
総合評価
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powered by ブクログ人々は解釈で生きていると知れる小説。 6つの短編小説で、謎の多いゾッとする小説でした。 各話解釈次第でいい話でもあり、怪談みたいな話にも化けます。 個人的には「おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件」が好きです。 でも、やはり解釈次第では怪談話です。 今までにないミステリー小説だったので、面白さもあり苦痛な部分もありました。 ただ、怪談系の話は苦手です。
35投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ連作短編集。 はじめの2話くらいは安楽椅子探偵にしても面白くないな・・と思っていたけど、さくさく軽く読めるので読み進めていくうちにちょっと面白くなり。 最後の話は良かった! うんうん。真実ってそういうものだよね。
0投稿日: 2024.12.31
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シェフの真実は存在しない。そこにあるのは解釈だけ。この言葉が強く印象的だった。今の世の中は自分に都合の良い事実を欲しがっている人が多くその欲求を満たす為にシェフは店を出している。かなり面白かった
54投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ最初の1ページほどで核心の部分が語られて、謎が解けても一度読むと、あーなるほどねと。短編6作品で一つ一つの謎解きは面白い。尻上がりに面白くなる。タイトルの意味も納得する怖さを含みつつ…
49投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログビーバーイーツ配達員達が遭遇した怪しげな料理店。 暗号により寄せられた依頼をオーナーシェフが解く短編集6篇。 この方の本は「#真相をお話しします」に続いて2冊目。 どこかブラックなテイストが今作にも入ってますね。 冒頭のレストランの描写が毎回コピペしたように同じなのが飽きる。もうちょっと何とかならないかなーと思った。 真実ではなく解釈。どこかハッキリしないままなのもブラックテイストの内なのかも。
1投稿日: 2024.12.19
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とにかく目を惹きつけるのはハチナナ先生によるカバーイラスト。集英社文芸書のX公式アカウントでも触れられていたけど、読み終わったらじっくりと絵を眺めてみて下さい。細かい描き込みのところどころに物語作中にちなんだ小ネタが満載で探すのがめちゃくちゃ楽しい。ガードレールで見切れている「ソイカ・・・イ」と書かれた名びら立てやマイク、その左横の「探しています」の貼り紙とか、見つけた時に変な声が出ました。カバー折り目を広げたりするのが気になる方は上記の集英社文芸書の過去投稿にカバーイラストの一枚絵データがあるので、拡大してじっくりとご覧ください。 見返し紙の蛍光ライトグリーンも鮮やかで、ポップでサイケデリックで妖しい不夜城の雰囲気が実によく表れていると思います。あいや、私は六本木の街を昼間ですらまともに歩いた事はありませんが…。 内容は安楽椅子探偵役による多重解決(風)ミステリ、全6話。(風)としたのは、本作の探偵役はあくまで「シェフ」であり、「なんらかの欲に飢えた人々の、その空きっ腹を満たしてやる。目撃証言や現場の状況など、客観的事実という名の“素材の味”を活かしつつ、客の“好み”に合わせて調理・味付けをする。」(p53)とあるように、客である依頼者が謎を持ち込み、それに対して客が満足する「解釈」を与えるのが仕事であり、それが真実であるかどうかは別の話だからである。という訳で、事件をスッキリと「解決」するタイプのミステリとはまた違った読み味。 特徴的なのは、シェフは依頼者や現場には一切接触せずに「ビーバーイーツ」の配達員達が集めてきた情報をもとに推理を提供するスタイルである事と、シェフは氏素性が全く書かれず何らかの闇がありそうで、「店の事を口外しない」ルールを破る者は命がないぞと脅す描写は毎話の定番。 毎話そこそこの行数を使ってレストランに関する同じ説明が繰り返されるのは連載という形式上やむを得ないのかもしれないし、決め台詞をきちんと言うのもそれはそれでキャラクター付けに必要な要素だと思うけど、本作において感じる物足りなさはまさに探偵要素の部分だと思う。 確かに伏線は綺麗に張られていて一応の鮮やかな解決は見られるのだけど、そこに至るまでの調査や思考のパートがあまりに淡白。一方で配達員側のパーソナルな事情、ともすれば依頼や推理そのものとは関係が無い事柄にそれなりのページ数が使われているのだが、我々読者はあまり配達員側に関心がないというか、一話毎に切り替わる配達員に感情移入しにくいというか、構成がちぐはぐに感じてしまった。だったらシェフやレストランについての深掘りを目指した方が座りが良い気がするし、一話毎に使い捨てで消されていく配達員、みたいな方が非情さや不気味さを感じられて折角のダークで紗が掛かったような設定を活かすには良かったのでは。「喋ったら◯すよ」と脅されて皆が皆「はいわかりました」と良い子ちゃんで居るのはなんか違和感。 個人的には最後の話《知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件》で一気にB級臭が強まってしまった印象。ここに来て人肉料理人の匂わせかい…だったらせめて、調理場にある「縦型の巨大な業務用冷凍・冷蔵庫」(p10ほか)を開ける描写を入れるとか、何度もしつこく書かれている「厨房などによくあるご立派な排煙・排気ダクト」(同)にヒトの肉や毛髪を焼いた時に出るなんらかの物質(そういうのがあるのかは知りませんが)が見つかるとか、もうちょっとこう、やりようはあったと思われてならない。都市伝説・ホラー方面に思い切って振るのも然り。 うーむ。 1刷 2024.12.15
16投稿日: 2024.12.15
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ビーバーイーツ×探偵の連作短編。 設定は面白かったし内容もバラエティに富んで飽きずに読めるが、とにかく同じ言い回しの繰り返しがくどすぎる。 オーナーの見てくれやゴーストレストランの描写、合言葉のくだりなど…二度も読めば十分。 各章配達員が変わるのに、それらの説明が毎度繰り返されるので飽き飽きする。 さらに事件発生から配達員の動き、解決に至るまでの展開もワンパターンで、まるで定型文の◯◯部分を入れ替えただけのよう…。 ストーリー自体は面白いだけに残念だった。 最終章だけは少し違う動きがあったのがまだ救い。 「事実」ではなく「解釈」だというオーナーの言葉にすっきり。 いくらなんでも、謎解きというには想像に頼りすぎでしょう…と思いながら読んでいたので、なるほどねと納得できた。
3投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログ読みやすい文章でサクサク読めておもしろかった。最後の話がゾクッてした。真相なんて誰にもわかりやしない
2投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前読んだ「#真相をお話しします」が ちょっと怖い話もあり面白かったので 手に取った「難問の多い料理店」。 ゴーストレストランでのかなりブラックな 儲け話、配達員が持ち込むちょっとした 謎にオーナーシェフが聞いた情報や とある筋から得た情報で解決ではなく ひつとの解釈を提供するスタイルが パターンなんだけどそれでも、あぁ~ なるほどその謎はそういう解釈なら ほぼすべて辻褄が合うなっ!って感じで ちゃんとした謎解きもありながら 話が進むにつれ解いていく謎や解釈が ちょっとダークな感じになっていくのが 怖いながらも面白かった。 お笑い芸人をしている配達員の話 「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」 に出てくる配達員ではないあの「あばよ」は 某お笑い芸人だよな!あの居酒屋で ヒントになったネタってあれだよな?なんて ストーリーと関係ないところに興味も 持ったところあるけど置き配をした理由とか その出来事に便乗した理由もあぁ~ そう言う手もあるよなぁ~なんて感心しながら 話自体も個人的には面白かった。 最終話はそもそも第一話から一貫して スタンスを変えていないオーナーシェフが すごく不気味だったし、そもそも最初の話から 段々と不穏な空気が醸し出されてそりゃ そういう結末になるだろうと思いました。 その後の配達員たちはどうなったんだろう・・ 現実にそうそうないだろうと思いつつ いやっ都会なら普通にありそうな話が 全編通して面白かったです。
