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一生「お金」を吸い寄せる 富の方程式
一生「お金」を吸い寄せる 富の方程式
スコット・ギャロウェイ、児島修/ダイヤモンド社
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総合評価

15件)
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    米国の経済学者が、資産運用について書いた本。投資の手段を幅広く述べ、学者として奨める投資方法を説明している。私は絶対的投資方法としてバートン・マルキールの言うインデックス投信が第一義であると考えるが、本著者は違う意見を述べている。参考になった。冒頭の資本主義に関する考え方は、極めて重要であると思う。 「資本主義は人類史上、最も生産的な経済システムだ。同時に、これは強欲な獣のようなシステムでもある。資本主義は改革者より既得権益者を、貧しい者より富める者を、労働より資本を優遇し、喜びや苦しみを公平な方法で分配する。だからこそ私たち現代人には、資本主義と投資を理解し、うまく付き合っていくことが求められている」p4 「現時点では収入が同じ2人でも、キャリアとお金に対するアプローチの違いによって、将来的には大きく異なる場所に行きついている可能性が高い」p9 「本書のテーマは、長期的な視点に立ち、人生を豊かにし、大きな資産を手にする方法を読者に提示することだ」p9 「(目指すべき経済的自立)働かなくても、自分が望むライフスタイルを維持できる資産」p19 「資本主義は、「人々を消費に向かわせる」という唯一の目的のために、社会全体の知見やエネルギーをつぎ込ませようとする」p51 「ファイナンスに役立つものとして強くお勧めできるのは、よく運動することだ。ハイパフォーマーにはさまざまな人たちがいるが、ほとんどの人に共通しているのは、十分に運動していることだ」p86 「(自分のキッチン・キャビネットをつくる)組織の外にいる、率直で利害関係のない助言をしてくれる人たちの集団」p97 「あなたがなすべきことは、夢を追いかけることではなく、自分が能力を発揮できる仕事を見つけ、忍耐強く数千時間を費やして技能を磨き、道を究めることだ。そうすると、自分が成長している感覚や、技能が向上している感覚が得られ、十分な収入がもらえ、まわりから認められ、業界の仲間も増える。その結果、その仕事が何であれ、情熱を傾けられるようになる」p124 「(ビル・バーネットとデイブ・エヴァンス)もし、それに対してできることが何もないなら、それは問題ではなく状況だ」p188 「信頼は信頼を呼び、関係を深める。積極的に助言を求めれば、メンターはあなたの成功に投資してくれるようになるだろう」p200 「(マイク・ブルームバーグ)友人が昇進しても、お祝いの電話はしない。しかし、友人がクビになったら、その当日の夜に食事に誘う。なぜなら、私自身がソロモン・ブラザーズをクビになったときのことを、よく覚えているからだ。そのとき電話をかけてきてくれた友人のことは、今でも一人残らず覚えている。辛かったから、仲間の言葉が身に染みた。だが、同社でパートナーに昇進したときに、誰からお祝いの言葉をかけられたかは、全く覚えていない」p200 「私たちは、インフレ自体を避けられない。だが、その影響から逃れる方法が1つある。それ以上のペースで資産を増やすことだ」p222 「2008年に会社が倒産した時、私は純資産の7割を失った」p310 「(常に暴落に備える)投資の世界では、必ず流れ弾が飛んでくる。だから、それを防ぐ備えが必要だ」p311 「2000年後半、ウォーレン・バフェットは、「今後10年間、市場平均に連動するS&P500指数を上回る運用パフォーマンスを出すアクティブファンドはないだろう。もし上回るファンドがあるなら、100万ドルを賭けてもいい」と申し出た。プイロテジェ・パートナーズという投資会社がバフェットの賭けに乗った。1年目、5つのアクティブファンドのパフォーマンスは、いずれもS&P500を大幅に上回った。翌2009年はS&P500の勝ち。2010年、2011年、それ以降もずっとS&P500が勝ち続けた。2017年時点でS&P500のリターンは126%、プロテジェは36%。賭けは2017年12月31日に終了したが、その夏までに、プロテジェは早々に負けを認めた」p312 「2000年から2022年にかけて、S&P500が値下がりした年は7回もあり、そのうち3年では20%以上も値下がりしている」p315 「「ランダム・ウォーク理論」を突き詰めると、誰も株価を予測できないことになる。そのような主張には賛否両論があるが、私はそれは言い過ぎだと思う。明瞭かつ冷静な観察者は、実際の勝ちと株価が乖離している場所を見抜き、その差から利益を得る(特に忍耐強くその資産を長期保有することによって)」p316 「リスクとリターン、分散投資、「市場を打ち負かそう」とするのは、無駄な試みである。これらは、投資の基本原則である」p317 「投資家として成功するために、全経済分野の専門家である必要はない。だが、その基本を理解し、資本主義システムの中でそれらがどう組み合わさっているかを理解するのは重要だ」p317 「投資は絶え間なく、着実に資金を増やしていく」p328 「映画『ウォール街』のゴードン・ゲッコーの言葉を借りれば「お金は眠らない」のだ」p328 「(F0)リスクの高い機会であればあるほど、投資を正当化するためにはリスクフリーレートを上回る期待収益率が必要になる」p354 「(80:20の法則)8割はパッシブ投資で運用する。残りの2割は、アクティブ投資で運用する」p359

