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総合評価

127件)
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28
57
8
8
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    この作家さんの作品は、初めて読みます。 作者紹介を読むとミステリー、推理小説を書かれる人のようです。 しかしながら、収録されている14の短編は、ホラーと言った感じです。 さらにいえば、誰も救われない結末が待っています。 どことなく、小川洋子さんの「夜明けの縁をさ迷う人々」の短編集と共通のものを感じてしまいました。 ただ、やはりこの平山夢明さんのお話の方が、描写も過激な部分もあり、登場人物のほとんどが、心が病んでるか、壊れているか状態です。そんなクズのような人間が何をしているのか、あるいは何をあされているのかをリアルに描いていると思います。 そして、そんな奇妙で受け入れがたい現実が、もっと大きな現実の一部を形作っているも、忘れないでねといっている。 あなたや、あなたの周りにそんな人が、今もすれ違っていったかもしれませんね。 詳しくは、ブログでhttp://walker411.blog.fc2.com/blog-entry-162.html

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    投稿日: 2012.06.24
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    解説が富樫先生だったので、ハンターハンターが好きな私はついつい中身も見ずに買ってしまいました。 想像以上のインパクトでした…短編集なのですが、一話ずつかなり時間をかけないと読めないくらい痛いです。突然現れる他人の悪意、狂気はこうも救いがないものでしょうか。 気軽に「好きな本です」とは言えないけれど、かなり印象に残る作品になりました。

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    投稿日: 2012.05.03
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    単行本で読んだのですが、解説が富樫先生だということで再読しました。ユニバーサル…に比べると不気味な雰囲気が軽減している印象を受けました。前述がダークサイドを描いた作品とすると、こちらは現実に寄り添った様だと思いました。 もちろんこの本で描かれているような現実は断固拒否しますが。 不条理で吐き気を感じながらも怖いもの見たさでページを捲ってしまうような作品です。 著者の作品は実話系ホラー以外、人にはお勧めしたくない、というか読んでいることすら知られたくない内容ですので一人でこっそり彼の世界を覗き見します。

    2
    投稿日: 2012.03.22
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    吐きたくなるようなグロテスクな展開や描写の数々。 14個の短編に恐怖や嫌悪といった人間の暗くて黒い部分だったり、気分が悪くなる厭な部分が次々に出てきます。 普通の感覚で読んではいけない本です。 暴力的で猟奇的で残酷で不条理で、そこに凄さを感じます。 平山夢明さんは初めて読んだけど、ここまでこんな表現で埋め尽くすことができることに驚きました。 人に勧められたけど、私は人に勧められません。 でも、他の恐ろしい作品を読んでみたいです。

    2
    投稿日: 2012.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりの平山氏は、1話30ページ弱の短編が14話の短編集。 自分の足をのこぎりで切断したり、 引きこもりの息子を殺して解体しようとしたり、 突然家にあがりこんできた大学生に腕をちぎられたり、 誘拐された娘の肉を食べさせられたり、 猫が指を持って帰ってきたりする。 骨が砕け肉と内臓が飛び散る系のお話と、 グロさはないが悪意たっぷりなお話、そんなのばかり。 後半の方が物語として深みと捻りがある作品が並んでいる印象。 ぐろいし気持ち悪いし最悪な人間ばかりだけれども、 グロホラーに終わらない厚みを感じるのがさすが。 ファンタジックな世界観ながらもどのお話もちゃんとオチがついていてモヤらないのもいい。

    2
    投稿日: 2012.02.14
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    非常に暴力的な描写があるので、R-18もしくはR-15推奨。 間違っても小中学生には読ませてはいけません。。。 *** 全編を通しての共通点は、どこか狂ってて、すっごいグロくて、あまりに理不尽。 愛だとか奇跡なんて素敵なものは皆無。 例え何度読み返そうともそれは変わらなくて、主人公達は悲惨な結末を迎え、救われない。 まるで日常の一部のごとく、淡々と物語が進んで行くからこそ、普通に生きてればおよそ体験しないであろうとんでもないグロ描写(血、暴力、腐敗等)に妙に現実味があり、思わず背筋が寒くなります。 この作品集の中でも、引きこもりの息子を殺害しようと企む両親を描いた『倅解体』、一見物静かで紳士的な「誘拐犯」の狂気が見え隠れする『たったひとくちで…』、いじめの正体に恐怖を覚えた『れざれはおそろしい』は特にお気に入りです。 *** ざっくりまとめると、世の中って本当に理不尽、綺麗事じゃ生きていけない、と教えてくれる本じゃないかなと思います。 ゾクゾクする。 だけどそれがたまらなくいい。 心の奥底に眠る破壊願望を呼び覚ましてくれる一冊。

    2
    投稿日: 2012.01.15
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    やっぱり私はオチのある話のほうが好きだなぁ・・・。 私は伝書猫が一番よかったよ。 仔猫と天然ガスが一番意味不明で気分悪かったよ。