3投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ※ 設定が今に沿っているのでイメージしやすい。 そして、もしこんなお店が本当にあったなら きっと繁盛するんだろうなと思う。 人は知りたいと思う生き物だし、 行き詰まった時に何かに縋りたくになるもの。 その縋る先として、こんなお店があっても いいのかも知れない。 現代版、悩める人心の駆け込み寺。 答えとして欲しいのは、真実ではなく 自分が納得できる解釈(同感)
7投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログ平凡な街の片隅に一風変わったレストランがあると知ったのは いまから半年前、俺がビーバーイーツの配達員を始めて一年が経過した頃のこと。 アプリに指示された住所には何の変哲もない雑居ビル、そして奇妙な立て看板-。 【配達員のみなさま。以下のお店はすべて、こちらの3Fまでお越しください】 そこに並んだ夥しい店名の数々ー『元祖串カツかつかわ』『カレー専門店コリアンダー』 『本格中華 珍満菜家』「餃子の飛車角』などなど。 ここは、いわゆる”ゴーストレストラン"。客席を持たず、デリバリーのみで料理を提供する飲食店なのだ。 このレストランで注文出来るのはちょっと…いや、かなりの変わり種で- 「サバの味噌煮、ガパオライス、しらす丼」で、人探し”、「梅水晶、ワッフル、キーマカレー」で浮気調査”、中でも一番アツいのが「ナッツ盛り合わせ、雑煮、トムヤムクン、きな粉餅」という地獄の組み合わせで、これらの四品が意味するのは”謎解き”要するに、探偵業務の依頼。 それを「調理」する「シェフ」は息を呑むような美青年。 「ちなみに、この話は絶対口外しないように。」 「もし口外したら・・・・・」 - 命はないと思って。 『謎解き』『高額な報酬』『ミステリアスな美青年』 怪しいレストランに魅せられた配達員たちは、今日も不可思議な事件をオーダーする。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ はい 未だ 某ウーバーのイーツさんを利用したことがありません。 なぜならうちが 配達可能範囲からギリ外れているから!! いや、ほんっとにギリなんだけど!!
47投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ今時な設定、それを活かしたアイデアに脱帽。短編ばかりでサクサク読みやすかった。 ただ、試食会(謎解き)でオーナーから語られるのは、依頼された事件の「真実」ではなく客の求める「味」、つまりひとつの「解釈」である。というのが、分かるのだけど、、、どうもスッキリしない。 もちろん、あとはご想像にお任せします〜と余白が残されているのは楽しい。けど私も真実が知りたい! 最後の話は配達員たちと同じ気持ちだったけど、命は惜しいので…空きっ腹を満たすため自分なりに解釈することにします(笑)
3投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログエンタメ性もあるし、読みやすいので映像化に向いていると思いましたが、今現在のバイト事情の問題を考えると、あまり良い感じとは思えない。一見、軽い感じですがダークさも見え隠れする内容でした。
2投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、嘘みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。(e-honより)
1投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログとんでも推理に"オチ”も付いてほのぼのだったのに…。シェフの真実いらないかも。解釈だけで。ニーチェも「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」と言ってることだし。シェフの真実暴くならとんでもない情報収集力と機動力兼ね備えた“とある筋”も。そこにお金払った方が効率よく解決?
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログUber Eatsを軸にして、今どきの問題をテーマとしたミステリー。 最初、映像化に向いているかなと思っていたのですが、だんだん不穏な感じになってきて。。今のご時世、この話題で地上波は難しいかもしれない。 2話目のおしどり夫婦の話が「こんなことあるわけないじゃん」とスッパリ言い切れる人は幸せですね!
51投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。 彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、噓みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。 そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。 どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしいと。 不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。 オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな難問も華麗に解いてしまう。 そして、配達員にこう伝えるのだ。 ――「もし口外したら、命はない」 こちらは田舎なので、ウーバーイーツなどは頼んだことがないし、実際に頼もうと思ったら来てくれるのかも分からない地域。だから、こういうのってよく分からないけど、なんだか新鮮だった。 配達員を使った探偵というか犯罪というか、そういうのってすごく今ぽいし、なるほどなぁと思った。配達員が残したメッセージからSNSを特定して、住所と紐付けするなんて、確かにやろうと思えばできるけど、そんなこと思いつきもしなかったなと思った。 日常に潜む謎。そして、最後の章のオーナーの話し。「真実」ではなく「解釈」を提供して腹を満たす謎のオーナー。すごく怖いけど、確かに少し納得してしまうところがあった。今まで好きで読んでいた推理小説たちは、「真実」を探偵が言っていたのかもしれないけど、それってあの場にいた全員が納得できる「解釈」だったのかもしれない。「真実」だと思っていた出来事をひっくり返すことのできる証拠や証言が出てきたとき、その「真実」はどうなってしまうのだろうと思った。そして、その「解釈」で意外にみんな納得して、満足してしまうんだなぁと。 しかし、ゴーストレストランとかいろいろ勉強になった一冊だった。そういう悪質?なところがあると、ネット記事で読んだことがあったけど、こんなかんじなのかなと。このオーナーのところは、そういったかんじでは作っておらず、客の腹を満たすだけの「解釈」を提供するレストランなんだろうな。 でも、最初と最後の章に出てきたあのクズな男は、本当にどこへ行ってしまったのだろうか。オーナーが語る「真実」が、本当だとしたら怖い。だけど、あれはあれで納得できる話しだったが、「真実」はどこへ… 2024.11.9 読了
3投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログUberなど利用したことがないので、ゴーストレストランはもちろん、注文アカウントと住所を紐づけて犯罪に結びつける手法など、なるほど〜と世の中にだいぶ追いついた感。 最初の1、2話は楽しめたけど、途中からまどろっこしくなってしまった。
18投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ何とか読み終わった。 なぞとき。 ナッツ盛り合わせ、雑煮、トムヤムクン、きな粉餅。 セット価格で10万円。 10万円も払って謎解きしてもらうほど 価値のある謎が身近にないわー。
1投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログさくっと読めたけど謎解きは薄かったかな 最後の展開にはびっくりしたけど真相が結局分からないんじゃな〜 解釈なのも分かるけど
