、いまひとつと感じた。
1投稿日: 2025.09.01
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事件に関係する響子、千枝子、愛理ちゃん、みんなが可哀想でいたたまれない気持ちになった。 自身の子である愛理ちゃんを自分の手で殺めてしまった響子の気持ちは ほんの少しだけ理解できたように思う。 自分の娘がかつての響子のように学校のクラスメイトからいじめを受けていると知り、 それが自分(響子)のせいだと気づいたとき、自分ではどうしようもできない現状で、唯一この辛い現実から開放させてあげられる方法が「死」だと思ってしまうのも響子の境遇にあれば、無理はないと思った。 響子の最後の言葉「約束は守ったよ、褒めて」の一文は 最終章でようやく意味がわかったとき、とても悲しい気持ちになった。 親に対する子の思いはやはりいつまで経っても変わらないのだと感じた。 響子は家庭環境に恵まれず、町から孤立した存在でありながら、 最後はやはり故郷に戻りたいという思いがあったのだなと思うと、 なんとも言えない感情になった。
2投稿日: 2025.08.30
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文庫本で再読です。 お母さん、、、 そのコミニティにいる必要あったのかな お母さんのSOSを 見つけてくれる人がいなくて 3代同じ辛い思いをしてしまったんだと。 どうすれば救われるのでしょうか。
11投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ読み切った。子供を思う親としてや、小学校の時の田舎で育って記憶など、色々思いながら読み切った、なかなかつらかったが。青森が舞台というのが、意味があったのか読み切れがなかった、田舎の狭いコミニティーはどの地方でも当てはまるような。青森のあの町が舞台だから起こりえたのか、ずっと気になりながら読んでました。
2投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ幼いこどもを持つ同じ母親として、なんで、どんな理由があって、と自分自身が許されたいかのように読む手を止められなかった。 でも最後まで苦しい。私はもっと納得のいく言い訳を求めてたのかも。
4投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ柚月先生は本当にいろんな作品を書くなあと思います。いつもの引き込まれてあっという間に読める作品です。登場人物も多くはなく小さな世界で紐解かれていく感じ。 最後まで暗く、根底に悲しみが敷き詰められています。いつもながら季節感や情景描写が美しく、悲しいながらも色彩豊かで、美しいです。
3投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ最後まで重く暗い。田舎ではあるけどそこまで閉鎖的でない地域に暮らすわたしには、実感として理解出来ない部分もあったし、クズの男ばかりとつきあうのも、なんで?男見る目無さすぎと思ってしまった。でもまぁきっとそれがうまくできない人もいるんだよね…。悲しい物語てした。
2投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ何故かすべてうまくいかない人っていますよね。 不器用で真面目で優しい人に多いような気がします。 響子さんは2人の子供を殺害してしまいました。読みながら気持ちが辛くなりましたが、柴原住職とコスモスのママに助けられました。 殺人は悪い事→罪を犯したら悪い人と単純に言い切れないですね。でも被害者は許さなくても良いとは思います。 永山則夫のことを調べてみたくなりました。
13投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ死人の過去や秘密を暴こうとする主人公を見て、身勝手な自己満足ではないかという印象を受けた。無理矢理にでも自分を暴いて救い出してほしい人もいるかもしれないけれど。 この作品は、実際に人を手にかけた当事者だけではなく、それに至るような環境を作り上げた周りの人間にも罪はあると伝えたかったのかな。罪の範囲ってどこまでだろう。法で裁かれる罪と裁かれない罪。裁かれているのは人か罪か。裁いているのは法か人か。
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ最近の作品である「逃亡者は北へ向かう」もそうだが、設定に無理を感じる。無理やり切ないストーリーに仕立てているような、、、佐方貞人シリーズのような爽快感のある作品を期待したい。
11投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ辛い…何故、どうしてこんな悲劇の連鎖が… 現代の格差社会もこんな仕組みなのかもしれない。 いつか自分の身の回りにも、いや現在も起きているのかもしれない。それを忘れてはいけないと思いました。 約束とは、故郷とは、子どもへの想いとは、 今だからこそ、それらを考えさせられる作品でした。