    2
    投稿日: 2012.01.15
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    『独白するユニバーサル~』を開いた時は、「Ωの聖餐」はとても面白かったが、その他は余り頁を捲る気になれず、結局挫折してしまった。しかし、今回の『他人事』は一日に2・3篇ずつ読んで最後まで読めた。 面白かったのは「倅解体」「伝書猫」「人間失格」。全く受け付けなかったのは「子猫と天然ガス」。「クレイジー・ハニー」は映像化なぞしたら、アレ、トラウマになると思う。

    2
    投稿日: 2012.01.11
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    これら全て想像力で書いていると思うと恐ろしいな、、でも、現実に起きてしまってもおかしくはない話。 個人的には、ひきこもりの話がゾッとしました。 おまけ:巻末に冨樫先生によるあとがきあり。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    何年か前に「このミス」で1位をとられていて、気になってパラパラと読んだ「独白するユニバーサル横メルカトル」。 それが初めて平山さんの世界観に触れるきっかけになったのだけど、ものすごいインパクトで。 この本も短編集で読みやすいし、興味深いなーと思って購入。 描写が凄まじい。 どの話も、必ず「うひー…」ってなります。 これまで穏やかかつ平和に、何事にも脅かされず生きていた登場人物が、ある日突然地獄に突き落とされる恐怖といったらない。 特に強烈だったのが、「仔猫と天然ガス」。ストーリーは無いも当然で、女の人がただひたすら若者の2人組からリンチを受ける話。 読み進めていくも、自分もその場に居合わせているような感覚に陥り、息が詰まる思いがした… 好きな話は、「恐怖症召喚」「伝書猫」「人間失格」。 「人間失格」は、あれ?え?このままラブロマンスで終わっちゃうの?って拍子抜けしそうだったけど、ラストはうんまぁ、やっぱりそうですよねー(笑)ってきっちりとオチがあって良かった。 それでも不条理だけど。 平山さんの本を読むたび、ホントに怖いのは人間だよねーって、つくづく思い知らされます。 でももう、しばらくは読まなくていいかな。これ以上読むと、胃を悪くしそうなので(笑)

    0
    投稿日: 2011.09.09
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    某富樫氏が帯にコメント書いてたので買ってしまった。 短い話ばかりの短編集。 「うわぁ」 と、感じてしまう本だな。と。 読後感があまり良くない、と言うか、心の中にしこりが残ると言うか…… 一言で言えば不条理。 「人間失格」と言う話はもうタイトル通り過ぎて…… 嫌いじゃないけどね、こういうお話は!

    0
    投稿日: 2011.08.06
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    平山さんのトークライブへ行ったので読んでみました グロ注意の小説 短編がいっぱい入ってます 『仔猫と天然ガス』『伝書猫』『倅解体』が好き 人間がぐっちゃぐちゃに殺されるし 痛いというかサディスティックな表現がどんどんででくる 全編、救われない不条理な恐怖 ちょっと笑える 解説が冨樫だったのが笑った

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    投稿日: 2011.08.02
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    タイトル通りなのだと読み終えて思う。 解説は富樫義博氏 確かにレベルEのどこか「他人事」な視点を垣間見る事ができる。 救いがあるわけでもラストで落とし込むわけでもない。 そんな物語の中で痛切に「人間」として抉られるものがあるのだ。 人によって部位は違うだろうが、それは確かに 読み手自身の一部が浮き彫りにされている感触。 人間が持つ、ある種の「触れることを避けられる」じくじくとした部位を切り開いてみせる描き方を、短編集として突きつけられているような本である。

    0
    投稿日: 2011.05.22
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    冨樫オビにつられて購入。 気持ち悪い、が、途中でやめるのも気持ち悪い。読み終わっても気持ち悪い。うーん。文章の書き方、引き込み方は好きなのだけど…後味が悪い。

    0
    投稿日: 2011.05.13
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    14編を収めた鬼才、平山氏の恐怖の短編集。一口に ホラーで片付けられない黒くて、悪くて、臭くて、 痛くて、痒くて...な恐怖と悪意は満載ながらも やはり平山さんらしく、何故か妙にシニカルで ユーモアを感じる事が出来る不思議な作品集。 まるで冗談のように趣味の悪い、イヤーな夢を 見たかのように、展開される悪夢は自分の視界で しっかり見てきたかのように強烈なのに、 全くナンセンスで不条理で、バカバカしくもある くらい突拍子のない悪夢が故に、意外とトラウマ的な 後味の悪さは残さないのが...らしいです。 14編ともハズれはなく、SFチックだったり、妙に リアルだったり、やけにファンタジーだったりと バラエティに富んでいて飽きさせないです。確かに 読者を選ぶ作家ではあるのかもですが、「独白する〜」 とは違った意味で、これも良い短編集。

    1
    投稿日: 2011.04.15
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    この本は暴力的な描写が多かった。 私としては、精神的な話の方が好きなので、あまり好みではない。 短編集です。