7投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ読みやすい連作短編集。 各話冒頭の状況説明はくどく感じたが、謎解きの助手にあたる人物が変わっていき、それぞれの助手の人間ドラマまで描れているのは斬新でおもしろかった。 米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』を思い出した。
1投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ食べ色んな事件が起こる 短編連作で最後の編では その真実?が分かるという感じ それぞれの編で 毎回お決まりの設定説明が 繰り返すので 話の長さからすると だんだんそのくだりが なんだか面倒な気になって 気分的に入り込めなくなった テレビドラマで 週に一度観るみたいなら 楽しいのかも
1投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ耳に入る情報だけで謎を解いちゃうシェフというキャラはおもしろいと思いました。 内容は浅めですが、さくっと気軽に読める短編集です。
2投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
装丁が素敵 蛍光色使い良いですね。 とびだしくんみたいなイラストもかわいい 「おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件」を読んで行動を改めようと思いました。 何でも受け止めようとしてくれる相手に甘えすぎると心の傷を負わせてしまうのだな… 気を付けよう しかし、オーナーの正体が謎のまますぎて、え…となりました。
2投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログ最初の3話くらいまでは面白かったんだけど…。 だんだん飽きてきてしまったというか、入り込めなくなってしまった。真相をお話ししますがとっても面白かったから、期待値が高すぎたかな? ちょっと残念。
1投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ夜の六本木、怪しげな料理店のオーナーから依頼を受けたビーバーイーツ配達員たちは、難解な事件の解決に奔走し対価を受け取る 実際のウーバーイーツの仕組みを上手く取り入れた新しい謎解きものだ それぞれの配達員が受けた注文(事件)が、ちょうどいい長さの連作短編のようになっていて、とても読みやすいし、とても面白かった 過激な事件は無く謎解きメインなので、地上波ドラマでも実写化できそう イケメンオーナーは、誰がいいかなぁ、とか思いながら読むのも楽しかった
3投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Uber Eatsならぬビーバーイーツの配達員と六本木にある、いわゆるゴーストレストランのオーナシェフの謎に満ちた物語。法外な報酬を受け取る代わりに「もし口外したら、命はない」と言われ……。オーナーの謎に迫ろうとした配達員が事故にあった。オーナーに消されたのかそれとも単なる事故なのか。最後の章ではとんでもない殺人事件を行ったと平気で言うオーナシェフ。それが真実かどうかは問題ではなく、客の要望に応えればそれでいいと豪語する。「注文の多い料理店」をもじった小説、真実に近づくほど怖さが増す。
4投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログ六本木の雑居ビルにあるとあるレストラン。ビーバーイーツに特定の組み合わせで注文を入れることでオーナーに謎を解いてもらうという特別なプランが。。 一つ一つの謎はまあそれなりに楽しんだんですが。物語全体をみるとなんかパッとしない感が。探偵役である謎多きシェフが悪い意味でそのままふんわりと終わってしまう。ミステリアスな感じ、ではなくなんかこう、嫌な感じ。ステレオタイプなミステリアスが余計に底の浅さを際立たせてるというか。 文体も謎もキャラクターも全体的に軽く、薄いと感じた一作でした。
3投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログ6話の連作短篇集。舞台はデリバリーのみで料理を提供するちょっと怪しい料理店。シェフは料理だけではなく謎解きの注文まで受ける。調査するのはウーバーイーツならぬ「ビーバーイーツ」の配達人たち。配達人たちは、それぞれの事情を抱えて、報酬と引き換えに依頼人の元に向かい、どんな謎か内容を聞き、シェフに報告し、言われたことを調査する。調査の結果からシェフは謎をといて依頼人に提供する。事件の当事者や配達人に比べて、料理店やシェフの正体は全くの謎とうのもちょっと不気味!最後の章はかなりの恐怖!
2投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ小説を読む時登場人物のイメージを芸能人に置き換えますが、今回は及川光博さんでした。皆さんは誰のイメージですか?
2投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログミステリーのカテゴリにして良いのか分からないが、ミステリー的な作品。 探偵役がデリバリーのみで営業するゴーストレストランのシェフ、依頼者は『隠しコマンド』メニューで依頼し、〈ビーバーイーツ〉の配達員がシェフに変わって依頼者への聞き込みや調査をする。そして結果が分かった暁には再び『隠しコマンド』メニューで依頼者に知らせ、配達員がUSBメモリで配達する。 事件はいずれも奇妙で不気味で結末が気になるものだったので、シェフの謎解きは面白く読んだ。だが爽快な話ではない。 逆に配達員たちの再生の物語がホッとした。 何よりこの店やシェフの不気味さが際立っていた。 シェフは探偵ではなく『シェフ』であり、彼が与えるのは真実ではなく『解釈』。 依頼者が『縋り付くに足る』『解釈』。 なので、何が真相で真実なのかは分からないままだ。 そこはスッキリしない。 何より店やシェフの秘密をばらした者は『命がない』と言うが、果たしてそこまでしなければならない商売なのか? 沢山の配達員を抱えていて、彼ら全ての言動に目を光らせることは現実的なのか? とちょっと疑問。
46投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
毎回冒頭が同じ流れなのが読んでいてだんだん鬱陶しく感じました。登場人物のキャラが薄くあまり没入することができませんでした。 最終話は途中までハラハラしましたが正直肩透かしを食らったような感じです。 リドルストーリーが苦手なので、このあまりすっきりしない終わり方はわたしには合いませんでした。
2投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログイマイチ! キャラが立っていない。最初のほうにある口上がしつこい。最終話の意味がよくわからん。 短編集であり、サクッと読めるのを期待していたのに、モヤッと感が残り、後味も何もない。こんな作家だったっけ?
3投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログシェフの謎解きをギグワーカー達が配達するっていう設定が大優勝 連作短編なので、ツマミ的な感じで各話サクサク読める ミステリアスなシェフの過去とかもっと掘り下げてほしかったな〜 最後の謎解きも「まあ、そうだよね」って感じでパンチが足りなかった わがままだけど書き下ろしがほしかったな〜!
10投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デリバリー専門のゴーストレストランに次々持ち込まれる難題。というのは、あるものを注文すると、難問を解決してくれる隠れた探偵事務所のようなものだから。設定が面白い。 『事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。』と美形シェフが話したニーチェの言葉だ。ここで提供している謎解きの解決は真実ではなく、依頼者が納得のいく解釈なのだ。最後には、何が本当なのか、分からなくなり、ぞくぞくした。
7投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログアンソロジーでふわ玉豆苗スープ事件を読んで期待したらいまいち!個々の話は悪くないけど、だいたい同じ流れをほぼ同じ描写でなぞっていくのに飽きた。店の説明何回読めばいいんだよ!しつこすぎて伏線かと思ったけどそんなこともなく期待外れだった。 雑誌掲載だから読者への親切心で繰り返したっていうなら最終話は何なの?
