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人間そっくり(新潮文庫)
人間そっくり(新潮文庫)
安部公房/新潮社
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総合評価

119件)
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48
29
5
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    主人公が企画するラジオ番組を聴いて自宅に押しかけて来た男は火星人を自称する。 短めの長編。しかし、内容は濃密で、論理と権力の交錯はいつもながら秀逸。

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    投稿日: 2008.12.16
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    中3だったか高1だったかで読んだ作品。 あんまりというか、むしろ読書苦手だった私でも一気に読んでしまいました。 あの、ドキドキして、怖くて、でもワクワクもしてる感覚! この本に出会えてよかった。 何がほんとで何がうそなのか?? そんなの誰にも分からない。無限のループです。

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    投稿日: 2008.10.26
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    ある日突然やってきた訪問者。 「自分は実は火星人なんだ」という男。 はじめは普通に追い出そうとするも、男の執拗な狂気じみた姿に徐々に犯されていく主人公。 私が地球人であるという、人間であるという根拠はあるのか。 っつー、こりゃまた難しいテーマを取り扱った、でもとても読みやすい本書。 この話をさらっと読めてしまう人は幸せだと思います。 コレを読んで深く考え込んでしまう人、友達ですね☆

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    投稿日: 2008.05.05
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     「自称」火星人がある日、ラジオの脚本家のもとにやって来た。彼は自分のことを火星人であると「こんにちは火星人」の脚本家に告白する。内心では火星人の存在を信じている人間を馬鹿にしていた脚本家は、「自称」火星人の男の言葉に翻弄されていく。  男はただのキチガイなのか、それとも人間そっくりな火星人なのか、はたまた火星人そっくりの人間なのか……。読み手すら惑わす会話の応酬。初めて「安部作品」を読む人はこの作品から読むのがおすすめ。

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    投稿日: 2008.05.03
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    安倍公房の小説なかで比較的読みやすい部類だと思う。・・というか、わかりやすい。なにがわかりやすいって、頭を使わずに主人公を自分に置き換えて考えられ、共感しやすいという点が。 はたして私は地球人なのか火星人なのか。それとも火星人だと思い込んでいる地球人なのか。いや火星人だと思い込んでる地球人と思い込んでいる火星人?いやいや火星人だと思い込んでる地球人と思い込んでいる火星人と思い込んでいる地球人?いやいやいや火星人だと思い込んで・・っていう合わせ鏡のようなこの現象。よくありますよね。砂に埋もれたり、箱を頭から被って生活したり、棒になった経験はなくとも、想像しにくくも、この現象なら経験あるでしょう!!

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    投稿日: 2008.03.18
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    突然の訪問者は、自分が火星人だと言って聞かないキ●ガイだった!!火星人ライターである主人公は、そのキ●ガイ相手に手を焼かされる。相手はナイフを手にしており、ひやひやする場面もしばしば・・・。いったい、彼は何しに我が家へ来たのだろうか・・・。 あれ、これは私の話ですかな( ^ω^)理詰めされたキ●ガイ理論、本当にこんな人がいると思うとぞっとする話です(;´∀`)

    0
    投稿日: 2008.02.02
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    どう見ても人間の男が突然たずねてきて、自分が火星人であることを信じてくれと延々理屈を述べられたら、どうしますか?

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    投稿日: 2007.09.26
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    SFのジャンルになるらしい。 とにかく「ああいえばこういう」会話のやりとりがいい。 これで何度目だろう?というくらい読んでいる。 大好きな作家。

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    投稿日: 2007.05.13
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    「他人の顔」同様に、主人公は悩んでいるのに結局何もしていない、という作品。疑心暗鬼に陥る心理描写が非常に丁寧で、常に緊張感が張り詰めている空気が良い。ややオチに弱さがあるものの、ジェットコースターのようなぐるぐる回る展開は、やはり安部公房作品に共通している魅力である。

    0
    投稿日: 2007.03.05
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    その奇妙な男は、ある晴れた五月の昼下がり、ミシンのセールスマンかなんぞのような、のどかな足取りであらわれた―(本文冒頭より) ある日、主人公のもとへ『自分は火星人である』と称する一人の男が訪れる。 果たして彼は本当の火星人なのか。 この一議題に終始しながらも読者を飽きさせないのがこの本の素晴らしいところ。 疑心暗鬼に満ちながらも男の話術に魅せられるのは主人公も読者も同じである。 心理戦やどんでん返しが好きな方はぜひ読んでみてください。

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    投稿日: 2007.02.10
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    12/20 紹介文が気になって読んだ本。…難しかった。読んだ後、自分が地球人なのか火星人なのか分かんなくなりました。下手なホラーより怖い。

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    投稿日: 2007.01.24
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    日本に「SF小説」の概念を打ち立てた、当時としては奇抜な作品。今となっては、その構成は使い古されたものですが、原点回帰、温故知新、この小説には一読の価値があります。また、安部公房本来の「人間の内面」も捨てていないので、味が違うとはいえ、安部公房ファンにも楽しめる作品です。

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    投稿日: 2006.12.13
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    とにかくイライライライラさせられる。読み終わったあときーってやり場のない怒りを持てあました。それは完全に語り手に感情移入してるから。主人公をひどい目に遭わせるためだけにある物語と言っても良いかも。私の脳内本棚では、狂人日記と隣り合わせになっている一冊。

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    投稿日: 2006.11.03
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    安部公房ちゃんは箱男もおもしろかったですがこっちの方がなんか気楽におもしろかった。現代の広告とかの発想に似ていると思う。最後にオチもあるし引き込む力がすごいです。 ブラックユーモアっつうんか。古いのに新しい。いやあ、おもしろい。

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    投稿日: 2006.03.27
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    息つくことなく一気に読んでしまう。日常が非日常へ、常識が非常識へ。この発想にはほんとうに感服してしまう。

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    投稿日: 2006.01.24
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    読みやすくて面白かったです。安部公房の本は1冊に大抵1個は響くフレーズがあると思います。二人の密室での駆け引きが9割くらいの作品。

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    投稿日: 2005.06.06
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    夜眠れない時に読んだせいで理解が困難になったばかりか、余計眠れなくさせて戴いてしまいました。もしも火星人がいたとして、それが人間そっくりなのだとしたら。あるいは、人間が火星人にそっくりなのでは?いやいや、そもそも人間は火星人なのでは?そうやって突き詰めていくと、最早自分は一体なんなのかあやふやになってしまう。殆どが会話という構成が更なる威力をもって襲い掛かります。十数年後にブームになる「自分探し」系の本の先駆けなんではないでしょうか(といってみる)。

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    投稿日: 2005.06.02
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    彼は火星人だそうです。ところで、吸血鬼の定義ってなんでしょう?血を吸う。場所はヨーロッパ。にんにくと銀の十字架が苦手。夜 活動して、陽の光を浴びると弱る。。。でも、その人自身が血液しか摂取できないと信じて生きているなら吸血鬼なんだと思うんですよ。

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    投稿日: 2005.02.26
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    主人公の元に、自分は火星人だと言う男が訪ねてきて・・・。自分が自分であることの不確かさ、脆さ。私たちが立っている場所はメビウスの輪のようにいつの間にか裏側になっている。いや、表も裏もないのかもしれないと思ったりもする。さくさく読める一冊。180p程です。

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    投稿日: 2004.12.17