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笑う月(新潮文庫)
笑う月(新潮文庫)
安部公房/新潮社
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総合評価

121件)
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6
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    もう何度読み返したか分からない 著者の魅力は、リアリティ溢れる描写だけど 非現実をしっかり「もの」に組み立てていく文章術は、真似したいです できないけど。

    1
    投稿日: 2009.08.18
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    何度読んでも面白い。無人島に一冊だけ小説を持ち込んでいいと言われたら迷わずこの本を持っていきます。それぐらい好き。公房は長編よりも短編のが、自分は好きだ。

    1
    投稿日: 2009.07.21
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    安部公房の夢を短く綴った本。 17編もの話が載ってて、教科書にも載るような作品も多いみたい。 けどちょっと読んでてだるいかも。 P.21 「笑う月」 意識の網にかかってくれないからと言って、夢を簡単に雑魚あつかいしてはいけない。思考の飛躍は、しばしば意識の周辺で行われるものだ。自分の経験から言っても、仕事にはずみが出て精神が活性化している時ほど、よく夢を見る。回数が増えるだけでなく、内容が複雑になり、細部が具体的になる。同時に、夢が豊富になっている時は、それだけ発想も飛翔力を得ているようだ。いくらエンジンを全開にしていても、地図に出ているコースを走っている間は、まだ駄目なのである。いつかコースを外れ、盲目にちかい周辺飛行を経過してからでないと、納得のいく目的地(作品)には辿り着けないのだ。 P.32 「発想の種子」 ○クモが餌をたぐりよせる動作。その手順は、不可解なほどまわりくどい。不合理と受け取るべきか、それとも、「別の合理性」と考えるべきか。 ○都市――墓場のカーニバル。厚化粧した廃墟。 P.136 「鞄」 べつに不安は感じなかった。ちゃんと鞄が私を導いてくれている。私は、ためらうことなく、何処までもただ歩き続けていればよかった。選ぶ道がなければ、迷うこともない。私は嫌になるほど自由だった。

    0
    投稿日: 2009.07.19
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    youtubeで「飛ぶ男」の映像作品を目にし、なかなか面白かったので手にとりました。 安部公房が見た夢を綴っている作品です。 うーん、やっぱり常人じゃない!というのが率直な感想です。 朝起きて、その日見た夢を逃すまいとテープに吹き込んでいたそう。 これ、やってみたいかも・・・(笑) 私が好きなのは「藤野君のこと」「ワラゲン考」「阿波環状線の夢」です。 「藤野君のこと」で登場する<アムダ>の話が面白かったです。 勘違いの種が元になって出来た<ウエー>が気になったので早速「どれい狩り」を読んでいます。感想は後日書きます。 「ワラゲン考」は数少ない安部公房の若かりし頃の話です。 「阿波環状線の夢」は寓話的で、アムダの話に近いかなって思います。 安部公房の思考の秘密が垣間見えました。

    0
    投稿日: 2009.06.28
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    創意の種そのものですね! どうしても思いつかないアイディアに閉口してしまいました。 だから現代に帰属しなければならないと勝手に認定しました。 でもちょっと惜しいのは、私自らの問題かもしれませんね。 なんかしっかり読んでも解しがたいところがありふれて、それは作者のと自身のロジックに合わないのでしょう。 わたしはつくづく考えました。 やはり芸術なのは直感で鑑賞することです。 どんなに巧妙なものや浅ましいものも、張り合いで満ちて唄える方が大勢いますよね(笑)

    0
    投稿日: 2009.05.14
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    「公然の秘密」は高校の国語の教科書に出てきた。 朗読で無関係人A、みたいな感じで3人で読んだら「リアルだ」と言われた。 あんまりうれしくない

    0
    投稿日: 2009.04.22
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     執拗なまでの、ものの見方とか、  それが、想像を喚起するものというよりは、  「適格」に表現されているために、  曖昧に見ていた物事が、形を帯びてすとんと落ちてくる。  彼の作品を読むと、そんな感覚を経験する。

    0
    投稿日: 2009.01.10
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    安部公房の短編集。というか、創作メモ集という名の夢日記。この方の作品はどれも夢の中で起こるシュールレアリスムのような世界ですが、彼自身が作品のテーマを夢から生み出しているのですね!安部公房のファンで、作品の発想の裏側を知りたい方には面白いかも。何冊か彼の作品を読んだ人向け。