3投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ各章違ったビーバーイーツの運び屋さんで、その人軸で話が進むんだけど、キャラが薄いのか、ハラハラしない。キャラ濃いオーナーもちょっと出で、すんなり真相らしきものに辿り着くからか、不気味さはありつつも、という感じで、盛り上がりに欠けたまま読み終わってしまった感じ。
2投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【感想】 ビーバーイーツの店員と、同じ住所で数々の料理店を構えて料理を提供するオーナーシェフが、独自のオーダー方法によって様々な依頼をされるミステリーで、ケース毎に分かれているので読みやすかった。 各章でその依頼を解決(厳密には解決ではなく仮説ではある)していきつつ、そのオーナーの正体を探ろうとする動きが配達員の中で行われてくのも面白く、サクサク読み進められる。 世にも奇妙な物語チックなテイストなどは映像化しやすそうだなと思いつつ、あまり深みや考察を深ぼる感じではないので、スキマ読みにちょうど良く、スッキリ読める感じでした。 【あらすじ】 ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の「僕」は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。 彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、嘘みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。 そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。 どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしい、と。 不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。 オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな謎も華麗に解いてしまう。 そして、配達員にこう伝えるのだ。 ――「口外したら、命はない」と。
3投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログあと一息粘れば自分でも解けそうで解けなかったミステリー。ヒントはさりげなくしっかり出てるのに気づかず、最後にあー!と悔しく思うこと度々。ウーバーイーツを使った設定が面白かった。
13投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ都内有数の繁華街・六本木。なんの変哲もない雑居ビルで営業しているゴーストレストランで受注されるのは、「どこかの誰かさんがお困り」の事件の数々。 オーナーシェフはミステリアスな美青年で、安楽椅子探偵ならぬキッチン探偵として暗躍している。 彼の華麗なる謎解きのために情報を集めるのは、文字通り足となって注文者(依頼人)とシェフ(探偵)のあいだを忙しなく行き来するビーバーイーツの配達員たち。 バディものかと思っていたらそうではなく、仕事を請け負う配達員は短編ごとに異なる。 シェフも客も誰が配達にやってくるか分からないっていうリアリティがある。 そして、あくまでもシェフが提供するのは"客が求める料理の味"。 〈なんらかの欲に飢えた人々の、その空きっ腹を満たしてやる。目撃証言や現場の状況など、客観的事実という名の"素材の味"を活かしつつ、客の"好み"に合わせて調理・味付けをする。それこそが、この"店"の——一風変わった"ゴーストレストラン"の存在意義であり、価値なのだ。〉 人間は得てして自分が納得できる都合のいい解釈が欲しいのだと。 「真実」である必要はなく、客を満足させられる「解釈」を提供するというのがおもしろかった。 最終話では、それまでにでてきたビーバーイーツ配達員たちがそろって協力し合い、このレストランの謎に迫ろうとしている。 そもそも、なぜレストランなのか——というもうひとつの事実が発覚したときは衝撃だった。
4投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ謎解きをするゴーストレストランのシェフ✕ビーバーイーツの配達員という設定が、今の時代っぽいなと思う。 依頼者と配達員が異なる50Pほどの短編が6話。 前半の方が面白かった。 がっつりミステリーという感じではないけど、すきま時間に気楽に楽しめる1冊。
38投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ設定が今どきで、話に入っていきやすかった 最後の話で少しゾッとして想像してしまった お店のある場所ならホントにありそうな 設定だと思いました
23投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ謎解きワクワクする方はよんでみて! 本の帯紙で気になって気になって読んでみた本。 いまどきのビーバーイーツ。笑 ひとつの調理場で複数の飲食店を行うゴーストレストランのお話。 短編集でさくさく読めます。 読めるけれど、設定もおもしろいけれど、 二人の会話から回想します〜あぁでこうで…とちょっとやりとりの不変のない感じが読書初心者の私には苦手だったかなぁ… 読書大好きミステリー大好きな方は合うのでしょうかね??♡
11投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ四話目までは面白く読んだ。 五話目はイマイチ。 最終話は要らなかった。四話目の曖昧な感じのままでいいのに。
2投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ怪しげなシェフがオーナーのゴーストレストランの品を運ぶビーバーイーツ宅配員の連作短編集。 合う合わないで言ったら私には合わなかった。 設定は面白いし、不気味な雰囲気もいい感じなんだけど、回りくどい言い回しや粗削り感が否めない。 前作も話題になり読んだけど、そういえば合わなかったんだよなと、今作を読んでて思い出した。
36投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログビーバーイーツの配達員として働く主人公が、ある日出会った怪しげな店の怪しげなシェフ。高額の追加依頼を受けた主人公は、この店がある種の探偵業も担っていることを知る。但し、このことを口外すると命の保証はしない、という文言付きで。 短編集なのかと思ったら、意外にも連作に近くて最後まで楽しむことができた。 「俺は“探偵”じゃなく、あくまでただの“シェフ”だ」という言葉の通り、真実を追求するのが目的ではなく客の要望に応えるのが目的だとしているため、時には倫理的に問題があるのでは、という結末を迎えることもある。僅かな情報から糸口を見つけ、解法へ向かう流れは安楽椅子探偵ものと言えなくもないが、上記のことがあるためどちらかといえばダークヒーローのように思える。依頼者、対象者共に一癖も二癖もある人物であることが多いので、オーナーのこのキャラ設定でもストーリー全体から言えばちょうどいいように思えた。 印象的だったのは、前にも読んだことのある「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」だった。血生臭さは感じないけれど、追い詰められた人間の暴発のようなものを感じられて、なるほどと思わされた。また、主人公がお笑い芸人ということもあり、ちょくちょくでてくる描写で「あ、これは◯◯がモデルだな」「これは△△の時のことを言ってるのか」というのが推察できて面白かった。(作者は◯◯が好きなんだろうな、と思えたり)
3投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ又聞きを更に又聞きしてる感じなのでミステリーに入り込めず、トリックにはなるほど〜となるけどその程度でハラハラしないし私には合わなかった
6投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ【収録作品】 転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件 おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件 ままならぬ世のオニオントマトスープ事件 異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件 悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件 知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件 ゴーストレストランのオーナーが注文を受けて謎を解く。 最終話以外は、異なる配達員が語り手となる形で話が進む。 不自然な焼死体の謎、轢死体の指が二本欠損していた謎、現行犯逮捕された空き巣犯が残した言葉の謎、同じ配達員が繰り返し配達に来る謎、空室に届き続ける置き配の謎、そして密室から人が消えた謎。 ひたすらうさんくさく、持って回った話が続く。謎が解ける爽快感ではなく、「解釈」を語りつつ、「真実など放っとけ」と言い放つオーナーの薄気味の悪さが残った。
