
レッドムーダン 7
園沙那絵/集英社
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総合評価
(1件)5.0
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
李世民の子を懐妊した玲玉。表向きは懐妊を祝われるが、複雑な後宮内の権力争いに、玲玉は巻き込まれていく。武照は子供共々守ろうと奮闘する。玲玉は権力欲もないし、悪意もない娘だから純粋に母親になるのに不安を覚えたり、いい母親になろうと決意したりする。だからこそ、武照や徐恵、慶鈴が嫉妬もせずに守ろうとしたのだろう。だがその願いも届かずに玲玉は毒殺される。真相に辿り着いた武照だが、白石家を殺そうとするのには躊躇いを見せていた。玲玉の祖父を慕う心も毒殺に利用され、わざとらしく泣き続ける白石家に、武照の怒りは頂点に向かう。この巻で、皇后候補の見取り図が出されたが、鄭賢妃は子供を亡くしており、皇后候補にはなれないようだ。白石家も娘を亡くしていた。ただ残忍なだけではなく、子供を亡くして皇帝からの寵愛ももらえない悲哀も描かれた。玲玉の遺体を前にして意識をしっかりと持ち、白石家の殺害を決意した武照は、また一歩、武則天へと近づいて行った。武照はどのように演出するのだろう。
0投稿日: 2024.09.20
