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魔術師クノンは見えている 1
魔術師クノンは見えている 1
La-na、南野海風、Laruha/KADOKAWA
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総合評価

5件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

     クノンは生まれつき目が見えなかった。魔術が使えることを意味する「水の紋章」が体に浮き上がったのを契機に、教師はクノンに魔術を教え始める。見えないことで生きる気力も持てないでいたクノンは、初級魔術「水球(ア・オリ)」で自らが作り出した水球を「目玉みたいな大きさ」と教師に評された時にひらめいた。「魔術で目を作ればいい」。それはクノンの「目標」となり、魔術が好きになり自分の人生を好きになる「転機」となる。  クノンは水魔法の初級の魔術「水球」と「洗泡」しか使えない。けれどたったその二つの魔術の数限りないバリエーションを生み出すことで、水魔法の限界をどんどん拡大していく。常にクノンは考えている。「水魔法でできることは○○まで」と人が考えているその「枷」に囚われずに新しい発想をしていくことを。クノン達の下位クラスの生徒たちが身分の高低でいがみあっていることを指してクノンは言う。「僕たちは魔術師だ。考えることは魔術のことだけじゃない?」  現代人は科学の進歩で、昔の人が見たら「まるで魔術」と思える力を手に入れている。クノンがたった二つの初級魔術を自分の想像力で無限に拡大していったことを考えれば、私達はもっとすごい魔術師になれる可能性を秘めていないか。自分が出来ることは、自分自身が「それだけのことだ」と勝手に見切りをつけていただけで、本当は無限のバリエーションを持っているのではないか。ワクワクする。

    0
    投稿日: 2026.02.10
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    盲目の少年クノンは、魔術で視界を手に入れる! もっとシリアスな感じかと思ったけれど、軽い。主人公・クノンが軽い!

    0
    投稿日: 2023.02.12
  • なんだこれ

    とある理由で目が見えず、毎日を死んだように生きる少年が、ある日魔術と出会った事で生きる活力を御井だし変わっていくというお話。 こう書けばわりと真っ当な内容に思えるが、実際は極めて高度なギャグセンスを誇るコメディ漫画。 もうとにかく主人公のキャラクターが凄い。しょうもないジョークやすっとんきょうな台詞を真顔で吐く珍妙な性格であり、細かな台詞でいちいち笑わせてくる。 主人公のメイドもいいキャラをしており、その他の登場人物もみんな個性の塊。その上で画力・演出・表現等も全て良いのだから文句の付けようがない。 シュールなギャグが好きなら是非読んでほしい作品。試し読み部分では普通の魔法関係の内容と思っていたが、まさかここまでギャグセンスが高いとは思わなかった。

    3
    投稿日: 2022.11.22