14投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ怪しげなレストランのシェフの依頼で動くビーバーイーツの配達員。彼らが絡む6作の短編集。シェフからの宿題で見事に事件が解決するのだが、最後はめちゃゾッと鳥肌たった。しかも章題がワンタンコチュジャンスープとは。ワンタン当分食べれないだろうな。
10投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ帯の謳い文句で期待したほどのおもしろさはありませんでしたが、そこそこ楽しめました。6つの短編集で、毎話冒頭に設定説明があり、くどかったです。
3投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ前作で注目度アップの次世代ミステリー作家。今風でトリッキーな設定は相変わらずいい。謎解きだけではなく、各話で変わる登場人物にスポットを当てているのもいい。謎解きに驚きと納得感が増せば、完璧な作家になるでしょう。
30投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビーバーイーツの配達員が注文を受ける怪しげなレストラン。料理と裏メニューなる物を一緒に届ける事で1万貰えると言われ、引き受ける。一見ヤバい事をやらされてる様に見えたが、実は探偵助手の様な事をお願いされて… 依頼を外に漏らしたら、消されると念押しされると怪しさ満載の依頼だけど、依頼人の注文は料理ではなく「真実」。しかもシェフは探偵ではなく、あくまでシェフだと言い切る理由がラスト明かされゾッとしました。 シェフの『真実など放っておけ』と言う言葉は言い得て妙でした。
7投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ不景気な現代とネット社会を描く! ギグワーカーたちがレストランに謎解きの配達を #難問の多い料理店 ■きっと読みたくなるレビュー 探偵ものではあるんですが、今までにないチャレンジングな設定です。本来探偵に相談するようなことを闇のゴーストレストランが請け負うのですが、相談内容のやり取りや調査結果の報告はウーバーならぬビーバーイーツの配達員が相談者に届けるといった内容。全部で六編の連作短編集です。 事件自体はもちろんお話ごとに違うのですが、配達員も違うっつーところが上手いですよねー。事件に至るには様々な背景や人間関係があるのですが、そこに配達員の個性や事情が関わってくるんです。しかも配達員の現実や、関連する犯罪なんかもでてきて、ホント読んでて興味深い。 個人的には『#真相をお話しします』よりも、ミステリーの厚みがあって好みです。昔ながらのフォーマットながら様々な新しい工夫、練られた謎解きが楽しめる良作だと思いました。 ●転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件 大学生の住むアパートから出火、住民たちが逃げ出す中、アパートに入っていく女性の姿が… ロジカルで深い謎解き、想像以上の真相で唸りました、人間の裏側ってなかなか見えませんよね。 ●おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件 中年男性が事故で亡くなる、小指と薬指が欠損していた。しかし妻はその事実を知らなかったという… 夫婦の関係性を描いた一作、私もパートナーのことを見るようにしなきゃ。 ●ままならぬ世のオニオントマトスープ事件 【おすすめ!】 とある女性の部屋に空き巣が侵入、現行犯で捕まえたものの、犯人が不思議な行動をしており… シングルマザーとSNS監視社会がテーマ、やっぱり親が頑張ってると良い子が育つんだよね。 ●異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件 連続して同じ配達員が届けて、さらに袋の中にマフラーが入っていたという不思議な出来事の謎を追う これまでとは違うアプローチで進行する転換点となる作品。探偵役のシェフの切れ味ともの恐ろしさ半端ねぇ! ●悪霊退散手羽先サムゲタン風スープ事件 【イチ推し!】 空室のはずのマンションの一室、謎の置き配が届き続けて… おもろい!目から鱗の真相だけど、しっかり考えていればわかったかも、見抜けなくて悔しい~ お笑い芸人のストーリーも愛に溢れていて好き! ●知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件 マンションの一室から人間一人が消失した… 驚きの真相とは。 今まで語ってないシェフの背景が見えてくる作品です。賛否両論ありそうですが、私はよくぞチャレンジしたと思う。勇気を称えたいです、素晴らしい! ■ぜっさん推しポイント 物語として一番好きなのはオニオントマトスープ事件ですね。 便利なネットサービスと一億総SNS時代ならではの犯罪を描いていて、いつか同じようなことが起こらないでほしい。また実際シングルマザーの配達員もいらっしゃるでしょうし、交通事故やセキュリティには気を付けてほしいな。久しぶりにウーバー使ってみたくなりました。
90投稿日: 2024.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普通に面白かったけど期待は超えなかった印象。 こういう表紙のって流行りものっぽいけど思わず買っちゃう。 ある特定の組み合わせのメニューを注文すると謎解きの依頼を意味し、配達員の人たちが集めてくる情報をもとにシェフが「解釈」を提示する。真実よりも、客に寄り添った「解釈」であることが重要。 自ら家事の家に飛び込み焼死した女性。 何故か指が3本しかない男性。 「ハメられた」と口にした空き巣。 10回連続で来る配達員。 誰も住んでいない部屋に届き続ける出前。 私は指3本のが一番好きだったなぁ、怒られたくなくて指を2本も切断したのに気づいてもらえなかった無念さよ。死の間際に奥さんのこと思い出すくらい好きだったのになぁ。
5投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ六本木にある怪しげなレストランで高額報酬と引き換えに料理が作られる。次々と招かれる難問に配達員が情報を集めオーナーシェフが解いていく。ミステリーとしての面白さも当然ありつつゾワっとするような読後感もありとても満足のいく1冊でした。
4投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ連作短編、6篇 こういう切り口もあったのかと面白かった。提供するのは事実ではなく客の満足する解釈。なるほど! 例のアレ、ナッツ盛り合わせ、雑煮、トムヤムクン、きな粉餅で謎解きとは、なるほど!
4投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログウーバーイーツで配達をする配達員がゴーストレストランのシェフの謎解きを手伝いながら、真実に迫る。 人が求めているのは、真実という名のオブラートに包まれた解釈というフレーズが妙に納得。 軽く読める感じかな。
12投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうも乗れなかったな。ウーバーイーツを彷彿とさせる配達員が事件解決のお手伝いをするミステリで、謎のオーナーの推理力は凄いし面白かったはずなんだけど。 どうにも小難しいというか、すっきりしない感じで毎回話が終わる。特に消失していた指の事件なんてモヤモヤ感が残る。指輪をなくしたのがバレないように指ごとちょん切った…なんて雑過ぎやしません? 空室への誤配達の話は真相含め楽しかった。そういう手があったか。簡単に言ってしまえばただの嫌がらせなのだが、なかなか思いつかないと思う。 最後、なぜモヤモヤ感があったのかが分かる(しかし、解消はされない)。そして少しゾッとした。 私はどうしても真実を知りたいし、犯人が動機を自白するところに重きを置いてしまう体質ゆえに、本書が合わなかったのかもしれない。
7投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログ宅配専門のゴーストレストランであるその店には、もうひとつの稼業があった。どうしても気になる謎があった時にそれを解決してくれるという探偵業のようなものなのだけれど、秘密裏に行われるそれには一種の後ろ暗さもまとわりつく。楽しい、だけれどほんのりと恐ろしさも感じる連作ミステリです。 事件は起こるけれど、犯人は誰かというよりもその奇妙な事象にどういった解釈が必要か、というミステリです。実は「解決」ではなく、あくまでも依頼人が納得できる解釈。なので真相が本当にそうなのかはわからないし、よく言えばミステリアス、悪く言えばうさんくさいオーナーにも裏があるんじゃないか……ということが気になって仕方ありませんでした。実はそこが一番の謎なのかもしれません。だけどきっと、触れてはいけない謎なのかも。
6投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ短編が6つ収録。 前回が面白かっただけに期待したけど、そこまで面白くはなかった。 5つ目までは。 5つ目まではそれぞれ語り部が違って毎回毎回個別の事件を解決していくスタイルで事件自体もそこまでのめり込める内容ではなかったのでワクワクしなかった。 6つ目の事件は5つ目までの登場人物、事件が関係してきてそこだけワクワクしながら読めた。 ので、途中までは★4つでしたが、終わり良ければ総て良し。という事で★5つです!