1投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ今まで自分は、死ぬのは怖くない、今日死んでもいいように生きていると宣っていた。そのように生きない人を区別し、同じ土俵にいないと考えていた。それは、浅はかな子供の考えであったと本書を読んで思う。死刑をありありと描く箇所は悍ましいほどの恐怖を感じた。今まで読んだ死刑の描写で1番怖かった。 死が、真後ろにある感覚 自分は都内出身者だが、幼少期から考えを狭められるという感覚は分かる。今もそれと戦っている。だが、戦えない環境に身を置かれた人は、どうすればよかったのか。
1投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ虐待やいじめの連鎖による人格形成。 追い詰められたときの人間の行動。 閉鎖的な逃げ場のないムラ社会。 愛されることを知らない人間。 恐怖から愛する人を守ることのできない人間。 自分が一番かわいいと思ってしまう人間たち。 罪を犯す人たちが極悪人というわけではない。 誰もが2面性、善と悪を持っていて、その一面が明るみになってしまっただけ。
14投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ帯に惹かれて手に取った一冊 主人公が情に訴えることで真相が明るみに出ていく、といった印象をもってしまった。犯罪に至った背景も、ありきたりに感じてしまった… ミステリを読みたい!というときの一冊としてはいまいちかな…
6投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログある意味人生が変わった1冊。最初から最後までずっと辛い文が続いていく。ただ辛いという言葉で逃げることができないのが「家族」や「生まれ育った地域」で、それらが人生のほとんどを決定しているのだと感じた。響子の存在を通して、殺人という罪名だけを見ても、その人がどういうひとかを判断することが出来ないと学んだ。私は最後の場面で泣いてしまったけど、それがなんの涙かも分からない、不思議な気持ちになった。 この本は特に、温かい家庭で育った人に読んでもらいたい。
11投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログ田舎で生まれ育った自分にとって、響子の姿はまったく他人事じゃなかった。読み進めるうちに、もし何かが違っていたら自分もああなっていたかもしれない…と胸がざわついて仕方なかった。 家族や地元の人たち、そこに住む親戚との関係って、時に優しさと紙一重で“刷り込み”みたいにもなる。田舎で暮らすことの息苦しさと、それでも離れられない何か。 「約束」を破ることの重みが、死んでからも語り継がれる世界の厳しさ。 静かで怖くて、しみる一冊。
2投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ秋田県で起きた連続児童殺害事件を思い出しました。女性死刑囚の悲しい一生です。犯罪を起こす前に誰も彼女を助ける事はできなかったのか。
32投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ読み進めて2006年の秋田県で起きた児童連続殺害事件を思い出した。 田舎ならではの閉鎖的で家長制度が生き続ける中での孤独感と疎外感をとても強く受け、読んでいてとても重く切なくなりました。
1投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ「すべての者の鎮魂を願う」 死刑囚の響子が最後まで守った約束や事件の真実を読み進めるごとに知っていくと、最後に書かれているこの言葉がすごく胸に重く響きます。 何か1つでも違ったなら起こらなかったかもしれなかったのかな。 犯罪を犯した本人や響子に関わった側の人達の心情が丁寧に書かれている物語だけど、自分の人への接し方を改めて考えさせられるそんな作品でもあった。
1投稿日: 2025.07.17流石、柚月作品。感動しました
展開の見事さ、ストーリーの面白さ、そして感動の締め、素晴らしい作品といえる。 久々に、これぞ柚月作品と感じる一冊。 「あしたの君へ」以来の感動を味わうことが出来た作品。
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログそこまでして守らなければならなかった約束なのか?という思いは閉鎖的な部落で生きている人にしか分からないんだろうけど、切ないな。 「教誨」 教えさとすこと。
12投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ帯に著者の言葉として「どうすれば事件は防げたのか」と書かれていましたが、閉鎖的で古い地域性、終わらないいじめ、ろくでなしのパートナーなどこれでもかこれでもかと劣悪な環境が続いて、どこから手をつけていいのかわからない状態で、どうやっても事件は防げなかったのではないかという絶望的な気持ちになりました。
