Reader Store
私の居場所はここじゃない
私の居場所はここじゃない
安部若菜/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

(9件)
4.0
2
4
2
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰かからの嫉妬や妬み、特に同世代同士の感情のもつれを書く技術がすごいなと思いました。大人になると、違う年代の人と上手くコミュニケーションを取ることが求められる。その一方で、同世代同士のノリや熱量を忘れてしまう。 当時の苦しさや輝きを思い出せるよい作品です!

    0
    投稿日: 2026.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    風景や些細な感情の表現の仕方が綺麗。豊富な語彙力、言語化能力の凄さに脱帽。視点が変わるのも面白かった。夢を追いかける人に読んで欲しい。 最終的に自分がどう生きたいのかを問い直し、その答えを探し続けている登場人物の姿勢に憧れる。

    0
    投稿日: 2025.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    嫉妬、辛さ、憧れ、欲、全てがわかりやすく上手に描かれているから、すっきりしていく。感情移入もしやすい。芸能界って、割と自分からしては遠い世界だけれど、共通点がいっぱいある。感情のつながり。 読みやすかった。

    3
    投稿日: 2025.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同じ芸能スクールに通う男女の群像劇。前作『アイドル失格』の登場人物であるあかりの出身校という設定。もう少し意地悪な展開があるのかなと思ったけど、YA向けの青春群像劇という感じだった。

    0
    投稿日: 2025.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Amazonの紹介より 舞台は大手事務所主催のエンターテイメントスクール。 3月にある事務所所属をかけたオーディションに向け、高校生5人はレッスンに励んでいた。友達と一緒に応募したオーディションで特別に声をかけられ、成り行きでアイドルを目指すことになり、当たり前だった「青春」や友人関係に息苦しさを感じ始める莉子。 亡くなった母の期待を背負い、結果を残したいと焦る、ダンスボーカルグループ志望の冬真。 「子どもを産まなければモデルになりたかった」という母の言葉で将来の夢を決め、SNSの活動を頑張るモデル志望の美華。 「普通」「真面目そう」と言われ続けてきたことにコンプレックスを抱き、「特別」になりたいと強く願う俳優志望の純平。 いじめが原因で自ら芸能活動を辞めたが、もう一度自分の居場所を求めて入学を決意した、元天才子役のつむぎ。 嫉妬や葛藤を乗り越えて彼らが最終オーディションの舞台に立つとき、どのような"光"を放つのか――。 5人がそれぞれプロを目指そうと奔走する群像劇になっています。夢と現実の狭間で、なかなかうまくいかない日々に苦悩しながらも、仲間ととともに頑張っていく姿に共感しましたし、なんとか頑張ってくれとも応援したくなりました。 この物語は、あくまで「過程」の物語であって、「結果」を楽しむ物語ではありません。それぞれがどのようにして、この立ち位置にいるのか。章ごとに登場人物を深掘りすることで、どのようにして頑張り、どのようにして苦労してきたのかを知ることができます。ページ数が少ないせいか、コンパクトにまとまっている感があったので、ちょっと物足りなさはあったのですが、それぞれの心理描写が丁寧に描かれていて楽しめました。 個人的に夢を目指そうと奔走していた時期もあって、登場人物達の心理描写や置かれた状況には、共感や懐かしさもあって、感慨深いなと思いました。 真剣に頑張っているものの、なかなか世間からは認められず、周りが「上」へ行ってしまう。周りとの嫉妬や温度差、将来の不安など、とても表現されていて、思わず自分もそんなことを考えていたなと共感するばかりでした。 全員が「上」へ行けるわけではなく、ほとんどが脱落してしまう現実。なかなか難しいところですが、そこで得るものは多くあります。 その中でも、この作品の中では、仲間の大切さが滲み出ていました。 なにか悩みに陥ったとき、助けてくれるのは、クラスメート。そんなに長い付き合いではないにしろ、同じ境遇だからこそ、分かり合えるものもあって、お互い切磋琢磨して頑張っていく姿に、仲間の大切さが窺えました。 どんな人生が待っているのかわかりませんが、後悔のない人生を送ってほしいなと思ってしまいました。