4投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ前作が最高過ぎたので期待値高めで読み始めた。 設定は良いんだけど、もやるとこが多いし 今作はあんまりだったかな おしどり夫婦がよかった
4投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログ設定は面白い。 スマホでサクッと注文すれば、あっという間に家までお届け!便利な世の中です。 そんな配達員と店舗先とメニューの"隠しコマンド"で捻りのある謎解きが楽しめる。各話が短いし、ことの起こりからオーナーの"解釈"までテンポよくサクサク読み切れるのが良い。 ただ、回全部に『隠しコマンドの件』、『店に出会った経緯と"ゴーストレストラン"の件』、『オーナーの容姿に関しての件…特に瞳に関すること・マジックミラーとか』などほとんど同じ言い回しが何度も登場するのがな〜〜正直2回くらいでやめてほしい(~_~;)またかと思う。 雑誌掲載なら、次の号が出るまで空くし違和感少ないのかもしれんけど正直単行本ではくどい。 各話の、依頼人側のストーリーより配達する調査側のストーリーに重きを置いているからどちらが本命か忘れる。。自分の現状と依頼者の調査依頼がダブることにより、捜査員たちが自分のことを重ねて捜査してるのがな… 日本人離れしているオーナーの顔、全然想像つかない。海外のイケメンやハーフなら顔が良い〜ってなるのに… ありがちだけど、最終話に各回の登場人物が顔を揃えて一つの話を迎える展開は結構好き。同じお店で起こる展開だし、実際それぞれ顔見知りでっていうのはあり得そう。 ラストのオーナーの告白(真意は不明)で語られるバラバラ遺体の行先が『ヴィーガンズ・ハム』『琵琶湖バラバラ殺人事件』を思い起こした。調理して食べたら案外人間も美味しくいけるのかもしれない。脂はのってるし、適度に運動してるし。
3投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログ『#真相をお話しします』以来2作目の結城先生作品。 前作よりは面白いと感じました。ただ作品として、ものすごい面白かったとも思いませんでした。 一応話同士の繋がりはあるものの、どんでん返しとかではない。テンポは良かったと思います。 深夜帯で実写ドラマとして放送してそう。
5投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログ小説すばるに一年余りにわたり3ヶ月毎に掲載された5作品を纏めた一冊だった。それぞれに問題解決していく作品はこの本を読む読者にはどれにも同じ言い回しがありイライラの連続だった。月刊誌を読んでいる読者には違和感が無いのかも!
7投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログそれぞれの難問の謎が知りたくて、あっという間に読めてしまいました。 面白かったけど、恐怖と気持ち悪さがあります。 最終章はシェフの正体(?)が少しずつあばかれていき、それが気持ち悪くて悪くて… 衝撃でしたね。
11投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログいわゆる安楽椅子探偵モノだけれど、導き出されるのが絶対的な真相ではなく合理的な“解釈”のひとつというところ、助手役がギグワーカーで各短篇ごとに変わるところが面白い。けどそのせいで同じ描写の文章を読まされるのは少し辟易とする。
4投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログ賛否両論ありますが、私は面白く読了。 シチュエーションが面白いし、登場人物たちが持つ独特の世界観、配達員が変わっても同じような印象から始まる導入部分。 書き方に好き嫌いあるかもしれないが、私はこの短編ドラマを見るように進む展開が面白かった。 ちょいちょい刺さる言葉もあり。
4投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゴーストレストランのシェフがビーバーイーツの配達員を使って『依頼』を解決していく安楽椅子探偵もののミステリー。 配達員を使った安楽椅子探偵という設定と謎の料理の組み合わせでの『依頼』、不気味なシェフという設定は面白かった。 一つ一つの『依頼』自体はあまり驚くようなものではなかったのが残念なのと、短編ごとの繋がりを持ってきた最終章がやや弱く感じてしまった。
2投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ犯罪の謎解きを頼まれる謎のレストランとそこに配達に行く人達を描く連作短編集。 設定はすごく面白い。謎解きは面白いようなそうでもないような感じだと思ってたら、ラストの一作で衝撃。全体としてはビミョウ
3投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログUber-Eatsならぬ、ビーバーイーツの配達員たちは30を超えるレストランの注文を一つの厨房で承るゴーストレストランからの配達を受ける。仕事のメインは料理ではなく、探偵業。変な料理の組み合わせ注文が人探しや浮気調査依頼となる。全部で6つの短編。配達員は5人くらいでどんどん変わっていく。注文を受け始めるときなどの決め台詞あり。 話は面白かったものの、あまりスカッとするような内容ではなかった。頭を使うお話や推理小説が好きな人向け。はっきりいって読み始めは全く展開が読めません。 殺人などもあるので、中学校以上。
7投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログゴーストレストランのマスターに事件依頼をすると、ビーバーイーツの配達員に調査させるのだが。 謎解きがテーマなのは十分理解してはいるが、謎解きの為の辻褄合わせ感が強く残り、今ひとつ自分には合わなかった。 トリックを一生懸命に考えているのは分かるのだが…。
3投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログウーバーイーツならぬビーバーイーツの配達のみを扱ったレストラン。 グレーな営業をしているレストランで腕をふるうイケメンシェフ。 そんなシェフが配達員を使って依頼されたナゾトキまでしてしまう。 難問が多い、いや難問を持ち込まれる料理店。 安楽椅子探偵ばりのシェフは今宵も客の満足いく答えを提示するために謎解きをする。 タイトルをみて、面白そうだと思い購入。 持ち込まれる謎もなかなかヘビー。 そして、各章配達員がかわるわけですが、レシピでもあるんじゃないかと思うほどのテンプレみたいな定型文があったりと進行自体はほぼ同じ流れで進んでいくのですが、それでも読んでいて飽きない不思議な作品です。 なかなかネタバレしないように書くのが難しいのですが、本作品を読んで思うのは、謎解きとセットなのは解答、もしくは正答、更にいえば求めているのは納得のいく答え。 お腹が空いたらご飯を食べる。 じゃあ?謎が提示されたら? 私たちはきっと真実を知りたくて仕方ない。 そして、シェフはそんな腹ペコな客に応えるべく謎を解く。 なるほどなと思える作品だと思いました。 ちなみに、注文の多い料理店らしさもあるなと思える作品でもありました。
9投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ6本からなる短編集。すべてに一様の定型文が含まれていて、なかなか興味深かった。 内容は、2本目のおしどり夫婦が良かった。最後の夫婦で食卓を囲みながらチャーハンを食べるシーンが最高。しっかりと夫の異変に気付いた奥さんナイス。
21投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一話はとても斬新だったし最終話もインパクトが強くてよかった。 全体的に面白かったのだが、二話から五話までは店とシェフの紹介がほぼ同じで、定番の展開で面白いというより繰り返しが多いと感じてしまったのだけは残念だった。