3投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ吉沢香純は遠縁の死刑囚 三原響子から身柄引受人に指名され 刑の執行後響子の遺骨と遺品を受け取った。 極悪な犯人像の響子と香純の記憶にある彼女との間に相違を感じた香純は響子の故郷で彼女の人生の足跡を辿る。 閉塞的な土地で身内の暴力や恐怖によって自分の意思や価値観を支配された母娘の不幸の連鎖… 読んでいて辛かった。 正直に言うと物語の鍵になる〝約束〟にはイマイチ納得できなかった。 何よりも納得できたのはスナック コスモスのママの話しだった。響子に必要だったのはママみたいな人間だったと思う。 人としての尊厳を奪われたような所なのにそこに帰ることでしか安寧を覚えることができないなんて哀しい。 それともそれが故郷というものなのだろうか…
17投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ自分には程遠い世界線の人たちの話に思えて 善と悪の狭間の、誰にでも起こりうる悲劇のように感じた。 どよんとした気持ちにはなったけど、人生というものは最初から最後まで決まっていて、そのルートを辿っているのか、側また運命は自分で切り開くものなのか 未来は誰にもわからないし、それでいて面白いのかもしれないし、それが誰かにとっては耐え難い苦痛なのかもしれないね 読んでいて、苦しかった
10投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ2025年7月読了。 人から勧められて読んだ一冊。柚月さんの作品はこれが二冊目だ。死刑囚の響子が刑に処せられ、その遺骨と遺品を従姉妹の香澄が受け取ることになったところから物語は始まる。響子が最期に残した言葉「約束は守ったよ。ほめて」とは、いったいどんな約束なのか、無性に引き込まれる幕開けだ。読み進めると、犯罪を犯した人とその家族の世間からの風当たりの強さに胃がキリキリとする。実家からも引き取られない遺骨を抱えながら、香澄は殺人犯の響子の人生に寄り添おい、せめてもの理解者になろうとする。 この作品には苦痛に耐える弱者たちの声が聞こえてくるようだった。世間の日の当たらないところでは、多くの弱い立場の人々が虐げられていて、声をあげられずに我慢を強いられている。その声に耳を傾けようとする作者の姿勢に胸が打たれた。
1投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
救いが無さすぎて読むのがしんどかった。 あの村だから。あの環境だから。あの両親だから。なにかひとつでも違っていたらこうはならなかったのかもしれない。母親との約束を守ることを最期まで心の支えにしていた響子だが、真実が明かされても響子の気持ちは理解できなかった。響子の生き辛さの一因でもある母親。自分の命を捨ててまで守ることだったのか?幼い頃からの環境や人間関係は正常な判断ができなくなるほど人を追い詰める、ということを響子の姿から感じた。 愛理や栞ちゃんはもちろん被害者だが、響子も被害者なのではないか。犯した罪は決して許されない。どんな理由があろうとも人を殺めてはならない。しかし、両親が、村が、環境が、響子を追い詰めたように思う。 解説も読み応えがあった。堀川惠子の「教誨師」も読んでみようと思う。
1投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログ読み始めてから時間がたってしまっていまとなってはなぜ読もうと思ったのか忘れてしまったこの本も読了した。遠縁の死刑囚の「約束は守ったよ、褒めて」とは何のことなのかを求めた主人公。田舎の閉鎖性、いじめ・蔑みの連鎖、ほんのちょっとした〇〇でなかったら・・・。主人公の母親の(この遠縁の死刑囚のようになるのが)「あなたじゃなくてよかった」はわかる。
1投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01438753
1投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログなかなか重い 自分と家族がこういった環境でなかったこと感謝です。 永山則夫も参考になっているようで、やはり重いね
1投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ我が子を含む女児2人を殺害した死刑囚が残した最後の言葉の意味と殺害の理由を追う物語。 重くて、苦しくて、読後なかなか立ち上がれない。 どうしたら、この世から、悲しい事件がなくなるんだろう。 「些細な行き違いが、悲劇を生むことがある。 ほんの少しだけ時間がずれていたら、その日の天気が違っていたら、あのときあの記事を目にしなかったら——そんなわずかな偶然で物事は起きる。」 だとしたら、救うことはできないのか。
4投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ皆さんのレビューの通り、この本はとても暗くて重い物語。 明るい場面とかは無いし、共感出来る訳では無いけど、興味深い作品でした。 精神疾患があっても、責任能力があると判断され、死刑判決。 何故殺したのかも分からない状態だけど…。 閉鎖的な地元で、これでもかという程の悲惨な人生。 読んでいてとても辛くなりました。 こんな事許されるのか? 人間の闇恐ろしいです。