    8
    投稿日: 2025.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    莉子の描写にすごく感情移入してしまった。 絶対に辛いはずなのにキラキラした目で夢を追いかける姿が素敵だなと思った。 純平の「必死にやっても結局1人だ。演技は1人でやるものなんだと学んだ」という箇所に共感を覚えた。 自分も中高で演劇部だったので、自分の熱量が人に伝わらず、1人で空回りしていたことがあったので その頃の自分と重なった。 つむぎをいじめた赤いヒロインに純平が言い返すところがとても気持ちよく良い子だなと思った。 大学受験の頃、少しだけ演劇の学科に進むことを考えていたのでこのお話はすごく現実を見せられた感じがした。ただ部活のために、他人の為の努力で演技をしていた過去の自分を思い出して、この子達のように自分の為に、自分が楽しむ為に演劇をまたやりたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『居場所』って、誰もが一度は考えたことがあると思う。そこで悩んで苦しんで探して……彼らはそんな中でも前も向いて進んでいく姿はキラキラ輝いてみえました。青春だなぁと。今も『居場所』って考えるときあるけれど、きっと色んな人と関わったり、色んな考え方に触れて分かる時がくるのかなぁ。と思った

    1
    投稿日: 2025.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     芸能事務所所属のタレントになるためのオーディションに受かるために芸能事務所の芸能スクールに通う5人の高校生を描いた物語です。  テーマはタイトルの通り「居場所」なのですが、オーディションに受かって本当に芸能界に行きたいのかという葛藤みたいなものもあり、居場所だけではなく、夢ってなんだろうか?やりたいことってなんだろうか?ということも描かれている作品です。  読んでいて思うのは、登場人物達の若さが懐かしいなと。  はじめはただ漠然と楽しんでいたことを将来仕事としてやってみたいという思いが、どんどん先に進めば進む程にその目標は厳しいものであるという現実にぶつかって、さて、そこからどうするの?ということもあるのですが、走りはじめた頃は本当に自分が夢を叶えることを信じて疑わない時代があったなと思いました。  そこから、同じ道を目指す人同士で争って椅子取りゲームの椅子がどんどん減っていく感じでその椅子に座れないなと悟る時がくる。  そしてそれを悟って夢を諦めるのか、夢を追いかけるのかなどなど、夢を追いかけていた頃を思い出しました。  そして、そこでやりたい仕事、なりたい職業に就いても、上にいける人はほんの一握りという厳しい現実を元NMB48のメンバーだった作者が1番よく知っているということもあり、そのあたりの現実がまぁまぁリアルだなと思いました。  「居場所」についても同様で、確かにここが自分の居場所じゃなかったとなって、次の場所に移っても、そこが居場所になれるかなんてわからない。  いろんなコミュニティがあって、複数の居場所を見つけられる人もいれば、なかなか居場所を見つけられないという人もいる。そして、それが高校生達の話でありながらなかなかリアリティがある話だなと思いながら読んでいました。  例えば、私の場合、本作品を読んでいて思い出したのが、転職活動。  なじめない職場で、仕事の成績もそこまで良くないと面白くなかったし、上司に怒られてばかりで嫌だな。ここがずっといれる場所ではないなと想って、仕事をやめて転職をしてた時。  転職先は無条件に私の居場所になると思っていましたが、そんな考えで転職活動した人間にそんな簡単に居場所になれるわけではなく、むしろ転職先のほうが居心地が悪かったという経験をしたことがあります。  そのことを思い出すと、場所は簡単に見つけられるけども居場所となるとなかなか難しい。  無条件に受け入れてくれる家族のいる家があればまた別かもしれませんが、ここが自分の居場所だと思える場所というのは簡単に見つけられることもあればなかなか見つけられないこともあるし、自分が居場所だと思っていてもその居場所を追い出されることもある。  更に今は居場所として機能していても時の経過とともにじぶんの居場所ではなくなる可能性もある。  要するに私たちは贅沢なヤドカリみたいな生活をしてるんだなと改めて思う作品でした。  『私の居場所はここじゃない』  というのは、ある意味じぶんの居場所になるかもしれないところを頑なに拒んでいるのかもしれないし、居場所にすることを拒まれているのかもしれない。  そして、登場人物達がどうかそれぞれの居場所をみつけられるようにと願いながら本を閉じた作品です。

    4
    投稿日: 2025.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5人のそれぞれ悩みを抱えるエピソードを読んでて、わかると思う部分があった。 アイドル失格に続き言葉がわかりやすくて読みやすい。

    1
    投稿日: 2024.12.16