    0
    投稿日: 2008.12.11
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    物語の内容よりも「書き手がどのような背景を持つ人物か」という関心が強まるばかり。安部公房はそのうちの一人。作品はそれほど読んだことがないけれど…というよりは難解で途中で挫折してしまうことがしばしば。読書がただ文字を目で追うだけの行為に陥るパターンが多い。ならば、その源泉となる「奇抜な発想」が生まれる過程を覗けたらと思い「笑う月」を手に取った。自分が箇条書きながらも夢日記を付けているという、安部氏との共通点を(無理矢理)見出したことも大いにある。現実的ながらも非現実的であり、別世界へ連れて行かれる。日常の延長線上にあるような自分の夢とは違って、彼の場合は作品同様設定が奇抜極まりない。面白い。小説であり、エッセイであり、夢日記であり。17の不思議な世界。他人の思考回路に興味がある人は一読の価値あり。個人的に「鞄」「ワラゲン考」「空飛ぶ男」が好きだ。

    0
    投稿日: 2008.11.26
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    安部公房氏の夢や小説、作家業についての思いが短編の中で紹介されている。 ただ他の代表作をイメージして読むと肩をすかされた感があると思う。 そのため評価は低めで。僕は好きだけど。

    0
    投稿日: 2008.11.11
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     安部公房版「夢十夜」といった感じだろうか。題材が夢だけに、小説なのかエッセイなのか、曖昧なものが多く、話の中に登場してくる主人公が作者自身なのかそれとも架空の登場人物なのか、判然としないこともある。安部公房という著名な作家が、夢の中で無名性に埋没している。彼も彼の多くの作品の主人公同様、夢の中で名前の要らない人物になる。

    0
    投稿日: 2008.10.05
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    またまたですが、大好き☆安部公房な私です。 どれい狩り(ウェー)の秘話など、興味深い話が満載です。 特に「空飛ぶ人」はオススメ!

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    投稿日: 2008.09.21
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    安部公房好きって言ったら変わってるって言われるかしらん。 短編集なので、この独特の世界の、入門にいいかもしれない。

    0
    投稿日: 2008.09.14
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    この本を読んで、夢日記をつけはじめました。 島田雅彦も夢日記について色々書いているけれど、ローリー寺西も、夢見工房(タカラ)で夢を操って王国を築いているけれど、この安部公房の夢の世界もかなり凄い。

    0
    投稿日: 2007.11.20
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    夢についての考察本。安部工房氏の作品をある程度読んでいないと理解が虫食い葉っぱ状態。 でも夢を主体に語るので面白かったりもします。

    0
    投稿日: 2007.04.28
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    どこにもなくてどうしようかと思っていたら学校の図書室にありましたって本。不思議な感じ。笑う月と表紙がかわいい

    0
    投稿日: 2007.03.20
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    常に読者の度肝を抜くような安部公房の奇抜な発想の生成過程を覗くことができる、ファンにはたまらない一冊。安部公房の短編は極めてユニークであると同時に寓話的であり、人間の芯をうまく捉えることに成功している。

    0
    投稿日: 2007.03.05
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    「夢」をテーマに書き綴られた短編小説集です。中でも「鞄」は私が安部公房を知った大切な作品でもあり、また私が編集長となって活動している「鞄文学」の由来でもあります。安部公房初心者にはまずこれを読んでもらいたいです。

    0
    投稿日: 2006.12.13
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    他の作品を読んでいないと理解の浅くなってしまう話もありますが、教科書にも載っている『鞄』など、短いのに深く考えさせられる作品は魅力的です。

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    投稿日: 2006.10.28
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    衝撃だった。生まれて初めて出会ったような印象を受けた本。とにかく凄い。日本文学がストーリー性として現実がひしひしと伝わる。マニア向けらしい。

    1
    投稿日: 2006.05.18
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    鞄くらいしか読んでないけどすごい奇妙な話。不思議な世界観をお持ちですごいなぁ!独特だ!まるまる一冊読んでみたいです

    0
    投稿日: 2006.04.22