3投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ印象が一貫としてブレず殆どが謎のままのシェフに対して、依頼人、配達人ともに様々な事情が詳しく描写されているところが、絶対に踏み込ませない境界線を感じさせており面白かった。
8投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ今流行りのウーバーイーツを題材にしたミステリー。 設定が斬新で面白いと思った。 配達員も1人ではなくいろいろといて、それぞれが抱えている事情も書かれている。中にはほろりとさせられる話もあったし、口外したら命はないと最初に言われているにも関わらず、真実に迫ろうとして殺されてしまったのかなと思う話しもあった。 最後はシェフの素性が分かるのかなと期待していたのだが、シェフについては分からずじまいでそれが少し残念だったので、続編に期待したい。
13投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ六話収録の連作短編集。 多種多様な料理を扱うレストランのオーナーシェフと、ビーバーイーツの配達員が六つの謎を紐解いて行く。 各話のタイトルからユーモアミステリを想像していたが、読み進めて行くと不穏さが増しブラックな結末に震える。 シェフとは名ばかりのオーナーの掴みどころのなさが恐ろしい。 配達員に情報を運ばせ、安楽椅子探偵のシェフが華麗に真実を見極める手腕は鮮やか。 このゴーストレストランに足を踏み入れたら最後。 万が一にも内容を口外すれば地獄が待っている。 もし身近に姿を消した配達員がいたら、そういう事かも知れない。
13投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログビーバーイーツの配達員が名探偵のレストランのオーナーと事件の真相に迫っていく話。 短編なのでさくさく読めます。 フードデリバリーを使った犯罪でこんなに膨らませることができるのは素晴らしいと思った。 犯罪の種類の多さ! あとは配達員の背景の描写がよかった。
4投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログしいてあげれば異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件と悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件ですかね。 映像化しやすそうな小説です。
3投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログAmazonの紹介より ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、噓みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。 そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしいと。不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな難問も華麗に解いてしまう。 そして、配達員にこう伝えるのだ。 ――「もし口外したら、命はない」 ○○イーツやゴーストレストランといった、今では当たり前の風景に、まさか安楽椅子もののミステリーを取り入れるとは驚きと斬新さがありました。 この物語では、警察では取り扱わない案件や警察よりも早く解決を望む案件を、ゴーストレストランのシェフのもと、配達員が捜査員となって、解決していきます。 それもシェフは、配達員から得た情報などを元にかいけつしていくので、位置づけとしては安楽椅子のような存在となっています。 ただし、シェフの「裏」を探ると、後にとんでもないことに巻き込まれます。 この小説だけでは、全てを知ることはできず、抽象的に明らかになっていきます。 連作短編集で、章が変わるごとに主人公(配達員)が変わり、さらにシェフのダークな一面が垣間見えていきます。 知りたいような、知りたくないような・・恐怖と怪しさは抜群でした。 ミステリーとしては、実際に現場に赴くわけではなく、配達員の情報を元に事件解決へと導いていくだけなので、どこか現実っぽくないなという印象でした。 始めの方では、頭の中で想像していくと、どことなく無理やりですが、あり得るかなと思ったのですが、後半になるにつれて、「それって本当なの⁉」という疑問もわいてきました。 たしかにシェフの正体を知ると(明確に描かれてはいません)、ゾワリと恐怖が走ったものの、どことなく現実味がなく、実際には起こってなさそうな雰囲気もあるように感じました。 なので、宙に浮いたような感覚があって、もっとシェフの実態を深掘りしてほしかったなと思いました。 途中の章では、衝撃のラストもあって楽しめたものもありましたが、もし続編があるとしたら、シェフの実態をもう少し明確に浮き彫りにしてほしいなと思いました。
12投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ6つの短編連作。ワンパターンで進むのかと思いきや、中盤で不穏な方向に展開する。 この作者は初読みだが、描写が堅く読みにくい。最終章はまあまあ面白かったが、一冊を通して情景が浮かびにくく、同じ箇所を何度もループしたので、作品世界に没入できなかったのが残念。
3投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログいつもいく本屋で作者のサイン入り本が数量限定で並んでいたので購入しました。題名からまっさきに小学校の時に読んだ宮沢賢治の "あの" 作品を思い浮かべました。読み進めるうちにゴーストレストランのオーナーが "西洋料理店山猫軒のばけもの" 、ビーバーイーツの配達員が "東京からの紳士" とダブりました。はたして続編は出るのでしょうか。でるとしたら "二匹の犬" は? 謎が残る作品。続きを是非読みたいです。
3投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ⚫️ーバーイーツの配達員を上手く利用して、安楽椅子探偵をきどるシェフ。 謎の提示から解決までテンポいい。ただシェフが言うように「真実よりお客様の納得いく解釈」優先なので、シェフの答えに納得するかもあなた次第。 ただこの店のことを話すと命はないってことだけど、こんだけ謎の多いお店なら結構な配達員が話しちゃうでしょ⁈それをどんどん暗殺してったら、流石にまずくない⁈など気になりつつのラストだった。
19投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログゴーストレストランのシェフとビーバーイーツという架空の宅配サービスの配達員のやり取りからなる6編の短編集で、シェフの「客は解釈を求めている」というスタンスで進んでいく物語と配達員の人間模様が面白く、最終話で提示される「解釈」に心底驚いた。
4投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログデリバリーのみで料理を提供するかなり怪しげないわゆる〝ゴーストレストラン〟のオーナーの裏の仕事は探偵業?配達員として訪れる者たちに報酬と引き換えにあらゆる調査を提案する。依頼人の本当に欲しい答えを用意するために…。6話収録。それぞれのエピソードに登場する主人公となる配達員の境遇を織り込ませ、短編でありながら読み応えを感じさせられて面白かった。裏稼業であるし真相は定かにならないがオーナーの推理、納得できる。でも配達員の彼らはちょーっと口が軽いかな?