39投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ暗い、辛い、悲しい。誰も救われない。 ほとんどどこにも笑ったり心が休まったりする場面がないので結構苦しいです。スナックのママとの会話シーンと青木圭子さんとの会話の部分は少しだけ軽めなのかな?それでも明かされる内容は辛いし悲しくて、ずっと胸が痛みます。 「どうしたら防げたのか?」と作者は書いてはいるけど、防ぐことを目的に読むものではなかったと思う。答えも救いもなくて、ただ真実が明かされただけでした。希望や解決策は用意されていないのでそれを目的に読むと辛すぎると思います。 私は田舎に住んだことはないしここまでの閉塞感も家父長制も経験したことがないから登場人物たちの痛みや恐怖が正直ちょっと遠く感じました。ネタバレなので詳しくは書けませんがこの「約束」を守った先の"救い"の部分にイマイチ共感できず。「故郷」や「地元」を大切にしている人にはもっと響くんでしょうか。。 主人公が自分でも言ってるけど、そこまで響子に肩入れして理解したいと思うようになる理由が弱いというかほぼなくて、もちろんこの主人公がいないと物語は成り立たないので仕方ないけど、終始置いてけぼり覚があったのは否めないかな。 読んで救われるような心が洗われるような話では全くないですが、読んで損はないと思います。重く考えさせられます。
1投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰かと助け合って生きていくというのは一見いいことのように思う。 人は1人では生きていけないし、全てを上手くこなすことなどできないから必要なことなのだろう。 それが行き過ぎた結果なだけで。
1投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ一人の女性が起こした事件の裏に隠された、切実で救いのない真実の物語。 自身の娘と近所の子どもを殺害した響子。その罪は揺るがないが、事件の本質は「なぜ、そんなことをしたのか」にある。 死刑執行前、響子は「約束は守ったよ、褒めて」と呟いた。その“約束”を知るため、遠縁の香純は青森へ向かう。香純の、自分の行動が供養なのか、ただの自己満足なのかと自問する姿が胸に迫った。 ほんの少し歯車が違っていれば、事件は起きなかったのかもしれない。 閉鎖的な地域社会、利己的な家族、いじめ、病気。いくつもの問題が絡みつき、響子を追い詰めた。 愛着障害が人の心や人生を歪め、それが次の世代へと繋がっていく恐ろしさを痛感する。 誰の身にも起こり得ることだからこそ、悲しい連鎖を断ち切る社会であってほしいと願わずにいられなかった。
26投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログどうなんだろうな。共感はできないけど、子供の頃からずっとずっと心を傷められ続けて生きていたら、確かに当たり前ではいれなくなるのだろう。 普通の精神状態で考えると、でも結局、自分でしょう?子供が可愛かった、愛しかった、なのに何故?って言ってみてもやはり自分を助けたかったのでしょ?って思ってしまう。 ただ、それは普通の精神状態だったら、ということ。愛情深く、綺麗な心を持っているはずの人間が歪められて追い詰められて、普通ではない精神状態になるとありうるのかもしれない。 精神病者と正常な精神の人。どちらかひとつではなくて、正常な部分と異常な部分、両方が1人の人間に存在して、罪を犯してしまう瞬間があるのかもしれない。その状態は側からは正常な精神状態に見えて、本当は心が病気にかかってる状態と言えるのかもしれない。 結果、あまりよくわからない。でも世の中で起こっている殺人事件、こんなこともあるのかもしれないと思った。
23投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ読み終わってから時間がたってしまったので、記憶があいまいなところもあるが、響子がなぜ2人の子供を殺してしまったのかがよくわからなかった。また、響子に1度しか会ったことのない香純が、なぜ響子の人生にそこまでこだわるのかについても、あまり共感できなかった。
1投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ約束は守ったよ、褒めて」 死刑囚・響子が最後に遺したこの言葉が、何を意味していたのか。 物語は、その謎を少しずつ解き明かしていく。 犯した罪は決して許されるものではないけれど、彼女の生い立ちや環境を知るうちに、もしほんの少しでも違う人生があったなら——と考えずにはいられなかった。 その一言に辿り着くまでの道のりと、罪を犯した彼女の心の軌跡が丁寧にリンクしていて、最後まで一気に読ませてくれた。
2投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の弱さと脆さ、はかなさがつらい 育った環境とか、特に親との関係性とか 自分の存在を否定されるような 愛情不足の中で傷ついた結果、 愛が分からなくなってしまったわけで ただただ寂しい人生やなぁと 生きる上でなによりも悲しいことは 愛を感じれなかったり、不足を感じることなんかも
1投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログとても切ない小説でしたが、最後まで一気に読んでしまいました。人の罪とは何か、愛情とは何かを考えさせられました。