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    投稿日: 2026.02.22
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    【要約を聴く】 富の方程式 バケツを3つ用意する 投資という1つに若いうちからいくら入れれるか 分散投資、自分の資産を8対2の割合で投資、8はかたいところに2は自分がいいと思う動くところに 自制心をもつことが大切、いくら稼いでも使ってしまえば残らない 自分が他よりできることを探す、その中10%を目指す、 また、無くならない、社会に必要な仕事をする 不労所得が生活費になることがゴール そんなことができるのか

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    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書は「富の方程式」というタイトルのわりに、内容が抽象的で、具体的に何をすれば良いのかが分かりにくいという印象が強い一冊です。著者の人生哲学や価値観は興味深いものの、読者が期待するような“お金を増やす実践的手段”には踏み込んでいません。 また、紹介される考え方の多くは、既存の自己啓発や投資入門に見られる一般論と大きく変わらず、抽象的な成功論・心構えの話・行動習慣の重要性といった内容が中心で、新規性に乏しい点も物足りなさを感じます。 さらに、タイトルが示唆する“数式的・科学的に富を設計する本”ではなく、例え話や人生観をまとめた読み物に近いため、読者が抱くイメージとの乖離が大きく、期待ギャップが最も評価を下げる要因となっています。

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    投稿日: 2025.12.05
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    フォーカス+(ストイシズム×時間×分散投資) ざっくり言うと、上記の事を実行して、人間関係やお金に不自由しない充実した人生を送りましょう!という本。 金銭的に「豊かに」「自立する」事だけを目指すのではなく、最終的にそうなる為に、一生懸命仕事して人格をしっかりと磨いて、それで得たお金を上手に投資に回しましょうねって感じ。 そこまで目新しい事が書いてある訳ではないかなと感じますが、投資の全くの初心者ですという方には、投資について、最初の心得的な物を理解するにはいいかも。 外国の方が書かれている本なので、個人的には例えや比喩が分かりにくく感じる部分もありました。

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    投稿日: 2025.09.04
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    小説ではないので、評価の仕方にあまり基準はない。けど、この本のおかげで、資産に対する意識が変わり始めた。何度も読んで、考えを頭に付着させたい、と思わせてくれる1冊。

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    投稿日: 2025.04.19
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    面白かった。すごい目新しいことというよりは、今思っていることを裏付ける内容。仕事への集中と分散投資が富を生むというものだけれども、やはり万国共通だなと感じた。

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    投稿日: 2025.04.18
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    社会人1年目のときに読みたかったなあとしみじみ感じた本でした。 富を得て経済的に自立するということをどこか勘違いして捉えていたんだなと痛感できました。金持ちになることが自立することなのではなく、将来の選択肢を持てるようになることが大切なんだと改めて思いました。

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    投稿日: 2025.04.08
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    著者の人生経験を基に資産形成のための方程式を丁寧に解説してくれていました。 方程式にはフォーカス、ストイシズム、時間、分散の4つの要素がありこれらの組み合わせで富の増加が加速するという内容。 マネーリテラシー関連の本を読んできて、何か特別な知識が得られたわけではないが、今まで得てきた知識を整理するのに読んでよかったと思えました。 また今後の自分の人生においては特にフォーカスの部分が課題かなと感じたので、仕事に対する姿勢の在り方を改めて考える機会になりました。