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    投稿日: 2011.02.03
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    異形コレクションで発表された作品中心に編まれた「独白するユニバーサル横メルカトル」と「ミサイルマン」と頁数ではだいたい同じ乍らも、前者が8、後者が7に対し、本作は14と圧倒的に話数が多い。元々リズム感のある平山氏の筆捌きに、この短いビートで畳み掛ける手法(編纂)は存外に合ってると感じた。 また、リアル社会を舞台に、かつツイスト感も抑えめに、ワンシチュエーションでじっくり煮込む作品が多いのも特徴。おかげで全話「どのタイミングで何が起こるのか?」という緊張感が漲っているので、狂気のコントラストも鮮烈。 そして、全十四譚に通底するのは「救いの無さ」。平山ワールドの住人にとって一番幸せなのは、一瞬で殺されることに他ならない。生き続けるのが実に苦痛な世界である。読んでるこっちは笑えてしまうんだが…。

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    投稿日: 2011.01.25
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    ホラーだと知らずに買ってしまった。。 (ジャケで気付けば良かった。。) 短編集で、面白い内容のものもあったけども、気持ち悪いだけで終わる後味の悪いものも。。

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    投稿日: 2011.01.17
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    残酷なテイストを含んだブラックユーモア短編集。 読んでいてとても不快な気分になる。 グロテスクかつ悪趣味。 しかしそれが癖になる人には面白いと思います。 評価がばっちり分かれそうです。 短編の中では、「定年忌」が良かった。これぞブラックユーモア。 タイトルからして秀逸です。

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    投稿日: 2010.12.08
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    一言で言えば悪趣味。素晴らしく好みが分かれる作品だと思います。嫌いな人は大嫌いだと思う。後味悪い感じが好きな方はお好きかと。若干グロテスクな表現が入るので苦手な方はお気をつけ下さい。食欲なくなります。

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    投稿日: 2010.12.06
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    私の好きな先生の短編集。 どれも救い様のない話ばかりでさすが平山先生と言った内容。 日常に有り得る狂気が詰まってます。 この本と同時進行で、堕ちた街の〜(同作家作品)を読んでいたので内容が混同してしまいました。。。 そしてこの本を読んでる間は仕事柄夜の出勤、深夜独りの帰宅、普段鍵をかけないでいる部屋の換気などが怖くなりました、、、 そんな本です。 私的には、独白する〜(同作家作品)が心に響きましたね。 2010.10.23 読み始め 2010.10.29 読み終り

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    投稿日: 2010.11.19
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    不愉快だ。こんなにも人間が非情になったり、狂気に走ったりするのか、と思うと、非情に不愉快な気持ちになる しかし、またなぜかそれが病みつきになってしまう それは自分にその非情や狂気が備わっているのだろうか、と思うとまた笑けてくる 「こいつは完全に狂っている!」とつい言葉に発してしまうような作家、平山夢明氏 前半は少し幽霊めいた話から始まり、そしてそれが人間の狂気に、中盤はあまりにも突拍子すぎてちょっとひいてしまいそうな話が続くも、後半はそれを踏み台にするかのような面白さの短編があれよあれよと続いていく そして読後思うのは、「自分はどうだろうか?」と悩んでしまう そんな奇妙な一冊です

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    投稿日: 2010.11.04
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    「倅解体」の漫画をたしか何処かで読んだ気がするなあ、と思っていたらどうやらあの田亀氏の描かれたものを読んだみたいです。意外なつながり!! 個人的に「定年忌」が面白いなあと感じました。タイトルからしてインパクトのあるお話。

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    投稿日: 2010.10.30
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    <>「あ、後味わるぅー!」てなのが盛り沢山な短編集。いやー色々あった。中でも不条理ものな「仔猫と天然ガス」は強烈だった。後味わる‥。

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    投稿日: 2010.10.15
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    前出の「ユニバーサル~」・「ミサイルマン」と比べるとしっとりした印象。 全体的に救いの無い話が多く、怖い話系の雰囲気があるものもある。 読後感はひたすら重い感じ。 その救いの無さ加減のためか、何故だかビョークが出てた「ダンサーインザダーク」を思い出した。 前出の短編集のほうが、笑える箇所が多いので個人的には好み。

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    投稿日: 2010.10.03
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    解説が富樫なのにびっくりした! 毎度、救いのない完全なるグロ小説をありがとうございます。 この短編集はまだ人にオススメできるかも…

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    投稿日: 2010.09.07
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    書店にて表紙が目に止まり、帯で冨樫先生が解説をしていると記載があったので即購入を決意しました。 結局1番恐ろしいのは人間の心に潜む黒く、ある意味無色の闇だという事。 淀み歪みきってしまった人間はここまで堕落し変わっていくのかと、嫌悪感を抱きつつも何処かで惹かれてしまう自分がいるのもまた事実。

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    投稿日: 2010.09.06