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支配について Ⅰ 官僚制・家産制・封建制
支配について Ⅰ 官僚制・家産制・封建制
マックス・ウェーバー、野口雅弘/岩波書店
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総合評価

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    テキスト自体は私にとってかなり難解であり、歴史的事象との結びつきについて十分に理解ができなかったが、支配構造の背景にある原因、または結果と見られるものとの相互作用について丁寧に論じていると思う。十分な理解には再読が必要である。

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    投稿日: 2026.06.23
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    大学生の頃、ゼミで下巻の「カリスマ」に該当する部分を読んだ思い出があり懐かしさから購入。大学生の頃に読んだので旧訳版だったと思うのだが、あまりにも難解で正直ほとんど理解できなかったように記憶している。それに比べると大分読みやすいようには感じたが、やはり難しかった。上巻は「支配」「官僚制」「家産制」「封建制」について。「支配」「官僚制」の記述については、現代の政治や行政にも思い当たる節があり、読み継がれるのにはやはり理由があるのだなと感じた。注釈や用語解説は大変ありがたい。

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    投稿日: 2026.02.14
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     学生だった云十年前、政治学や社会学の講義では、ウェーバーの『プロ倫』は必読文献、『支配の社会学』は大体参考文献に挙げられていた。当時『プロ倫』はなるほどと思う程度には読んだものの、『支配の社会学』は、いかにものドイツ的な固い文章が読みにくかったし、叙述されている事項について基礎知識にそもそも乏しかったため、官僚制とカリスマの箇所をつまみ食い的に読みはしたものの、途中で挫折してしまった。  今回、文庫版の新訳が出たということで、再チャレンジ。  はじめに、「支配」の定義その他の概論的事項について叙述。続いて、「官僚制」「家産制」「封建制」の議論に。  「官僚制」は現代にまで続いている仕組みであり、また自分も社会人として長く組織で勤務したこともあって、なるほどと思う箇所が多かった。  「家産制」「封建制」については、ウェーバーが古代のエジプトやローマ、中国、ヨーロッパ、イスラームそして日本まで、多くの歴史的実例に基づいて議論を進めていることに今回気付いた。(その例が今日の学問水準から見て正しいと評価されているかどうかは分からないが、)だからこそ、歴史が単純に一方向に進むものではないことをいろいろな箇所で論じているのだろう。  そしてまた、本書が『経済と社会』という全体の中に置かれていることからも分かるように、家産制や封建制といった仕組みを支えている、あるいはこれらの仕組みが影響している”経済”というものの位置づけの重要性というものもある程度理解できた。  訳者は訳語や訳文について、一般読者に分かりやすいようかなり留意してくれているように思う。この調子で行けば、Ⅱも完読できそうだ。  

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    投稿日: 2024.01.23