0投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2人の女児の殺害で死刑となった響子 動機が見えない彼女になにがあったのか、遺骨を引き取ることになった遠縁の主人公が迫っていく物語 響子の母親の一言で愛する我が子を殺してしまう部分を理解できないというコメントも見たが、 殺人を犯す人の心理が合理的な訳もなく、何をしても嫌われ、報われず、裏切られ、抑圧され、ギリギリの精神状態の時には刃のように心にくるものがあったと想像できた 可哀想にという一言で、生きている価値がない、生きていても幸せになれない、娘にも同じ思いをしてしまうと、確信してしまったんだろと。 この殺人は村のみんなが引き起こしたものというスナックのママの言葉が核心に迫っていたと思った。殺人は肯定されるべきではないが、村の皆が全員無実なのかというと、それは違う。 自分のしてきた事や、振る舞いを、振り返らずにひたすらに攻撃、糾弾する、醜さに響子が潰されてしまったと感じた 報道やSNSで誰かを糾弾している私達、同じじゃないか? 村というのは例えであって、自分のいるコミュニティでの体面や言説を信じて、何かを抑圧している。 心当たりがない人は居ないし、大した罪悪感もない。そういう扱いをされても仕方ないから。 でも、何かを確実に奪っているんだと身につまされる。
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ我が子を含む二人の女児を殺害したとして死刑を執行された三原響子。彼女の最後の言葉、『約束は守ったよ、褒めて』。この言葉の意味を知るために、響子の遠縁にあたる吉沢香純が行動する。早見和真氏の『イノセント・デイズ』を思い出した。哀しい。
31投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ主人公が 幼少の頃1度だけあった親戚のお姉ちゃんが殺人を犯したからって、 なぜここまで真相を知りたがるのか… 母親が『あなたじゃなくてよかった』って言葉も、なにか的外れな気がするし… 主人公の野次馬根性みたいな感じに共感はできないけれど でも 田舎のよそ者を受け付けない閉鎖的で、そして隣人を監視するような興味津々に詮索する感じ…。 無言の圧に、変化を嫌がり、排他的思考。 わかるわー。 生き辛さMAX。 誰か味方がいれば、心通わせれる人がいれば 違ったのかも知れない…。 親に愛されたい、親に褒められたい、親が悲しんだり、親に哀れまれたりされたくない。 やっぱり 行き着くとこは家族愛。 親子愛。
0投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ千枝子の一言が決定的な引き金となったのが納得できない 千枝子、響子共に故郷への執着がかなりあったようだが、その想いについてももう少し説明がほしかった 田舎生まれ田舎育ちで一生を閉鎖空間で終える人皆がこのような思いを抱えるのだろうか 主人公の動きも理解できない まず主人公が罪人をはなから悪人と決め込んでいたのが最初から違和感あるし、動機や背景を知ることで自分との違いを自覚して私はこうはならなかったと思いたいという保身的な姿勢、行動に理由があると信じて疑わない態度にいらいら。 ふとしたきっかけで人は法的に悪と分類されるものに手を染めうる、ただそれだけでは 死んだあとになって可哀想って言われてどうなる 5歳の女の子殺したのも、響子を死刑設定にしたいから無理やりって感じで状況描写があまりに少なく、取ってつけた感が残念
2投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ2人の幼児殺害で死刑になった響子。響子の遺品と遺骨の引き取り手に指定された遠縁の香純。 香純は響子の残した言葉が気になる。また遠い昔に1度だけ出会った響子の人となりと、残忍な犯罪が結びつかず、犯罪が行なわれた響子の故郷に行った。 地方の閉鎖的な町、昔ながらの家柄などによる差別、家父長制の害を煮詰めたような環境で、響子は育ったことがわかる。 犯罪って何だろう?と思ってしまった。響子は確かに人を殺したが、あの環境でなければ、そんなことはしなかったのではないか?などと思った。 香純が響子を追体験するのと同時に、私も響子の人生を知ってとても悲しくなった。
35投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログ2025.6/3 あや?期待しすぎた? ごめんなさい、誰にも共感できなかった。 都会で生まれ育ったからかな… 田舎の、閉鎖された空気感を感じたことがないからか、全く共感できず。。 いじめ、虐待などで性格がひん曲がって凶悪殺人犯になる人は実際ごろごろいるわけだけど というか、凶悪殺人犯のほとんどが、そうなわけで(生まれつきのサイコパスは除く 今更つらつらと言われたところで、で?となる。 その先がない。じゃあどうすればよかったのか。 この事件が起きないためにはどうすればいいのか。 新しい発見のない内容だった。 ちと残念。 フェミニズムに言及するわけでもなく、 田舎の、嫁いだ嫁は大変ね、で終わらせてしまっては何も解決しないよなぁ。 問題定義はいいが、その先に、主人公がどう行動して行くか。 それが見たかった。
1投稿日: 2025.06.04