3投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログ毎話同じ説明が出てくるのは嫌いだから一気に読めなかったけど、先が気になって面白かったです。 存在するのは解釈だけである。 シェフと客のお話と解釈しました。
2投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ短編集6話構成。 結構おもしろかった! #真相〜は拡散希望がすごい良くて他は予想つくようなものばかりだったけど、こっちはそれよりちょい難易度あって全然解答が思いつかず楽しめた。 探偵役のキャラは名前不明であまり愛着わかない。ミステリアスなのがいいのかな?事件の情報収集役の毎回違うウーバーイーツ配達員がメインで毎話変わっていく感じ。 ちょっとゾッとするような話もあるので夏にピッタリかも。
3投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ読みやすくて、設定も面白くて、シンプルに楽しめました。 描写が少しグロいところがあって、そこだけがいらないと思ってしまったのですが、逆に言えば不気味さも演出されていたのかと納得もします。
8投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ前作『#真相をお話しします』が話題となり本屋大賞にもノミネートされた著者の新刊。架空のフードデリバリーサービス経由で謎のレストランに様々な事件解決の依頼が持ち込まれるという何とも近代的な設定の短編ミステリー集。この料理店の設定にはフィクションとしての盛大な嘘が大盛りな一方で、推理はロジカルだし伏線の張り方もフェアという一種のアンバランスさが面白い。個人的には五反田を舞台にあばよ在りし日の光というお笑いコンビが登場する『悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ』が一番好き。ある箇所で引用されるニーチェの言葉が本作を実に的確に自己批評していて思わず唸ってしまった。
2投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログビーバーイーツ配達員が、注文を受けたレストランは全てが怪しげだった。 オーナーシェフは、たった一人でいくつもの種類の店の料理を作っているのだが、それだけではなかった。 闇の探偵業といったところだろうか… シェフのキャラも独特で連作短編となっていて、幾つもの不可解な謎を解く。 ひとつひとつの言葉のワードがインパクトある。 言葉の魔術師か⁇と言いたくなるほどのメニュー名。 軽妙に進んでいく感じは、まるでドラマを観ているようだ。
64投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログビーバーイーツ配達員の配達員が持ち込む謎をゴーストレストランのシェフが解き明かす連作短編。少しビターな香りを残す。最初の方は面白く読んだけど途中から少し読みづらさを感じてしまった。でも面白かった。
2投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログ「#真相をお話しします」の次に読んだ結城さんの小説でした。結城さんの小説のどんでん返しシーンは個人的に「さすがにそれは無いんじゃない?」と思いたくなるような強引な伏線回収の仕方がなかったので、読後にスッキリしました(まだ2作目ですが)。3作目も何か読んでみようかなと思いました。
2投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログ私たちが満たしたいのは真実を知ることではなく納得する解釈を得ること。 単話ドラマのようで、読みやすくておもしろかった! けどそんなどんでん返しぽい謎解きでなくて、犯人は結局被害者(?)本人みたいなパターンが多くて「なんだそんな答えなんだ…」と、ちょっと拍子抜けする感じだったかも。 悪霊退散、の話が1番おもしろかったかな? 結局この謎のシェフのことは本当になにも、店の名前すらたくさんあって、6話あるのになにもわからない謎のひとのままだった。 あと「どう見ても◯◯です。本当にありがとございました」って久しぶりに見て懐かしかった笑
12投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ感想 なぜ人は法を犯すのか。自分の目的にとって邪魔だったから。他人からは理解されない。隠しておきたい秘密。だけど。続けるうちに疲れてしまう。
1投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ本屋大賞にもノミネートされた結城さんの新作ということで、本作を手に取りました。安楽椅子探偵をメインとした連作短編集であったため、探偵気分を味わいながら楽しく読むことができたかなと思います。 本作はフードデリバリーサービスを営むレストランが舞台。そのレストランには隠しコマンドがあり、決まった注文の組み合わせで、探偵業をやってくれるという。しかし、配達員がその事実を漏らすことは禁止されていて、漏らすと大変な目にあうという… 本作に出てくる謎解きが絶妙に解けそうな謎解きばかりだったこともあって、よりいっそう好奇心をくすぐられたように感じました。本作は雑誌に連載されてたこともあって少し重複するところが見受けられますが、それも気にならない面白さだったと思います。
68投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妻に怒られたくないから指を切る。 元カノを殺すために家を焼く。 旧友を懲らしめるために、SNSで嘘をつく 押し屋に殺されるライター。 オートロックつけたいために、Uberで注文する女。 そんな奴いるのか?といった理由が多い犯行なのが気になった。 ただ、最終章の話は少し怖い感じと人は納得できる理由さえ提示されれば詳細はどうでもいいんだろうなと対人関係でも重要な内容が書いてあるなとも思った。会ったことある人全員に全力で対応は出来ないよね。
3投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログビーバーイーツの配達員達が情報収集しつつ、 謎のシェフが事件の真相に迫るという設定が面白い。 各話単品での面白さもあり、ドラマ風味強め。 ただし個人的にはパンチに欠けて、前作の方が好みでした。
15投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常と非日常の間みたいな謎にゾクゾクしながら、すぐに読み終わってしまった。 1つ1つのお話の主人公は異なるが、その全てが1つのレストランを軸に繋がっており、最後に全員が登場する流れはワクワクした。 また、それぞれの主人公がなぜ配達員をしているのかという背景や、事件を通しての成長が見られたのも魅力的。 人間というのはとかく知りたがる生き物。真実や真相を求めすぎてしまう現代社会の私たちは、解釈さえあれば、自分が納得できさえすればそれで良いと思ってしまう生き物なのかもしれない。 ところで、結局オーナーは何者だったんだ笑
1投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログウーバーイーツならぬビーバーイーツの配達員が、怪しさ全開のシェフとともに謎を解いていく連作短編集。シェフはじめ、登場人物のキャラ立ちはハッキリとしていて読みやすいエンタメとしてしあがっている一方、各短編の謎は重厚で本格的なのが良い。犯行の動機は微妙に納得できない部分もあるが、オーナーという人間の性格的に、それにすら納得させられてしまうような構造になっているのが上手い。『#真相をお話しします』よりも、ミステリとしての質自体が向上していて特に後半3編は唸った。
3投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『#真相をお話ししますから』二年も経っているってことにまずは驚き。 今回の舞台は深夜だけ営業する客席を持たないゴーストレストラン。ビーバー・イーツの配達員が運び込む謎を解くのは、マジックミラーのごとき洞の目を持つ謎めいたシェフ。連作短編と見せかけた安楽椅子探偵モノ。 6つの謎は、少々ビター。配達員たちが届けるヒントをもとに推理を広げる楽しさ、の後の苦み。 全部読み終えてから二読目に入るより、一章ごとに読み返す方が臨場感があってよきかも。 「映像化」を軽々しく求めてはいけないと思いつつも、これは連続ドラマにぴったりだと思わざるをえまい。絵になる。
3投稿日: 2024.06.26