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    投稿日: 2025.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お金と時間の価値について考えるきっかけを与えてくれる1冊でした。富を築くための道標となるような洞察も多く、「富の方程式」の4つの要素である①ストイシズム②フォーカス③時間④分散投資は人生の中で意識して実践していきたい。勤勉と倹約の重要性についても理解することができた。

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    投稿日: 2025.03.05
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    非常にタフな本。 この手の内容の書籍は多々読んで来たが、本書に関しては現状非常に金銭的に厳しい状況にある人が正しいメソッドで富豪を目指すという内容の書籍でないことは明らかな気がする。 本書が対象とする読者層は非常に厳しい言い方だが、「一般的な給与所得者」なんだなと思う。 働き方も非常に多様化してきてる日本においてどれだけ当てはまるかは分からないが、富を得る上での最低限のメンタルや意識的な側面についての説明は非常に役に立つと思う。

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    投稿日: 2025.02.24
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    著者は自らの体験を基に「財を成すための自身の才能(特性)に合った仕事へのハードワークの重要性」(「フォーカス」)を説く。その点において、本著はいわゆる「FIREのススメ」や「不労所得の築き方」に重点を置く他の投資本とは一線を画している。 習慣化のメリットやパッシブ運用の考え方には他投資本等との大きな差異はない。なお、投資資金の一定割合(2割程度)を個別株等のアクティブ運用に回し、自らの運用を通じ(アクティブはパッシブには勝てないことを前提に)生きた知見を得ることも奨められている。 〈メモ〉 本著で「方程式」として提示される4つの変数 フォーカス+(ストイシズム×時間×分散投資) 【ストイシズム】 習慣の力を活用し、より良い人格を得られるよう努力 【フォーカス】 自分に適した才能や事柄を発見しハードワークを継続 【時間】 時間は何より重要。厳に浪費すべきでない資産 【分散投資】 パッシブ・分散型・低コストの投資信託への投資 著者インタビュー ○PIVOT公式チャンネル(リンク) https://m.youtube.com/watch?v=yt9KU6U-ws8

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    投稿日: 2025.02.23
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    PIVOT でのインタビューを拝見して購入。よくある家計管理の守りの話中心の内容と言うよりも、この方自身が事業家なのもあってか”若いうちには消費もしっかりしよう”と言うメッセージ性がとても印象的でした。特に、生活費・予備費・投資の費用の考え方。予備費は、よくある説明だと生活防衛費と言う側面が強調されがちだが、この本では変動する支出に対応するために、流動性を担保しているのだから、予備費は使うために貯めているものだ、としていて印象がとても良かった

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    投稿日: 2025.02.23
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    ●2025年1月25日、渋谷の試飲調査の帰り立川駅構内の書店「ペーパー・ウォール」にて、本棚に表紙がこっち向いて陳列されてたので。 ● 2025年3月1日、銀座 蔦屋書店で見つけた。「ハードワークなしに成功できるか?」みたいなのが読みたいのと、投資のこと結構書いてるので買いたい。 ● 2025年3月1日、丸善 丸の内本店で再会。1階。これは買う! ● 2025年3月12日、渋谷 スクランブル交差点近くの大盛堂書店にあった。デイトレはするなと否定してる。

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    投稿日: 2025.01.25
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    どうせインデックス投資の話だろと思ったら、仕事の選び方から日頃の習慣のススメ、金融基礎知識まで、お金を稼ぐための全般的な知識が網羅されている本だった。 翻訳者が一緒らしい『サイコロジー・オブ・マネー』『JUST KEEP BUYING』『DIE WITH ZERO』あたりの内容も含有している。この3冊を読んでいるとそこまで目新しい内容はないのだけど、「好きなことではなく得意なことを仕事にしろ、好きなことは週末にやれ」っていうのはその通りだなと。

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    投稿日: 2025.01.04
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    本書は「X年でXX X万円を楽に貯める」とか、「次の注目株はこれだ」のような流行りの軽い本ではない。自身の「経済的自立」を明確化し、時間と分散投資を味方に付けて、長期的に資産を増やす生き方の指南だ。人生の富について学べるなら、わずか2千円という本代は十分すぎるほど大きなレバレッジだろう。 富=収入+節制*長期の投資期間*分散投資額 という方程式を立て、各項をどのように増やすかを具体的に示している。「本当の通貨は時間」、「夢を追いかけるな」などの徹底的な合理性には、なるほど唸るものがある。

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    投稿日: 2024.12.25